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日菜太、20歳のモーチェに判定負け。対抗戦はオトマニジムが制す:3.9 後楽園

REBELS.41
2016年3月9日(水) 後楽園ホール
 ムシドジム出身の36歳・ノーディン・エル・オトマニが率いるオランダの新興勢力・オトマニジムから4選手が参戦。みな初来日の無名の選手たちだが、パワフルな攻撃で日本勢を苦しめ、最後の砦となった日菜太も1R目に弱冠20歳のハミシャ・モーチェにパンチでダウンを奪われ判定負け。日本勢は1勝もできずに終わった。
  レポート&写真:井原芳徳


第9試合 REBELS vs. オトマニジム 大将戦 70kg級 3分3R
×日菜太(クロスポイント吉祥寺/REBELS 70kg級王者/69.95kg)
○ハミシャ・モーチェ [Hamicha Mootje](オランダ/オトマニジム/WMTA国内王者/70.50kg→69.95kg)
判定0-3 (秋谷28-29/センチャイ28-29/山根28-29)

 2016年REBELS初の後楽園の目玉となったのが、オランダの新興勢力・オトマニジムとの対抗戦。オトマニジム1勝2分で迎えたメイン、大将・日菜太に勝利の期待がかかったが、弱冠20歳のモーチェに手を焼くことに。
 1R、日菜太はいつも通りサウスポーに構え、左ミドル、左インローを当てるが、当たりが浅く、逆にモーチェの右ミドル、右ローの打撃音の方が上回り、場内はどよめく。モーチェのほうが身長が5cm高い186cmで、日菜太は距離感がつかみにくい様子だ。するとモーチェの右ストレートが炸裂し、日菜太がぐらつくと、逃げる日菜太にモーチェが再び右ストレートを押すような形ながらもヒットし、日菜太が尻餅をつき、レフェリーはダウンを宣告する。




 日菜太のダメージは小さい程度に留まり、パンチはもらうものの、少しずつパターンはつかめてきた様子。その中でコツコツと蹴りを返してモーチェを削ると、2Rには重みのある左ミドル、鋭い三日月蹴りが当たるようになり、日菜太が持ち味を発揮し出した。モーチェの手数は落ち、日菜太がポイントを1点取り返す。



 3Rも日菜太が左ミドル、左ロー、左ストレートを当て続け、逆転を狙うが、モーチェも試合を終えた仲間たちとオトマニ会長らの声援に押され、右ミドル、右ストレートをお返し。底力を発揮する。激しい蹴りとパンチの応酬が続き、日菜太も必死に攻め続けたが、最後までモーチェは崩れず試合終了。結局、3Rは10-10で終わり、ダウンを先取し1Rに2点を取ったモーチェの勝利に。オトマニジム勢が2勝2分で対抗戦を制し大喜びし、日菜太はガックリと肩を落とした




第8試合 REBELS vs. オトマニジム 副将戦 ムエタイルール 70kg契約 3分3R
△T-98(クロスポイント吉祥寺/REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王者、INNOVATION日本同級暫定王者、WPMF世界ミドル級王者/69.90kg)
△レドアン・ダウディ [Redouan Daoudi](オランダ/オトマニジム/70.50kg→70.0kg)
判定1-0 (山根29-29/センチャイ29-28/和田29-29)



 1R、T-98がプレッシャーをかけ、右ローをうまく当て続けるが、ダウディも左ボディ、左ミドル、右ローを返し、若干ながら優勢か。2Rは序盤からダウディがパンチで前に出て先手を取るが、中盤からT-98が右ローを効かせると、終盤は右フックを連打しダウディを苦しめ挽回する。3RはT-98が右ストレートを当てると、ダウディは2度マウスピースを吐き出す場面があり、印象は悪いものの、打ち合いでパンチを返しミドルも当て、大差はつけさせない。T-98はポイントを取り切れずドローに終わった。


第7試合 REBELS vs. オトマニジム 次鋒戦 75kg契約 3分3R
×寒川直喜(バンゲリングベイ・スピリット/WPMF日本ライトヘビー級王者/75.05kg→75.0kg)
○アブデルムニン・ムーヤー [Abdelmouniem Mouyah](オランダ/オトマニジム/73.95kg)
判定0-3 (センチャイ29-30/和田29-30/秋谷29-30)

 1R、長身のムーヤーが、中盤過ぎに左ボディストレートを連続で当て、組んでからの顔面狙いの膝でも寒川を脅かす。2Rもパンチの連打、組んでの膝を放ち、ガードの上から強引にだったり、組み方が甘かったりと、雑ではあるものの、手数と勢いで寒川を追い詰める。3Rも同様の展開が続き、寒川は大きく崩れる場面こそ無かったものの、なかなか攻撃が返せぬまま試合終了。ムーヤーの勝利となり、オトマニジム勢に初白星をもたらした。


第6試合 REBELS vs. オトマニジム 先鋒戦 63.5kg契約 3分3R
△不可思(クロスポイント大泉/WPMF日本スーパーライト級王者、Bigbangライト級王者/63.50kg)
△ピエトロ・ドウリャ [Pietje Dorje](オランダ/オトマニジム/2012年 WMTA 63.5kg国内王者、2014年 WMTA 63.5kg欧州王者/63.25kg)
判定0-0 (秋谷29-29/和田29-29/山根29-29)

 1R、サウスポーのドウリャが、重みのある左ミドルを当てると場内はどよめく。しばらく不可思は受け続けてしまうが、次第に右のローを奥、インと当て続けると挽回。だが終盤に左フックをもらって印象を悪くする。



 2Rは不可思の執拗な右ローが効き目を発揮し、ドウリャは時折崩れ、次第に構えを何度もスイッチするように。不可思がポイントを五分に戻す。
 3Rも不可思はローを当て続けるが、ドウリャは崩れず、サウスポーのまま左ミドルを返し続け、パンチとローも時折絡め、勝利をあきらめない。結局、3Rは五分で終わり、延長戦が無いためドローとなった。


第5試合 REBELS-MUAYTHAI&WPMF日本統一ライト級タイトルマッチ 3分5R
○雷電HIROAKI(スクランブル渋谷/REBELS-MUAYTHAI&INNOVATION日本王者/61.00kg)
×黒田アキヒロ(フォルティス渋谷/WPMF日本王者/61.50kg→61.20kg)
判定3-0 (秋谷49-48/センチャイ49-48/山根49-48)
※雷電が統一王者に

 雷電は昨年7月に小川翔を破りREBELS-MUAYTHAI王座を獲得。10月には高橋幸光相手にドロー防衛し、今回の統一戦に辿りついた。黒田は昨年9月に遠藤信玄を破りWPMF日本王者に。11月のNO KICK, NO LIFEでは新日本の勝次にも勝利している。
 雷電はサウスポー、黒田はオーソドックスに構え、互いにロー、ミドル主体で削り合う展開。3Rあたりから雷電が首相撲の展開で膝を当てる数で上回り、やや優位に。4Rは雷電が膝を当てつつも、黒田もローをお返し。5Rもほぼ同じような構図ではあるが、少し黒田の疲れが目立ち始めたか。
 両者の均衡が大きく崩れる場面は無いまま終わったが、ムエタイらしく首相撲からの膝の攻防で優位が続いた雷電が3票獲得し勝利。雷電は「最高の舞台で黒田選手と戦えて本当に勝つことができてうれしいです。ここまで来れたのは会長や仲間のおかげです。これで統一戦勝ったので、次は世界を狙いたいです」とアピールした。




第4試合 54kg契約 3分3R
○小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/REBELS 52.5kg級王者/54.00kg)
×大野貴志(士道館新座ジム/MA日本バンタム級王者、Bigbangスーパーバンタム級(55kg)王者/53.90kg)
3R 2'29" KO (3ダウン:左ローキック)

 10連勝の快進撃を続ける20歳の小笠原。サウスポーからの左ローを強打し、パンチも連打を決めてじわじわ圧力を強め、1R終了間際にはバックブローからのストレートの連打で大野を追い詰める。2Rには左ボディを効かせた後に左フックで最初のダウンを奪取。終盤にも左フックでダウンを奪う。



 2R中に仕留められなかったものの、3Rも小笠原の猛攻は続き、左ローを効かせて棒立ちにさせつつ、左フックで2ダウンを奪い、最後は左ローを連打し大野が防戦一方になったところで秋谷レフェリーがストップ。2冠王相手に完勝の小笠原は「自分でも調子良くて、もっと強い選手とやりたいです。55kgの実績無いんで、まずはRISEのベルトを獲りたいです」と話し、RISE王者・那須川天心をターゲットに挙げた。


第3試合 64kg契約 3分3R
○山口裕人(山口道場/INNOVATIONスーパーライト級王者/63.75kg)
×中村広輝(赤雲會/64.0kg)
1R 2'58" KO (3ダウン:右フック)

 INNOVATIONとREBELSのハードパンチャー対決。開始しばらくこそ、両者慎重にローの応酬を繰り広げていたが、山口の右フックが炸裂すると、中村は笑顔を浮かべ、パンチを返し、そこからはパンチの応酬に。
 その展開で強みを発揮したのは、ボディ打ちもうまく絡める山口。次第に中村が後退するように。コーナーに詰められた中村は、パンチの連打から飛び膝に来た山口を右フックで迎撃し、山口は後ろに倒れるが、山根レフェリーはスリップと判断。実際ダメージは無さそうで、山口が圧力をかけ、左フックで最初のダウンを奪う。
 そうなると山口の一方的な展開で、さらに山口はパンチの連打で2ダウン目を奪取。最後は両者右フックを当てて倒れるダブルノックダウンという異例の形となり、山口はすぐ立ち上がったため、3ダウン目の中村のKO負けとなった。ちなみに山口がこのダウンで立てなければ、両者KOのドローとなっていた。




第2試合 65kg級 3分3R
△UMA(K&K BOXING CLUB/元REBELS 65kg級王者/64.75kg)
△MASAYA(シーザージム/元SB日本スーパーライト級(65kg)王者/64.80kg)
判定0-1 (秋谷29-30/和田29-29/山根29-29)



 UMAは昨年4月に水落にKO負けし王座陥落した後も2連敗。MASAYAも水落戦含め2連敗中で、近い境遇での激突だ。1R、サウスポーのUMAが左のミドル、前蹴りを多く当て主導権を握るが、終盤あたりからMASAYAの右ミドルが当たり出し、2Rは左右のボディ、右のミドル、インロー、右ストレートと、ヒット数で上回り挽回。3Rも同様の技の攻防で、若干MASAYAのヒット数が多いものの、大差なく終了。判定はMASAYAが1票獲得したのみでドローとなり、両者ひとまず連敗はストップしたが、当然苦い表情を浮かべていた。


第1試合 ムエタイルール スーパーバンタム級 3分5R
×炎出丸(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKスーパーバンタム級王者/55.25kg)
○片島聡志(ウィラサクレック・フェアテックスジム/元WPMF日本スーパーフライ級王者/55.20kg)
判定0-3 (秋谷48-49/センチャイ48-49/山根47-49)



 炎出丸はフェザー級に上げていたが、3試合ぶりに元の階級に戻しての試合。片島は2月のムエタイオープンで藤原あらしを肘で切り判定勝ちしている。ムエカオ同士の5Rという、渋い第1試合となったが、両者積極的な膝の応酬は見ごたえがあり、次第に膝のヒットを増やした片島が、4Rに左肘で炎出丸の右目尻を切り裂き攻勢に。5Rは炎出丸もパンチを返したが逆転ならず、片島の勝利となった。


オープニングファイト第2試合 55kg級 3分3R
×小倉尚也(スクランブル渋谷/54.80kg)
○鈴木雄大(スタージス新宿ジム/54.80kg)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)
※1R右フックで小倉に1ダウン

オープニングファイト第1試合 ムエタイルール フェザー級 3分3R
×千羽裕樹(スクランブル渋谷/57.25kg→57.15kg)
○SHUN JANJIRA(JANJIRA GYM/57.05kg)
判定0-3 (28-29/27-29/27-30)
※1R左フックで千羽に1ダウン

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