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ヤスユキ、宮越慶二郎を翻弄し判定勝ち。前口太尊、翔を2R KO:1.24 有明

REBELS.40
2016年1月24日(日) ディファ有明
 昨年9月大会で大月晴明をKOしインパクトを残したヤスユキが、今度はNJKF所属のWBCムエタイ・インターナショナル王者・宮越慶二郎と対戦し、慶二郎の突進をかわしつつ、左ジャブ、左ミドル、右ストレートを巧く当ててポイント差をつけ判定勝ち。相手のタイプが変われどヤスユキワールドは変わらずだった。
  レポート&写真:井原芳徳


第8試合 ムエタイルール 62kg契約 3分5R
○ヤスユキ(Dropout/REBELS-MUAYTHAIスーパーフェザー級王者、元NKBライト級王者/62.00kg)
×宮越慶二郎(拳粋会/WBCムエタイ・インターナショナル・ライト級王者/62.00kg)
判定3-0 (秋谷49-48/センチャイ49-48/和田48-47)

 ヤスユキは9月のREEBLSでは大月晴明に3R TKO勝ちして以来のREBELS登場。NJKFで活躍する宮越兄弟の弟・慶二郎は11月にWBCムエタイ・インターナショナル・ライト級王座を獲得したばかり。過去に卜部功也・水落洋祐と1勝1敗で、翔・センチャイジム、高橋幸光、花田元誓に勝った実績がある。



 1R、中盤までヤスユキが中央、慶二郎が回る図式となり、ミドルとローの応酬。均衡状態が続くが、中盤過ぎからヤスユキが左ジャブのヒットを増やすと、それに連れて左ミドルのヒットも増え、右ストレートも絡めてヤスユキが若干優位となる。
 2Rは慶二郎も左ジャブをうまく使うようになり、右ローを立て続けに当てると、ヤスユキはスリップしてしまう。終盤になるとヤスユキも持ち直して左ミドル、右フック、右ローを返すようになるが、慶二郎は右肘も連続で当てて、若干印象を良くする。



 だが3Rに入ると、序盤からヤスユキがお返しとばかり右肘を当て、慶二郎の左頬が少し腫れる。するとヤスユキが再び、左ジャブを突きながら左ミドルのヒットを増やし主導権を奪い返す。慶二郎が必死にパンチを振り回して前に出れば、ヤスユキは闘牛士のように軽々とかわしてみせ、左ボディを被弾しても表情一つ変えない。ヤスユキがポイントを取る。
 4Rは序盤こそ慶二郎の右ロー、右前蹴りが炸裂するが、中盤からヤスユキが自分の距離を作ると、左右のミドルを随所でヒット。慶二郎が終盤にパンチを当てるが、ヤスユキは表情を変えず、のらりくらりと対応するため、ジャッジにはっきり印象付けることができない。



 ヤスユキは最終5Rを控えても、自軍に戻ってからの表情は冷静な様子のまま。逆に必死な様子が透けて見えるのは慶二郎のほうで、その気持ちを示すように序盤からパンチを振って前に出るが、ヤスユキはステップでかわし続けながら、右ストレート、前蹴り、ミドルを着実に当てる。5Rになっても変わらないヤスユキの運動量、攻撃の正確さ、そして表情に、場内もどよめく。
 結局、この5Rの攻勢が決め手となり、ヤスユキの判定勝ちに。ジャッジ3者とも1点差だったが、それ以上の差があったと思わせるような試合だった。






第10試合 メインイベント REBELS 65kg級タイトルマッチ 3分5R
△水落洋祐(はまっこムエタイジム/王者/64.85kg)
△憂也(魁塾/挑戦者、DEEP☆KICK 65kg王者/65.00kg)
判定0-1 (センチャイ48-49/仲49-49/山根49-49)
※水落が初防衛

 水落は昨年7月大会で中村広輝とのノンタイトル戦で右フックで2R KO負け。昨年10月大会で中村はREBELS初参戦の憂也を迎え撃ったが、3R TKO負けを喫してしまう。その試合後に憂也が「前回(8月のBLADE)の試合で僕は前REBELS 65kg級王者のUMA選手を倒して、今回、現王者に勝っている中村選手に勝ったので、次、1月でタイトルマッチをお願いします」とアピールし、すぐさまこのカードが決定した。

 1R、両者ローの応酬から始まり、中盤から憂也の左前蹴り、左ボディ等が当たり出すが、水落は表情を変えず、右ローを返し続ける。まだ互角の状態だ。
 2Rも水落はローを随所で当てるが、憂也はロー、左ジャブ、右フック、左ハイも絡め、攻撃のバリエーションの豊富さで若干良い印象を残す。
 3Rに入ると接近戦となり、水落のローが減り、パンチとクリンチが繰り返される。水落のパンチのヒットは乏しく、憂也が若干上で、左の膝も絡めて良い印象を残す。
 とはいえまだ憂也もはっきりと差をつけられず、ポイントが取れたかは微妙な状況。4Rもパンチの打ち合いとクリンチが繰り返されると、粘り強さを見せるのがベテランの水落だ。左ボディを効かせつつ、中盤にはパンチの連打をまとめ、憂也を苦しめる。終盤はパンチを当てない状態でも憂也をクリンチからロープまで押し込み、好印象を残してポイントを取る。



 最終ラウンド、セコンドに「今までやってきたことを全部出せ」と言われた憂也は、消耗戦で底力を発揮する。中盤まで均衡状態が続いたが、今度は憂也がパンチの連打で水落を下がらせる展開に。水落のパンチのヒットは減り、終盤には憂也は顔面狙いの左の前蹴りも当て、好印象を残す。
 裁定はジャッジに委ねられ、憂也は1票を獲得するに留まり、水落が首の皮一枚つながるような状態でのドロー防衛に成功。水落は「ドローで不細工な感じで防衛になって申し訳ありません。もっと熱い試合を見せれたらなと思います」とファンにアピールした。


第9試合 セミファイナル REBELS-MUAYTHAIフライ級タイトルマッチ 3分5R
×松崎公則(STRUGGLE/王者/50.75kg)※初の防衛戦
○奥脇一哉(はまっこムエタイジム/挑戦者/50.85kg→50.80kg)
判定0-3 (山根48-50/センチャイ48-50/和田48-50)
※奥脇が新王者に

 両者は9月の後楽園で3R制で戦い、奥脇がジャッジ3者から1点差をつけて判定3-0で勝利しており、今度は松崎のベルトを賭けての再戦が組まれた。奥脇は「前回は3Rだったんで、松崎選手は5Rの戦いのほうが巧いと思うので、初めて戦う気持ちで頑張りたい」と気を引き締めていたが、試合はその気持ちが貫かれる内容に。


 サウスポーの松崎に対し、奥脇は左ジャブを突いて距離を取って回りながら、右のミドル、前蹴り、右ボディ、右ストレートを的確にヒット。1R中盤から少しずつヒットが増え、2R後半あたりからはほぼ奥脇のワンマンショーに。派手にぐらつかせる場面が乏しいため、点差は小さかったものの、最後まで主導権をキープして松崎を返り討ちにし、ベルトを奪取した。




第7試合 ムエタイルール 62kg契約 3分5R
○前口太尊(PHOENIX/J-NETWORKライト級王者/62.0kg)
×翔・センチャイジム(センチャイムエタイジム/ムエタイオープン・ライト級王者/62.1kg→62.0kg)
2R 1'59" TKO (3ダウン:パンチ連打)

 前口は8月に高橋幸光に勝利しJ-NETWORK王座を奪還。REBELSには14年10月に黒田アキヒロに惜敗して以来の登場だ。翔は1年前にヤスユキに敗れて以来のREBELS登場となる。
 1R、サウスポーの翔は回って距離を取り、度々コーナーを背負うが、中盤に左ストレートを当てて前口をぐらつかせる。だが危機感を強めた様子の前口は圧力を強め、パンチを積極的に放って当てるようになり、ぐらついた分を帳消しにする。
 2Rは開始すぐから前口がバックスピンキックを放って距離を詰め、圧力を強めて右フックを放つと、これがクリーンヒット。動きが止まった翔にパンチを畳みかけスタンディングダウンを奪う。翔は表情が曇り、首相撲に行ってもすぐ前口に突き放される。前口はその勢いのまま、さらに右フックで倒してダウンを奪い、最後はパンチの連打で翔をマットに沈めた。



 前口は「今回凄い名前のある翔選手に勝ててうれしいです。まさか2R KOできると思わなくて、喋りたい事が飛んだんですけど、これでライト級トップ選手にKOで勝てたんで、また(REBELS代表の)山口さんチャンスください。強い外人とやりたいです」とアピールした。


第6試合 ムエタイルール スーパーライト級 3分3R
○渡辺理想(極真会館/RISEライト級(63kg)9位/63.45kg)
×前田将貴(RIKIX/J-NETWORK 4位/63.35kg)
1R 終了時 TKO

 渡辺は極真会館の全日本ウェイト制空手道選手権中量級準優勝の実績があり、08年にキックデビュー。K-1 WORLD MAX、RISEに参戦し、12年3月には裕樹の持つRISEのベルトに挑戦し判定負けに終わったが、左ミドルでダウンを先取した。13年9月のRISEの菱川晋作戦後は怪我の療養を続け、約2年ぶりの復帰戦は以前から関心のあったというムエタイルールとなった。
 1R、開始すぐから渡辺が持ち味を発揮する。上段回転蹴りをクリーンヒットすれば、左ハイも当て、ムエタイ式の軸足刈りを何度も決め主導権。一発前田の右フックをもらって腰が落ちる場面もあったが、右肘打ちで前田をぐらつかせた後、左ストレートでダウンを奪取。その後も左ストレート、左ミドル、左ハイを当て続けて前田を圧倒。1R終了のゴングと同時に前田はマットに崩れ落ち、インターバル中に前田陣営が棄権を申し出て渡辺の勝利となった。



 勝った渡辺は「試合前は強気な事を言っていましたが、復帰戦ということでかなりナーバスになっていました。トップ戦線に戻れるか試される試合で、結果1R TKOで勝てたので、行けると思いました。勝ち続けて今年中にチャンピオンになります」と笑顔で話し、ここからの挽回を誓った。


第5試合 55kg級(ノンタイトル戦) 3分3R
△工藤政英(新宿レフティージム/REBELS 55kg級王者/54.95kg)
△浜本‘キャット’雄大(クロスポイント吉祥寺/54.95kg)
判定1-0 (30-28/29-29/29-29)


第4試合 55kg級 3分3R
○宮崎就斗(TARGET/RISEバンタム級(55kg)4位/54.95kg)
×原島 モルモット 佑治(テッサイジム/54.85kg)
判定3-0 (30-27/30-27/30-26)
※3R左フックで原島に1ダウン


第3試合 57.5kg契約 3分3R
○古谷野一樹(クロスポイント古河/57.15kg)
×松山力也(赤雲會/TENKAICHI KICKフェザー級王者/57.30kg)
判定3-0 (30-29/29-28/30-28)


第2試合 NEW RAIDERS LEAGUE スーパーフライ級 3分3R
○土橋朋矢(新宿レフティージム/勝ち点5→7/52.00kg)
×スダ456(BRING IT ON パラエストラ小岩/勝ち点3/52.15kg)
判定3-0 (29-28/29-28/30-28)

第1試合 NEW RAIDERS LEAGUE スーパーフライ級 3分3R
○平山“ハリウッド”幸文(PHOENIX/勝ち点1→3/51.70kg)
×堀 堅斗(クロスポイント吉祥寺/勝ち点1/52.50kg→)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
※堀が計量オーバーで減点1

NEW RAIDERS LEAGUE スーパーフライ級 3分3R
×MICHAEL・FLYSKYGYM(FLY SKY GYM/勝ち点5)
○佐藤仁志(新宿スポーツジム/勝ち点1→3)
不戦勝 (MICHAELの欠場)

オープニングファイト ムエタイルール 69kg契約 3分3R
×WONDER TESSAI GYM(テッサイジム/69.00kg)
○本田雅志(IGGY HAND'S GYM/68.20kg)
判定0-3 (28-29/27-29/28-30)


第16試合 ムエタイルール フェザー級 3分3R
△立嶋篤史(ASSHI-PROJECT/57.15kg)
△ZAWA-3(スクランブル渋谷/57.0kg)
判定0-0 (28-28/28-28/28-28)
※1R右ストレートでZAWA-3に1ダウン



第15試合 55kg級 3分3R
○小倉尚也(スクランブル渋谷/54.65kg)
×スックソンレーオ・スタージスジム(STURGIS新宿ジム/54.9kg)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)
※2Rパンチ連打でスックソンレーオに1ダウン

第14試合 ムエタイルール ライト級 3分3R
×岡田ピロキ(クロスポイント吉祥寺/61.4kg)
○細野裕希(NEXT LEVEL 渋谷/61.1kg)
判定0-3 (29-30/29-30/28-30)

第13試合 ムエタイルール(肘無し) フェザー級 3分3R
○千羽裕樹(スクランブル渋谷/57.15kg)
×岸 BRING IT ON(BRING IT ON パラエストラ葛西/57.15kg)
判定2-0 (29-28/29-29/29-28)

第12試合 ムエタイルール(肘無し) フライ級 3分3R
○立嶋挑己(ASSHI-PROJECT/50.30kg)
×家下 歩(菅原道場/50.80kg)
2R 1'58" TKO (レフェリーストップ:パンチ連打)

第11試合 58.5kg契約 3分3R
○橋本亮汰(NEXT LEVEL 渋谷/57.90kg)
×船越健介(橋本道場/58.25kg)
判定2-1 (29-30/30-29/30-29)

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