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ヤスユキ、ルンピニー王者・パコーンに判定負け:10.26 有明

ジェイアクア presents REBELS.31
2014年10月26日(日) ディファ有明
 ヤスユキは一階級上のルンピニー現役王者・パコーンと対戦。3R、4Rに右ミドル、左右のフック等で攻め込まれ判定負けに終わったが、「楽しかったですね」「力を引き出せた」と振り返り、「パコーンクラスの選手とまたやってみたい」と話した。
  レポート&写真:久保与志


第2部(REBELS-MUAYTHAIルール)


第6試合 グロービス presents REBELS-MUAYTHAI 61kg契約 3分5R
○パコーン・P・K・セーンチャイムエタイジム(タイ/ルンピニー認定ライト級王者)
×ヤスユキ(Dropout/REBELS-MUAYTHAIスーパーフェザー級王者)
判定3-0 (50-48/50-48/50-47)

 パコーンは前日計量で500gのオーバーだったのものの、ヤスユキの希望もあって減点、グローブハンデなしでの試合となった。
 1R、パコーンがいきなり強烈な右フックを見せると場内がどよめき、その後もパコーンがパワフルな左ボディを打ち込むたびに場内が沸く。ヤスユキは左ボディはもらいながらも、顔面へのパンチは冷静にかわしながら左ジャブを当て、そこから右ストレートを狙っていく。記者採点は10-10のイーブン。
 2R、左ジャブ、左ミドルと左の攻撃を中心に攻めを組み立てるヤスユキ。パコーンは左フック、右ストレート、さらにはテンカオを腹に集め、距離を詰めると首相撲から崩しにかかるが、これはヤスユキがこらえて倒させない。機を見て右ストレートを放っていくヤスユキだが、パコーンもスウェーで外してクリーンヒットは許さない。記者採点は10-10のイーブン。



 3R、ヤスユキがサークリングでパコーンのプレッシャーを流しつつ、左ミドルから左フックをヒット。パコーンは前に出る圧力を強め、右ミドルとテンカオでヤスユキをロープ際に下がらせて右フックをヒット。そこからパンチの連打をまとめるが、ヤスユキはブロッキングでしっかりと対処し、左フックを当て返す。記者採点は10-9でパコーン。
 4R、ヤスユキがパコーンの前蹴りをキャッチすると、そこから足払いでパコーンのお株を奪うように見事に転倒させる。これでスイッチが入ったか、パコーンはテンカオとミドルで猛然と前に出ると、強烈な左ボディから左右のフックを連打。さらに膝蹴りから首相撲に持ち込んでの足払いでお返しとばかりにヤスユキを2度転倒させる。パコーンの強烈な圧力にヤスユキは守勢を強いられるが、パコーンの右ミドルをダッキングで見事にかわすと、パコーンは苦笑いを浮かべ、ヤスユキもヨードムエとの対戦を楽しんでいるかのように笑顔を見せる。記者採点は10-9、ここまでのトータルは40-38でパコーン。



 5R、声を上げて気合を入れたヤスユキに対し、ポイントでリードしていると思われるパコーンは当然のように流しモードに。ヤスユキのパンチ、左ミドルに受け返しのミドルとテンカオで応対しつつ、右ストレートは前蹴りとスウェーで外して最後まで大きな有効打を許さずに試合を流しきってタイムアップ。記者採点は10-10、トータルスコアは50-48でパコーン。判定は3-0、ムエタイで肝となる3、4Rを取ったパコーンが勝利したが、ヤスユキもムエタイトップファイターとの濃密な5Rに満足した様子だった。



 ヤスユキは試合後のバックステージでは「楽しかったですね。自分の感覚的には1ポイント差だったかなと思いました。4Rに行けなかったのが残念ですけど、パコーンも息が上がっていたし、フルパワーで来てくれて、力を引き出せたかなと思います。左ボディとテンカオは効きましたけど、顔面で効いたパンチは一つもなかったです。3、4Rはやってて楽しかったですね」と試合を振り返り、「試合前はこれで終わりでも良いと言いましたけど、まだ足りない。まだ強くなれるしもうちょっとやるべきなのかなと思います。パコーンクラスの選手とまたやってみたいですね。ムエカオはなしで(苦笑)、パコーンのようにガンガン来てくれる選手とやりたいですね」と、ベルトや舞台よりも対戦相手にこだわるヤスユキ独特の価値観も垣間見えた。


第5試合 REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王座決定戦 3分5R
×野呂瀬博之(STRUGGLE/REBELS-MUAYTHAI 1位、WPMF日本王者)
○水落洋祐(はまっこムエタイジム/元WPMF世界ライト級暫定王者)
6R 判定3-0 (9-10/9-10/9-10)
5R 判定0-1 (48-49/48-48/48-48)
※水落が新王者に

 両者は王座決定トーナメントの準決勝で対戦し野呂瀬が勝利したが、逆ブロックから勝ちあがってきたハチマキが負傷で欠場したため、水落が繰り上がりで出場しての再戦となった。
 1R、低めの右ミドルを積極的に蹴って先手を取る水落に対し、野呂瀬は左インロー、右ジャブをリターンしていく。互いに距離を保って打ち合いにはいかず、野呂瀬が左ミドルも蹴り始める。記者採点は10-10。
 2Rも水落はパンチではなく右ミドルから攻撃を仕掛け、野呂瀬がジャブを伸ばすとそれに被せるようにして右フックを狙う。野呂瀬は遠い間合いでは左ミドル、水落が詰めてくると右ジャブをヒットさせ、そこから左ストレートを狙っていく。記者採点はこのラウンドも10-10。
 3R、水落が右ミドルで前に出て、右ストレートを狙っていくが、これは野呂瀬がスウェーでかわす。野呂瀬は水落のミドルに合わせて右フック、さらに左ミドル、ハイを蹴っていく。水落は野呂瀬の右リードに右クロスを合わせ、徐々にタイミングが合い始めている。記者採点は9-10で水落。
 4R、打ち合いから右のパンチを当てた水落が、一気に回転を上げてラッシュをかけるが、野呂瀬も冷静に打ち合いながらカウンターで左ストレートを当て返す。その後は一進一退の攻防が続き、ラウンド終盤に野呂瀬が左ミドルを3連打して盛り返す。記者採点は9-10、ここまでのトータルは38-40で水落。



 5R、野呂瀬が左ミドルを連打して攻勢をかけ、水落も右ミドルからパンチで前に出るがクリーンヒットはせず。野呂瀬が左ミドルで先手を取りながら首相撲からの膝、打ち合いになっても右フックをヒットさせて試合終了のゴング。記者採点は10-9で野呂瀬、トータルスコアは48-49で水落。判定は1者が水落につけるも、残り2者はドローにつけて延長戦へと突入する。
 延長R、5Rは劣勢だった水落だが、力を振り絞るように前に出て圧力をかけながら右ローを連打。さらに右ストレートをヒットさせて野呂瀬を後退させパンチの連打を浴びせる。野呂瀬も左ハイ、首相撲からの膝で反撃するが、水落は最後まで前に出続け、最後は両者打ち合いながらタイムアップ。記者採点は9-10で水落。判定は0-3、僅差ながら水落が野呂瀬を下してリベンジを果たし、敗れた野呂瀬も勝者を称えて水落の手を挙げた。



 このタイトルマッチまで6連敗中だった水落は「ずっと負けてて、(ハチマキの負傷欠場により)このチャンスをもらった時はマジで嬉しかったです。頑張って諦めなければベルトまでたどりつける、チャンスは掴めるんだと思いました」と涙ながらのマイク。初防衛戦は今回欠場したハチマキとの対戦が決定し、ハチマキはリングに上がると「本当は野呂瀬選手とやりたかったんですけど、水落選手には3年近く前にやって負けているので、そこから強くなった自分を見せてレベルス初の2階級制覇をします」とマイクアピールした。


第4試合 MTM presents ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級ランキング査定試合 3分5R
△T-98(クロスポイント吉祥寺/REBELS-MUAYTHAIウェルター級2位)
△ロムイサーン・ソータワルン(タイ/ラジャダムナン認定スーパーウェルター級7位)
判定0-0 (48-48/48-48/48-48)

 T-98はサウスポーのロムイサーンに対してこつこつとインローを蹴りながら、右ストレートを顔面、ボディへと打ち分けていく。ロムイサーンは左ミドルを蹴りながら、T-98のローに合わせて左ストレートも狙っていく。2Rまで拮抗した展開が続き、3Rに入るとT-98が距離を詰めて奥足へのローも蹴り始め、これが効いたかロムイサーンはミドルの数が減り、T-98が右ストレートもヒットさせる。



 4Rはロムイサーンが持ち直し、左ミドルの数を増やして逆襲。T-98も時折パンチを当てているが、かなりの左ミドルを浴びてしまいムエタイ的に見栄えが悪い。5Rもロムイサーンが下がりながらも左ミドルを当てていく展開が続き試合終了。記者採点は3RをT-98、4,5Rをロムイサーンが取って48-49でロムイサーン。判定は3者共に48-48でドロー決着となった。



第3試合 REBELS-MUAYTHAI ライト級 3分5R
×前口太尊(PHOENIX/J-NETWORK 1位)
○黒田アキヒロ(フォルティス渋谷/REBELS-MUAYTHAI 3位、J-NETWORK 3位)
判定1-2 (49-48/48-49/48-49)

 ミドル、ローの応酬で幕が開け、黒田が手数で上回って先手を取り、前口が右の一発を狙っていく展開が続く。4Rまではローで着実にダメージを与えていた黒田がややポイントをリードしているように見えたが、5Rに首相撲からブレイクがかかる直前に前口が右肘で黒田の額をカット。前口は傷口を狙うように右ストレート、肘で反撃するも捕らえきれず。スプリットながら判定で黒田が勝利した。




第2試合 REBELS-MUAYTHAI 53kg契約 3分3R(延長1R)
○小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/REBELS 52.5kg級1位、REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級2位)
×ジョッキーレック・GTジム(タイ/GTジム)
判定2-0 (30-29/29-29/30-29)


第1試合 REBELS-MUAYTHAI スーパーバンタム級 3分3R(延長1R)
○工藤政英(新宿レフティージム/REBELS-MUAYTHAIフェザー級5位)
×白岡伸仁(平井道場/REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級8位)
1R 0'30" KO (左フック)


第1部(REBELSルール)


第6試合 REBELS 70kg級タイトルマッチ 3分5R
○日菜太(クロスポイント吉祥寺/王者)
×廣野 祐(NPO JEFA/挑戦者、Bigbangスーパーウェルター級王者)
判定2-1 (49-47/48-49/49-47)
※日菜太が2度目の防衛 

 1R、同じサウスポーの廣野に対し、日菜太は得意の左ミドルは蹴らず、右ジャブと左ローを蹴っていく。廣野は再三左ローを被弾しながらもガードを固めてジャブを突いていくが、ラウンド終盤に日菜太が右フックをヒットさせると、廣野をロープ際に詰めて左ハイを連打して攻勢をかける。記者採点は10-9で日菜太。
 2R、廣野がローもらいながらも距離を詰め、首相撲からの膝蹴りとパンチで日菜太がバランスを崩す。廣野は細かいパンチから左ストレートで追撃し、日菜太はブロッキングで凌いで距離を取り直し、左ローを当てていく。記者採点は9-10で廣野。



 3R、このラウンドも日菜太が左ローで先手を取っていくが、廣野は前進を続ける。日菜太は首相撲の対応が甘く、組み際にクリンチアッパー、組んでからはボディに膝蹴りをもらってしまう。廣野の左ストレートで日菜太がバランスを崩すが、これはスリップ。日菜太は廣野の圧力に手を焼きながらも左ローを当て続け、廣野の出足が少し鈍ってくる。記者採点は9-10で廣野。
 4Rも廣野がローに耐えながら組んでアッパー、膝蹴りを入れる展開が続き、日菜太は左ローから廣野の顔面に膝蹴りをヒット。廣野の首相撲からの膝がローブローになり中断が入り、再開後は日菜太が着実に左ローをヒットさせていく。記者採点は10-10、ここまでのトータルは38-39で廣野。



 5R、廣野が左ローをキャッチしながら左ストレートを狙い日菜太の腰が一瞬落ちる。共に消耗が激しくなってきた、ロープ際でもつれあってバランスを崩す場面が目立つ。共に大きなクリーンヒットはなく、日菜太はガードの上から左ハイを蹴っていくが、最後まで廣野のブロックは崩しきれず。記者採点は10-10、トータルスコア48-49で廣野。判定は割れ、2-1ながら1Rからローを当て続けた日菜太が勝利した。




第5試合 REBELS 60kg級タイトルマッチ 3分5R
○町田 光(橋本道場/王者)
×SHIGERU(新宿レフティージム/挑戦者、WPMF世界スーパーフェザー級暫定王者)
判定2-0 (48-48/49-48/49-48)
※町田が初防衛

 1R、SHIGERUがパンチとローのコンビネーションで先手を取ると、町田は蹴りを掴んでSHIGERUを転倒させる。町田は打ち合いには行かず、ガードを高く保ってSHIGERUが入ってきたところに左フックを合わせ、距離が詰まると徹底して組みにいく。記者採点は10-10。
 2R、SHIGERUがパンチから膝蹴りを浅くヒット。町田はこのラウンドも単発の左フックから、組んでの崩しに終始する。SHIGERUは組まれる前に右アッパーを合わせ、ラウンド終盤に細かいパンチから右ローを連打するなど手数を増やす。記者採点は9-10でSHIGERU。
 3R、SHIGERUが町田が組みに来たところに右アッパーをヒットさせ、首相撲でも互いに膝を異例合い一進一退。SHIGERUがワンツーから膝蹴りを突き上げると、町田も左フックから飛び膝蹴りで反撃する。記者採点は10-10。



 4R、町田は依然として単発のミドル、膝蹴りから組んでSHIGERUを倒していく。3Rまでは上手く右アッパーを合わせていたSHIGERUだが、再三の崩しに消耗させられたか、このラウンドは簡単に組まれる場面が増え、パンチの手数も減ってしまう。記者採点は10-9で町田、ここまでのトータルは39-39のイーブン。
 5R、町田は流れが来たと感じたか、ようやく居合いの構えから左フックを見せる。SHIGERUは組まれる前に右アッパーを当てていくものの、組まれてのこかしで攻撃を寸断されてしまい、連打に繋げられず。町田は5Rまで首相撲からの崩しで削る作戦を徹底し続け試合終了のゴング。記者採点は10-10、トータルスコア49-49でドロー。判定は僅差ながら2-0で町田が勝利し、初防衛に成功した。




第4試合 REBELS 65kg級 3分3R
×UMA(K&K BOXING CLUB/REBELS 65kg王者)
○タップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム/元WMC世界フェザー級王者)
判定0-3 (28-30/28-30/28-30)

 1R、開始すぐに得意の前蹴りをボディ突き刺すUMAだが、タップロンも右ミドル、右ストレートを返して応戦。ラウンド終盤になるとタップロンが首相撲でUMAの頭を下げさせて顔面に膝蹴りを見舞っていく。2Rも前蹴りでUMAが前に出るが、首相撲の対処が全く出来ず3秒が経過するのを待つのが精一杯の状態。再三頭を下げられて膝蹴りをもらってしまう。1、2Rを取られて後のないUMAだが、流しモードに入ったタップロンを攻めきることが出来ず、0-3でタップロンが判定勝ちを収めた。


第3試合 REBELS 63kg級 3分3R(延長1R)
×大石駿介(OISHI GYM/J-NETWORK&MA日本スーパーライト級王者)
○山口裕人(山口道場/INNOVATIONスーパーライト級1位)
1R 2'59" TKO (ドクターストップ:膝蹴りによる目の下のカット)

 山口が右ストレートで大石をグラつかせると、大石をロープに追い込んでパンチのラッシュを浴びせる。大石はガードを固めて何とか凌ぐが、ラウンド終了間際に大石がパンチで前に出てきたところにカウンターで飛び膝蹴りをヒット。この一撃でダウンを喫した大石は目の下をカットしてドクターチェックが入り、すぐにストップがかかり、山口が2冠王者相手に会心のTKO勝利を挙げた。


第2試合 REBELS 60kg級 3分3R(延長1R)
○不可思(クロスポイント大泉/Bigbangライト級王者)
×小谷野一樹(クロスポイント古河/J-NETWORK Next Generation Cup 58kg級優勝)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)


第1試合 REBELS 65kg級 3分3R(延長1R)
○中村広輝(赤雲會/REBELS 1位、LEGENDライト級王者、TENKAICHIスーパーライト級王者)
×ひろき☆感激!!(エスジム/REBELS 7位)
3R 2'59" KO (右飛び蹴り)


オープニングファイト


第3試合 REBELS-MUAYTHAI ライト級 3分3R
○久保政哉(PHOENIX/REBELS-MUAYTHAIライト級10位)
×どん冷え貴哉(Dropout)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

第2試合 REBELS 56kg契約 3分3R(延長1R)
○小倉尚也(スクランブル渋谷)
×百姓A(Dropout)
2R 2'00" KO

第1試合 REBELS 52.5kg契約 3分3R
○須田考禎(パラエストラ小岩 BRING IT ON)
×堀 健人(クロスポイント吉祥寺)
判定3-0 (30-29/29-29/30-29)

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