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RENA、神村に判定勝ち。シングが優勝:11.23 TDC

RISE 85
2011年11月23日(水/祝) TDCホール
 初代RISE QUEEN決定戦ではシュートボクシングのRENAが、プロ24戦23勝(12KO)1敗の強豪・神村エリカを前蹴りと右ストレートで攻略し判定勝ち。女子の立ち技の今年1番のビッグマッチを制した。ヘビー級8選手のトーナメントでは、シング・心・ジャディブが素質を発揮し、3試合連続KO勝ちで優勝をもぎ取った。
  レポート&写真:井原芳徳


RISE HEAVY WEIGHT TOURNAMENT2011



第2試合 一回戦(1) 3分3R(延長1R)
○上原 誠(士魂村上塾/RISEヘビー級王者)
×ステファン“ブリッツ”レコ(ドイツ/K-1 WGP 2006、2001 IN ラスベガス 優勝)
判定3-0 (秋谷30-27/小川30-27/梅澤30-26)
※3R右ハイキックでレコに1ダウン

 主催のRISEクリエーションとの「大会から1ヶ月以内に試合をしない」という契約に違反し、11月17日(現地時間)のスーパーコンバット・ルーマニア大会に出場していたレコ。その大会のトーナメントでは1回戦を勝ち上がり、準決勝でエロール・ジマーマンに敗れているが、それ以前は5連敗と絶不調で、久々に来日の今回も動きにキレが無い。一方の上原は4連勝とだけあって好調。1Rから左前蹴りでレコを吹き飛ばし、左ボディ、左ジャブといったパンチも駆使する。そして3R開始すぐ、パンチで前に出てきたレコから右ハイでダウンを奪取。その後もパンチやミドルでレコを圧倒し完勝した。



第3試合 一回戦(2) 3分3R(延長1R)
×ファビアーノ・サイクロン(ブラジル/TARGET/WPMF世界スーパーヘビー級王者、元RISEヘビー級王者)
○ヤン・ソウクップ(チェコ/極真会館/極真会館第9回全世界空手道選手権大会準優勝)
判定0-2 (梅澤28-29/秋谷28-28/小川28-29)
※2R左膝蹴りでファビアーノに1ダウン

 顔面ありのキックボクシングスタイルの試合は昨年5月以来4度目のソウクップだが、回って距離を取り、左右のローと左ミドルを的確にヒットさせて1Rから主導権。2R開始まもなく、左ジャブの連打でファビアーノをまっすぐ下がらせると、左ミドルと左テンカオのラッシュでダウンを奪う。その後はファビアーノも左ボディ、左膝蹴りなどでソウクップの体力を奪い反撃したが、あと一歩及ばず。5連続KO勝ち中で優勝候補と目されたが、初戦敗退を喫してしまった。



第4試合 一回戦(3) 3分3R(延長1R)
○シング・心・ジャディブ(インド/フリー/K-1 WORLD GP 2009 ASIA GP優勝)
×天田ヒロミ(デジタルスピリッツ/K-1 JAPAN GP 2004 優勝、HEATキックルールヘビー級王者)
2R 2'59" TKO (ドクターストップ:右膝蹴りによる顎のカット)

 1Rはシングが長いリーチを生かしての左ジャブと右膝を多用すれば、天田も素早いコンビネーションから繰り出される左ボディや左フックで応戦し、ほぼ互角の展開。2Rに入ると天田の手数が増し、シングはややもらいすぎといった気配だったが、突き上げるような右の飛び膝一撃で、天田のアゴをカット。9月のトーナメント査定試合の高萩戦同様、膝の破壊力の高さを見せつけた。




第5試合 一回戦(4) 3分3R(延長1R)
×マイティ・モー(米国/K-1 WORLD GP 2007 in HAWAII 優勝)
○羅王丸(TARGET/RISEヘビー級2位)
3R 2'49" KO (2ダウン:左ストレート)

 レコ同様、K-1ファイターの参戦で大会を華やかにしたモーだが、彼も4連続KO負けと不調。1Rは羅王丸にパンチをかわされ続ける。2Rに入ると羅王丸の動きが落ち、ロープに詰めてのパンチ連打でダウン寸前まで追い詰めるが、3Rに羅王丸の右ストレートをもらってスタンディングダウン。最後も左ストレートをもらって頭がのけぞったところで、市瀬レフェリーがダウンを宣告し、KO負けとなった。




第1試合 リザーブファイト 3分3R(延長1R)
○洪 太星(極真会館/RISEヘビー級7位)
×古田太一(アイアンアックス/J-NETWORKヘビー級1位)
判定2-1 (29-28/27-28/28-26)


第8試合 準決勝(1) 3分3R(延長1R)
○上原 誠(士魂村上塾/RISEヘビー級王者)
×ヤン・ソウクップ(チェコ/極真会館/極真会館第9回全世界空手道選手権大会準優勝)
4R 判定3-0 (梅澤10-9/小川10-9/秋谷10-9)
3R 判定1-0 (梅澤29-28/小川28-28/秋谷29-29)

 上原は左ミドルや左テンカオ、ソウクップは左ジャブ、右ロー主体で攻めるが、両者とも一回戦のダメージの影響か、手数が少なく決め手に欠け、延長に突入。ソウクップのほうが消耗が激しく、上原が右フックやバックスピンキック等を駆使して手数で勝り、決勝に駒を進めた。




第9試合 準決勝(2) 3分3R(延長1R)
○シング・心・ジャディブ(インド/フリー/K-1 WORLD GP 2009 ASIA GP優勝)
×羅王丸(TARGET/RISEヘビー級2位)
1R 1'39" KO (右膝蹴り)

 モー戦でのダメージの大きい羅王丸は、シングの左ジャブの連打をもらうと動きが止まり、ロープに詰められ防戦一方。サンドバッグ状態となり、最後はシングの右の飛び膝をアゴにもらいノックアウト。担架で運ばれた。




第12試合 決勝 3分3R(最大延長2R)
×上原 誠(士魂村上塾/RISEヘビー級王者)
○シング・心・ジャディブ(インド/フリー/K-1 WORLD GP 2009 ASIA GP優勝)
1R 0'38" KO (左ストレート)
※シングが優勝。賞金200万円を獲得

 レコ戦、ソウクップ戦でダメージの蓄積の大きい上原と、羅王丸戦を無傷で勝ち上がったシングの余力の差は明白で、開始すぐ、左ジャブの連打で距離を詰めたシングが膝蹴りでダウンを奪取。最後もパンチで前に出ると上原は自ら倒れこむようにしてダウンし、そのまま試合終了。シングが3試合連続KO勝ちで優勝をもぎ取った。

◆シング「(リング上のマイクアピール)トーナメントなので、誰が勝ってもおかしくなかったです。これからも地道に頑張って行ききますので、応援よろしくお願いします。
(バックステージで)今年に入ってオランダでクラウスやギタやリコとトータルで4ヶ月近く練習しました。今はK-1が無いけど、自分のレベルを上げる丁度いい時期だと思っています。まだアジアはヨーロッパに比べるとレベルが低いので、自分もだけどもっとレベルを上げれば、昔みたいに盛り上がるんじゃないかと思います。自分もK-1に出たけど、ベスト8には入れなかったので、今のベスト8クラスの選手とやってみたいです」




ワンマッチ



第11試合 (株)J.C.O.S presents 初代RISE QUEEN決定戦 48kg契約 3分5R(無制限延長R)
×神村エリカ(TARGET/Girls S-cup2011王者、WBCムエタイ女子インターナショナルライトフライ級王者、WPMF&WMC世界女子ミニフライ級王者)
○RENA(及川道場/Girls S-cup2009・2010王者)
判定0-3 (梅澤45-46/大澤46-47/長瀬46-47)
※RENAが新王者に
※クリンチ多用で神村に3Rと5R、RENAに5R減点各1

 RENAは右回りで距離を取り、左前蹴りでプレッシャーをかけつつ、ワンツーからの右ストレートを的確にヒット。神村が左ミドルを当ててから左フックで突進する得意パターンを出しても、RENAはまっすぐ下がらず回って距離をキープ。シーザージムでの特訓の成果を見せつけ、2Rまで優位に試合を進める。




 互いにじわじわと体力を消耗し、3Rに入るとクリンチが増え、小川レフェリーは神村にイエローカード2枚の累積で減点1、RENAにもイエローカード1枚を提示する。失点した神村は圧力を強め、パンチの連打で反撃。3Rと4Rは挽回する。
 それでもRENAは随所でパンチを返し、神村の体力を奪って勢いを止める。5Rにも両者クリンチ多用で減点1を宣告される。壮絶な削り合いとなったが、減点の差でRENAが逃げ切り判定勝ち。プロ24戦23勝(12KO)1敗という驚異的なレコードを持つ神村から白星を奪うことに成功した。



◆RENA「(リング上のマイクアピール)私は大阪出身なんですが、この試合のために東京のシーザージムに出稽古し、トレーナーのダムさんに朝昼晩と練習に付き合ってもらいました。機会を与えてくれたシーザー会長、ありがとうございます。すごく強い神村選手に勝ててとてもうれしいです。4月にエキシビジョンマッチで神村選手にダウンを奪われ、6月は高橋(藍)さんとのタイトルマッチで負け、辞めようとも思いましたが、これで今年は最後になると思うけど、最後に勝てて良かったです。ベルトよりも、神村選手に勝ちたい思いで頑張りました。私が女子最強です!
(バックステージで)作戦がぴったりハマって、予想以上にうまくいきました。左フック、左ミドルを潰して、距離の遠い間合いから攻める作戦でした。神村選手のパンチは強かったですけど、重い階級でやってた分、まだ大丈夫、って感じでしたね。1Rと2Rにダウンが無ければ勝てると思ってました。私のほうが勝ちたい気持ちが強かったから勝てたと思います。追う者と追われる者の両方の気持ちを私は知ってるんで。ここで神村選手に勝たれたら一人勝ちで面白くない、女子格闘技は終わるという思いでした。再戦ですか?お互い成長してまた何年後かにやれば盛り上がるでしょうね。すぐやったら面白くないと思います。これからももっと強い選手とやりたいです」


第10試合 第3代RISEバンタム級(-55kg)王者決定戦 3分5R(無制限延長R)
×Dyki(TARGET/1位)
○KENJI(DC LAB.GYM/元WPMO世界スーパーフライ級&NJKFフライ級王者)
1R 1'35" KO (左ボディフック)
※KENJIが新王者に

 開始しばらく、Dykiが回って距離を取って左右のロー主体で手数多く攻めていたが、KENJIが距離を縮めると、体重の乗った左ボディフック一発でダウンを奪うことに成功。Dykiは10カウントギリギリで立ち上がるが腰が引けており、再び左ボディを浴びると力なくマットに沈んだ。

◆KENJI「RISEでは女子やヘビー級が盛り上がってますが、軽量級もDyki選手のように強い選手がいるので盛り上げたいです。これからは格闘技界を盛り上げる歯車になって、体が壊れるまで頑張ります」




第7試合 61kg契約 3分3R(延長1R)
○小宮山工介(北斗会館/RISEスーパーフェザー級王者)
×セルジオ・ヴィールセン(スリナム/コンチネンタルFFC/元IT'S SHOWTIME 61kg級世界王者)
1R 2'08" TKO (ドクターストップ:左前蹴りによる左眼の負傷)

 開始すぐ、ヴィールセンがパンチと蹴りのラッシュで工介をひるませるが、RISEルールでは反則となる両手でつかんでからの膝蹴りを出してしまい、小川レフェリーに注意される。これでブレイクがかかったことで工介は救われ、ヴィールセンの攻撃が慎重になると、工介は得意のバックスピンキックや前蹴りを当てて反撃。前蹴り一発でマウスピースを吐き出させる。さらにその後の左前蹴りが左目に入り、ヴィールセンはドクターチェック。金的攻撃の反則の時のように回復時間は設けられず、そのままドクターストップとなった。





第6試合 元キックボクシング・リングサイドクラブ代表小林之近一回忌法要試合 65kg契約 3分3R(延長1R)
○吉本光志(ヌンサヤームジム/RISEスーパーライト級王者)
×イ・ソンヒョン(韓国/仁川ムビジム/RISE KOREAウェルター級王者)
判定3-0 (小川29-27/秋谷28-27/斉藤29-28)

 ソンヒョンは計量200gオーバーで減点1。バッティングと両手でつかんでからの膝蹴りの反則の累積で、3Rにも減点1を喫する。しかしタフさが持ち味の吉本との膝とパンチでの削り合いでは、ほぼ互角の展開。3R終盤は吉本に押されたものの、韓国王者の意地を見せつけた。


オープニングファイト第4試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
×闘士(池袋BLUE DOG GYM)
○ACHI(TARGET)
判定0-3 (25-27/25-27/25-28)

オープニングファイト第3試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
○金城 悠(シルバーウルフ)
×元樹(アルファジム)
判定2-0 (28-28/29-28/30-28)

オープニングファイト第2試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
○郷州征宜(PHOENIX/2011年KAMINARIMON全日本トーナメント65kg優勝・大会MVP)
×宮崎就斗(村澤道場/2011年KAMINARIMON全日本トーナメント60kg優勝、K-1甲子園2011関東ラウンドAブロック優勝)
判定3-0 (30-25/30-25/29-26)

オープニングファイト第1試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
△小宮山夕介(北斗会館/K-1甲子園2011 東日本ラウンドBブロック準優勝)
△野辺広大(ヌンサヤームジム/第21回全日本新空手道選手権大会 K-3GP 中学生60kg級 優勝)
判定0-1 (27-29/28-28/28-28)

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