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梅野源治、ラジャダムナン7位ソーンコムにダウン奪われるも逆転判定勝ち :10.18 有明

REBELS.39
2015年10月18日(日) ディファ有明
 梅野源治は9月10日、ムエタイの聖地・ラジャダムナンで強豪セクサンに敗れ、試合経験不足を補おうとわずか40日間隔で今回の試合に臨んだが、1週間前に風邪をひき、スタミナに不安を抱いたままのファイトへ。2Rにダウンを奪われピンチに陥ったものの、「風邪ひいた分、逆に冷静に戦えた」といい、最後はラジャダムナン7位の実力者を圧倒する形で勝利した。
  レポート&写真:井原芳徳


第13試合 メインイベント ムエタイルール 59kg契約 3分5R
○梅野源治(PHOENIX/ラジャダムナン認定スーパーフェザー級10位・WBCムエタイ世界同級王者/58.95kg)
×ソーンコム・シットナーヨックサンヤー [Songkom Nayoksanya](タイ/ラジャダムナン認定スーパーフェザー級7位・元フェザー級王者、ルンピニー認定フェザー級7位/58.60kg)
判定3-0 (山根48-47/和田48-47/秋谷48-46)

 梅野は9月16日のREBELS.38をキャンセルし、同月10日にラジャダムナンスタジアムに乗り込み、同スタジアム3位の強豪・セクサンと戦ったが、ジャッジ3者とも49-47と採点する完敗。REBELS.38のリング上ではREBELSでのセクサンとの再戦を志願したが、まずはこの相手が用意された。
 約40日という比較的短い試合間隔だが、梅野は公開練習で「タイ人のようにとにかく試合経験を積みたい」と語り、今回のソーンコムについても「僕が勝てばタイでもまた評価が上がると思う」と発言。前日計量でも「今回は日本ですけど、タイでやっても判定で勝てるような、勝ち方にもこだわりたい」と話し、公式インタビューでは「勝負は3Rから」と、タイで戦う場合を想定した発言をしていたが、そのプランが狂うことになる。

 1R、梅野が左ジャブや左の前蹴りを放ちつつ、左の奥足狙いのローキックをヒットし続けると、早くもソーンコムは顔をしかめる。ソーンコムはジャンプして右の肘を落とす奇襲を仕掛けるが、梅野は落ち着いてブロックし、パンチで距離を詰めて右ボディもヒット。ソーンコムが首相撲に来ても崩しを決め、優位に試合を運ぶ。
 2Rも梅野の左ローでソーンコムの足が流れ、梅野は左ミドル、右アッパーを効かせてソーンコムを下がらせる。梅野が3Rから勝負をかける前に決着がついてしまいそうなムードだったが、梅野がパンチの連打でロープ際まで下がらせると、ソーンコムがブロックを解いて放った右肘が梅野の顔面を捉え、梅野はまさかのダウン。2ポイントを取られてしまい、勝負はわからなくなる。



 梅野はダメージは小さかったものの、3Rも序盤からソーンコムの首相撲に捕まって下から突き上げるような右膝蹴りを連続でもらってしまい、印象を悪くする。しかし突き放した直後に右肘を放つと、ソーンコムも組むのを少しためらった様子になり、そこから梅野は前進して右アッパー、右肘を連打し反撃。ソーンコムはラウンドが終わると、コーナーに戻りながらマウスピースを吐き捨て、苦しそうな表情を浮かべる。
 こうなると梅野のペースで、4Rは肘、アッパーを効かせつつ、組まれても崩しで応戦し攻め手を封じ、終盤にかけては左のミドル、膝蹴りも効かせてソーンコムを圧倒。5Rは完全にソーンコムが負けを認めたタイ人らしく防御に徹する状況で、梅野がソーンコムにミット打ち状態でパンチ、肘、膝、ミドルを当て続け試合終了。危ない場面を作りながらも、梅野がソーンコムを圧倒する形で試合を終え勝利した。



 マイクを持った梅野は「勝ったから言うんですけど、体調不良で熱出しちゃって、1週間前から寝込んで、スタミナ心配しながら戦って、手数の激しい試合ができなかったんですけど、結果として強豪のソーンコムに勝てたので安心しました」と明かす。そして「次の試合から3試合ぐらい、海外が増えると思う」と今後について語り、「また国内で試合が決まった際には、今日以上に激しい、誰が見ても面白い試合をするので応援に来てください」とアピールした。

◆梅野「1週間ぐらい前に声が出ないぐらいに風邪をひいて、前日計量でやっと声が出るぐらいで、鼻水も出て熱も出て。38.5度ぐらいですかね。公開練習の時にトレーナーが風邪をひいてて。でも試合はどうやったらスタミナが切れるとか考えてやって。今回は1・2Rから行っちゃったんですけど、普段ならもっと手数が出たと思うんですよね。行き過ぎないよう会長からも言われ続けたんですけど、2Rアッパーが効いたんで、相手が下向いたところでガムシャラに打ったのをもらっちゃいました。
 ポイントを取られたので、3R行かないと、5Rは相手が逃げてくると思ったんで。ダメージも2Rにもらったときはぐらついてましたけど、3Rは戻って。その後はしっかりセコンドの言うことを聞きながら、左ローにこだわらず、左ローのフェイントから右ミドルとか、蹴りのフェイントからの肘とか、結構当たったと思うんで、風邪ひいた分、逆に冷静に戦えたかなと思います。最後ああいう状態になった相手だと、いつもパンチからローですけど、左ミドルも当てられて、タイで戦う場合を考えてやれたと思います。

 ダメだったのは、組んだ時に膝を上げて押し込まれるようなのを蹴られて、お腹を引いちゃったんですけど、あれタイだと凄い印象が悪いんで。もっと僕も膝を蹴ったり崩したかったんですけど。スタミナがあればもっと蹴れたんですけど、お腹に蹴られるとスタミナを削られると怖がってしまって。僕の80、90%ぐらい実力不足ですけど、風邪もちょっとは影響したのでは。
(あと年内は1試合ですか?)12月23日のタイのラジャダムナンの70周年の試合です。たぶんセクサンと同じジムの、ペットウトーン [Phet-Utong] というラジャダムナンの1位の選手ですね。その後もまだ決まってないですけど2月にも海外があって、国内は3月ぐらいですかね。
(2016年はワールドツアーが中心になる?)行きたいですね。日本でタイの強豪とやっても、タイみたいにギャンブルが無いから、テクニックでかわされたり逃げられたりということが無いので、アウェーで力を出せる選手になりたいです。国内だけでただ勝ったぞと言ってもね。もっと強い選手がいっぱいいるんで。


第12試合 セミファイナル REBELS-MUAYTHAIライト級タイトルマッチ 3分5R
△雷電HIROAKI(スクランブル渋谷/王者、INNOVATION日本王者/61.25kg→61.20kg)
△高橋幸光(はまっこムエタイジム/挑戦者、MA日本王者/61.15kg)
判定1-1 (北尻48-49/和田49-48/秋谷49-49)
※雷電が初防衛

 両者は昨年5月、J-NETのリングで戦い高橋が判定勝ち。その後、雷電は進退も考えたというが、(昨年12月に橋本悟を破りINNOVATIONの、今年7月に小川翔を破りREBELSのタイトルを獲得し6連勝と波に乗っている。
 一方の高橋は8月に前口太尊との接戦を落としJ-NETのベルトを失ったばかり。公式インタビューでは「今回は思い切ってインファイトをやってKOを狙ってみようかと思います」とスタイルチェンジを宣言していた。
 なお、この試合はWPMF日本ライト級王座との王座統一トーナメントの準決勝という位置づけで、勝者がWPMF側の黒田アキヒロ(フォルティス渋谷)と決勝を行うことが決まっている。

 1R、雷電がプレッシャーをかけ、高橋が回って距離を取り続け、お互い手数は乏しい状態。2Rに入ると、高橋がガードを下げて顔を突き出して挑発しつつ、左ミドルや左右のボディストレートを当てるが、雷電も右ミドル、左ロー、首相撲からの膝を返し、まだ互角の状態だ。
 3R、開始早々に高橋のテコンドー仕込みのバックスピンキックが雷電のボディに突き刺さり、雷電はスリップ。その後、雷電は2Rに手応えをつかんだか?首相撲に持ち込む時間が長くなり、膝を当てるが、高橋も前回の対戦同様に崩しを決めて主導権を譲らず。左ロー、ミドル等の蹴りも随所で当て、採点の難しい展開に持ち込む。



 だが4Rは雷電が終始高橋を首相撲で捕まえて膝を当て続け、高橋にほとんど攻めさせず。ホームリングということもあり声援も雷電へのものが多く、「雷電」コールも攻勢を後押しする。高橋は終盤になって膝を返し、パンチの打ち合いを繰り広げるが、火が付くのが遅すぎる印象だ
 5Rも雷電が組んで膝を連打するが、高橋は崩しで首相撲を寸断し、パンチの打ち合いに持ち込むと何度か左ストレートを当てる。とはいえ雷電をひるませるほどにはならず、思うような展開に持ち込めないまま試合を終える。



 結局、ジャッジの採点も三者三様となり、ドローで雷電が防衛という形に。だがマイクを持った雷電は「今回ベルトを忘れて来てまして、シャレならなかったんですけど、負けなくて良かったです」と明かし、観客に笑われてしまう。その後、WPMFとの王座統一トーナメント決勝の相手となる黒田がリングインすると「ベルトを忘れたのはびっくりしましたけど」と話して苦笑いを浮かべたが「試合は本気で戦うんでよろしくお願いします。統一トーナメントを現役の最終章と思って戦っています。たぶん3月あたりに、今まで以上の自分と今まで以上の雷電選手で熱い戦いをできたらと思います」とアピールした。


第11試合 ムエタイルール 55kg契約 3分3R(延長1R)
○片島聡志(ウィラサクレック・フェアテックスジム/元WPMF日本スーパーフライ級王者/55.00kg)
×浜本'キャット'雄大(クロスポイント吉祥寺/55.00kg)
4R 判定2-0 (北尻10-9/和田10-10/センチャイ10-9)
3R 判定0-1 (北尻29-29/和田29-29/センチャイ29-30)


第10試合 65kg級 3分3R(延長1R)
×中村広輝(赤雲會/64.90kg)
○憂也(魁塾/DEEP☆KICK 65kg級王者/65.05kg→65.00kg)
3R 2'28" TKO (タオル投入:右ストレートで2ダウン後)

 1R、蹴り主体の憂也に対し、中村は右ローを強打しつつ、顔面とボディ狙いの重みのあるパンチも放ち、若干優位な展開。2R、憂也が左のジャブや右ストレート、膝蹴り等を細かく返し、少しずつ流れを引き寄せ、終盤にパンチと右膝のラッシュで中村をロープまで後退させたが、中村が憂也の右膝のタイミングで右フックを当ててダウンを奪う。



 だが憂也はダメージは小さく、3Rに入ると憂也のボディ狙いの攻撃が効いてきたか?中村が失速。憂也のセコンドも「相手バテて来たぞ」とアドバイスを送ると、憂也は右膝、左前蹴りといったボディ狙いの攻めをしつつ、右ストレートでも下がらせ、右ストレートの連打でついに逆転のダウンを奪う。
 憂也は立ち上がるもフラフラで、最後も憂也が右ストレートで中村をロープの間から外に出そうな勢いで吹き飛ばすと、中村陣営がタオルを投入し、憂也の逆転TKO勝ちとなった。



 憂也は「前回の試合で僕は前REBELS 65kg級王者のUMA選手を倒して、今回、現王者(水落洋祐)に勝っている中村選手に勝ったので、次、1月(24日のREBELS.40ディファ有明大会)で65kgのタイトルマッチをお願いします」とアピール。すると山口元気REBELS代表はタイトル戦決定を発表し、王者の水落がリングインし「俺に勝った中村選手をばっちりKOで倒して強い選手と思いました。俺もばっちり練習してこの選手に勝ちたいです」とアピールした。


 なお、休憩時間の前に行われたトークショーでは、日菜太(クロスポイント吉祥寺/REBELS 70kg級王者)が、12月29日と31日に行われるRIZINさいたまスーパーアリーナ大会へのキックルールでの出場を熱望した。


第9試合 52.5kg級 3分3R
×渡辺 亮(武風庵キックボクシングジム/kg)
○古田恭人(はまっこムエタイジム/52.45kg)
判定0-3 (28-30/28-30/28-29)


第8試合 55kg級 3分3R
○宮崎就斗(TARGET/54.85kg)
×トラ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイムエタイジム/54.40kg)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)


第7試合 ムエタイルール スーパーバンタム級 3分3R(延長1R)
×出口優佑 (ウィラサクレック・フェアテックスジム)
○原島 モルモット 佑治(テッサイジム)
判定0-3 (28-29/28-30/28-30)

第6試合 ムエタイルール フェザー級 3分3R
○ZAWA-3 (スクランブル渋谷)
×宮田裕司(バンゲリングベイ・スピリット)
判定2-0 (29-28/30-28/29-29)

第5試合 NEW RAIDERS LEAGUE スーパーフライ級 3分3R
△佐藤仁志(新宿スポーツジム/勝ち点0)
△堀 堅斗(クロスポイント吉祥寺/勝ち点0)
判定0-0 (28-29/29-29/29-29)

第4試合 NEW RAIDERS LEAGUE スーパーフライ級 3分3R
△土橋朋矢(新宿レフティージム/勝ち点4)
△MICHAEL・FLYSKYGYM(FLY SKY GYM/勝ち点4)
判定0-1 (28-28/28-29/28-28)

第3試合 NEW RAIDERS LEAGUE スーパーフライ級 3分3R
△スダ456 (BRING IT ON パラエストラ小岩/勝ち点2)
△平山"ハリウッド"幸文(PHOENIX/勝ち点0)
判定1-1 (29-28/28-29/28-28)

第2試合 70kg級 3分3R
×雑賀引樹(亀の子道場)
○津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)
2R 1'04" TKO

第1試合 67kg契約 3分3R
○塩野恭平(HIDE's Kick!!/BLOW-CUP.34 70kgトーナメント戦 準優勝)
×WONDER TESSAI GYM(テッサイジム/BLOW-CUP.36 65kgリーグ戦 優勝)
3R 1'09" TKO


第17試合 60kg級 3分3R
○橋本亮汰(NEXT LEVEL渋谷)
×ヅメキック(クロスポイント吉祥寺)
1R 0'20" TKO (右フック)

第16試合 60kg級 3分3R
○野上勇介(龍二ジム/2013年 REBELS NEW RAIDERS LEAGUE 60kg級優勝)
×小磯哲史(テッサイジム)
2R 2'18" TKO

第15試合 ムエタイルール(肘無し) フライ級 3分3R
○立嶋挑己(ASSHI-PROJECT)
×小龍DATE(Team DATE)
1R 2'41" TKO (3ダウン:右ストレート)

第14試合 ムエタイルール(肘無し) 62.5kg契約 3分3R
○細野裕希(NEXT LEVEL渋谷)
×岩見祥太郎(クロスポイント吉祥寺)
判定3-0 (30-28/30-28/30-29)

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