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山本真弘、60kg王者対決制す。巨輝が吉本に勝利

RISE 63
2010年4月7日(水) 後楽園ホール
 RISE王者・板橋寛の左アッパーで右目がふさがったKrush王者・山本真弘だったが、接近戦に切り替えると手数で反撃し逆転勝利。5月2日のK-1 63kgトーナメント参戦は医師の診断結果次第だが、日本人トップファイターの底力を強く印象付けた。
  レポート&写真:井原芳徳


第9試合 60kg契約 3分3R(延長1R)
×板橋 寛(スクランブル渋谷/RISE 60kg級王者)
○山本真弘(藤原ジム/Krushライト級(60kg)GP2009王者)
4R 判定0-3 (9-10/9-10/9-10)
3R 判定0-0 (29-29/29-29/29-29)

 K-1 63kg級日本人トーナメント(5月2日 JCBホールで開幕)の出場候補に挙げられなかった山本真弘が、4月1日の公開練習で「2番決定戦みたいな感じ」等と憤慨。これに対し、谷川貞治FEG代表は2日のTwitterで「了解!じゃあ決定!」と、トーナメント出場をあっさりと認める出来事があった。次の試合が決まっている選手が、その前の試合で負けたりアクシデントに遭遇することは少なくないが、今回も真弘にもそのケースが当てはまることに。

 両者サウスポーに構え、リング中央に構える板橋に対して真弘は右回り。互いに右ジャブを突きながら様子を伺い、板橋は右のインロー、真弘は左フックを的確にヒットさせる。2Rに入ると両者の手数も少しずつ増加してきたが、突然流れを作ったのは板橋の左アッパー。板橋当人は「頭が当たったと思った」とのことだが、真弘は右目の視界がふさがり、後ずさりしてパンチや左の膝を何発ももらい、一気にピンチに陥る。

 だが、悪ければ悪いなりに、瞬時に試合の組み立てができてしまうのが真弘の強さ。「2Rはポイントを取られたと思ったので、このままアウトボクシングをやっても、アウェーだしポイントにならないから、3Rは打ち合うしかない」と判断。接近戦に徹し、距離を気にしないでいい状態から、左右のフックや左膝を何発もヒット。以降は板橋にほとんど攻撃を出させず、真弘が3Rと4Rのポイントを獲得し、苦しみながらも見事逆転勝ちをおさめた。

 真弘は「板橋選手の左アッパーが目に入った。もっとクリーンにやりたかったけど、ずる賢いやり方になった。最後は経験と負けたくない気持ちの差が出た」とコメント。インタビュー中も右目がふさがった状態で、5月のK-1 63kg参戦は医師の診断次第となりそうだが、谷川貞治FEG代表も「あの状態でもしっかり勝つのはさすが」と真弘を高く評価した。
 敗れた板橋は「経験の差が出た。相手の土俵に巻き込まれた」「言い方は悪いけど誤魔化された感じ」と、チャンスをつかめなかったことを反省。K-1 63kgについては「こういう結果になったけど、出てもいい試合ができる自信はついた」と胸を張った。


第8試合 65kg契約 3分3R(延長1R)
×吉本光志(ヌンサヤームジム/RISE 65kg級王者)
○巨輝(フリー/元NKBフェザー&ライト級王者)
4R 判定1-2 (9-10/10-9/9-10)
3R 判定0-1 (30-30/29-30/30-30)

 フリーになって初戦の巨輝(なおき)のセコンドには、ファビアーノ・サイクロンらTARGET勢がつく。序盤から巨輝は左フックから右アッパーのスピードのあるコンビネーションを度々決める。吉本は得意の左ミドルを手数多く出し、巨輝を苦しめる。ライト級から階級を上げたばかりのため、圧力では負けるが、下がることなく打ち合いに応じ、随所できっちりパンチを返して印象を良くし、ジャッジ1者がポイントをつけるほど。

 延長戦にもつれ込むと、序盤は吉本が左ミドルの連打で巨輝を下がらせるが、中盤には失速。巨輝はクリーンヒットこそ乏しかったものの、パンチの手数を落とさず攻め続け、判定2-1で勝利をおさめた。ノンタイトル戦ながらRISE初戦で王座を下した巨輝。63kgぐらいならベスト体重と考えられるため、ビジュアルの良さも考慮すれば、K-1 63kg級出場も遠い夢では無さそうだ。



第7試合 70kg契約 3分3R
○白須康仁(キングビースト/WMAF世界スーパーウェルター級王者)
×オ・デュソク(韓国/水源闘魂ジム/世界ムエタイ連盟 ウェルター級王者)
判定2-0 (30-28/29-29/30-28)

 1R序盤こそ、デュソクの伸びのある左右のパンチを簡単にもらってしまったものの、次第にデュソクの左に合わせて白須がカウンターの右フックをヒットさせるように。2R以降は左のヒットも増やし、ボクシングテクニックの向上を印象づける。打たれ強いデュソクを倒すことはできなかったものの、最後まで攻勢を維持して完勝した。


第6試合 70kg契約 3分3R(延長1R)
○守屋拓郎(スクランブル渋谷/RISE 70kgトーナメント'09 準優勝)
×オルチャン-K(韓国/清武ジム/韓国格闘技連盟ライト級王者)
判定3-0 (29-27/29-27/29-27)

 1Rこそオルチャンの左ミドル、左ボディ、右ローを大量にもらい、印象を悪くした守屋だったが、手数は少なくとも着実に得意の右ローを効かせると、2Rからは主導権。ほとんどオルチャンに攻撃を出させず、右ローを何発も当て続け、3R終盤に右ストレートを当ててダウンを奪取。念願のKOはできなかったものの圧勝した。


第5試合 70kg契約 3分3R(延長1R)
×悠生(スタレントネットワークス/M-1ミドル級王者)
○森田崇文(レーング東中野/RISE RISING ROOKIES CUP '09 70kg級優勝)
3R 2'59" KO (3ダウン:右ローキック)

 開始すぐから、森田が右ストレートと右ローのノンストップ攻撃で悠生を圧倒。手数を出し続けるわりになかなか倒せなかったものの、3Rに右ローで2度のスタンディングダウンを奪い、終了間際に右ローでダウンを奪い勝利。プロデビュー以来の連勝を6に伸ばした。


第4試合 60kg契約 3分3R(延長1R)
○TURBΦ(FUTURE_TRIBE ver.O.J/RISE FLASH to CRUSH TOURNAMENT'07王者)
×リョウ・ペガサス(ROOFTOP ACADEMY/J-NETWORKスーパーフェザー級2位)
判定3-0 (30-26/30-28/30-27)

 大振りのパンチで突っ込むリョウに、TURBΦは落ち着いて左ミドルや前蹴りをヒット。2R序盤にはコーナー際で右フックをうまく当てダウンを奪う。打ち合いでパンチをもらう場面もあったが、その後も蹴りを何発も当て続けてリョウを圧倒した。




第3試合 70kg契約 3分3R
×里獅ZLS(チームゼロス)
○KEN(OGUNI-GYM/NJKFウェルター級7位)
判定0-2 (28-28/27-28/27-28)

第2試合 55kg契約 3分3R
○Dyki(TARGET/2009 RISING ROOKIES CUP 55kg級準優勝)
×上野 歩(笹羅ジム)
2R 2'54" KO

第1試合 60kg契約 3分3R
△金澤元気(新宿レフティージム)
△大滝裕太(マルプロジム/RISE KAMINARIMON '08 60kg級トーナメント準優勝)
判定1-1 (29-30/30-29/30-30)

オープニングファイト第2試合 RISING ROOKIES CUP 55kg級一回戦 3分3R(延長1R)
×菊地洋次朗(WSRフェアテックスジム)
○山元幸也(アカデミア・アーザ水道橋)
判定0-3 (28-30/28-30/27-30)

オープニングファイト第1試合 RISING ROOKIES CUP 65kg級一回戦 3分3R(延長1R)
×宮坂俊明(峯心会)
○松村直人(リアルディール)
2R 2'08" KO

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