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神村1R KO 勝ち。森田崇文&上原誠が新王者に:7.23 後楽園

RISE 80
2011年7月23日(土) 後楽園ホール
 神村エリカはシュートボクシング・オランダからの刺客を1R KO。8月19日のSBでの高橋藍との大一番に弾みをつけた。ミドル級(70kg)では10戦無敗の23歳の新鋭・森田崇文が、昨年のK-1 70kg Japanトーナメントのリザーバーの小宮由紀博を4R KOし、初のタイトルを奪取。ヘビー級は上原誠が新王者になった。
  レポート&写真:井原芳徳


第11試合 第2代RISEヘビー級王者決定戦 3分5R(無制限延長R)
○上原 誠(士魂村上塾/1位)
×羅王丸(TARGET/3位)
2R 2'42" KO (3ダウン:右フック連打)
※上原が新王者に



 1Rから上原が、距離を取って左右のローを的確にヒット。隙があればハイも放つ。羅王丸は攻撃を出した後に蹴りを返され続け、次第に慎重になっていく。2R、上原は左のインローを連打し、右のアッパーもヒット。羅王丸は距離を詰めてパンチを連打するが、落ち着いてブロックし、右ローを当て続けた後、右ハイでダウンを奪取。あとはフラフラの羅王丸からパンチの連打でダウンを連取し、見事KO勝ちでタイトル奪取を果たした。




第10試合 第3代RISEミドル級(70kg)王者決定戦 3分5R(無制限延長R)
×小宮由紀博(スクランブル渋谷/2位)
○森田崇文(レーング東中野/5位)
4R 2'18" KO (左膝蹴り)
※森田が新王者に

 1Rから森田は右ロー、右ハイ、右フックを休み無く放ち、小宮を圧倒。体格差もあるため、威力は十分だ。2R、小宮が森田をロープに詰めて上下にパンチを連打するが、森田はしっかりブロックしてしのぐと、打ち終わりに左ストレートを返し、小宮をぐらつかせてから、パンチと膝のラッシュで反撃。前蹴りやローでも小宮を痛めつける。



 3Rに入ると体力が切れたか?森田の勢いが落ち、小宮がパンチとローの手数を増やしたが、終盤には森田もパンチを返して小宮を苦しめる。そして4R、森田がパンチ主体のラッシュで小宮を下がらせ、左の飛び膝をヒット。ダウンした小宮はそのまま立ち上がれず、豪快なノックアウトで森田が見事初のタイトル奪取に成功した。

 ベルトを巻いた森田は「勝てると思ってなかったので、何を言おうか考えてなかった」と第一声を発したが、その後、過去のエピソードを語り始める。

「高校生でレスリングを始めたけど、先輩にイジメられ、3年間辞めずにしのぐことだけを考えて練習していました。その後スポーツをやらないと決めていたけど、キックを始めてアマ大会で優勝してから、レスリングみたいに挫折したくないと思って、死ぬ気で頑張った結果がこのベルトだと思います」

 レスリングで芯が作られた頑丈な体だけでなく、序盤から積極的に連打する強気のファイトも光った。5月のJ-NET新宿大会ではWBCムエタイ日本王者(当時)の宮越宗一郎を下しており、プロデビュー以来の戦績は11戦10勝(5KO)1分に。今後、他団体の70kg前後の選手にとって脅威となりそうだ。


第9試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
○小宮山工介(北斗会館/RISEスーパーフェザー級王者)
×ハムザ・エッサリ(モロッコ/ムシドジム/WPKFオランダ・フェザー級王者)
判定3-0 (30-26/30-26/30-27)



 大振りのエッサリに対し、工介はカウンターのフックや左右のローや左ミドルを的確にヒット。2Rに入り、前足狙いのローを連打すると、エッサリが構えをサウスポーに変え、効いてきた様子を見せる。工介はパンチも当てて鼻血を出させると、顔面狙いの前蹴りやボディ狙いのバックキックもヒット。3Rは大技でのKOを狙いすぎてヒット数が落ちたが、反撃の糸口を与えず、王座奪取後の初戦を白星で飾った。


第8試合 女子49kg契約 3分3R(延長1R)
○神村エリカ(TARGET/WPMF&WMC世界女子ミニフライ級王者)
×ティティアナ・ヴァン・ポラーナ(オランダ/シュートボクシング・オランダ/チーム・サワー/WFCA世界ムエタイ2階級王者、WFCAムエタイ・オランダ王者)
1R 2'01" KO (3ダウン:パンチ連打)

 初来日のボラーナは前日計量をクリアできず、当日11時に再計量を行った結果50.8kgと契約体重を1.8kg体重もオーバー。ファイトマネー全額没収、減点2で試合スタートになった。なお、主催者はグローブハンデ神村6オンス、ティティアナ10オンスを神村陣営に打診したが、神村から「減点が最初から2あるようならグローブハンデは無しでやりたい」と強い希望があり、お互い6オンス同士での試合となったという。

 不本意な状況で試合を迎える神村の表情は、いつも以上に殺気に満ちている。開始すぐから神村はプレッシャーをかけ、左ハイを連打。これはティティアナがブロックしたが、脅威を与えるには十分だ。続けて神村が左フックを当てると、ティティアナの腰が落ちる。チャンスと見た神村は再び左フックを当ててダウンを奪う。こうなると神村の独擅場で、左の膝もボディに効かせつつ、左フックの連打で2度のダウンを重ね、見事KO。勝利直後、ティティアナをにらみ下ろす神村の強気の表情が印象的だった。



 試合後の神村は「1Rで勝っちゃいました。8月にシュートボクシングで高橋(藍)選手と試合しますが、はっきり言って『シュートボクシング、こんなもんかな?』と思いました。RISE代表として、きっちりKOで勝ちます」とふてぶてしくアピール。続けてリングサイドで観戦していた高橋をリングに呼び寄せると、高橋はリングイン。可憐なワンピース姿ながら、足の絆創膏が激しい練習状況を物語る。高橋は「RISEファンの皆さんこんばんわ。いやー、神村選手、かっこいいですよねー」と神村を讃え、「8月19日に拳を交えられると思うとワクワクしてきました。シュートボクシングにもプライドがあるんで勝たせてもらいます。ガチガチの打ち合いをするんで皆さん見に来てください」とRISEファンに呼びかけた。





第7試合 ヘビー級 3分3R(延長1R)
○ファビアーノ・サイクロン(TARGET/WPMF世界スーパーヘビー級王者)
×ジョウィ・カプタイ(オランダ/シュートボクシング・オランダ/チーム・サワー)
1R 1'17" KO (右フック)

 ムエタイ式の構えのカプタイに対し、ファビアーノはじわじわと圧力をかけてロープに詰めると、左のフェイントから右のストレートをヒット。一瞬ひるんだカプタイをコーナーに詰めると、パンチの連打の中で右フックをクリーンヒット。ダウンしたカプタイは10秒以内に立ち上がれずKO。2年ぶりのRISEを白星で飾ったファビアーノが、11月23日のTDCホール大会で行われるヘビー級1DAYトーナメントに向けて、存在感を示した。



第6試合 ヘビー級 3分3R(延長1R)
○天田ヒロミ(デジタルスピリッツ/HEATキックルール・ヘビー級王者、WPMF日本ヘビー級1位)
×高萩ツトム(チームドラゴン/RISE 5位)
判定2-0 (29-28/28-28/30-28)

第5試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
○仲江川裕人(如心館/RISE 5位)
×前口泰祐(PHOENIX/RISE 9位)
3R 1'14" TKO (タオル投入)

第4試合 スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
×喜入 衆(フォルティス渋谷/RISE 3位・J-NETWORKウェルター級1位)
○小鉄(スクランブル渋谷/RISE 4位)
4R 判定0-3 (9-10/9-10/9-10)
3R 判定0-0 (28-28/28-28/28-28)

第3試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
○蓮見龍馬(y-park/RISE 4位)
×石橋真幸(名古屋JKF/KCJフェザー級1位)
4R 判定3-0 (10-9/10-9/10-9)
3R 判定1-1 (29-28/27-29/28-28)

第2試合 ミドル級(70kg) 3分3R
○KEN(OGUNI GYM/RISE 9位)
×田村陽典(DC LAB.GYM)
1R 1'11" TKO (ドクターストップ)

第1試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
○戸邊隆馬(シルバーウルフ/RISEフェザー級5位)
×萬田千晴(九州比山ジム)
判定3-0 (29-27/29-27/29-28)

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