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梅野源治、ゴンナパーにリベンジ。日菜太KO勝ち:4.15 有明

REBELS.11
2012年4月15日(日) ディファ有明
 梅野源治は2月24日にルンピニースタジアムで敗れた相手、スーパーフェザー級7位のゴンナパー・シリモンコンと再戦。ロー、肘、膝、パンチを全て駆使し、5Rには相手の戦意を奪い判定勝ち。試合後は「本物のルンピニーのチャンピオンなりたい」と改めて今後の目標を語った。1月のIT'S SHOWTIMEで1R KO負けした日菜太は再起戦で藤田ゼンを2R KOし、世界再進出を表明した。
  レポート:井原芳徳  写真:久保与志


第10試合 メインイベント スーパーフェザー級 3分5R
×ゴンナパー・シリモンコン(タイ/ルンピニー・スーパーフェザー級7位)
○梅野源治(PHOENIX/WPMF世界スーパーフェザー級王者、ルンピニー同級10位)
判定0-3 (市瀬46-50/北尻45-50/和田47-49)



 前回の対戦から2ヶ月も経っていないこともあってか、手の内を知る両者は1R開始すぐからスパートをかけ、激しいローの応酬。ゴンナパーがワンツーから右ローへのコンビを決めれば、梅野も右アッパーと左の奥足狙いのローへとつなげ、一歩も引かない。手数は梅野がやや上だが、まだどちらにも流れは傾いていない。
 2Rに入ると梅野のローを警戒してか?ゴンナパーは早くも首相撲主体へと切り替え、前回梅野の額を切っている肘を放ってくる。だが梅野も組み負けず肘をお返し。ゴンナパーの組み付いてくるタイミングで右肘を叩きこみ、すぐさま左ローにつなげたり、右ストレートをもらったゴンナパーが首を振って効いてないとアピールすれば、すぐさま右肘を叩き込んだりと、梅野の強気の攻めが光る。とはいえゴンナパーも右のフックを随所でクリーンヒットさせ、あわやという場面を演出。まだ勝負はわからない状況だ。



 3Rも組もうとするゴンナパーに対し、梅野は右アッパーや右肘で応戦。梅野は1〜2Rはローを効かせ、3Rから勝負に出る作戦だったといい、手数を増やしてゴンナパーをじわじわと痛めつける。とはいえゴンナパーもなかなか苦しそうな表情を見せず、終盤には左右の肘のヒットを増やし、観客をヒヤヒヤさせる。
 ここまで熾烈な消耗戦が続いたが、梅野の攻撃の蓄積が実ったのは4Rだ。しつこく組んでくるゴンナパーに、梅野は右肘を連打し続け、ついに左まぶたをカット。ゴンナパーはドクターチェックを受ける。再開するも、ゴンナパーの組み力もじわじわと衰え、梅野はパンチと肘を当て続けようやく主導権を握るように。終盤には再びゴンナパーにドクターチェックが入る。



 そしてついに5R、序盤こそゴンナパーも右のハイや左ミドルを当てて底力を発揮したが、梅野が左のボディフックをクリーンヒットすると、ゴンナパーは動きが止まる。梅野は時折アゴを突き出したり両手を上げたりして挑発しながら、左ジャブの連打、パンチからローのコンビネーションなどを軽々と決め、ゴンナパーを圧倒する。終盤にはコーナーに追い詰めて左の膝とボディを連打。残り10秒、ゴンナパーはリングを回って梅野の攻撃から逃げ、完全に勝ちをあきらめている状態だった。

 ジャッジはもちろん3者とも梅野を評価し、梅野がリベンジに成功。「2月は思った動きができず負けてしまって、タイ人のトレーナーも見えないところで泣いていたと聞きましたし、応援に来てくれた人を悲しませてしまいました。今日は面白くない試合になってしまったけど、勝てて良かったです」と話すと、観客からは「面白かったよ!」という声が飛ぶ。そして梅野は「まだ確定じゃないけど、たぶん次は6月にルンピニーでやると思うんで、応援をお願いします」と語り、タイでのリベンジを誓った。

◆梅野「今日はスタミナが切れず凄く動けました。首相撲になっても膝を打たせず、肘を返す練習をしてきたんで、作戦通りでしたね。1〜2Rはローを効かせておいて、少しでも踏ん張りが効かない状態にしておいて、3Rから勝負をかけるつもりでした。ゴンナパーは顔には出さなかったけど、ローをもらって動きが悪くなってきてたのがわかったんで、パンチが当たるようになり、そうすればもっとローも当たるように、っていいサイクルになりました。4Rに肘で切ったら、5Rはもう完全に逃げてましたね。前回の借りは返せたと思います。
(6月のルンピニーの試合について)タイで結果を出さないと。タイのチャンピオンになりたいんだから。スーパーフェザー級は一番レベルが高くて、本物しかいないので、そのレベルに追いついて、ランカーを倒して、本物のルンピニーのチャンピオンなりたいですね。タイ人のトレーナーからも『偽物のチャンピオンならいらない。お金で取ったようなチャンピオンはもういい』と言われ続けてるので、タイでランカーを一人ずつ倒して行って、本物のチャンピオンになりたいです。
(タイでは当日計量で、今回は前日計量で、その違いは大きかった?)それは絶対にありますね。タイの時は着いたのが前日深夜で、次の日の朝計量で、水も飲めなかったですね。いつものタイ人のトレーナーが一人いないだけでも気持ちが全然違うし、前回は3Rから組まれて気持ちの弱さが出てしまいました。試合で弱気になったのは初めてでしたね。でも、本当はトレーナーがいてもいなくて自分の試合ができるようにならないと。いたらもっと心強いっていうレベルにまで行きたいです。今日は気持ちの面でしっかりできたのが良かったですね。」



第9試合 IT'S SHOWTIMEルール 70kg級 3分3R
○日菜太(クロスポイント吉祥寺/元RISEミドル級王者)
×藤田ゼン(エイワスポーツジム/元新日本キック日本ウェルター級1位)
2R 2'42" KO (3ダウン:パンチ連打)

 開始しばらく、藤田の飛び込んでの右のパンチをもらってしまった日菜太だが、次第にタイミングをつかむと、左ミドルや右フックを合わせるように。プレッシャーを強めると、左ミドルとインローの手数を増やして藤田を痛めつける。



 2R序盤はローブローやバック肘の反則をしてしまったが、左ミドルとインローを当ててリズムを取り戻すと、藤田の右ローのカウンターで左ストレートを当ててダウンを奪取。さらに日菜太は左ハイの3連打でスタンディングダウンを奪い、最後は左ハイからのパンチ連打で藤田がコーナーで棒立ちになったところで和田レフェリーがストップした。



 日菜太は「1月にオランダで負けてみんなをがっかりさせてしまったけど、まだまだあきらめないし、(世界に)通用すると思ってます」と世界再進出を宣言。さらに藤田の試合前のコメントを意識し、「持論ですけど、仕事をしながらキックをしている人間には僕は負けてはいけないと思うんです。キックボクサーは立派な職業だと言えるよう、僕が道を作って行きます」とアピールした。


第8試合 WPMF日本ライト級王座決定戦 3分5R
○水落洋祐(はまっこムエタイジム/WPMF日本ライト級1位)
×遠藤信玄(スクランブル渋谷/WPMF日本ライト級2位)
3R 0'55" KO (右フック)
※水落が新王者に



 1R、随所で両者のパンチが交錯するも、均衡状態が続く。だが終盤の打ち合いで遠藤が左肘を当て、水落は右眉付近を切りドクターチェックを受ける。
 2Rも時折打ち合いとなり、水落の出血が再び激しくなり残り1分にドクターチェック。傷の幅は広いが位置と深さは問題ない様子だ。再開後、水落は右ローを当てるが、遠藤はすぐさまパンチと肘をお返しし、一歩も引かない。
 3Rに入ると、しばらく攻防が続いた後、出血する水落のドクターチェックをするよう、遠藤が片腕を前に出してアピールする。だが聞き入れられずにいると、水落は距離を詰めて右フックを当て、遠藤をダウンさせる。遠藤は立ち上がりダウンしていないとアピールするが、ふらついており、10カウント以内でファイティングポーズを取らなかったため、山根レフェリーがKOを宣告。水落が逆転勝ちでタイトル奪取を果たした。


第7試合 WPMF日本スーパーフライ級王座決定戦 3分5R
×伊東拓馬(士道館橋本道場/WPMF日本バンタム級1位、MA日本バンタム級1位)
◯松崎公則(STRUGGLE/WPMF日本スーパーフライ級2位)
3R 2'46" TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる右眉のカット)
※松崎が新王者に



 サウスポーの松崎が左ミドルを放つのに対し、伊東は時計回りで動きながら右のローを前足と奥足にヒット。2R終了間際には偶然のバッティングで松崎が右目尻を切り、ドクターチェックを受け、伊東に減点1が宣告される。
 3Rも伊東がロー主体で若干優位に試合を進めていたが、出血の止まった松崎は2Rから放っていた右肘で伊東の顔面をカット。伊東にドクターストップがかかり、松崎の勝利となった。
 31歳でプロデビューし、36歳で初のベルトを巻いた松崎は「今年で37歳で、もうチャンスが無いと思っていたので、今日は絶対取るつもりで来ました。まだまだ死ぬまで戦い続けるんで応援お願いします」と話した。




第6試合 IT'S SHOWTIME JAPAN(STJ)55kg級王座決定トーナメント準決勝戦 3分3R(延長1R)
○出貝泰佑(バンゲリングベイ・スピリット)
×鷹大(ウィラサクレック・ムエタイジム/WPMF日本スーパーバンタム級4位)
1R 2'55" KO (右ストレート)


第5試合 68kg契約 3分5R
○T-98(クロスポイント吉祥寺/WPMF日本ウェルター級王者)
×アーサー・雅仁(習志野ジム/MA日本スーパーウェルター級1位)
4R 0'52" KO (右ストレート)

 サウスポーのアーサーに、T-98が右のロー、ミドルを当て、首相撲でも膝の手数で上回り優勢。3R前半は左ストレートをもらってしまったものの、終盤に右のボディフックを効かせると再び主導権。3R、組んで来たアーサーを突き放し右肘を当ててダウンを奪うと、最後は右ストレートの連打でKO勝ちを果たした。


第4試合 スーパーバンタム級 3分5R
×炎出丸(クロスポイント吉祥寺/WPMF日本スーパーバンタム級3位)
○ロームラン・オーベンチャマート(タイ/元ルンピニー・バンタム級3位)
判定0-2 (48-49/49-49/48-49)

第3試合 女子アトム級 2分3R
○Little Tiger(F.TEAM TIGER/WPMF日本女子アトム級王者)
×百花 [ももか](T.B.NATION)
判定3-0 (30-26/30-26/30-26)
※1R左フックで百花に1ダウン

第2試合 ウェルター級 3分3R
○板倉直人(スクランブル渋谷/WPMF日本ウェルター級6位)
×左 禅丸(アカデミア・アーザ/元J-NETWORKウェルター級4位)
2R 2'27" KO (左フック)

第1試合 フライ級 3分3R
×古田恭人(はまっこムエタイジム)
○小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/元M-1ジュニア45kg級王者、元KAMINARIMON45kg級ジュニア王者)
判定0-3 (28-30/28-30/28-29)

オープニングファイト第2試合 スーパーバンタム級 3分3R
○片島聡志(藤原ジム)
×渡辺優太(エイワスポーツジム)
判定3-0 (30-29/30-29/30-28)
 
オープニングファイト第1試合 52kg契約 3分3R
○矢島直弥(はまっこムエタイジム)
×作間晃雄(S.V.G.)
3R 2'37" KO (左フック)

REBELS-EX


第11試合 メインイベント ウェルター級 3分5R
○田中秀弥(RIKIX/WPMF日本ウェルター級2位)
×引藤伸哉(ONE'S GOAL/WPMF日本ウェルター級4位)
判定2-1 (49-48/50-48/48-49)

第10試合 スーパーフェザー級 3分3R
×中向永昌(STRUGGLE/WPMF日本スーパーフェザー級4位)
○稲石竜弥(team OJ/元NKBフェザー級6位)
判定0-3 (28-29/28-29/29-30)

第9試合 ライト級 3分3R
×平野将志(インスパイヤード・モーション/元NJKFライト級6位)
○稲葉竜太(team OJ/APKFライト級王者、元NKBライト級1位)
1R 1'13" TKO

第8試合 IT'S SHOWTIMEルール 55kg級 3分3R
○吉野幸喜(湘南格闘クラブ)
×鎌田裕史(韓道場)
3R 0'08" TKO

第7試合 スーパーライト級 3分3R
○前田将貴(RIKIX)
×尾﨑昌士(M-BLOW)
判定3-0 (30-27/30-26/30-26)

第6試合 女子51kg契約 2分3R
×三堀“SMILE”美弥子(Y'ZD GYM)
○聖☆羅(クロスポイント大泉/M-1ジュニア女子40&50kg級王者、J-GIRLS U-15ミニフライ級王者)
判定0-3 (28-30/27-30/27-30)

第5試合 NEXT HERORS CUP 1回戦 ウェルター級 3分3R
○中田裕市(クロスポイント古河)
×芝田二郎(平井ジム)
判定3-0 (30-25/30-25/30-25)

第4試合 NEXT HERORS CUP 1回戦 スーパーライト級 3分3R
○野呂瀬博之(STRUGGLE)
×牧野裕樹(ヨックタイジム)
2R 1'16" TKO

第3試合 NEXT HERORS CUP 1回戦 ライト級 3分3R
○白幡健太郎(クロスポイント大泉)
×山本 渡(ヨックタイジム)
判定3-0 (30-29/30-29/30-29)

第2試合 NEXT HERORS CUP 1回戦 スーパーフェザー級 3分3R
○倉科大地(藤原ジム)
×上田 渓(ラジャサクレック・ムエタイジム)
判定2-1 (26-27/27-26/27-26)

第1試合 NEXT HERORS CUP 1回戦 スーパーフライ級 3分3R
○ノリ・ゴールドライフジム(ゴールドライフジム)
×須田孝禎(パラエストラ小岩)
判定3-0 (29-27/29-27/29-27)

オープニングファイト第1試合 STARS アマチュアルール 60kg契約 90" 2R
×渡辺雄司(クロスポイント吉祥寺)
○山崎かずき(Wolf Kickboxing Gym)
判定0-3 (19-20/19-20/19-20)

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