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進化した日菜太、三日月蹴りでキシェンコをKO

RISE 68
2010年7月31日(土) 後楽園ホール
 3月のK-1MAX日本トーナメントでは準決勝敗退。推薦枠にも選ばれず「MAXの日は悔しくて練習していた」という日菜太が、「1年間練習した」という三日月蹴りで強豪キシェンコを撃沈する快挙を成し遂げた。
  レポート&写真:井原芳徳


第13試合 メインイベント 71kg契約 3分3R(延長1R)
×アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテン・オデッサ/K-1 WORLD MAX 2008 準優勝)
○日菜太(湘南格闘クラブ/Toshin Family/RISEミドル級(70kg)1位・元王者)
3R 1'23" KO (三日月蹴り)

 1R開始1分足らず、日菜太が得意のバックハンドブローを出した直後、後ろ回し蹴りにつなげる奇襲戦法。レバーにもらったキシェンコは少し効いた様子。日菜太のサウスポーからの攻撃に関しても、キシェンコは「あまりやったことが無いので戸惑った」といい、持ち味が出せない。「ミドルだけじゃなく、色々蹴りたい。足でもあったり頭でもあったり」と戦前話していた日菜太は2Rになると、左の蹴りを上中下に打ち分け、技術向上を見せる。
 3Rになると、キシェンコもタイ人のように度々日菜太をマットに転がす等、若干勢いを取り戻しつつある様子だったが、日菜太は動じることなく左の蹴り主体の攻めを崩さず。そしてセコンドの「三日月蹴り!」という連呼を聞くと、DREAMで活躍する空手家・菊野克紀の必殺技である三日月蹴りをキシェンコにヒット。動きの止まったキシェンコにさらに三日月蹴りをもう一発当てると腹をおさえてダウンする。流れの中で日菜太の蹴りがキシェンコの頭に当たったが、レフェリーは反則とはみなさず、そのままキシェンコは立ち上がれず。日菜太が世界の強豪相手にまさかのKO勝ちを果たした瞬間、超満員の会場は大熱狂に包まれ、日菜太も涙を浮かべながら大喜びした。



 日菜太は三日月蹴りについて「菊野選手のDVDを見て1年間練習した。『日菜太は腕ばっかりを蹴ってる』と言われ続けていたので、倒せる新しい技を研究した」「左の蹴りだけで7種類あります」といい、「今回は世界の選手をパンチじゃなく蹴りだけで倒せたことは大きい」と自信をつかんだ様子。今後については「自分の上がる舞台が無いのなら、自分でチャンスを作りたい。海外からオファーがあったら挑戦したい」と語り、K-1 MAXの世界トーナメントについては「正式なオファーがあったら考えたい」と話した。
 敗れたキシェンコは「倒れた後の蹴りはやめて欲しい。バダ・ハリじゃないんだから」と不満を口にしたが「ボディへの蹴りは効いた。日菜太は未来のある選手。日本を代表できる選手の一人だ」と日菜太の実力を高く評価した。



第12試合 セミファイナル スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
○板橋 寛(スクランブル渋谷/RISE同級王者)
×カノンスック・ウィラサクレック(タイ/WSRフェアテックスジム/WPMF世界ライト級王者)
判定3-0 (梅沢30-26/市瀬30-26/小川30-26)
※3Rパンチ連打でカノンスックに1ダウン

 板橋は開始しばらく、細かく出入りしながら左のパンチをコツコツと当て、慎重にチャンスを伺う。そして一発効かせると、コーナーに詰めてフック、アッパーの猛ラッシュ。カノンスックは防戦一方に。2Rも板橋がコーナーに詰めて何発もパンチを当てる展開。カノンスックは打たれ強さを発揮し、時折右フックを返すが、反撃の糸口にはならない。3Rも板橋のペース。左ローキックも効かせ、終了間際の打ち合いでパンチの連打を当ててついにダウンを奪取。先輩の増田をはじめ、数多くの強豪を苦しめたカノンスックに完勝する快挙を成し遂げた。


第11試合 RISEバンタム級(55kg)タイトルマッチ 3分5R
○寺戸伸近(青春塾/王者、M-1バンタム級王者、元全日本同級王者)
×九島 亮(ヌンサヤームジム/1位)
判定3-0 (秋谷49-46/長瀬50-46/小川50-46)
※5R右フックで寺戸に1ダウン
※寺戸が初防衛

 1Rから寺戸が右ストレートや左ボディ等を素早いコンビネーションを駆使しながらヒットさせて主導権。だが九島もパンチに耐えながらローキックを返し、3Rはほぼ五分に持ち込み、消耗戦の様相に。だが4R、九島はローの手数が減り、両手で相手をつかんでから膝を出す反則でイエローカードをもらってしまい、流れがストップ。打ち合いで寺戸に攻勢を許し、5R開始すぐには右フックでダウンを喫する。結局これで点差が開き、寺戸の判定勝ちとなった。




第10試合 ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
○吉本光志(ヌンサヤームジム/RISEスーパーライト級(65kg)王者)
×TURBΦ(FUTURE_TRIBE ver.O.J/RISEスーパーフェザー級2位)
2R 2'54" KO (右フック)

 TURBΦは持ち前のスピードを活かし、回って距離を取りながら随所で右フックをヒット。攻めにくそうな吉本だったが、一発の重みでは上。2R終盤、右フックを一発効かせると、最後も右フック一発でTURBΦをマットに沈めた。



第9試合 ライト級 3分3R(延長1R)
×巨輝(TARGET/RISE3位)
○渡辺理想(極真会館/RISE5位)
判定0-2 (大澤29-30/梅沢29-29/長瀬28-29)

 1R、サウスポーの渡辺が左のミドル、ハイ、フック等を、単発ながらも度々ヒットさせて主導権。2Rに入ると巨輝も距離を縮める戦法で右のフックやストレートをヒットさせ、渡辺に鼻血を出させて反撃するが、3Rになると渡辺が後ろ回し蹴りや左ミドルを随所でクリーンヒット。動きの落ちた巨輝は手数で劣り、僅差ながらも判定負けを喫した。



第8試合 ヘビー級 3分3R(延長1R)
×清水賢吾(極真会館/RISE3位)
○上原 誠(士魂村上塾)
3R 1'24" KO (左ハイキック)

 1R、右ローと左ミドル主体で積極的に攻めた清水が、2Rの残り1分、左膝蹴りを効かせると、右のアッパーでダウンを奪う。上原は豪快に倒れ、ピンチかと思われたが、右のロングフックをきっかけに反撃。3Rには完全に息を吹き返し、左ハイでダウンを奪って逆転勝利した。



第7試合 ミドル級 3分3R(延長1R)
○守屋拓郎(スクランブル渋谷/RISE5位)
×KEN(OGUNI-GYM/NJKFウェルター級7位)
2R 2'45" KO (右ローキック)

第6試合 バンタム級 3分3R
○Dyki(TARGET/RISE4位)
×出貝泰祐(バンゲリングベイ・スピリット/J-NETWORKスーパーバンタム級3位)
判定3-0 (30-28/30-28/29-28)

第5試合 RISING ROOKIES CUP ヘビー級決勝戦 3分3R(延長1R)
○羅王丸(TARGET)
×木村秀和(パワーオブドリーム)
3R 1'39" TKO (タオル投入:パンチで2ダウン後)

第4試合 RISING ROOKIES CUP ミドル級決勝戦 3分3R(延長1R)
○塚越仁志(シルバーウルフ)
×HIRO(シルバーウルフ/2009年KAMINARIMONオープントーナメント70kg級優勝)
判定3-0 (30-27/30-28/30-27)
※3Rクリンチからの膝蹴りの反則でHIROに減点1

第3試合 RISING ROOKIES CUP スーパーライト級決勝戦 3分3R(延長1R)
×松村直人(リアルディール)
○丹羽圭介(HAYATO GYM/2009年KAMINARIMON全日本大会65kg級優勝)
判定0-3 (24-30/25-30/25-30)
※1R右フック、パンチ連打でダウン2、3R左フックで松村にダウン1

第2試合 RISING ROOKIES CUP スーパーフェザー級決勝戦 3分3R(延長1R)
○TASUKU(リアルディール/2009年KAMINARIMONオープントーナメント60kg級優勝)
×高田彰二(村澤道場/2009年KAMINARIMON全日本大会60kg級優勝)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
※3Rクリンチ多用により高田に減点1

第1試合 RISING ROOKIES CUP バンタム級決勝戦 3分3R(延長1R)
○田中 富(STRUGGLE/2009年 KAMINARIMONオープントーナメント60kg級準優勝)
×鈴木優也(TSX/2009年 KAMINARIMON全日本大会 55kg級優勝)
4R 判定3-0 (10-9/10-9/10-9)
3R 判定1-1 (30-29/28-30/29-29)

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