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ペトロシアン、日菜太に貫禄の勝利:7.18 有明

東日本大震災チャリティーイベント“Stand up JAPAN!” REBELS×IT'S SHOWTIME ~REBELS.8 & IT'S SHOWTIME JAPAN countdown-1~
2011年7月18日(月/祝) ディファ有明
 ヨーロッパ最大のキック大会「IT'S SHOWTIME」が来年の日本本格上陸を前に、REBELSでカウントダウンマッチを実施。K-1 MAX 2年連続世界王者となったジョルジオ・ペトロシアンが参戦し、日菜太にポイント大差をつけて完勝した。61kg級の山本元気 vs. 板橋寛は乱打戦となり、SHOWTIMEのサイモン・ルッツ代表は「ベストファイトだった」と絶賛した。
  レポート:井原芳徳  写真:神谷 渚


IT'S SHOWTIME JAPAN countdown-1


第6試合 メインイベント 70kg契約 3分3R
○ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア/サトリ・グラディエートリウム・ネメシス/K-1 WORLD MAX '09 '10 優勝)
×日菜太(湘南格闘クラブ/元RISEミドル級(70kg)王者)
判定3-0 (北尻30-26/チャンデー30-25/シーナ30-26/仲30-25/山根30-27)
※1R、3R、日菜太にバックハンドブローの反則で各減点1

 SHOWTIMEルールは膝蹴りは有効だが、肘とバックハンドブローが禁止。日本でバックブローが禁止のルールは珍しく、この違いが日菜太にとっては穴に。
 両者サウスポーの構え。開始すぐ、豪快な軸足刈りでペトロシアンが先手。その後もプレッシャーをかけながらパンチを当て、日菜太の蹴り足をつかんでバランスを崩させる。日菜太は左ミドルを放つ際、右足の踏ん張りが効かず自分からバランスを崩す場面も多い。すると左ハイを放った直後、バックハンドブローにつなげる得意パターンを出してしまい、和田レフェリーから減点1を宣告される。



 2Rも日菜太は左ミドルからバックハンドブローにつなげるパターンをやってしまい、和田レフェリーから「今度やったら減点だよ」と注意を受ける。その後もペトロシアンにコーナーに詰められ、パンチをもらってバランスを崩す場面が数度。3Rにも日菜太は左ハイの後にバックブローを出してしまい減点1。サウスポー同士ということでさすがのペトロシアンも攻めあぐね、普段の試合ほど左ミドルを多用できなかったが、一発一発は強力。最後まで日菜太に反撃の機会を与えず、大差をつけての判定勝ちを果たした。

◆日菜太「出したい技が封じられた。世界との差が届かないほどじゃないけど、まだ僕には差があると思います。(反則のバックブローについて)出すつもりは無かったけど、体に染み付いた技なので。それだけ追い詰められていたんだと思います。サウスポー同士でミドルを蹴られず、パンチも合わせられました。でも世界をぶっちぎりで取ったペトロシアンでは無かった。たどり着ける位置だったと思います。(今後の目標設定は?)また一から鍛え直してリベンジしたいと思います。次はイタリアでもいいです。(何年ぐらいで追いつきたい?)1年ぐらいで。近いうちに」

◆サイモン・ルッツIt's Showtime代表「Hinata have big future. 日菜太は次の魔裟斗になれるのではないか?ボクシングを習ったり、欧州で練習すれば物凄く成長できると思う」

右から2人目がルッツ代表


第5試合 セミファイナル IT'S SHOWTIME世界65kg王座挑戦者決定戦 3分3R
×モサブ・アムラーニ(モロッコ/ムシドジム/WMCインターコンチネンタル・フェザー級王者)
○イム・チビン(韓国/チーム・チビン/KHAN GYM/M-1ウェルター級王者)
4R 判定0-5 (北尻9-10/仲9-10/シーナ9-10/和田9-10/チャンデー9-10)
3R 判定1-0 (北尻29-28/仲27-27/シーナ27-27/和田27-27/チャンデー28-28)



 初来日のアムラーニが、期待通りの野性的な攻めで観客を魅了。スピードのあるミドルやローを当て続けた後、飛び膝の奇襲でロープにチビンを追い詰めた後、頭を下げさせて右の膝蹴りを当ててダウンを奪取する。2Rにはチビンもバックブローの反則で減点1。ポイント差がさらに広がる。だがアムラーニのパンチを次第に見切るようになると、左ジャブから左ボディへのコンビネーションや、相手の回し蹴りをかわしてからの左フックなどを命中させ反撃。さすがにアムラーニも焦ったか?3Rにはブレイク後に膝蹴りを放つ反則を犯し、山根レフェリーから減点1を宣告される。チビンはサウスポーにスイッチすると、左ミドルを連続でヒットさせて猛反撃。終盤はオーソドックスに戻ると右フックを当て、2Rに引き続きポイントを奪取。まさかのドローに持ち込む。すると余力で勝るチビンが、終盤に右ストレートでアムラーニを下がらせると、パンチの連打でダウン寸前にまで追い込み、見事逆転勝利。世界タイトル挑戦権を獲得した。
 試合後、チビンが「今日は韓国人のイム・チビンではなく、アジア人のイム・チビンとして戦いました。世界にアジア人の強さを証明していきます」とアピールすると、観客は大きな拍手を送った。


第4試合 IT'S SHOWTIME世界61kg級王座挑戦者選定試合 3分3R
×山本元気(DTSキックボクシングジム/元全日本フェザー級王者)
○板橋 寛(スクランブル渋谷/元RISEスーパーフェザー級(60kg)王者)
4R 判定0-5 (仲9-10/和田9-10/シーナ9-10/チャンデー9-10/北尻9-10)
3R 判定2-1 (仲30-29/和田29-30/シーナ29-29/チャンデー30-29/北尻29-29)

 二人とも練習仲間で、試合前のコメントでは戦いにくいことを口にしていたが、試合になるとお構いなし。パンチが得意な二人ならではの激しい打ち合いが繰り広げられる。1Rはほぼ互角だったが、2Rに入ると、サウスポーの板橋が右ジャブでリズムをつかみ、右ロー、左フックのヒットを増やす。だが中盤以降、元気も右ミドルと右ストレートのヒットを増やし反撃。3Rには足を止めての打ち合いを繰り広げ、元気が若干ヒット数で上回る。



 判定の結果、延長戦に突入すると、板橋が挽回。元気の右ミドルの返しで左ミドルを当てた後、コーナーに詰めて左フックを連打して元気を苦しめる。以降、板橋が度々パンチの連打を決めて元気を圧倒。元気はフラフラになりながらも最後まで右フックを返し続けたが、威力は不十分で逆転ならず。板橋が文句なしの判定勝ちを果たした。
 大会後の総括でサイモン・ルッツ代表は「61kgの試合(山本元気対板橋寛)がベストファイトだった。二人とも才能がある」と両者の激闘を絶賛した。


第3試合 ヘビー級 3分3R
○コウイチ・ペタス(バンゲリングベイ・スピリット/WPMF日本ヘビー級王者、M-1ヘビー級王者)※KOICHI 改め
×ナミ・イル(韓国/国際キックボクシング連盟ヘビー級王者、元国際格闘技武道連盟ミドル級王者)
2R 0'46" KO

 開始まもなく、コウイチの左ローがローブローとなってしまい試合が一時中断。その後、コウイチはナミ・イルのパンチをかわし、右のローと左のジャブをコツコツと当て続け、優位に試合を運ぶ。2R、コウイチは仕留めにかかりたいところだったが、ナミ・イルは突如叫び声をあげてダウン。足を痛めた様子で、そのまま試合終了。相手の自爆による煮え切らない決着に、コウイチも不満げだった。


第2試合 67kg契約 3分3R
×渡部太基(藤原敏男スポーツジム/WPMF日本ウェルター級王者)
○T-98(クロスポイント吉祥寺/WPMF日本ウェルター級8位)
判定0-5 (27-30/27-30/27-30/27-30/27-29)

 両者は1年前のREBELS.3で対戦し、ドローに終わっており、今回はルールを肘なしに変えての決着戦。渡部はサウスポー、T-98はオーソドックスに構え、ミドルとストレート主体で打ち合い。2Rまで均衡状態が続く。
 だが3RにT-98が右ミドルの連打で渡部の勢いを止めると、右アッパー、右テンカオ、右フックの連続ヒットでロープまで下がらせ、右ハイでダウンを奪取。ポイント差をつけ、判定勝ちを果たした。T-98は試合後「今度は渡部選手とタイトルマッチでやらせていただきたい」とアピールした。


第1試合 58.5kg契約 3分3R
○SHIGERU(新宿レフティージム/WPMF日本ライト級8位)
×プンダム・M16ムエタイスタイル(M16ムエタイスタイル)
判定5-0 (30-28/30-28/30-29/30-28/30-27)

REBELS.8


第6試合 メインイベント バンタム級 3分5R
○藤原あらし(バンゲリングベイ・スピリット/WBCムエタイ日本バンタム級王者、WPMF日本スーパーフライ級1位)
×闘魔 [とうま](新宿レフティージム/WPMF日本&M-1スーパーフライ級王者)
判定2-0 (北尻49-48/仲48-48/和田49-48)

 試合前の舌戦同様、両者の戦いは激しい内容に。開始しばらく、サウスポーのあらしは得意の左ミドルを当てていたが、体格で勝る闘魔のプレッシャーが強くなってくると、首相撲からの膝蹴り主体のファイトにスイッチ。だが闘魔も組み付かれ際に右フックや右肘をヒット。2Rも闘魔は押し離してからの右肘や、距離ができてからの前蹴りを有効に当て、あらしを苦しめる。しかし3R、あらしは左右の肘を交互に放って闘魔をかく乱。首相撲からの膝の手数も増やし、闘魔の体力を奪う。4Rも右の縦肘で闘魔に側頭部を切られたものの、膝、肘、ミドルで攻め込み、終盤には左のローも連打して主導権。5Rは攻め疲れてペースが落ちたが、何度か組み倒して闘魔に反撃の糸口を見せず。苦しみながらも23歳の新鋭を下した。
 試合後のあらしは「この中で俺がタイ人とやって欲しい人、手を叩いてください」と観客に呼びかけ、拍手が巻き起こると「REBELSとショータイムの上部の人、検討してください」と首脳陣にアピールした。




第5試合 セミファイナル Top of Feather vol.2 フェザー級 3分5R
×カイチョン・シット・タームサブ(タイ/ラジャダムナン・スーパーバンタム級8位、元タイ東北スーパーバンタム級、フェザー級王者)
○梅野源治(PHOENIX/M-1フェザー級王者、WPMF日本同級1位、WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王者)
3R 1'53" KO (右ローキック)



 1R、梅野は左ローをカイチョンの前足と奥足にコツコツとヒット。カイチョンも右ミドルと前蹴りを返す。2Rも同様の展開だが、梅野は左ミドルやハイも当て、現役ランカー相手にもほぼ互角に渡り合う。3Rに入るとカイチョンが組み付いてくるようになり、数度梅野は投げ飛ばされてしまうが、接近戦で右の縦肘を当てるなど一歩も引かず。そして距離ができると、左ローを一撃。すると右足を痛めたカイチョンはダウンしたまま立ち上がれなくなり、梅野のKO勝ち。突然の決着に場内はどよめいた。
 試合後の梅野は「タイ人のランカーで東北王者が相手ということで、一杯練習したので、勝ててうれしい。この勢いでラジャやルンピニーのランカークラスとやって、チャンピオンになれるよう頑張りたい」と次なる目標を掲げた。



第4試合 ライト級 3分5R
△増田博正(スクランブル渋谷/元WPMF世界ライト級王者)
△ヨーゲンチャイ・エスジム(タイ/元ラジャダムナン・バンタム級8位)
判定1-1 (仲50-48/和田49-49/北尻48-49)

 38歳のベテラン増田は約1年ぶりの試合。サウスポーの構えから左ローを度々放つが、クリーンヒットは乏しい。ヨーゲンチャイも右のミドル主体で応戦。4Rにはパンチを当て、度々増田を組み倒して印象を良くする。5Rはスタミナが切れたものの、増田に決定打を与えず試合終了。判定はドローとなった。


第3試合 ウェルター級 3分5R
×田中秀弥(RIKIX/WPMF日本ウェルター級1位)
○藤倉悠作(ASSHI-PROJECT/WPMF日本ウェルター級4位)
判定0-2 (北尻46-48/和田47-47/山根47-48)

 昨年9月の初対決はドロー。WPMF日本ウェルター級王座決定トーナメントの試合のため、マスト判定で田中が準決勝に進んだ因縁がある。
 1Rから両者とも右ストレートと右ローを主体に多彩で積極的な攻めを繰り広げる。3R、藤倉がパンチの連打で前に出ると、田中もパンチと肘で応戦するが、藤倉がカウンターの右肘でダウンを奪取。5Rは両者クリンチが多いとみなされMr.シーナレフェリーから揃って減点1が宣告されたが、中盤以降は激しい打ち合いを展開。和田ジャッジのみドローとつけたが、2者の票を得た藤倉が決着戦を制した。


第2試合 フェザー級 3分5R
○湊恭二郎(エスジム/WPMF日本スーパーバンタム級9位、元NKBフェザー級6位)
×立嶋篤史(ASSHI-PROJECT/元全日本フェザー級王者)
判定2-0 (仲48-47/シーナ48-48/北尻50-47)

 サウスポーの湊が1Rからパンチ、肘、ミドルを的確に当てて優勢。だが3R、立嶋に押し倒された時にマットに頭を打ち付け、動きが落ちてパンチをもらって劣勢に陥る。立嶋は4Rもバックステップを駆使しながらミドルをヒットさせるなど、じわじわと動きが良くなってきた。しかし最終ラウンドは湊も息を吹き返し、左フック、左ミドルを当てて優勢。僅差ながらもレジェンドの立嶋から判定勝ちをもぎ取った。


第1試合 REBELS×JEWELS JEWELSキックボクシングルール 47kg契約 2分3R
○飯田なお(新宿レフティージム/ITFテコンドー全日本'07 '08 '09年王者)
×百花(T.B.NATION)
判定2-0 (30-30/30-29/30-29)

オープニングファイト第3試合 スーパーライト級 3分3R
×井上遊麻(尚武会/WPMF日本スーパーライト級9位)
○NIIZUMAX!(クロスポイント吉祥寺/J-NETWORKスーパーライト級5位)
判定0-2

オープニングファイト第2試合 フライ級 3分3R
×湯浅翔陽(レンジャー品川ジム)
○小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/元M-1&KAMINARIMONジュニア45kg級王者)
判定3-0

オープニングファイト第1試合 スペシャルアマチュアマッチ REBELS×JEWELS 45kg契約 2分3R
○宗田智美(ボスジム)
×涼香(T.B.NATION)
判定3-0


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