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ヤスユキ、町田光に右フックで4R逆転TKO勝ち:4.20 有明

ジェイアクア presents REBELS.26 ~the duel~
2014年4月20日(日) ディファ有明
 「ルール関係無しに、男と男の戦いをしたい」というヤスユキの希望により実現した町田光との一戦は、期待通りの好勝負に。町田が右のローと膝を効かせて優勢だったが、4Rにヤスユキが町田の右膝蹴りに右フックを合わせ逆転TKO勝ちを果たした。

  レポート&写真:井原芳徳  


第17試合 メインイベント REBELSルール 60kg級 3分5R
×町田 光(橋本道場/REBELS 60kg級王者/59.97kg)
○ヤスユキ(Dropout/REBELS-MUAYTHAIスーパーフェザー級王者/59.96kg)
4R 1'36" KO (右フック)

 ヤスユキの強い要望により実現したREBELSチャンピオン対決。主催者側も今年初頭から、旗揚げ以来最高の規模でこの一戦のアピールに力を入れてきたが、その成果が名勝負として見事に結実する。1R序盤から両者ともスピードのある蹴りとパンチを途切れること無く交わし続けるが、観客もほとんど歓声を出さず、固唾を呑んで見守っており、打撃音のみが場内に響き渡る時間が長い。その静寂を打ち破るのが、ヤスユキの伸びのある左ハイ。町田は不意を打つ一撃に、場内はどよめきに包まれるが、町田は崩れること無く攻撃を返し続け、終盤には右ハイをお返し。合間に着実に右ローを効かせ、5Rの長期戦を意識したフィニッシュへの下地を作っている。



 町田はラウンドインターバル中、コーナーで正座してコンディションを整え、セコンドのアドバイスを聞く。今年に入ってからの町田の試合での恒例の光景だ。試合前のインタビューで、正座は単なるパフォーマンスではなく、体に芯を通すために意味のある行為だと話していたが、最近は試合を重ねるごとに、良い姿勢から放たれる脱力した攻撃に磨きがかかっている。



 2Rに入ると、町田は右のミドル、テンカオを有効にヒット。町田はノッてきたか?ようやく居合ポーズも出るようになると、観客からも「オーッ」という声が飛ぶ。まだヤスユキも動きが落ちきっておらず、距離が近いため、居合ポーズからのフックは不発となってしまうが、右アッパーはうまく当てることに成功。終盤、ヤスユキはまたも左ハイを当てるが、町田は左手で振りほどくとすぐに右フックをクリーンヒット。ヤスユキの表情が曇りだす。

 3Rに入ると町田ペースがより顕著となり、右ロー、膝のヒットが増え、パンチの連打も決まりだす。ヤスユキも左のミドルや右ハイを返すが、町田はペースを崩さず、攻撃は途切れることなく、左ローを効かせる。ヤスユキは足を引きずるような動きでコーナーに戻り、視線も少し虚ろになってきた。



 町田の勝利も時間の問題か?というムードも漂い始めたが、4Rにまさかの展開が訪れる。序盤、町田は右ローだけでなく左のインローも効かせ、じわじわとフィニッシュに近づいていたが、ヤスユキも休まず左ミドルをお返しし続ける。そして中盤に突入し、町田が右のテンカオを放つと、ヤスユキは胸元にもらいながらもドンピシャのタイミングで、カウンターの右フックをクリーンヒット。町田は前のめりにダウンする。町田はなんとか立ち上がったものの、ヤスユキの猛ラッシュを前に防戦一方。最後は再び右フックをクリーンヒットし、町田がロープにもつれ込むようにダウンすると、レフェリーストップとほぼ同時にセコンドの橋本敏彦会長がタオルを投入した。町田は立ち上がろうと動いていたが、これ以上戦ってもすぐ倒されるのは明白な状態で、橋本会長の判断は的確だった。




 試合後、なんとか立ち上がった町田と抱き合い、笑顔を浮かべたヤスユキは「正直、1、2R、負けるかと思いましたけど、ちょっとした差で僕が勝ちました。町田選手、僕、もう1回対戦していいかなと、思うぐらい強かったです。これからの目標は、日本一の男と戦ってみたいですね。そしてタイの現役選手。対戦決まりましたら是非お越しください」とマイクアピールで語った。21日午後1時からの吉祥寺のサーパスでの公開記者会見で、試合の詳細を振り返る予定だ。なお、町田はVIP向けのアフターパーティに登場し、「ヤスユキ選手、強かったです。今日は僕の完敗です。もっと強くなって戻ってきます」とファンに向け話していた。(※一夜明け会見の両者のコメントはこちら




第16試合 REBELS-MUAYTHAIルール 67kg契約 3分5R
○板倉直人(スクランブル渋谷/REBELS-MUAYTHAIウェルター級王者/66.85kg)
×シティサック・ソー・ソムポン(タイ/元タイ東北部スーパーライト級王者/66.95kg)
判定3-0 (仲50-47/宮沢50-47/和田49-47)
※5R左ローキックでシティサックに1ダウン

 板倉はサウスポーに構えてプレッシャーをかけ、右ジャブと前蹴りでフェイントを仕掛けるが、ロープを背にしたシティサックをなかなか攻められない。2Rにはセンチャイレフェリーが両者にもっと攻めるよう注意するが、3Rに入っても動きが少なく、両者にイエローカードが出される。だが板倉はコツコツと奥足狙いの左ローを当て続け、じわじわとシティサックを追い詰める。


 4Rにもセンチャイレフェリーは両者に積極的なファイトを促し、シティサックはようやく右ストレート、肘、ミドルの手数を上げ、若干優位に。5Rには板倉の左まぶたを切り裂く。しかし板倉が序盤戦から当て続けた左の奥ローがようやく効き目を発揮し、奥ローの連打でダウンを奪うことに成功。その後、板倉はドクターチェックを受けるが、傷は浅く試合続行。終盤にかけても左のロー、ハイを当て続け主導権をキープし判定勝ちを果たしたものの、KOできなかったことを反省。試合後のアントニオ猪木氏ばりの「1、2、3、ダー!」のパフォーマンスは封印した。


第15試合 REBELS-MUAYTHAIルール 68kg契約 3分5R
○T-98(クロスポイント吉祥寺/WBCムエタイ日本ウェルター級王者、REBELS-MUAYTHAI 1位/68.00kg)
×パーカーオ・クランセーンマーハーサーラカーム(タイ/元ラジャダムナン認定ライト級8位/68.00kg)
3R 1'39" KO (右膝蹴り)

 パーカーオは2010年、後にラジャダムナン・スーパライト級王者となる石井宏樹を肘でKOしたことのある実力者。現在24歳と脂が乗り切っており、サウスポーに構え、1Rから左肘を強振しT-98を脅かす。左ハイも放つが、T-98は落ち着いてかわすと右インローを効かせ、パンチラッシュでパーカーオを追い詰める場面を2度作り好印象を残す。
 2R、T-98が右ボディストレートを効かせると、パーカーオは左肘打ちの手数を上げ、本気モードに突入した様子。だが気持ちが入りすぎ、T-98を組み倒した直後に肘を落とし、センチャイレフェリーからレッドカード減点1を宣告される。その後もパーカーオは左肘、左ボディフックを当て、勢いは止まらないが、耐えたT-98は右ボディストレートでダウンを奪取。点差を突き放す。
 3Rに入ると両者の打ち合いは熾烈になり、パーカーオが左肘を当てれば、T-98もパンチだけでなく右肘もお返し。そして首相撲の展開で左膝をボディに叩きこむと、パーカーオの動きが止まる。T-98はこのチャンスを逃さずパンチの連打でロープに追い詰め、最後は右膝蹴りを叩きこんでパーカーオがコーナーでうずくまったところでレフェリーが試合をストップ。T-98が実力者から価値ある白星をもぎ取った。




第14試合 REBELS-MUAYTHAIルール 56kg契約 3分5R
△炎出丸(クロスポイント吉祥寺/J-NETWORKスーパーバンタム級王者、REBELS-MUAYTHAI 1位/55.90kg)
△ペッマイ・エスジム(タイ/エスジム/元アウスウィンダムスタジアム認定バンタム級王者/55.96kg)
判定0-1 (宮沢48-50/仲49-49/和田49-49)

 ペッマイはロープを背に前蹴りで距離を取り続け炎出丸の攻撃を封じ続け、3Rに入ると首相撲の攻防で左の膝蹴りを連打し主導権を握る。炎出丸も3R中盤こそ膝を返す場面はあったものの、4Rは膝とミドルをもらい続け、持ち味を発揮できず。5Rは右のフックを当て挽回したものの、ダウンは奪えず、ドローに持ち込むに留まった。


第13試合 REBELSルール 52kg契約 3分3R
○小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/REBELS-MUAYTHAIフライ級王者/52.00kg)
×古田恭人(はまっこムエタイジム/REBELS-MUAYTHAIフライ級3位、MA日本王者/52.00kg)
判定3-0 (宮沢30-26/和田30-26/センチャイ30-28)
※3Rバックハンドブローで古田に1ダウン

 両者は12年4月にムエタイルールで対戦し、小笠原が判定勝ちしている。今回は古田の希望でREBELSルールでの再戦。1Rから小笠原がサウスポーからの左ミドル、ハイ、テンカオ主体で手数多く攻める。古田も右のミドル、ローをお返しするが、試合終盤にかけて次第に押されるように。3R終了間際、小笠原が先輩の日菜太を彷彿とさせる、左ミドルを当てた直後のバックハンドブローでダウンを奪い、点差を広げ完勝した。


第12試合 REBELSルール 65kg級 3分3R
×小宮由紀博(スクランブル渋谷/REBELS 65kg級1位、RISEスーパーライト級(65kg)2位/65.0kg)
○中村広輝(赤雲會/REBELS 65kg級3位/64.67kg)
判定0-3 (仲28-30/和田28-30/センチャイ28-29)
※3R右フックで小宮に1ダウン

 ハードパンチャーの中村に対し、小宮が右ロー、左ミドル、左膝を着実にお返し。接戦が続いたが、3R開始すぐ、中村が右のフックをクリーンヒットし小宮をぐらつかせると、再び右を当ててダウンを奪う。小宮も終盤にかけ必死にパンチの連打をお返しするが、中村もパンチを返し続け試合終了。判定勝ちの中村が、藤田ゼンの持つ王座への挑戦に大きく前進した。


第11試合 REBELSルール 65kg級 3分3R
―UMA(K&K BOXING GYM/REBELS 65kg級2位/64.55kg)
―中田裕市(クロスポイント古河/REBELS 65kg級6位/65.00kg)
1R 0'24" 無効試合
※偶然のバッティングにより中田が額をカットしドクターストップ。山口元気REBELS代表は今後の大会で再戦を組むと発表した。


第10試合 REBELSルール 女子51kg契約 2分3R
○いつか(新宿レフティージム/WPMF日本女子フライ級王者/50.98kg)
×キム・ヒョジン(韓国/EMAムエマル/大韓プロムエタイ協会フライ級2位/49.6kg)※イ・イェジ(韓国)が食中毒により欠場
2R 1'59" KO (パンチ連打)


第9試合 REBELSルール 女子51kg契約 2分3R
△松田玲奈(y-park/J-NETWORKフライ級王者/50.94kg)
△ビョン・ボギョン(韓国/EMAムエマル/韓国女子48kg級王者、韓国散打選手権優勝/50.75kg)
判定1-1 (29-28/29-30/29-29)

第8試合 REBELS-MUAYTHAIルール ウェルター級 3分3R
○喜入 衆(フォルティス渋谷/REBELS 65kg級5位、元J-NETWORKスーパーライト級王者/66.53kg)
×藤ノ木岳(チャモアペットムエタイアカデミー/66.62kg)
判定3-0 (30-27/29-27/29-27)

第7試合 REBELSルール 60kg級 3分3R
×櫻木崇浩(バンゲリングベイ・スピリット/REBELS 6位/59.98kg)
○野上勇介(龍二ジム/REBELS 9位、2013年新人王/59.85kg)
判定0-3 (29-30/28-30/28-29)

第6試合 REBELS-MUAYTHAIルール フェザー級 3分5R
○工藤政英(新宿レフティージム/REBELS-MUAYTHAI 7位/56.92kg)
×立嶋篤史(ASSHI-PROJECT/元全日本王者/57.15kg)
3R 1'36" KO

第5試合 REBELS-MUAYTHAIルール スーパーフェザー級 3分3R
×渡部翔太(チームドラゴン/REBELS-MUAYTHAI 6位/59.15kg→58.97kg)
○HIRΦKI(Dropout/REBELS-MUAYTHAI 7位/58.67kg)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)

第4試合 REBELS-MUAYTHAIルール フェザー級 3分3R
×立澤敦史(チャモアペットムエタイアカデミー/REBELS-MUAYTHAI 6位/57.15kg)
○下東悠馬(クラミツムエタイジム/REBELS-MUAYTHAI 9位/56.95kg)
判定1-2 (29-28/29-30/28-29)

第3試合 REBELS-MUAYTHAIルール ライト級 3分3R
×嘉村佳孝(MSJ/KOS王者/60.95kg)
○下丈一朗(TARGET/WPMF日本6位/61.1kg)
判定0-3 (27-29/27-29/27-30)

第2試合 REBELS-MUAYTHAIルール ライト級 3分3R
○良太郎(池袋BLUE DOG GYM/61.23kg)
×並木義弘(team OJ/60.95kg)
判定3-0 (30-26/30-26/30-26)

第1試合 REBELSルール 女子45kg契約 3分3R
○COMACHI(MSJ/J-GIRLSピン級5位/45.3kg→44.96kg)
×宗田智美(シーザージム渋谷/44.5kg)
判定2-0 (30-29/30-28/29-29)

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