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一刀、小宮山工介との王者対決制す。神村エリカが王者に:9.13 後楽園

RISE 95
2013年9月13日(金) 後楽園ホール
 メインイベントでは小宮山工介と一刀による階級を超えた王者対決が実現。12連勝のスーパーフェザー級王者・小宮山が圧倒的優位かと思われたが、昨年12月にフェザー級王者になったばかりの一刀が3R残り1分にダウンを奪いまさかの逆転勝ちを果たした。RENAが返上したRISE QUEENベルトを巡る戦いは、神村エリカがバッティングによる出血に見舞われるも、終盤は紅絹を圧倒して快勝した。
  レポート:井原芳徳  写真:神谷渚


第11試合 メインイベント 60kg契約 3分3R(延長1R)
×小宮山工介(北斗会館/RISEスーパーフェザー級(60kg)王者/60.0kg)
○一刀(日進会館/RISEフェザー級(57.5kg)王者/59.6kg)
判定0-3 (市瀬28-29/長瀬28-29/梅沢28-30)
※3R左ストレートで小宮山に1ダウン



 1R、両者オーソドックスに構え、小宮山が時折蹴りを当てるものの、左回りで距離を取りを取る一刀をなかなか捕えることができない。だが2Rに入ると、小宮山がサウスポーからの左ミドル、インローを連続でヒットし流れをつかむ。オーソドックスに戻して左の前蹴りを当て、再びサウスポーに戻して左ミドルをヒット。右ハイを空振りさせた後にバックスピンキックも当て、このラウンドのポイントをジャッジ2者から獲得する。
 3Rも小宮山がスイッチを駆使しながら、バックスピンキックや左フックを随所でヒットさせ、主導権をキープするが、2Rほどの勢いが無い。すると集中力の低下する残り1分、一刀の右ジャブからの左ストレートがクリーンヒットし、小宮山がダウン。まさかの逆転に会場が湧く。結局これが決め手となり、一刀は逃げ切り判定勝ち。「小宮山選手の立場を奪いに行きます」と話していた一刀が、金星と言っていい勝利をもぎ取った。




第10試合 セミファイナル ライトヘビー級(90kg) 3分3R(延長1R)
△上原 誠(士魂村上塾/RISEライトヘビー級王者/89.7kg)
△キム・ネイチュル(韓国/Team Possi Gangnam/IKFヘビー級王者/89.9kg)
4R 判定1-0 (長瀬10-9/小川10-10/市瀬10-10)
3R 判定0-0 (長瀬30-30/小川30-30/市瀬30-30)



 上原は3月にライトヘビー級王座奪取後初の試合。6月に弟の徹さんを交通事故で亡くし、ショックから一時は引退を考えたという。その影響で調整不足だったか?動きに精彩を欠き、ネイチェルをなかなか捕えきれず。左フックやインローを時折当てるが、なかなかダメージを蓄積させることができない。3Rはパンチの後にクリンチになる展開が繰り返される。延長ラウンドになりようやく上原が右ローを効かせて手応えをつかんだが、あと一手が足りずジャッジ1者の支持を得ただけでドローに終わった。


第9試合 第2代RISE QUEEN(48kg)決定戦 3分5R(無制限延長R)
○神村エリカ(TARGET/WBCムエタイ女子インターナショナル・ライトフライ級王者、WPMF世界女子ミニフライ級王者/48.1kg→48.05kg→48.00kg)
×紅絹(フォルティス渋谷/J-GIRLSミニフライ級王者/48.0kg)
判定3-0 (長瀬49-48/小川49-48/大澤49-47)
※神村が新王者に



 1R、紅絹はサウスポーに構え、右回りで距離を取り、時折接近して右アッパーや左ストレートをヒット。神村は右のストレートで紅絹の動きを止めた後に右ハイを当てるが、神村は攻め辛そうで、お互い手数が少ない状態が続く。だが2Rに入ると、神村がプレッシャーを強め、紅絹がロープを背負う場面が増える。神村が右ミドルのヒットを増やし、そこからパンチや膝につなげる攻撃も決まり出し優勢に。右ハイ、左フックも当てて紅絹を苦しめる。



 だが3R、偶然のバッティングで神村が左眉をカットし出血。ドクターチェックを受ける。試合は再開したが、神村はやや焦った様子で、前に出て手数を増やすが、逆に紅絹のパンチのヒットも増える。だがラウンドをまたぐと、4Rは神村が右ミドル、右ハイ、左ストレート、右膝等を手数多くヒットし優勢。中盤過ぎ、再び出血が激しくなりドクターチェックを受けると、再開後再び手数を上げる。今度は紅絹の攻撃をあまりもらわず、左フックの連打を決める等、優勢なままラウンドを終える。
 そして5Rは神村のワンサイドゲーム。右ミドル、右ハイ、左ストレート、右膝蹴り等を何発も当てて紅絹をダウン寸前まで追い込む。結局5Rの猛攻が決め手になる形で神村が判定勝ち。悲願のRISE王座獲得を果たした。



◆神村「初めて試合で血だらけになっちゃって焦ったけど、勝てて良かったです。Dyki君がチャンピオンになって引退しちゃったんですけど、私にいい形でつなげてくれたんで、勝てて良かったです。次は羅王丸に是非ヘビー級のベルトを取ってもらいたいです。キックはTARGETが世界一です」




第8試合 RISEヘビー級次期挑戦者決定戦 3分3R(無制限延長R)
―羅王丸(TARGET/2位)
―天田ヒロミ(デジタルスピリッツ/4位)
無効試合
※天田陣営の異議申し立てを受け無効試合に裁定変更。当初の裁定は判定3-0 (梅沢29-28/秋谷29-28/大澤29-28)で羅王丸の勝利。(関連記事)

 羅王丸のセコンドには先月に引退を発表したDyki。入場テーマもDykiの曲だ。1R、天田が左右のボディ打ちから右ローへのコンビネーションを度々決めて優勢。だが羅王丸も2Rは序盤から前に出てパンチをヒット。中盤は天田のパンチとローを浴び続けるが、終盤は左右のローで天田の勢いを封じ、首相撲からの右のボディへの膝蹴りも駆使する。すると3R、この膝に手応えをつかんだ様子で、首相撲からの一発、テンカオ等、形を変えつつも左右の膝を連打し、ボディへの左の膝蹴りでダウンを奪取。結局この一撃が決め手となり、羅王丸が逆転勝ち。過去2度KOで破れている王者・清水賢吾への挑戦権を獲得した。

 羅王丸の勝利後、Dykiがリングに上がり引退を報告。「テラスハウスで格闘技を知らない人にも知ってもらいたかったんですけど、それができなくなったのが凄く残念で心残りですけど、まだ格闘技に関われると思うので、知らない人にも広められるよう色んなことにチャレンジして、伊藤会長やスポンサーさんに恩返しして、活躍できるかわからないけど頑張るんで、応援お願いします」と涙を浮かべながら話した。引退セレモニーは後日行われる。




第7試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
○ダニロ・ザノリニ(ブラジル/TS GYM/ブラジリアン・タイ/HEATキックルール・ミドル級(70kg)王者/66.9kg)
×金井健治(シーザージム新小岩/元SB日本スーパーウェルター級(70kg)王者/67.4kg)
判定3-0 (30-28/30-28/30-27)



 前回大会から本格始動したウェルター級戦線。王座を巡り、前回大会ではM-FIGHTを主戦場とする渡部太基とビッグバンを主戦場とする山際和希が対戦し、渡部が勝利した。今回はHEAT王者とSBの元王者の対戦。1R、パワーで勝るザノリニが、伸びのあるハイキックと上下のパンチの連打で金井を脅かす。これまでよりも階級を下げた試合だが、パワーは健在だ。2Rは金井も右ローを効かせて挽回するも、ザノリニも右ローをお返しすると金井が後退するように。3Rも随所で右ローとパンチの連打を叩きこむなど優位をキープし判定勝ち。王座に一歩近づいた。


第6試合 64kg契約 3分3R(延長1R)
×渡辺理想(極真会館/RISEライト級(63kg)2位/63.9kg)
○菱川晋作(正道会館/ACCELライト級王者/64.0kg)
判定0-3 (28-30/28-30/29-30)

 初参戦の菱川は正道会館の軽量級で優勝経験もある実力者。キック戦績も15戦13勝(4KO)2敗と十分で、1R序盤から左フックで渡辺をスリップさせ先手を取る。その後も渡辺のサウスポーからの左ミドル、ハイをしのぎ続け、2Rからは前に出て顔面とボディにパンチを度々ヒットさせ、右膝も当てて優勢。3Rには渡辺はホールディング多用でイエローをもらう等、反撃の糸口を見いだせず、菱川の完勝に終わった。


第5試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
○郷州 力(PHOENIX/6位/59.8kg)
×TASUKU(リアルディール/8位/59.8kg)
判定2-0 (30-28/29-29/30-28)


第4試合 スーパーライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
○丹羽圭介(HAYATO GYM/ライト級10位/63.0kg)
×道地 誠(総合格闘技ジムCORE王子豊島/63.0kg)
判定3-0 (29-28/29-28/30-28)


第3試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
○村越優汰(湘南格闘クラブ/5位/54.9kg)
×有松 朝(リアルディール/54.9kg)
2R 1'10" KO (ボディへの左膝蹴り)


第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
○指首祐太(STRUGGLE/3位/57.3kg)
×家元智明(シルバーウルフ/4位/57.4kg)
判定2-0 (29-29/30-29/30-29)


第1試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
○開道(HAYATO GYM/59.8kg)
×ACHI(TARGET/59.5kg)
判定3-0 (29-26/29-26/29-25)
※2R右膝蹴り、3R右ストレートでACHIに1ダウン
※3R倒れた相手への攻撃で開道に減点1



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