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梅野源治、ルンピニー4位のインディートーンを肘でKO:11.24 後楽園

REBELS.53
2017年11月24日(金) 後楽園ホール
 梅野源治はWBCムエタイ、ラジャダムナンに続き、ルンピニーの王座に狙いを定め、ルンピニー認定ライト級4位のインディートーンと対戦。ローを効かせるも、3Rに首相撲に捕まり、少し流れが悪くなったが、4Rに入るとすぐ、左の縦肘一発でKO。ルンピニーのランキング入りが確実となった。
   レポート&写真:井原芳徳


第9試合 メインイベント ライト級 3分5R
〇梅野源治(PHOENIX/元ラジャダムナン王者、WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者)
×インディートーン・ポー・フィナバット [Inzeetong Por.Phinabhat](タイ/ルンピニー4位)
4R 0'31" KO (左肘打ち)

 梅野は5月にラジャダムナン同級王座を失ったが、9月6日のREBELSでの再起戦でスアレックに完勝。タイの王座奪還に向けて再始動を切った。
 今回はルンピニー認定ライト級4位、インディートーンとの試合が決定。試合半月前の公開練習では「次の相手はムエカオ、首相撲主体の選手」「とにかく打たれ強い。嫌なタイプ」と評価し、「勝って来年のルンピニー王座獲得に向けて頑張りたいです」とも話していた。



 1R、手足の長い梅野が圧力をかけ、インディートーンはロープとコーナーを背負う構図。お互いミドル、ローを当てるが、ヒット数では梅野が上。梅野はパンチの連打のコンビネーションも織り交ぜるが、ほとんどブロックされている。まだ大差は無いが主導権はどちらかといえば梅野だ。
 2Rも同じような構図で、インディートーンは左右のミドルを当てるが、梅野は動じず左の奥足狙いのローを執拗にヒット。ローに偏らずミドルも織り交ぜ、トータルでスキルの高さを示しつつ、ダメージを相手に与える。
 3R、ミドルの打ち合いの激しさが増し、この攻防では梅野も渡り合い、ローも絡めて確実にインディートーンを削っているが、首相撲になるとインディートーンの鋭い右膝が何度も梅野のボディに突き刺さり、梅野は少し印象が悪い。終盤にはインディートーンはテンカオも出し、攻勢ムードを演出する。



 梅野にとって若干流れが悪い雰囲気もあったが、4R、いきなり結末が訪れる。梅野は最初から前に出て、右フック、右ミドルを当て先手を取り、左肘を当てながら組みに行き、インディートーンを振り崩す。インディートーンが突進してくると、梅野は左肘の縦肘を顎にクリーンヒット。インディートーンは一瞬間を置いてからひるみ、大の字になって倒れ、センチャイレフェリーはすぐさまストップ。梅野は左肘を上げて右手で何度も叩いて、リングの中をグルグル回って勝ち誇った。



 マイクを持った梅野は「WBCムエタイ、ラジャダムナン、ルンピニー、この3つのタイトルを巻いた外国人はいないので、巻くのが夢です。4月に怪我をしてから不安を抱えていますが、応援して良かったと思ってもらえるようこれからも頑張ります」とアピールした。


第8試合 セミファイナル REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王座決定トーナメント決勝 3分5R
〇スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿ジム/元ラジャダムナン認定フェザー級7位)
×鈴木真治(フジマキックムエタイジム/元J-NETWORK王者)
判定3-0 (センチャイ49-48/秋谷49-48/山根49-48)
※スアレックが王者に

 6月、9月の後楽園で行われたトーナメントの決勝。1R、スアレックが左ジャブを振りつつ、右ロー、右フック、左ボディを当て続け先手を取るが、鈴木が右ローを一発当てただけでスアレックの動きが一瞬止まる。その後も鈴木は右ロー狙いで、しっかりダメージを与える。
 2Rもスアレックがヒット数では上回るが、鈴木も着実にローを当て、大きな差をつけさせない。3Rも同様の構図が続くが、終盤、鈴木が左ボディをクリーンヒットすると、少し表情が変わったスアレックはパンチの打ち合いに持ち込む。スアレックもパンチを顔面とボディに返し、印象を五分に戻す。



 4R、鈴木が右ローを当てていると、スアレックは左足に力が入りきらなくなり、自分から攻撃を出す場面でもバランスが崩れたり、パンチに力が入らなくなる。鈴木は右フック等のパンチも有効に使い、少し良い印象を残すように。
 5R、鈴木が序盤に右ローを当てると、スアレックはバランスを崩してロープまでふらつきピンチに。その後も鈴木は執拗にローを当てるが、スアレックは耐え、胴タックルの要領で何度も鈴木を倒し、なんとか時間いっぱいまで耐える。



 結局、序盤ラウンドでポイントを稼いだスアレックが逃げ切る形で判定勝ち。ベルトを巻くと日本語で「チャンピオンなりました。ありがとうございます。日本の有名な誰かと試合したいです。K-1とか色々、これから行きます」とアピールした。


第7試合 REBELS-MUAYTHAIライト級王座決定トーナメント決勝 3分5R
〇良太郎(池袋BLUE DOG GYM)
×ピラオ・サンタナ(ブラジル/メジロジム)
判定3-0 (秋谷48-47/和田48-46/センチャイ49-47)
※良太郎が王者に

 4選手参加のトーナメント決勝。9月の後楽園大会で準決勝が行われ、サンタナは津橋雅祥、良太郎は大谷翔司を下している。
 1R、サンタナは度々良太郎をロープに詰め、右アッパー、右肘、左ボディ等をヒットし倒しにかかる。良太郎はロープを背にしながら肘を落とし応戦するが、サンタナの勢いは止まらない。
 2Rも同じ構図が続き、良太郎は苦戦。3Rも同じ構図の中で、サンタナは上段回転蹴りも使い、主導権を維持。良太郎も膝、パンチを時折当てるが、流れは変えられない。
 だが4R、サンタナが右ローを打ってきたタイミングで、良太郎が左フックをヒット。サンタナのダメージは小さいが、尻餅をつき、山根レフェリーはダウンを宣告する。その後はサンタナは持ち直し、押し込む展開は減るが、積極的にパンチと蹴りを出す。
 5Rもサンタナが何度も良太郎を詰め、パンチを当て続け圧倒する。どのラウンドも積極性と手数でサンタナが差を示していたが、ジャッジからは支持を得られず、良太郎の判定勝ち。ベルトを巻いた良太郎は「不細工な試合でしたけど、これで少し胸を張れると思います」と話し、涙を流した。




第6試合 56.5kg契約 3分5R
×国崇(拳之会/ISKA&WKAムエタイ世界フェザー級王者)
〇炎出丸(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKスーパーバンタム級王者)
判定0-3 (センチャイ47-49/和田48-49/山根47-49)

 国崇は2000年にデビューし、NKB、NJKF、WBCムエタイと合わせて通算7本のベルトを獲得。4月には地元岡山にイタリアの選手に2R肘でTKO勝ちし、ISKA王座を防衛すると共に、WKAのベルトも奪取した。37歳となった今でも精力的に試合をこなし、久々の後楽園でも健在ぶりを示すはずだ。対する炎出丸は10月4日で35歳に。ここ2年は引き分けと黒星が続いており、なんとしても白星が欲しいところだろう。
 1R、国崇は基本の右ローを軸にしつつも、左ボディも随所で叩き込み、大きな音を響かせ観客をどよめかせる。2R、中盤から炎出丸は首相撲で国崇を捕まえ膝を当て挽回する。



 お互いが持ち味を出してから迎えた3R、右ローの応酬で削り合いとなるが、苦しくなってきたのが国崇のほう。中盤以降、炎出丸は首相撲からの膝で削り、左ボディフックも当て返し、国崇は口が開くように。4Rも炎出丸ペースで、右ロー、組んでの膝、右ボディフック等を当てて国崇を苦しめる。
 5R、国崇も左ボディ、右肘を返し、形勢逆転を狙うが、炎出丸は首相撲で捕まえ膝を当て、反撃を封じ判定勝ちした。炎出丸はローをもらった左の太腿が大きく腫れあがり、足を引きずるようにして退場したが、試合中は痛そうな様子を見せず戦い抜いた。


第5試合 スーパーライト級 3分3R
×小川 翔(OISHI GYM/WBCムエタイ日本統一ライト級王者)
〇潘 隆成(クロスポイント吉祥寺/元WPMF日本スーパーライト級王者)
判定0-3 (秋谷28-29/山根27-29/和田28-30)

 潘は9月のM-ONEでゴンナパー・ウィラサクレックとムエタイルールで対戦し判定負けしたが、「考えることが多くなった」「収穫があった」と発言。今回は同じ24歳で1階級下の小川との試合が用意された。
 1R、じりじり詰めて来る小川に対し、潘は左に回りながらミドル、ローを当てるが、小川も終盤にかけて蹴りの数を増やし、差を付けさせない。



 2R、小川が右ローを当てていると、潘は少しバランスを崩すが、その後はローをもらっても耐え、蹴りだけでなくパンチや肘も増やし応戦する。
 3R、序盤は蹴りの攻防だったが、潘は首相撲で打開を図ると、崩しを決め好印象。だが距離が縮まると、小川の右フック、右肘のヒットが増え、潘は下がり気味に。だが残り30秒のパンチの打ち合いで、潘が右フックでダウンを奪取。これが決め手となり、苦しみながらも勝利をもぎ取った。


第4試合 フェザー級 3分3R
〇雅也(T-KIX GYM)
×浦林 幹(フリー/元J-NETWORKバンタム級王者)
1R 1'21" KO (3ダウン:パンチ連打)

第3試合 60.5kg契約 3分3R
×小磯哲史(テッサイジム/蹴拳ムエタイ・スーパーフェザー級王者)
〇大谷翔司(スクランブル渋谷)
1R 2'26" KO (右フック)

第2試合 フライ級 3分3R
〇立嶋挑己(ASSHI-PROJECT)
×JIRO(創心會)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)
※JIROは52.55kgで、50.8kgのリミットをオーバー。立嶋が希望し、試合は実施するが、どういう結果でも立嶋の勝利となる。JIROはグローブ+2オンス、減点1。

第1試合 スーパーフライ級 3分3R
×佐藤仁志(新宿スポーツジム)
〇蓮沼拓矢(テッサイジム)
判定0-3 (27-38/28-30/27-30)

オープニングファイト第2試合 56kg契約 3分3R
×村主直也(HIDE GYM)
〇三浦 翔(クロスポイント大泉)
判定0-3 (29-30/28-29/28-30)

オープニングファイト第1試合 REBELSルール 70kg級 3分3R
×吉田英司(クロスポイント吉祥寺)
〇瑞慶覧長風 [ずけらん ちょうふう](テッサイジム)
1R 2'17" KO
※REBELSルールは肘無し、攻撃の伴わない首相撲はブレイクがかかる

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