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レスリング2010年世界王者・アミル・アリアックバリ、圧巻の秒殺勝利:12.5 横浜

REAL 3
2015年12月5日(土) 横浜文化体育館
  レポート&写真:井原芳徳 (テレビ中継:TOKYO MX 12月31日 深夜26:30~27:55)


第11試合 メインイベント REALウェルター級タイトルマッチ 5分3R
○マルコス・ヨシオ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術/王者)
×藤井章太(フリー/挑戦者、DXFC同級王者)
1R 3'18" チョークスリーパー
※ソウザが3度目の防衛

 マルコスは昨年12月の有明コロシアム大会で高木健太に腕十字で勝利して以来の防衛戦。藤井は大阪が拠点のDEMOLITIONの王者。開始すぐのパンチの展開でマルコスはもらってしまい左まぶたを腫らすが、タックルを仕掛けてテイクダウンを奪うと、柔術仕込みの寝技で藤井を圧倒。あっさりとバックを奪いパウンドを何発も当てると、チョークで藤井を締め落とした。



 なお、大会中には柔術世界選手権(ムンジアル)の黒帯ヘビー級3連覇の実績のあるホドウフォ・ヴィエイラ [Rodolfo Vieira] が来年のREALに参戦することが発表された。ヴィエイラは「REALに出場できてうれしいです。柔術で頂点に立ちましたが、MMAはチャレンジャーの立場として臨み、良い結果を出せればと思います。ヨロシクオネガイシマス、オス」と、最後は日本語も交えてアピールした。


第10試合 フェザー級 5分2R
×飯嶋貴幸(NATURAL 9)
○アム・リジリガラ [Amu Rijirigara](中国/チャイナトップチーム)
1R 4'59" 腕ひしぎ十字固め

 リジリガラは中国の内モンゴル自治区出身の選手。柔術がベースで、1R中盤にタックルでテイクダウンを決めると、ハーフからバックに移行し、飯嶋が上になろうと体を動かしたタイミングで腕十字を極めてタップを奪った。


第9試合 REALスーパーライト級(74.2kg)王座決定トーナメント一回戦 5分2R
×上山龍紀(U-SPIRIT JAPAN町田)
○ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)
1R 2'13" 腕ひしぎ三角固め

 各階級優秀賞金200万円で争われる初代王座決定トーナメント。ホベルトも兄のマルコスに続きベルト奪取を狙う。序盤、スタンドの展開で、上山の左のテンカオをもらってしまう場面もあったが、ホベルトはパンチのフェイントから弾丸タックルでテイクダウンを決めると、素早い動きでバックマウントを奪取。パウンドを連打した後、下に落ちながら三角絞めを極め、最後は腕十字との複合技でタップを奪った。




第8試合 REALスーパーライト級(74.2kg)王座決定トーナメント一回戦 5分2R
○金子優太(BRAVE)※エドモンド金子 改め
×ZUZU(米国/T'sキックボクシングジム)
判定2-1 (宮沢19-20/豊永20-19/和田○20-20)

 ZUZUはエンセン井上の弟子でかつてGORIのリングネームでも試合をしていた選手。1R、ZUZUが右フックを放ち、少しバランスを崩した金子の背後に回り込むが、金子は下に潜り込んでアキレス腱固めを仕掛けてチャンスをつかむ。スタンドに戻り、中盤にもバックを取るが、ZUZUも対処して返して上に。スタンドに戻ればZUZUが左のミドル、ハイ、右フックを強打し反撃する。
 2Rも序盤はZUZUが打撃で優勢だったが、金子も左ジャブを突きながら右ストレートをお返しし、左フックと左ミドルの連打も決め反撃。タックルを仕掛けて倒しながらすぐにバックに回り込み、立たれた後もZUZUのタックルを潰して上になる等、全般に優位に試合を運ぶ。判定は割れたが、試合全般で優位な場面が少し多かった金子に軍配が上がった。


第7試合 REALスーパーライト級(74.2kg)王座決定トーナメント一回戦 5分2R
○星野大介(総合格闘技津田沼道場)
×濱村 健(ハニートラップ)
判定2-1 (和田20-19/梅木20-20○/宮沢○20-20)

 当初出場予定だったマーチン・ピオンケ(ポーランド/チーム・ナツラ)が欠場し、濱村が緊急参戦。1R、中盤に濱村がテイクダウンを狙うが、バランスが崩れ星野が上に。これはすぐスタンドも戻ると、サウスポーの星野に濱村が右ミドルと右ボディをうまく当て、若干優位に試合を運ぶ。
 だが2Rに入ると、蹴りの応酬の中で星野の右ロー、左ミドル、左ハイのヒットがじわじわと増えて優勢に。終盤には濱村の右ミドルをすくってテイクダウンに成功。すぐスタンドに戻るが、2Rの攻勢が評価され判定勝ちした。




第6試合 REALスーパーライト級(74.2kg)王座決定トーナメント一回戦 5分2R
○岡野裕城(マッハ道場)
×カルロ・ペデルソリ [Carlo Pedersoli](イタリア/Hung Mun Studio)
判定2-1 (梅木○19-19/宮沢19-19○/和田○19-19)

 岡野はDEEPを主戦場とし、7月には北岡悟の持つDEEPライト級王座に挑戦し2Rにギロチンで敗れている。1年前までウェルター級だったため、ライト級との間のスーパーライト級は戦いやすい階級だろう。
 1R、サウスポーのペデルソリの伸びのあるパンチに岡野は手を焼く状況が続く。終盤、ペデルソリを金網に詰めて右のテンカオを放つが、このタイミングでペデルソリに倒されるとサイドポジションを取られ、最後はアームロックを狙われる。



 だが2R、ペデルソリとの距離の取り方を把握した様子の岡野は、右のボディストレートとミドルのヒットを増やしてじわじわとペース。ペデルソリを度々金網まで追い詰める。終盤に入り、タックルでテイクダウンに成功。だがペデルソリも足を登らせ、岡野はその先の攻めができない。判定の難しい試合となったが、2Rに打撃で好印象を残した岡野に軍配が上がった。


第5試合 REALヘビー級王座決定トーナメント一回戦 5分2R
×ラドゥ・スピンゲル [Rdu Spinghel](米国/ブローディンジム)
○アミル・アリアックバリ [Amir Aliakbari](イラン/イラン大誠塾)
1R 1'01" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 アリアックバリはレスリング世界選手権2010年グレコ96kg優勝者の27歳。12年のロンドン五輪にイラン代表に選ばれるもドーピングで陽性反応が検出され、2013年の世界選手権グレコ120kg級で優勝するも再びドーピングで陽性と判明し金メダルをはく奪され、レスリング界から追放された。昨年、米国のMMAの名門・アメリカン・キックボクシング・アカデミー(AKA)と契約し、AKAのタイの道場で、UFCで活躍するマーク・ハント、ソア・パラレイらと練習。タイのナイトクラブで1試合だけ非合法のMMAマッチを経験し17秒でTKO勝ちしており、今回が事実上のデビュー戦となる。



 開始すぐ、アリアックバリがパンチラッシュで41歳のスピンゲルを後退させた後、右のフックをクリーンヒットしてぐらつかせ、スピードのある胴タックルでテイクダウンに成功。サイドで押さえながらアームロックを狙い、極まらないと判断すると鉄槌に切り替えるクレバーさも見せつけレフェリーストップ勝ち。スピンゲルは大量の鼻血を出しており、アリアックバリの高い素質を存分に印象付ける試合だった。




第4試合 REALヘビー級王座決定トーナメント一回戦 5分2R
○桜木裕司(掣圏会館)
×ユン・ガンチョル [Yoon Gangchol](韓国/新韓国プロレス)
2R 0'19" TKO (レフェリーストップ:右フック→グラウンドパンチ)

 開始まもなく、パンチの打ち合いでスリップして下になってしまった桜木。亀の状態になりボディに膝をもらい続けるが、脱出してスタンドに戻ると、41歳のガンチョルはガス欠状態で、ラウンドインターバルに入ってもしばらくマットに倒れ込んだ状態。2R開始すぐに桜木の右フックをもらうと、戦意喪失状態で倒れ、最後は桜木がパウンドで追い打ちをかけ試合を終わらせた。


第3試合 REALヘビー級王座決定トーナメント一回戦 5分2R
×トム・ササキ [Tom Sasaki](ブラジル/ハードコンバット)
○クリスチャン・コロンボ [Christian Colombo](デンマーク/コンバットスポーツアカデミー)
1R 2'18" TKO (レフェリーストップ:左膝蹴り→グラウンドパンチ)

 ササキはカルロス・トヨタの同門の柔術黒帯でMMAデビュー戦で、ボディに左膝蹴りをもらい悲鳴をあげダウンをすると、鉄槌の連打を浴びレフェリーストップ。あっけなく敗れた。


第2試合 REALヘビー級王座決定トーナメント一回戦 5分2R
×ジャック・チェジェンスキー [Jack Czajczynski](ポーランド/ワイドラジム)
○ルイス・サントス“アバター”[Luis Santos AVATAR](ブラジル/ブルテリア・トップチーム)
判定0-3 (19-19○/19-19○/18-19)

 在日ブラジル人のアバターには、ブルテリアの子供たちから「頑張れアバター」という声援。1R、蹴り足を捕まれて下になるが、チェジェンスキーのパウンドのタイミングでひっくり返し、柔術仕込みの寝技でマウント、バックを取り、パウンドの連打で追い詰める。まだ打撃には不慣れな様子で、2Rはスタンドでチェジェンスキーのパンチを怖がり逃げ回る状態となり、ポイントを取られたが、1Rに圧倒した展開が評価され、マスト判定で勝利をものにした。


第1試合 ヘビー級 5分2R
○川口雄介(池袋BLUE DOG GYM)
×カク・ヨンサブ(韓国/Daegu Chung Ho Gym)
1R 3'18" 肩固め

 川口が元々はミドル級のヨンサブから何度もテイクダウンを奪い続け、肩固めを極めタップを奪取。実力差を見せつけた。


プレマッチ ミドル級 5分1R
×ケンボリー・シウバ(ブラジル/ダムファイトジャパン)
○佐々木亮(アラバンカ柔術アカデミー)
判定

プレマッチ フェザー級 5分1R
×岩井明憲(BRAVE)
○八田デリキ(ブラジル/ダムファイトジャパン)
判定

プレマッチ 54kg契約 5分1R
×朝日向大貴(BRAVE)
○宮國 要(アラバンカ柔術アカデミー)
判定

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