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日菜太、マイロフを圧倒。SHIGERU、WPMF世界戦は1R TKO負け:3.4 後楽園

ジェイアクア presents REBELS.34 × WPMF JAPAN
2015年3月4日(水) 後楽園ホール
 約2年間、WPMF世界スーパーフェザー級“暫定”王者だったSHIGERUが、正式な王者になるための大一番に臨んだが、同フェザー級王者のタイ人・スターボーイに肘で切られ、わずか102秒で無念のTKO負けに。日菜太はウクライナ人のマイロフを左ミドルの連打で圧倒して判定勝ちし、安定した強さを見せつけた。
  レポート&写真:井原芳徳


第7試合 メインイベント WPMF世界スーパーフェザー級王者決定戦 3分5R
×SHIGERU(新宿レフティージム/WPMF世界暫定王者、元WPMF日本王者/58.85kg)
○スターボーイ・クワイトーンジム(タイ/WPMF世界フェザー級王者、BBTVフェザー級10位/58.85kg)
1R 1'42" TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる側頭部のカット)
※スターボーイが新王者に

 SHIGERUは2年前に森井洋介と暫定王座戦を行い勝利。スターボーイは1階級下の王者だが、スーパーフェザー王者のペンエークが返上した事により、同級暫定王者のSHIGERUと王座を争う事になった。
 SHIGERUは今回の試合が決まり「暫定と言われ続けて、中途半端だったので、やっと正式の王座戦なので楽しみです」と語る。12月のBLADE -61kg JAPAN CUPでは準優勝と活躍し、ルールは違えど勢いは十分だ。
 対するスターボーイは昨年9月に長嶋大樹と対戦し右ミドルキックで1R KO勝ちしており、好戦的なスタイルが特徴。今回もその強さが短時間で発揮されることに。



 1R開始すぐ、SHIGERUは右ミドルを当て、組み付いては倒して先手。だが一旦距離ができると、スターボーイは前へと出てきて、右肘、右ストレートをヒット。SHIGERUをコーナーに追い詰めると、右のテンカオをボディに突き刺す。正確で鋭い攻撃の連続で、観客をどよめかせる。
 その後もスターボーイは前へ出続け、SHIGERUはなかなか自分の距離をつかめない状態が続く。スターボーイは組んでは膝をヒットしつつ、突き離して右肘をヒット。するとSHIGERUは左の側頭部を切られてしまい、ドクターチェックを受ける。遠くからは傷の深さがわかりにくい箇所だったが、ドクターはストップを宣告。あっけなく大一番で敗れてしまったSHIGERUは、涙を流しながらその場に崩れ落ちた。




第6試合 セミファイナル REBELS 70kg級 3分3R(延長1R)
○日菜太(クロスポイント吉祥寺/REBELS 70kg級王者、GLORYライト級(70kg)6位/69.95kg)
×ローマン・マイロフ [Roman Mailov](ウクライナ/レギオンジム/元W5 67kg級王者、元WPKA世界スーパーライト級王者/70.20kg→70.00kg)
判定3-0 (センチャイ30-25/大成30-25/秋谷30-26)

 マイロフはアルバート・クラウスと同じ師匠を持つ23歳。26勝のうちKO勝ちが13試合で、2011年2月から昨年6月まで18連勝と快進撃を続けていた。ロシアの人気キック大会W5で63.5kg、67kgの2階級を制し、今は70kgに階級をアップしている。13年1月のKrush -67kg級初代王座決定トーナメントの一回戦で久保優太の相手に選ばれていたが、怪我で欠場しており、今回が待望の初来日となる。だが前日計量は2回目でクリアし、その後はノーコメント。コンディションが気がかりだ。
 日菜太は佐藤嘉洋、城戸康裕らとの日本人頂上対決や、海外再進出を目指しているが、なかなかかなわない状況。「いまの悶々とした思いを全てマイロフにぶつける」とインタビューでは話していた。今回は旧知の仲であるプロボクシングWBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志も応援に訪れるということもあり、気合も十分だ。

 1R開始すぐから、日菜太はサウスポーからの左ミドルをいつものように連打し先手。左ボディストレート、右ジャブの連打からの左ストレートも決め、パンチでも成長を印象付ける。階級を上げてきたマイロフは、腹の肉のたるみは隠せず、パンチを返すが威力は不十分だ。
 2Rに入ると日菜太は蹴りの数をさらに上げ、左ミドルの連打でダウンを奪う。その後もボディへの左膝蹴りの連打で2ダウン目を奪うが、3ダウン目は奪えず。3Rはマイロフも負けじとパンチを返し、日菜太は蹴りの数が低下してしまい、KO勝ちはできなかったものの、大差をつけて判定勝ちを果たした。



 試合後のマイクで日菜太は「今はキックボクシングの世界一を決める大会がよくわからなくなって、佐藤さんと日本一決定戦をやりたかったんですけど、それができなければ海外の選手を倒すしかないです。でもKOできなかったんで、まだまだ練習が足りないですね。今日は一番尊敬している内山さんが応援に来てくれました。日本を代表するボクサーだと思います。僕も世界を取れるよう頑張りたいです」と話した。


第5試合 REBELS-MUAYTHAIフライ級王座決定戦 3分5R
×矢島直弥(はまっこムエタイジム/50.75kg)
○松崎公則(STRUGGLE/元WPMF日本スーパーフライ級王者/50.50kg)
判定1-2 (和田48-49/大成49-48/センチャイ48-49)
※松崎が新王者に

 24歳の矢島、39歳の松崎による王座戦は、矢島の若々しさ、松崎の老獪さが好対照に出る好勝負に。1R、矢島が序盤からサウスポーの松崎をコーナーに詰め、右ミドル、右ハイ、パンチの連打でラッシュし先手。2Rも前に出てパンチを連打するが、当たりが浅く、松崎はアゴを引いてブロック。松崎も膝蹴り、左の奥足狙いのローを返し、じわじわと反撃する。
 3R以降も同様の構図で、矢島は手数は出るものの十分にダメージを与えられない。4Rに入ると松崎は近距離での左ハイや離れ際の右肘も随所で当てるようになり、5Rには矢島のラッシュを防御した後に右肘をクリーンヒットし矢島の左まぶたをカット。矢島はドクターチェックを受ける。
 松崎はその後も左ハイ、右肘を当て、主導権を維持し試合終了。判定は割れたが、ムエタイの基準でポイントを取る攻撃を続けた松崎が2票を獲得し、自身2本目のタイトルを獲得した。試合後の松崎は「もうすぐ40になるんですけど、そろそろダメかと思ってたんですけど、ベルトを取ることができました。応援してくださった皆さんありがとうございます」と話した。




第4試合 REBELS-MUAYTHAI ライト級 3分5R
○高橋幸光(はまっこムエタイジム/J-NETWORK&MA日本王者/61.23kg)
×黒田アキヒロ(フォルティス渋谷/J-NETWORK 3位/61.20kg)
判定3-0 (秋谷49-48/センチャイ49-48/和田49-47)

 高橋は12月のBLADE -61kg JAPAN CUP一回戦で新日本キックの勝次を相手に判定0-2で惜敗し、まさかの3連敗。接戦を落とすパターンが多く、今回の前日計量では「明日は『ムエタイでは勝ってた』と言わせないぐらいの内容で勝ちたいです」とコメント。試合運びに変化が見られるか?
 対する36歳のベテラン・黒田は前回1月の加藤剛士戦で勝利後「ライト級日本一だと思ってる高橋選手とやりたいです」とアピールし、今回の対戦が決まった。

 1R、高橋がサウスポーに構え、長い手足を活かして、遠い距離から左ハイ、ミドル、ストレートをヒット。2Rも同様で、次第に首相撲からの崩しも増やし、主導権を維持する。だが黒田もコツコツとローをお返し。3Rも高橋が左のミドル、ストレートを当てるが、黒田の右のパンチのヒットも増え、じわじわと高橋にダメージを与える。

 4Rは黒田が首相撲の展開で、膝を高橋の腿に連打する攻撃を多用しつつ、右の奥足狙いのローも随所で当てて挽回。高橋は左ストレート、ミドルを変わらず返すものの、3Rまでのような手数まで伸びない。
 だが5Rは接戦に持ち込まれた状況を意識してか?序盤から左のストレート、ミドルを連打し挽回。さすがに疲れの溜まった黒田は防戦一方になり、攻撃を返すことができず。結局5Rの攻勢で高橋がポイント差をつけ勝利。連敗を3でストップした。




第3試合 REBELS-MUAYTHAI スーパーバンタム級 3分3R(延長1R)
×炎出丸(クロスポイント吉祥寺/J-NETWORK 1位/55.34kg)
○佐野貴信(創心會/RISEバンタム級(55kg)9位/55.26kg)
判定0-2 (和田28-29/秋谷29-29/大成28-30)

 REBELS初参戦の佐野はRISEのアマ大会で優勝しMVPにも選ばれ、昨年7月プロデビューした20歳。通常のキックルールの試合も経験しており、昨年11月の新日本キックで当時日本バンタム級7位のAKIHIROに判定勝ちしている。
 1R開始すぐから、佐野が重みのある左右のミドルをヒットし、観客をどよめかせる。炎出丸は右ローをコツコツとお返し。2Rも佐野が左ミドルを当て続けつつ、首相撲で膝を当て、崩す場面も作り、好印象を残す。



 3Rになると炎出丸のローが効いて来たか?炎出丸が首相撲に捕まえ、何度も佐野を崩して主導権。佐野はほとんど攻撃が出せない状態に陥るが、2Rまでの攻勢が評価され判定勝ち。課題の見える試合ではあったが、タイトル戦線に絡めるだけの素質が感じられるファイトだった。


第2試合 REBELS-MUAYTHAI 72kg契約 3分3R(延長1R)
○T-98(クロスポイント吉祥寺/INNOVATIONウェルター級王者/71.85kg)
×ランボー・クラミツムエタイジム(タイ/クラミツムエタイジム/71.30kg)
2R 1'57" KO (右ハイキック)

 T-98は1月の有明大会でゴンナパー・ウィラサクレックに右肘打ちで左まぶたを切られ3R TKO負け。今回はいつもより約2階級上の体重での試合となる。相手のランボーは35歳のベテラン。1R、コーナーを背負いながらも、伸びのある左ハイを随所で当ててT-98を脅かすが、T-98は落ち着いて右ロー、右ミドルを返し続ける。



 2Rに入ると、T-98が首相撲に来ると、ランボーが崩したり、蹴り足をつかんで倒したりと、少しずつ荒々しいファイトとなってくるが、T-98は次第に崩しに対処するようになり、ボディに右膝をヒット。右ストレートでひるませた後、膝、肘のラッシュで後退させ、最後は右ハイで豪快にマットに沈めた。


第1試合 REBELS 61kg契約 3分3R(延長1R)
○不可思(クロスポイント大泉/Bigbangライト級王者、WPMF日本フェザー級5位/61.15kg→60.95kg)
×琢磨(東京町田金子ジム/NJKFスーパーフェザー級3位/60.8kg)
1R 2'05" KO (左ストレート)

 不可思も12月のBLADE -61kg JAPAN CUP以来の試合。名古屋から上京して約1年となるBLADEで、ようやく移籍後やってきたことの成果を感じられたという。今回、試合数が少ない平日の後楽園大会で第1試合を任され、大会の起爆剤となるような爽快なファイトを展開する。



 琢磨の左ジャブをもらってしまう場面もあったが、落ち着いて右ローを当て続けると、右ストレートでダウンを奪取。その後の打ち合いで、じわじわと琢磨を追い詰め、最後は左ストレートで琢磨をマットに沈めた。マイクを持つと「まだまだこんなもんじゃないんで、今年もっと上に上がりますんで応援お願いします」とアピールした。


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