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ヤスユキ、タイの実力者に判定勝ち。町田光、ブルガリアの豪腕との打ち合い制す:7.25 後楽園

ジェイアクア presents RISE cooperation REBELS.28
2014年7月25日(金) 後楽園ホール
 REBELS初の後楽園大会でREBELS-MUAYTHAIスーパーフェザー級王者王者のヤスユキは、同階級でムエタイの聖地・ラジャダムナンで1位にいた実績もある25歳・ナーカー・ゲオサムリットと対戦。正確無比なローとミドルをもらってしまうが、パンチの手数で印象を残し接戦を制した。
  レポート&写真:井原芳徳


※「REBELS-MUAYTHAI」ルールは通常のキックルール、「REBELS」ルールは肘無し、首相撲3秒までのルール



第9試合 メインイベント REBELS-MUAYTHAI 67kg契約 3分5R
×板倉直人(スクランブル渋谷/REBELS-MUAYTHAIウェルター級王者)
○田中秀弥(RIKIX/WPMF日本ウェルター級王者)
2R 1'17" TKO (レフェリーストップ:右肘打ちによる左まぶたのカット)



 REBELSの2010年1月の旗揚げ大会から参戦していた板倉の、約10年のキャリアを締めくくる一戦がREBELS初の後楽園のメインに。板倉はサウスポー、田中はオーソドックスで、長身の両者がしなやかなミドルと膝の応酬を繰り広げ、じわじわと両者ペースが上がっていくかに見えたが、2R中盤に差し掛かり、田中の右肘で板倉が左まぶたをパックリと切り裂かれ、無念のドクターストップとなった。



 試合後、板倉がモノマネをしていたアントニオ猪木氏から詩「道」を読み上げるビデオメッセージが流されたが、板倉はまだ呆然とした様子。だが「こういう形で終わっちゃったんですけど、後悔無いです。田中選手ありがとうございました。誰よりも幸せなキック人生を歩むことができました」と話し、最後は1、2、3ダーの掛け声と10カウントゴングで締めくくり、会場を暖かいムードに包んだ。通算戦績28戦18勝(8KO)7敗2分1無効試合。


第8試合 セミファイナル REBELS-MUAYTHAI 59kg契約 3分5R
○ヤスユキ(Dropout/REBELS-MUAYTHAIスーパーフェザー級王者)
×ナーカー・ゲオサムリット(タイ/オムノーイ・スーパーフェザー級2位、元ラジャダムナン同級1位)
判定2-1 (椎名49-48/秋谷47-50/仲49-48)

 ヤスユキは以前から対戦を希望していたナーカーと対戦。1Rから両者とも、あまりステップを使わず向き合った状態でミドルを主体とした蹴りの打ち合いを繰り広げる。



 2Rに入るとヤスユキが左ボディから右フックにつなぐコンビネーションを決める場面も。ヤスユキは連打をうまく駆使していたが、ナーカーもパンチをお返しし、左ミドルを随所で当て続け、一歩も引かない。



 3R以降はヤスユキがパンチ主体、ナーカーが左ミドル主体と、2Rから生じた色の違いがはっきりと出るように。手数ではヤスユキだが、蹴りが少なくパンチに偏りがち。ナーカーの左ミドルは当たれば重みが十分で説得力がある。しかも3R以降はどのラウンドも終盤にナーカーがヤスユキを崩してみせ、ムエタイらしい試合運びを見せる。5R終盤のナーカーはほとんど攻めず、勝ちを確信したように回って距離を取りながら試合終了を待つ。



 ジャッジの採点は大きく割れ、ナーカーにポイントをつけたジャッジが1名いたのも、ミドルキックを重視するムエタイ的な価値観からすれば不思議では無い。基準は統一して欲しかったが、いずれにせよタイ人との対戦経験の乏しいヤスユキが、タイの実力者相手でもある程度のところまで渡り合えるスキルを持つのを示す内容だった。

◆ヤスユキ「序盤はナーカー選手の距離でやろうと思ったんですけど、僕のジャブも当たってましたし、蹴りも奥足ローも当たってましたし。ナーカー選手はローキックを腿じゃなく膝関節を狙ってね、今ここ腫れてるんですけど、嫌な感じのローですね。
(自己採点は?)80点ぐらいじゃないですか。良くできたほうだと。僕のミドルもしっかり当たってたと思うんで。もっとスウェーされると思ったんですけど。憧れてたナーカー選手に勝てたんで、それで良しとしようかなと。僕のパンチはよく当たってたかなって印象ですね。拳の感触が残ってたんで。僕の勝ちで良かったかな、と。
(でも試合後の表情はそんなに変わらなかった感じですが?)ちょっとパンチ効いてたんですかね。少しボーッとしてましたね。パンチ重かったですし。後々VTR見ないとわかんないですけど。
(向こうにジャッジ1者が47-50とつけてましたが)ミドルがカットできなかったんですよ。タイ式の採点だとちょっと負けてたんかなと。パンチは僕が当ててましたけど、ミドルは相手のほうが倍ぐらい当ててたような気がしますかね。強かったですよ。でもべらぼうに強いってわけではなく、なんとか手が届くとこかな。だいぶ近づけてきたのかな、僕がテレビで見てたナーカー選手に。試合決まったとき凄いうれしかったんですよ。いい経験なりましたし、もうちょっと強くなれるかなって思いますね」


第7試合 REBELS 60kg級 3分3R
○町田 光(橋本道場/REBELS 60kg級王者)
×チホミール・ミテフ [Tihomir Mitev] (ブルガリア/YORK GYM/WKNムエタイ世界60kg級王者、WKN世界60kg級王者、WKN欧州60kg級王者、アマチュアムエタイ欧州王者、WAKOバルカンK-1王者)
判定3-0 (仲30-28/山根30-28/シーナ30-27)

 町田と戦う予定だったトーマス・マコウスキー(ポーランド)が、6月28日のポーランドでの試合で足を負傷し欠場。代わってマコウスキーと同じくWKNのタイトルを持つ36戦35勝(11KO)1敗の19歳・ミテフが町田と対戦することになった。
 ミテフは1Rから重みのある右フック、右アッパー、左ボディ等を何発もヒット。背が低くパンチを振り回すスタイルと、短いパンツ姿は、かつてK-1 MAXに参戦していたマイク・ザンビディスを彷彿とさせる。町田も負けじとパンチで応戦しつつ、恒例の居合ポーズから不意打ちの左フックも当て、持ち味を発揮する。



 1Rはほぼ互角だったが、2R序盤、町田が居合で刀を抜くような構えから右ハイの奇襲に成功。すると以降はパンチと右の膝蹴りを何発も当てて攻勢に。ミテフもしぶとく、左ボディ等のパンチを返すが、時折スリップして苦しそう。3Rの町田は左ミドルを連打してミテフを下がらせ、パンチと膝を何発もヒットし攻勢を維持。異様にタフなミテフを倒せなかったものの、白人にも太刀打ちできるパワーとスキルを示し、文句なしの判定勝ちを果たした。




第6試合 REBELS 65kg級王座決定戦 3分5R
×中村広輝(赤雲會/REBELS 65kg級1位)
○UMA(K&K BOXING CLUB/REBELS 65kg級3位)
判定0-3 (山根48-49/仲48-49/和田47-49)
※UMAが初代王者に

 両者は1月大会で対戦し引き分けており、今回は王座を賭け激突。UMAはサウスポーからの左のミドル、前蹴り、ハイ、テンカオといった蹴り主体、中村はパンチ主体と、カラーのはっきり別れる攻防に。ややUMAが手数が上で、ほぼ互角の展開が続いたが、3Rは中村が右のインローから右フックの連打をクリーンヒットさせチャンスを作り挽回する。
 4Rも中村のローをもらって序盤はUMAも苦しんだが、中盤に差し掛かると中村も疲れの色が見え始め、中村が左の前蹴りと膝を連打して攻勢に。5RもUMAが手数で上回り、終盤には左ハイをクリーンヒットさせて好印象を残し判定勝ち。初のベルトを巻くと号泣した。




第5試合 REBELS 52.5kg級王座決定戦 3分5R
○加藤竜二(橋本道場/REBELS 52.5kg級1位、WBCムエタイ・インターナショナル・フライ級暫定王者、INNOVATION同級王者)
×関 正隆(昌平校柏道場/REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級3位)
1R 1'10" KO (顔面への左前蹴り)
※加藤が初代王者に

 加藤の熱望通り新設されたREBELS 52.5kg級王座の決定戦。NKBとM-1でタイトル獲得実績のある関が相手だったが、5冠の実績のある加藤は全く問題にしなかった。
 サウスポーからの左のハイでぐらつかせると、パンチの連打でダメ押ししてダウンを奪取。10カウント内で立ち上がった関は表情が虚ろだが、椎名レフェリーは続行。加藤は容赦なく左の顔面狙いの前蹴りをクリーンヒットしでダウンを奪い、関はそのまま立ち上がれなくなり試合終了。無傷で新たなベルトを獲得した。





第4試合 REBELS 60kg級王座次期挑戦者決定戦 3分3R(延長1R)
×皇治(SFKキックボクシングジム/REBELS 60kg級3位、HEATキックルールライト級王者)
○SHIGERU(新宿レフティージム/REBELS-MUAYTHAIスーパーフェザー級3位、WPMF世界同級暫定王者)
判定0-3 (和田28-29/椎名28-29/秋谷28-30)

 1R、中盤にかけてはロー、終盤にかけてはパンチの応酬で、SHIGERUが若干手数で上回る展開。だが2Rから皇治の右のテンカオ、左ハイも決まりだし、ほぼ五分に。
 3Rも皇治が右ストレートと左のミドルの連打を決め、勢いがついてきたかに見えたが、中盤過ぎにSHIGERUが右ハイをお返しすると、そこから終了までノンストップのパンチと膝のラッシュで皇治を圧倒。結局終盤の攻めが決め手となり、SHIGERUが王者・町田光への挑戦権を獲得した。王座戦は10月26日のディファ有明大会で行われる。




第3試合 REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者決定トーナメント準決勝戦 3分3R(延長1R)
×水落洋祐(はまっこムエタイジム/元WPMF世界ライト級王者)
○野呂瀬博之(STRUGGLE/WPMF日本スーパーライト級王者)
判定0-3 (秋谷28-29/椎名28-29/仲28-29)

 プロ9戦全勝の新鋭・野呂瀬と、現在5連敗中・52戦目のベテラン・水落の一戦。1R、サウスポーの野呂瀬は左の肘打ちで水落の右まぶたを切り裂き先手。だが2Rに入ると、水落が血だるまになりながらも前に出て、上下のパンチ、右ミドル、ローを休まず当て続け反撃する。
 3Rも最初から水落が積極的に攻めたが、野呂瀬は水落のパンチのタイミングに合わせて左ストレートをクリーンヒット。水落は一瞬動きが止まって後ずさりする。その後は回復し、2R同様に上下のパンチのラッシュで攻勢に戻したが、野呂瀬も随所でパンチと肘を返し、序盤の好印象をキープし判定勝ち。連勝を10に伸ばした。




第2試合 REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者決定トーナメント準決勝戦 3分3R(延長1R)
×山口裕人(山口道場/INNOVATIONスーパーライト級1位、DEEP☆KICK 63kg級王者)
○ハチマキ(PHOENIX/元REBELS-MUAYTHAIライト級王者)
4R 判定0-3 (仲9-10/椎名9-10/山根9-10)
3R 判定1-0 (仲29-29/椎名30-29/山根29-29)

 ハチマキは1Rからパンチ、蹴り、肘と多彩な攻撃で攻め、2Rには縦肘を多用し始めたが、山口も肘で応戦するとハチマキのほうが右まぶたをカット。2R中に2度ドクターチェックを受け劣勢に。だが3Rから持ち前の豊富なスタミナを発揮。左ジャブの連打で主導権を握ると、膝、ミドル、ハイを当て反撃。ドローに持ち込むと、延長ラウンドはバテた山口をパンチと膝で手数多く攻め続け文句なしの勝利をおさめた。


第1試合 REBEL 52.5kg級 3分3R
○小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/REBELS 52.5kg級3位、元REBELS-MUAYTHAIフライ級王者)
×ユン・ドクジェ(韓国/サムサンジム/REBELS 52.5kg級2位、大韓ムエタイ協会ジュニアフライ級王者)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)

 3月大会で加藤竜二相手に接戦を繰り広げたドクジェが2度目の来日。小笠原と激しい蹴りの応酬を繰り広げるが、2Rから少しずつ疲れが見え始め、小笠原がミドル、ハイを手数多く当てて判定勝ちした。


オープニングファイト第4試合 REBELS 65kg級 3分3R
○中田裕市(クロスポイント古河/REBELS 65kg級 6位)
×パク・チョンスン(team OJ/REBELS 65kg級 9位)
1R 1'50" KO (3ダウン:パンチ連打)

オープニングファイト3第試合 REBELS-MUAYTHAIフェザー級 3分3R
○立嶋篤史(ASSHI-PROJECT/元全日本フェザー級王者)
×R-BLOOD マサキ DANGER GYM(DANGER GYM)
判定2-1 (30-29/28-29/29-28)



オープニングファイト第2試合 REBELS フェザー級 3分3R
△小林悟嗣(スクランブル渋谷)
△新垣竣太(Top Fighter)
判定1-0 (29-28/29-29/29-29)

オープニングファイト第1試合 REBELS 61kg契約 3分3R
○白井達也(大誠塾)
×並木義弘(team OJ)
判定3-0 (30-25/30-25/29-25)

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