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日菜太、HAYATOに完勝。TURBΦ&ファビ、接戦制す

3A-LIFE presents R.I.S.E. 51
2008年11月30日(日) 東京・ディファ有明
 白須、龍二に続き、今度はHAYATOまでも餌食に。湘南育ちの大学4年生・日菜太が、得意の左の蹴りで圧勝し「今度はK-1でもチャンピオンになりたい」とアピールした。ヘビー級戦線ではファビアーノがアレックス・ロバーツに1.30ディファ大会での王座戦を要求した。
  レポート&写真:井原芳徳


第9試合 70kg契約 3分3R(延長1R)
○日菜太(湘南格闘クラブ/初代R.I.S.E.70kg王者)
×HAYATO(FUTURE_TRIBE/UKF世界スーパーウェルター級王者)
判定3-0 (大澤30-28/秋谷30-28/櫻井30-29)

 公開練習で「これまでパンチ主体だったけど、蹴りにも攻撃を散らして殴られないようにしたい」とスタイルの変化を明かしていたHAYATOは1R、右ミドルを打ちつつ、時折コーナーまで詰めて右フックをヒットさせ先手を取る。



 「5ヶ月ぶりの試合でやりにくかった」という日菜太だが「蹴り合いに臨んでくれてやりやすかった」とも語り、次第に距離感をつかむと、左のミドルにインロー、バックスピンキック等のヒットを増やす。2Rに首相撲からの膝の連打で攻め込んでからは、完全に日菜太のペース。HAYATOはK-1ルールに馴れたせいか、日菜太の首相撲に防戦一方。日菜太は「一発膝を当てたらウッと言ったので、いっちゃえ、と」思ったという。公開練習で伊藤隆KGS代表も絶賛していた膝が、試合のターニングポイントとなる。



 3Rの日菜太は左ミドルを軸に、ロー、ハイ、膝、ストレート等を何発もヒット。特にHAYATOが左足にローをもらうと動きが止まり、攻め込まれる場面が2Rから目立っていた。さらに日菜太は5月に白須からダウンを奪ったバックブローも度々放ち、大技で観客を沸かせる。試合終了間際にはコーナーに追い詰めてのパンチラッシュでHAYATOをKO寸前まで追い込む。それでも「もうちょっと行けた。省エネ戦になっちゃった」「正直言うと、(7月にリベンジした)龍二さんのほうが強かった。圧力が無くて少し休めた」と語るほどの圧勝だった。

 試合後の日菜太は「R.I.S.E.のチャンピオンになったので、今度はK-1でもチャンピオンになりたい」とアピール。MAXの日本代表決定トーナメント出場経験のある白須、龍二にも勝利していることから「こんだけやったら(出場は)100%じゃないですか?」と自信たっぷりだった。


第8試合 60kg契約 3分3R(延長1R)
×裕樹(リアルディール/初代R.I.S.E.60kg王者)
○TURBΦ(FUTURE_TRIBE ver.O.J/R.I.S.E. FtCトーナメント'07王者、WMAF世界スーパーフェザー級王者)
4R 判定0-3 (小川9-10/ロバート9-10/秋谷9-10)
3R 判定1-0 (小川29-28/ロバート28-28/秋谷28-28)
※1R右フックでTURBΦに1ダウン



 TURBΦがスピードとリズムを活かしたローと前蹴りで先手を取り、右アッパーを炸裂。裕樹が鼻血をぬぐいながら焦りの表情を見せると、TURBΦはここぞとばかりに左ボディにつなげるパンチの連打や、左膝蹴りも当て、裕樹をサンドバッグ状態に。
 ところが1R残り30秒を切ったところ、ロープ際の攻防で裕樹の右フックが炸裂し、TURBΦは腰から崩れるようにダウン。それまで裕樹の攻撃らしい攻撃はほとんどなく、70kg戦線から階級を落としてきた選手ならではの一撃の破壊力を見せつける。
 しかしTURBΦはインターバル中に調子を取り戻し、2R〜3Rは1R途中までと同様、多彩な攻めで裕樹を圧倒。裕樹も右フックを時折当てるが、既にTURBΦには免疫ができている。ポイントは五分に戻り延長戦に突入しても、TURBΦの優位は変わらず。TURBΦの強さだけでなく、右フックを何発ももらいながらも倒れない九州男児の根性の強さも印象に残る好勝負だった。


第7試合 ヘビー級 3分3R(延長1R)
○ファビアーノ・サイクロン(ブラジル/TARGET/初代 R.I.S.E.ヘビー級王者)
×シング・心・ジャディブ(インド/パワーオブドリーム/J-NETWORKヘビー級王者)
4R 判定3-0 (小川10-9/長瀬10-9/櫻井10-9)
3R 判定0-0 (小川30-30/長瀬29-29/櫻井29-29)

 リーチのあるシングは左ジャブをたびたびヒット。攻めにくそうなファビアーノだが、前進してプレッシャーをかけ、右ロー、左ミドル、右フック等をお返しする。
 とはいえ両者ともここ1年で既に2回対戦しており、手の内を知っているせいか、チャンスを作れない/作らせない慎重ファイトに。まだ9戦目のシングのディフェンス能力が、唯一の黒星である1年前のファビアーノ戦をきっかけに進化したことが、接戦となった一つの原因かもしれない。
 結局4Rも甲乙つけがたい接戦となったが、前半に2度のパンチラッシュでしっかりと見せ場を作ったファビアーノが勝利。24戦目・年齢も30代に突入し、延長ラウンドの戦い方をよく心得ており、シングとの経験の差を最後は印象づけた。

 試合後マイクを持ったファビアーノは、試合前のコメントどおり、G-BAZOOKAトーナメント'06優勝者のアレックス・ロバーツに「1月、このリングでタイトルマッチをやりたいです」と呼びかける。すると客席からロバーツが現れてリングインし「ベルトもできた。1月やりましょう」と返答。1.31ディファ大会での初防衛戦が内定した。


第6試合 70kg契約 3分3R(延長1R)
○龍二(リアルディール/R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT’07王者)
×池井佑丞(クロスポイント・ムサシノクニ/R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT’07準優勝)
判定2-0 (ロバート30-28/櫻井29-29/大澤29-28)

 紹介VTRで「敵は自分の乳酸」と話していた“戦う外科医”池井。2R序盤まで左膝、ミドル、ストレート等で手数多く攻めていたが、次第に口が開くようになり、龍二の強烈なローのダメージも溜まると、2R終盤にはパンチをもらって後退するように。3Rは手数を戻したものの、ここぞというチャンスで詰めきれず。両者とも決定的な場面は少なかったものの、龍二が返り討ちに成功した。


第5試合 60kg契約 3分3R(延長1R)
×末広智明(大道塾 吉祥寺支部/R.I.S.E. FLASH to CRUSH TOURNAMENT’07準優勝)
○板橋 寛(スクランブル渋谷/R.I.S.E. FLASH to CRUSH TOURNAMENT’07 3位)
判定0-2 (大澤27-30/ロバート28-28/秋谷28-29)
※3R左フックで末広に1ダウン

 末広は右ミドル、右膝、左フックを手数多く放つが、板橋のリズムを崩せず、淡々とした攻防が続く。だが3R残り1分、板橋が左アッパーを当てて流れを引き寄せると、カウンターの左フックでダウンを奪取。末広は残り時間、打ち合いに誘い込んで必死に反撃するが板橋が逃げきり、2度KO負けした天敵へのリベンジに成功した。


第4試合 60kg契約 3分3R
×長崎秀哉(ウィラサクレック・フェアテックスジム/M-1スーパーフェザー級王者)
○小宮山工介(北斗会館/2008年 RISING ROOKIES CUP 60kg級優勝)
判定0-3 (長瀬27-30/小川26-30/秋谷26-30)
※2R膝蹴りで長崎に2ダウン

 小宮山兄弟の次男・工介が、膝を主体とした攻めでM-1王者を圧倒。飛び膝やバックスピンといった大技も絡めつつ、観客を魅了する。3Rは長崎のクリンチに手こずり仕留め切れなかったものの、プロデビュー以来の連勝記録を軽々と6に伸ばし、来年の飛躍を予感させた。


第3試合 70kg契約 3分3R
×大渡博之(正道会館/第3,4,6,7回 全日本空手道選手権大会軽量級優勝)
○國安浩史(シルバーウルフ/2008年 RISING ROOKIES CUP 70kg級優勝)
3R 2'38" KO (右フック)

 「戦う電通マン」として今年K-1で脚光を浴びた大渡。1Rに左ストレートでダウンを奪い、2Rも手数で上回って圧勝ムードだったが、3R終盤、打ち合いで國安が起死回生の右フックをカウンターで炸裂。魔裟斗の弟分が勝負強さを印象づけた。


第2試合 55kg契約 3分3R
×荻野隆一(チームドラゴン/J-NETWORKバンタム級5位)
○二戸伸也(クロスポイント・ムサシノクニ/2008年 RISING ROOKIES CUP 55kg級優勝)
2R 1'59" KO (右ストレート)

 1Rは静かな展開だったが、162センチの小兵・二戸がクリンチからの崩しで度々荻野をマットに倒してリズムをつかむ。そして2R、右ストレートのヒットを増やし、右ストレートで2ダウンを奪ったところでレフェリーが試合をストップ。プロ戦績を5戦5勝(1KO)とした。


第1試合 70kg契約 3分3R
○中島弘貴(バンゲリングベイ)
×73KING(クロスポイント・ムサシノクニ/2008年 RISING ROOKIES CUP 65kg級優勝)
判定3-0 (大澤30-29/櫻井29-28/小川30-29)

 70kgに階級アップした73KING(ナミキング)だったが、シュートボクセジャパン出身の中島の圧力に序盤から押されっぱなし。右ロー、右フック、左ボディ等をもらい続ける。73KINGも左ミドルを返すが中島の勢いを止められなかった。中島はプロ戦績6戦6勝(5KO)に。20歳の新鋭が、来年の70kg戦線でさらに躍進しそうだ。

RISING ROOKIES



第7試合 メインイベント 65kg契約 3分3R
○田中秀弥(RIKIX)
×敏暴ZLS(チームゼロス/2008年 RISING ROOKIES CUP 65kg級準優勝)
判定3-0

第6試合 セミファイナル 55kg契約 3分3R
○梅原タカユキ(TARGET/2008年 RISING ROOKIES CUP 55kg級準優勝)※梅原崇雪 改め
×出貝泰祐(バンゲリングベイ)
判定3-0

第5試合 70kg契約 3分3R
×阿佐美宏明(パワーオブドリーム)
○里獅ZLS(チームゼロス)
判定0-3

第4試合 70kg契約 3分3R
○夏山竜一(湘南格闘クラブ)
×星本宏一(アイアンアックス)
3R 1'34" KO (ストレート連打)

第3試合 60kg契約 3分3R
×後藤勝也(池袋BLUE DOG GYM)
○麻原将平(シルバーアックス/2008年KAMINARIMON60kgトーナメント優勝)
判定0-2

第2試合 60kg契約 3分3R
○仲江川裕人(如心館/KAMINARIMON CLIMAX'07 65kg級優勝)
×ハチマキ(PHOENIX)
2R 0'39" KO (左ハイキック)

第1試合 60kg契約 3分3R
△宮部達也(RIKIX)
△高平大需(ドージョーチャクリキ・ジャパン)
判定1-1

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