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山本真弘、ヴィールセンをKO。左右田泰臣、ソンヒョンに判定勝ち:7.20 後楽園

RISE 94
2013年7月20日(土) 後楽園ホール
 山本真弘は2010年12月のIT'S SHOWTIME 世界61kg級タイトルマッチでTKO負けを喫した相手・セルジオ・ヴィールセンと対戦。序盤の猛攻を耐えると得意の左フックでダウンを奪い、最後は2Rに左ハイキック一撃でヴィールセンを大の字で沈めた。RISEスーパーライト級王者の左右田泰臣は韓国の強豪・イ・ソンヒョンとの激しいボディ打ち合戦を制し判定勝ち。Dykiはダニエル・ウィリアムスの蹴り技に苦しみながらも終盤パンチで反撃し逆転勝ちした。
  レポート&写真:井原芳徳


第11試合 メインイベント 65kg契約 3分3R(延長1R)
○左右田泰臣(シルバーウルフ/RISEスーパーライト級(65kg)王者/65.0kg)
×イ・ソンヒョン(韓国/仁川ムビジム/RISEライト級(63kg)王者/64.7kg)
判定2-0 (長瀬29-29/市瀬30-29/梅澤30-28)



 1R、ソンヒョンの左ローが2度ローブローになってしまいイエローカードが出される。左右田にとってはやっかいな幕開けだったが、ダメージは小さく、これをきっかけにソンヒョンは接近戦を好むように。重みのある左ボディフックや、近距離での左のインローを当てるが、左右田もボディ狙いの左フックと右膝蹴りで応戦。左右田は1Rのソンヒョンの攻撃を「思ったよりも耐えられた」といい、2R以降も接近戦に応じる。
 ソンヒョンも執拗に左ボディフックを主体としたパンチを当てるが、左右田は崩れることなく左ボディフックと右膝蹴りをすぐさまお返し。中盤からは右アッパーも駆使し、右だけでなく左の膝も出るようになってくる。手数では若干ソンヒョンを上回る展開に。3Rも接近戦での打ち合いが続く。両者左ボディ、膝蹴りを何発も当てるが全く崩れない。このラウンドも若干手数では左右田が上だが、接戦のまま試合終了。ジャッジのうち一人はドローをつけたが、2者に支持され左右田の勝利に。ソンヒョンのRISEでの連勝を5でストップした。




第10試合 セミファイナル 56kg契約 3分3R(延長1R)
○Dyki(TARGET/RISEバンタム級(55kg)王者/55.8kg)
×ダニエル・ウィリアムス(オーストラリア/カオソック・ムエタイ/WKN豪州スーパーバンタム級王者/56.0kg)
判定3-0 (長瀬30-29/小川30-29/市瀬30-28)

 この日一番の観客を集めたのはフジテレビ「テラスハウス」に出演中のDyki。入場時から曲に合わせて観客の掛け声が場内に響き渡る。だがゴングが鳴ると先手を取ったのは初来日のウィリアムス。左ミドルを主体に、右ロー、左前蹴り等、ムエタイ仕込みの蹴り技を休むことなく放ち続け、Dykiに攻撃のタイミングを与えない。Dykiも右ロー、左フックを時折当てるが、手数で下回る状況が2Rになっても続く。



 だが3Rに入ると、後のないDykiはウィリアムスの蹴りに対してもお構いなしに前に出るようになり、随所で左右のフックを当て続けていると、次第にウィリアムスが苦しい表情に。自然発生的に場内からもDykiコールが起こり始める。それに呼応するようにDykiは力を振り絞り、右ハイキックも織り交ぜつつパンチの手を休めず試合終了。3Rのポイントを取る。1Rはウィリアムスにポイントを取られていても不思議では無い内容だったが、Dykiが無失点で判定勝ちを果たした。



 試合後マイクを持ったDykiは「RISEのチャンピオンはこんなもんじゃないです。情けない試合をしてしまいました」と反省の弁。だがその後の「同期の左右田くんの試合を帰らずに観ていってください」というファンへの呼びかけは、自分だけでなくRISEをもっと知ってもらおうという気持ちの現れで、王者としての自覚が感じられた。


第9試合 62kg契約 3分3R(延長1R)
○山本真弘(藤原ジム/第4代IT'S SHOWTIME 61kg級世界王者/61.9kg)
×セルジオ・ヴィールセン(オランダ/ブラックラベルFFカルビン/初代IT'S SHOWTIME 61kg級世界王者/61.9kg)
2R 1'36" KO (左ハイキック)



 1R開始すぐ、ヴィールセンは重みのある左右のミドルや伸びのあるサイドキックを放ち、観客をどよめかせる。だが真弘は落ち着いて序盤の猛攻を耐えると、左ローを随所で的確に叩きこみ、じわじわと勢いを殺す。そしてラウンド終盤、ヴィールセンの左ミドルのタイミングに合わせて左フックを当てダウンを奪うことに成功する。



 2Rに入るとヴィールセンはローの防御のためかサウスポーにスイッチ。真弘のローをもらってスリップした後、足に力を入れず両腕立ちから立ち上がろうとする場面もあり、効いてきているのがわかる。それでもヴィールセンの右ストレート、右ミドルは威力十分で、真弘は勢いに押されそうな場面もあったが、真弘は左ミドルから軌道が変わるような左ハイキックを首元にクリーンヒット。不意を突かれたヴィールセンは大の字でダウンしたまま立ち上がれず。衝撃的なKOで、場内は大歓声に包まれた。




 見事リベンジに成功し、歴代IT'S SHOWTIME王者3人全員からの勝利を果たした真弘は「11月にフランスでのトーナメントで勝ったら、またRISEに呼んでください」とアピールした。真弘はフランス・マルセイユで11月23日(現地時間)に行われるK-1ルールの4人トーナメントへの参戦が予定されており、真弘以外ではカリム・ベノーイ、ハヴィエル・エルナンデスの両元IT'S SHOWTIME 61kg級世界王者と、前Krush -63kg級王者のトーマス・アダマンドポウロスが出場する。
 

第8試合 58kg契約 3分3R(延長1R)
○一刀(日進会館/RISEフェザー級(57.5kg)王者/57.6kg)
×金城 悠(シルバーウルフ/RISEフェザー級8位/57.7kg)
3R 2'22" KO (3ダウン:左膝蹴り)

 1R、金城は左のガードを下げ、左のジャブやボディをきっかけに右へのコンビネーションにつなぐ攻め。一刀も左ボディから右のフックにつなげ、時折左のインローも散らす。2Rに入ると一刀の左ボディをもらって金城がうなずく場面が目立ちはじめる。3R序盤、金城が序盤から右アッパーを織り混ぜたパンチのコンビネーションを決め始め、右ストレートで一刀をひるませるが、一刀はステップを使ってうまく休むと、左ボディフックを効かせてダウンを奪取。金城のダメージは大きく、その後も一刀が左膝蹴りをボディにに当ててダウンを重ねてKO勝ち。王者となってからの初戦をKO勝ちで突破した。


第7試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
○渡部太基(藤原ジム/元WPMF日本ウェルター級王者/67.5kg)
×山際和希(谷山ジム/元全日本学生キックウェルター級王者/67.2kg)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
※3R左ストレートで山際に2ダウン

 渡部がサウスポーからの左の蹴りとストレート、山際が右ミドルと右ストレート、首相撲からの膝蹴り主体の攻め。渡部はなかなか思うような展開に持ち込めなかったが、3R開始早々ラッシュをかけ、左ストレートで下がらせてからのパンチ連打でダウンを奪う。その後もフラフラの山際に左ストレートを当ててダウンを奪うが、飛び膝の空振りを続ける等、やや焦って攻めてしまいKO勝ちには至らなかった。


第6試合 ヘビー級 3分3R(延長1R)
○羅王丸(TARGET/RISEヘビー級2位)
×楠ジャイロ(ブラジル/志村道場/J-NETWORKヘビー級王者)
判定3-0 (29-28/29-28/30-27)

 羅王丸はローキック、楠はボディと顔面狙いのパンチと、互いの攻撃がくっきり分かれる試合に。1Rはややもらい過ぎた羅王丸だが、2Rになると左の奥足狙いのローが効き出し、3Rも優勢をキープ。苦しみながらもJ-NETの王者から勝利をもぎ取った。


第5試合 スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
○巨輝(TARGET/RISEライト級(63kg)6位、元NKBフェザー級&ライト級王者/64.8kg)
×憂也(魁塾/DEEP☆KICK 65kg級1位、2011年度K-1甲子園準優勝/64.9kg)
判定3-0 (29-28/29-28/30-29)

 1Rから巨輝が左ミドル、左ボディフック等を随所で当て、手数多く攻める展開。2Rも同様で、途中に巨輝が首相撲からの投げを時折絡める。3Rになると巨輝のスタミナが切れだし、憂也も右のストレートや膝主体の攻めで盛り返すが、終盤は巨輝も攻撃を返し挽回。クリーンヒットに乏しい内容ながら、巨輝がスーパーライト級初戦を白星で飾った。


第4試合 64kg契約 3分3R(延長1R)
○藤田雄也(極真会館/RISEライト級(63kg)8位、2012年RISING ROOKIES CUPライト級優勝/63.15kg)
×力也(日進会館/第19回グローブ空手道選手権播州杯軽中量級優勝/63.7kg)
判定3-0 (28-27/28-28/28-27)
※2R右フックで藤田に1ダウン、2R右ハイキックで力也に1ダウン

 力也は6月30日のMAキックでモハン・ドラゴンをパンチで1R KOしたことで一躍注目度を上げた18歳。パンチは威力十分で、2R序盤に右フックでダウンを奪う。だが藤田も左のミドル、ハイ、膝等の蹴り技で反撃。3Rにはパンチのヒットも増やして休まず攻め続け、右ハイでダウンを奪う。1Rの左ミドル、ハイのヒット数も評価され、かろうじて勝利をもぎ取ることに成功した。




第3試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
○TASUKU(リアルディール/RISEスーパーフェザー級9位/59.8kg)
×佐々木郁矢(INSANITY/59.8kg)
2R 1'48" KO (右膝蹴り)


第2試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
○村越優汰(湘南格闘クラブ/RISEバンタム級5位、2012年RISING ROOKIES CUPバンタム級優勝/54.7kg)
×青木朋哉(和術慧舟會駿河道場/55.1kg→55.0kg)
判定3-0 (28-27/28-27/28-27)
※1R右ストレートで青木に1ダウン、2R右フックで村越に1ダウン


第1試合 ライト級(63kg) 3分3R
×清水“TOKAREV”靖弘(TARGET/2012年RISING ROOKIES CUPライト級準優勝/62.5kg)
○丹羽圭介(HAYATO GYM/2010年RISING ROOKIES CUPスーパーライト級優勝/63.0kg)
判定0-3 (28-30/29-30/28-30)


オープニングファイト第2試合 ウェルター級(-67.5kg)3分3R
○CAZ JANJIRA(JANJIRA GYM/J-NETWORKウェルター級6位/67.4kg)
×宝山力(新宿ジム/67.4kg)
2R KO

オープニングファイト第1試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
×加納良矩(WSRフェアテックスジム/59.0kg)
○開道(HAYATO GYM/59.8kg)
1R 0'26" KO


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