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梅野源治、ヤスユキに無念の負傷判定勝ち。町田光、野辺広大に快勝:8.7 大田

REBELS.45
2016年8月7日(日) 東京・大田区総合体育館
 打倒ムエタイ路線を突き進む梅野源治は、ヤスユキ相手に約5年ぶりの日本人との試合。左ミドルを当て続けてペースを握るが、3Rの偶然のバッティングで右まぶたがふさがり、無念の負傷判定勝ちに終わった。町田光はRISEの野辺広大との60kg王者対決で居合パンチでダウンを奪い判定勝ち。健太×鈴木博昭の“ナルシスト対決”は不完全燃焼のドローに終わった。
  レポート:井原芳徳  写真:久保与志  (※クンルンファイト部門の記事は別ページです)


第8試合 メインイベント ムエタイルール 60kg契約 3分5R
○梅野源治(PHOENIX/WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者/60.0kg)
×ヤスユキ(Dropout/REBELS-MUAYTHAIスーパーフェザー級王者/60.0kg)
3R 終了時 負傷判定2-0 (仲29-29/和田30-29/山根30-29)

 3月に発表され、5か月かけてじっくり主催者が煽って来たこの一戦。タイの本場のベルトを目指す梅野は、11年12月に森井洋介に圧勝して以来約5年ぶりの日本人との試合だ。梅野は公開練習で「国内にいる選手と一緒にされたくない。レベルの違いをお客さん、格闘技関係者、選手、みんなにわからせる試合がしたいです」と発言。ヤスユキはインタビューで「攻撃を数値化すると、明らかに梅野選手の方が上。でも、格闘技はそれだけじゃない」と反論し、真価が問われる一戦となる。



 ヤスユキのセコンドには、去年ヤスユキがKOした大月晴明の姿。1R、梅野がハの字に構え上下に頭を振って左ジャブを突きながら、左ミドルを当て続けて主導権。時折ヤスユキの押すような左ジャブも当たり、終盤には左ミドルが数発ながら当たるように。
 2Rも梅野が左ミドルを当てるが、ヤスユキは直後に左ミドルを返せるようになり好印象。独特のタイミングでの右ストレートも梅野の顔面をかすめ、右ローの後には梅野が来いと挑発する場面も。終盤は梅野が左ミドルを2発当てるが、ヤスユキは返せず、五分で終わる。



 3Rも梅野が左ミドルを当て続け、ヤスユキは2Rのようになかなか蹴り返せず印象が悪い。うっすらと梅野ペースで続いていた試合が、ようやくはっきりして来て、これから面白くなりそうになった矢先にアクシデントが発生する。
 終盤、ヤスユキが頭を下げて上げた際、後頭部が梅野の顔面に直撃。梅野は鼻から出血しドクターチェックが入る。右目もふさがり、湯澤斎ドクターはストップを希望するが、梅野は試合続行を熱望し、結局続けることに。梅野は左ミドルを放つが、右目がふさがっているため距離感が狂い、ヤスユキの右ストレート、左ハイをもらってしまう。



 4R開始前、梅野はそれでも続行を希望するが、リング下の山口元気プロデューサーと湯澤ドクターがストップを促し、センチャイ・レフェリーがストップを宣告。ここまでの内容で採点が集計され、梅野が2票を獲得して勝利した。
 梅野は四方に土下座した後、マイクを持ち「自分自身でも、会場に見に来てくれた方も、納得する試合内容が見せられなくて、申し訳ない気持ちでいっぱいです。また、もっといい試合を見せられるよう頑張って行きますので、これからも応援よろしくお願いします」と話した。
 大会後の会見で山口代表は両者の再戦について「お互いまた登ってきたら。梅野選手もスケジュールが決まっていると思うんで」と話し、早期の再戦には慎重だった。


第7試合 セミファイナル 60.5kg契約 3分3R
○町田 光(橋本道場/REBELS 60kg級王者、WPMF世界&INNOVATIONスーパーフェザー級王者/60.15kg)
×野辺広大(1-siam gym/RISEスーパーフェザー級(60kg)王者/60.35kg)
判定3-0 (和田29-28/仲29-28/センチャイ29-27)

 野辺は1月に花田元誓を下しRISE王者となった20歳の新鋭。5月29日のRISEでJ-NETWORKライト級王者の前口太尊を下したばかりだ。受けて立つ側の町田は、負ければREBELSのベルトを返上すると公約し、不退転の決意で試合に臨む。

 1R、町田は左ジャブを振りながら回って距離を取り、左ミドルの打ち合いの後には居合ポーズを見せる。野辺は動揺せず前に出続けるが、足を止めての打ち合いで町田の左ストレートをもらってしまう。
 2Rはクリンチが増えて来て、膝蹴り、崩しを互いに決めて一進一退の展開。野辺の左ストレート、左ボディも随所で決まり、若干野辺が優勢だが、町田は勢いが落ちない。



 3R、町田がしつこく組んでの展開を繰り返し、膝蹴りを当て続けていると、野辺は次第に勢いが低下。K-1系ルールとして一括りにされるRISEとREBELSだが、RISEはつかんでからの膝蹴りが1回のみ、REBELSは3秒以内なら膝の連打が可能という違いがあり、このルールとムエタイルールでの経験差が次第に出て来る。町田は次第に膝のヒットを増やすと、残り30秒にロープ際まで野辺を後退させた後、居合ポーズからの左フックをクリーンヒットしダウンを奪取する。



 これで点差を広げ、町田が判定勝ち。マイクを持つと「僕は格闘技で世界を変えられると信じております。これからは一人でも多くの方の世界を変えられるよう頑張ります。ムエタイ都市伝説ヤスユキを倒します」と、ヤスユキとのリベンジ戦を改めて熱望した。大会後の会見でREBELSの山口代表は「ヤスユキ対町田、11月30日(後楽園大会)で決定です」と話し、両者の再戦にゴーサインを出した。


第6試合 ムエタイルール(肘無し) 66kg契約 3分3R
△健太(E.S.G./WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者、元Krush -70kg王者/66.05kg→66.00kg)
△鈴木博昭(ストライキングジムAres/SB世界スーパーライト級(65kg)王者/65.90kg)
判定0-0 (仲29-29/センチャイ29-29/山根29-29)

 REBELSマットで実現した、NJKFとシュートボクシング(SB)のエース級対決。だがむしろ“ナルシスト対決”として注目され、半月前の会見前日計量でのポージング対決も話題を呼んだ。



 1R、サウスポーの鈴木に対し、健太が回って距離を取りながら右ミドル、右ローを当て続ける。近づけばジャブのフェイントから左ボディを当てて好印象。大差はついてないものの、鈴木は攻めあぐねている印象だ。
 2Rも健太が右インロー、左ローを随所で当て主導権。鈴木もようやく右ハイを当てるようになるが当たりが軽い。派手さは無いが、健太が巧さを見せつける展開に。
 3R、鈴木は圧力を上げ、右の顔面狙いの前蹴りなどが当たるように。パンチの打ち合いに持ち込み、健太も呼応するが、互いにクリーンヒットが出ないまま終了。結局、鈴木が3Rにポイントを取り返す形で結果はドロー。健太は連勝が8でストップ。両者とも持ち味を十分発揮できないまま試合を終えてしまったが、最後は二人揃ってのポージングの記念撮影で、観客を楽しませた




第5試合 55.5kg契約 3分3R
△工藤政英(新宿レフティージム/REBELS 55kg級王者/55.35kg)
△宮元啓介(橋本道場/WBCムエタイ・インターナショナル&INNOVATIONスーパーバンタム級王者/55.20kg)
判定0-1 (仲29-29/センチャイ28-29/和田29-29)



 1R、互いに右ローを当てる展開の後、工藤の右のテンカオ、左ボディフックも当たりだす。宮元は戦前、工藤のボディは効かないと豪語しただけあり、表情は変えない。
 だが2Rも工藤は蹴り足をすくった後や、右フックを当てた後に右膝を当て、手数で上回る展開。左ボディも当て続け、じわじわとダメージを与え、終盤には宮元の右ミドルのタイミングで、右ストレートを当ててスリップさせる場面も作って好印象を残す。
 3R、劣勢と判断した様子の宮元も左ハイをつかまれた後に胴回し蹴りを当てたり、手数を上げて反撃。だが工藤の前進は止まらず、左ボディを強打すると、さすがの宮元も動きが止まるように。終盤、宮元は左右のミドルを連打して強引に印象を残そうとするが、工藤は前進を止めず試合終了。ジャッジは1者が宮元を支持するドローとなったが、下馬評では劣った工藤の健闘の光る内容となった。



第4試合 REBELS-MUAYTHAIフライ級タイトルマッチ 3分5R
×奥脇一哉(はまっこムエタイジム/王者/50.80kg)
○薩摩3373(TARGET/挑戦者、MA日本王者/50.65kg)
判定0-2 (和田48-49/山根49-49/センチャイ48-49)
※薩摩が王者に

 両者は4月のMAキックで対戦し、その時は薩摩がMAのベルトを賭けたが、3Rの後の延長戦でも決着がつかずドロー。今回は5R制で争われる。
 1R、奥脇が右のミドル、組み付いてからの崩しを数度決め、若干優位な試合運び。2Rは序盤に薩摩が右ストレート、左ミドル、右ローを当てるが、途中から奥脇が1R同様に崩しを決め挽回する。3Rは奥脇が若干手数で上だが僅差のまま。4Rも同様だが、終盤に薩摩がハイキックを空振りさせて後にバックハンドブローを当てて好印象。5Rは接戦となり、判定も僅差だったが、薩摩がなんとか勝利をものにした。




第3試合 51kg契約 3分3R
○矢島直弥(はまっこムエタイジム/WPMF日本フライ級王者/51.0kg)
×蓮沼拓矢(テッサイジム/50.7kg)
判定3-0 (30-26/29-26/30-25)

 1R、序盤から矢島がスピードのある左ミドル、右ローを当て、左ジャブの連打からの右ストレートでダウンを奪取。2Rも矢島が左ボディを当てるなどパンチテクニックで上回る。3R、再び右フックで序盤からダウンを奪取。その後もパンチと膝で手数多く攻め完勝した。


第2試合 ムエタイルール 54.5kg契約 3分3R
△伏見和之(シーザー力道場/SB日本スーパーバンタム級(55kg)2位/54.35kg)
△キム・ギフン(韓国/STRUGGLE/J-NETWORKバンタム級6位/54.50kg)
判定1-1 (和田29-29/仲30-29/山根29-30)

 1R、ギフンがサウスポーからの左ミドルを当てるが、まだヒットは少なく、僅差の展開。1R終盤から伏見も時折パンチの打ち合いで左フックを当て、2Rには左ボディ、右ミドルも当てるが、連打につながらず、主導権を握るほどにはならない。接戦で迎えた3R、お互い手数は上げるが、決め手に欠けるまま終了。ジャッジは三者三様でドローに終わった。


第1試合 ムエタイルール 62kg契約 3分3R
○渡辺理想(極真会館/61.90kg)
×小磯哲史(テッサイジム/61.55kg)
判定3-0 (30-25/30-25/30-26)

 6月にハチマキのREBELS-MUAYTAHI王座に挑戦し敗れた渡辺が再起戦。1R、サウスポーの渡辺が左ミドルを当ててじわじわと41歳のベテラン・小磯を追い詰め、右アッパーでダウンを奪取。さっそく格の違いを見せつける。2Rにも右ストレートでダウンを奪い点差を広げ、3Rも反撃を封じ完勝した。


OP第2試合 ムエタイルール フェザー級 3分3R
×千羽裕樹(スクランブル渋谷/57.00kg)
○浜川慎司(ウィラサクレック・フェアテックス池袋/56.95kg)
2R 1'39" KO (右フック)

OP第1試合 ムエタイルール 51kg契約 3分3R
○安本晴翔(橋本道場/50.6kg)
×仲山大雅(RIOT GYM/50.8kg)
判定3-0 (30-28/30-26/30-27)

 クンルンファイト部門の前の午前11時からオープニングファイト2試合。安本は高校1年、仲山は高3のフレッシュな顔合わせ。1R、サウスポーの仲山が左ストレートでダウンを先取。だが安本が首相撲からの右の膝蹴りを効かせると、右ボディフックで2ダウンを奪い返す。2Rも安本がボディ狙いの攻撃で主導権を維持。3Rはやや攻めあぐねたが、パンチとミドルを随所で当てて好印象を残し判定勝ちし、デビュー2連勝とした。

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