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石渡伸太郎、ヘンリーとの5Rの死闘制す「世界と勝負させてください」:12.13 有明

PANCRASE 273
2015年12月13日(日) ディファ有明
 1月に左上腕三頭筋腱断裂の怪我を負い、約1年ぶりの試合となった石渡伸太郎。所英男、上田将勝ら対日本人4連勝のビクター・ヘンリーの打撃とサブミッションに苦しみながらも、不屈の闘志でパンチを返し続け5R判定勝ち。2015年の日本のMMAのベストバウトと言って過言ではない死闘を制すと、「帰って来た第2代バンタム級キング・オブ・パンクラシストは世界と勝負できます。世界と勝負させてください」とアピールした。
  レポート&写真:井原芳徳  (オンデマンド配信:UFCファイトパス


第14試合 メインイベント パンクラス・バンタム級タイトルマッチ 5分5R
○石渡伸太郎(CAVE/王者/61.2kg)
×ビクター・ヘンリー(米国/CSW/ハイブリッドファイター/1位/61.0kg)
判定3-0 (松宮48-47/高本48-47/大藪48-47)
※石渡が3度目の防衛

 石渡は昨年11月にジョナサン・ブルッキンズに判定負けして以来のパンクラス出場。大晦日のDEEP DREAM IMPACTでDEEP同級王者の大塚隆史を1R KOし、4月のパンクラスで凱旋予定だったが、1月末の練習中に左上腕三頭筋腱断裂の怪我を負い、2月初めに欠場が発表されていた。その時に「ヒーローは遅れて登場し、全て持って行っちゃいます」とコメントを発表したが、2015年最後のディファ大会で有言してみせる。

 その相手、ヘンリーはジョシュ・バーネットの弟子で、GRANDSLAMで昨年7月に所英男に2R TKO勝ち、今年2月に上田将勝に3R膝十字で一本勝ちすると、5月にパンクラスに初参戦し中島太一に判定勝ち。10月4日の大会でも福島秀和にギロチンで一本勝ちし、ランキングが3位から1位にアップし、王座挑戦のチャンスが巡って来た。



 今回に備えタイでの合宿も行ったヘンリー。普段はオーソドックスだが、試合が始まると、石渡と同じようにサウスポーに構え、左のロー、ミドル、右ハイを強打。石渡は「(サウスポーも)あるかもと思ったけど、想定とは違った」といい、後手に回る展開。中盤にはヘンリーの右のインローがローブローとなり、3分ほど試合が中断。再開後、ヘンリーはパンチのラッシュで石渡を追い詰め、石渡がパンチを嫌って組み付いてきたタイミングでギロチンチョークで捕獲し、そのままグラウンドに引き込んで絞り上げる。極まっていたが、石渡は残り時間が短いことを確認し耐えきる。



 石渡は左まぶたが腫れ、2R開始直後にドクターチェックを受ける。石渡は「1R目取られて、このままじゃ負けると思って、殴らせても殴るつもりで戦いました」といい、度々ヘンリーとパンチの打ち合いを繰り広げるように。中盤からヘンリーはオーソドックスに戻すと、右の膝蹴り、ミドル、インローを強打するが、構えが通常に戻ったことで、石渡の左ストレートのヒットがじわじわと増加。トータルの手数ではヘンリーだが、パンチの有効打で好印象を残した石渡がジャッジ3者から支持されポイントを獲得し、イーブンに持ち込む(パンクラスはラウンド毎にポイントがアナウンスされる)。

 これで勢いづいた石渡は3R、左ボディも絡めてヘンリーを削り、意識を下に向けさせつつ、顔面狙いのパンチもヒットし主導権をキープ。だがヘンリーもしつこく前に出て、接近戦で右肘、右ミドルをお返し。石渡は右まぶたも腫れて来ているが、「全部受けてやろうって感じでした」といい、攻撃をもらっても全くひるまず、驚異的な精神力を発揮。有効打数では上回ったことが評価され、このラウンドのポイントも取り逆転する。



 4R、少し疲れて来た様子のヘンリーは、投げに失敗して下に。だが故意に失敗した可能性もあり、下から足を登らせて腕十字や三角絞めを狙うが、石渡はセコンドの植松直哉の声を聞きながら落ち着いて潰して対処。スタンドに戻ると、石渡がパンチを当てていたが、ヘンリーが圧力を強め、石渡が嫌って組み付くと、ヘンリーは1Rのようにギロチンを仕掛ける。だが今度は石渡は対処し、外してトップをキープする。スタンドに戻ると、ヘンリーのパンチと肘をもらい、石渡は鼻血を出し、さすがにバテて来た様子。ヘンリーがスタンド状態のままアームロックを仕掛け、そのまま引き込んでチャンスを作るが、石渡は外してトップキープしパウンドを連打。勝利への並々ならぬ何度も執念を見せつけ、観客を驚かせる。打撃では石渡だが、サブミッションではヘンリーというRになり、ジャッジも2者が石渡、1者がヘンリーと割れる。



 そして迎えた最終ラウンド、ポイントで負けているヘンリーは必死に前に出るが、石渡はかわしつつ左インロー、左ボディ、右フックを当てる。だが両目の腫れは激しく、さすがに体力は限界に来ている様子で、ヘンリーの右ストレートを中盤にもらうと、ヘンリーの右ミドル、右膝、右ストレートのラッシュで後退。終盤はヘンリーのパンチラッシュをひたすらアゴを引いてスウェーし続ける状態の中で、パンチを振り回し、決定打をしのぐ。試合終了のゴングが鳴ると、全ての体力を使い切った石渡は頭から倒れ込み、ヘンリーは両手を上げてバーネットの待つ自陣に戻る。



 結局、1Rと5Rはヘンリーが取ったが、2・3・4Rにポイントを重ねた石渡の勝利に。終了時のダメージは明らかに石渡のほうが大きく、どちらが勝者かわからないような状態だった。
 とにかく、石渡もヘンリーも、体力と持てるスキルを全て出し切り、さらに超人的な精神力で観客を驚かせたのは確か。今年の日本のMMAのベストバウトが繰り広げられたと言っても過言ではなく、UFCの中で組まれていたとしても遜色の無い、UFCならファイトオブザナイト獲得が確実な試合内容だった。
 石渡は試合後のインタビューで「帰って来た第2代バンタム級キング・オブ・パンクラシストは世界と勝負できます。世界と勝負させてください」とアピール。UFCファイトパスを通じて全世界への中継をスタートした2015年のパンクラス。東京大会の今年最後の試合は、石渡、そしてパンクラスそのものが世界とも勝負できることを示す試合となった。

◆石渡
[試合後ケージ内でのインタビュー]
 ビクターの話の前に、ただいま。凄え大怪我して、帰って来れると思わなかったんですけど、みんなのおかげで帰って来れて、ありがとうございます。(来年に向けてという質問に)ちょっと休ませてください(苦笑)。(最後にメッセージを)帰って来た第2代バンタム級キング・オブ・パンクラシストは世界と勝負できます。世界と勝負させてください」

[控室でのインタビュー]
(試合を振り返って)1R目取られて、このままじゃ負けると思って、殴らせても殴るつもりで戦いました。
(ヘンリーと戦ってみて想定と違った?)まずサウスポーでしたよね。あるかもとは思ってましたけど、想定とは違いましたね。それ抜きでも距離感も良かったし、いい蹴り出すし。綺麗にやりあったら負けると思って、削り合いに行きました。
(1R最後のヘンリーのギロチンの極まり具合は?)苦しかったですね、でも残り30秒なら大丈夫だと思いました。
(試合が進み、ヘンリーの変化は感じた?)コツコツとボディを当てていたんで、後半相手の動きを削って行けていると思いました。
(ヘンリーの蹴りや膝をもらって石渡選手の状態は?)全部受けてやろうって感じでした。
(目が腫れたが、試合中の視界は?)よく見えてました。
(試合後のインタビューでは、怪我から復帰した思いを語っていました)終わったから言えますけど、半年ぐらいは日常生活もできず、二度と(試合が)できないと思って、くすぶった思いを試合をぶつけ、少しも弱気になることもなく戦えました。今日は自分を褒めたいです。
(UFCにアピールできた?)…まあなんというんですかね、今日は根性だけで勝って、UFCだなんだって言ういうのは恥ずかしいんですけど、それでも競り勝ったんで自信にはなりました。世界と勝負したい気持ちがありますね。


第13試合 セミファイナル パンクラス第2代ライトフライ級(54.4kg)王座決定戦 5分5R
○神部建斗(ALLIANCE/1位/54.1kg)
×武蔵幸孝(フリー/2位/54.3kg)
1R 1'33" TKO (レフェリーストップ:膝十字固め)
※神部が新王者に

 パンクラスはUFC等の米国のMMAで採用される統一(ユニファイド)ルールと同じ階級分け・階級名への完全移行を9月に発表し、10月4日のディファ有明大会から施行された。だが、UFCに無い54.4kgのフライ級は即廃止とはならず、ライトフライ級に名前を変え、年内は存続することになった。その前に砂辺光久が新ストロー級王座挑戦のためにライトフライ級王座を返上し、王座空位のまま消滅しそうなムードだったが、1位と2位の二人で最後の王者を決めることになった。
 神部は19歳・9戦9勝のパンクラス期待の星。武蔵は12年7月のDEMOLITION広島大会でのデビュー戦では判定2-1で敗れているが、その次の試合から上がったパンクラスでは7勝1分と負けなし、現在6連勝。砂辺への挑戦にあと一歩に迫っていた選手同士の戦いとなる。なおパンクラスは、この階級で王者になった選手には、2016年に希望階級で「挑戦者」として再度タイトル戦を組むことを約束している。11月11日の調印式で神部は「俺が勝たなきゃ日本の格闘技はいい方向に行かないと思うから、勝って当たり前」と豪語。試合はまさにそう感じさせるような内容に。



 1R、最初から神部がサウスポーからプレッシャーをかけ、左ハイを放ち、右フックを強振すると、武蔵はタックルを合わせてテイクダウンに成功する。だが神部は下から潜り込んで、師匠の高阪剛直伝の膝十字を極める。しばらく武蔵は苦痛の表情を浮かべながらも耐えていたが、神部がさらに絞り上げると武蔵はタップし、ほぼ同時にレフェリーストップ。わずか93秒で神部が勝利し、10戦目でタイトル獲得を果たした。



 ベルトを巻いて涙を流した神部は「マジで最高です。俺のお母さんが見に来てたから絶対カッコ悪いところ見せれなかったので、マジうれしい。この階級無くなるから上か下に行かないといけないけど、もし下にするなら俺がぶっ倒さないといけない相手、砂辺さんでしょう。とりあえず(高阪)先生と話して、階級を決めます」と話し、最後は母親と高阪とチームの先輩の菊野克紀らと共に記念撮影した。試合後に神部に話を聞くと、実は試合1週間前に腰を痛めたといい、膝十字に勝負を賭けたことを明かしていた。


第12試合 王者査定試合 フライ級 5分3R
×清水清隆(TRIBE TOKYO M.M.A/王者/56.8kg)
○神酒龍一(CAVE/2位、元修斗バンタム級(56kg)世界王者/56.8kg)
判定0-3 (太田27-30/福田27-30/大藪27-30)

 清水はフライ級王座を6度防衛し、パンクラス史上最多防衛記録保持者で、5度目の防衛の際には特注の金のベルトがパンクラスから贈呈されるほどの存在だが、今年に入り4月のTTFで中村優作に、6月のVTJ大阪大会で春日井たけしに、9月13日のVTJ舞浜大会で修斗バンタム級(56.7kg)世界王者の菅原雅顕に、いずれも判定1-2で惜敗。他団体で3連敗を喫し、パンクラスルールにある「王者として不適格な試合を行った」とコミッションに判断され、パンクラスは「王者査定試合」を設定。結果と内容次第で王座を返上または剥奪という厳しい措置が取られる。
 対する神酒は菅原の前の修斗世界王者で、10月9日の大会でパンクラスに初参戦し、2位の古賀靖隆に判定3-0で勝利し2位にランクイン。清水に勝っても即王者になれないが、2戦目で大きなチャンスが巡って来た。

 1R、スタンドの展開で、神酒が右フック、左インローをコツコツと当てつつ、終盤に右ストレートからの左ハイをヒット。清水は右まぶたを切り出血し、厳しい状態に陥る。
 2R、清水がタックルを仕掛けるが、神酒は落ち着いて切ると、素早く背後に回ってバックを取る。スタンドに戻ると、右フックでダウンを奪い、パウンドと肘のラッシュでレフェリーストップ寸前まで清水を追い詰める。
 3R、後の無い清水は、最初から前に出て左ハイを放つが、神酒は落ち着いて距離を取り、右フックを交錯させた後、すぐさま組み付いて脇を差してテイクダウン。清水が下から蹴り上げを狙いつつ立ち上がるが、神酒はすぐさま左ハイを当ててダウンを奪い上に。清水も下から肘を連打するが、神酒は潰してサイドを取り、マウント三角の形からパウンドを何発も当て続けて清水を血だるまに。明確な差をつけて神酒が完勝し、公約通り清水に引導を渡した。




第11試合 フェザー級 5分3R
×タクミ(パラストラ大阪/4位・元王者/65.6kg)
○田村一聖(KRAZY BEE/10位/65.7kg)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)

 タクミは2月にナム・ファンに敗れ、ベルトを失って以来の試合。11月11日で42歳となった。対する田村は修斗、UFC、ROAD FCを経て8月大会でパンクラスに初参戦し蓮實光に判定勝ち。2戦目でランキング上位入りを狙う。
 1R、タクミの右ローのタイミングで田村が右フックをヒットし先手。残り1分にタクミがタックルでテイクダウンを奪いトップをキープしたが、ジャッジは3者とも田村にポイントをつけ、これを聞いたタクミは驚きの表情を浮かべる。
 2Rも田村が序盤から右フックを当て、右ボディ、右アッパー、右ロー等もヒット。終盤にはタクミの右フックのタイミングでタックルを仕掛け、テイクダウンを奪い、ポイントを確実なものとする。
 3Rは田村が最初からタックルでテイクダウンを奪取。スタンドに戻るが、タクミを何度も金網に押し込み、中盤にもテイクダウンを奪取。終盤にタクミも1テイクダウンを奪うが、田村はすぐ立ち終了。相手を痛めつけるような攻めには持ち込めなかったが、田村がポイントを重ね勝利した。


第10試合 フライ級 5分3R
○安永有希(東京イエローマンズ/1位/57.0kg)
×マモル(シューティングジム横浜/10位、元修斗フェザー級(60kg)&バンタム級(56kg)世界王者/56.5kg)
判定2-1 (マッキンス28-29/松宮29-28/太田29-28)

 修斗2階級王者のマモルは8月大会でパンクラスに初参戦し、9位の北郷祐介に判定2-1で勝利し、2戦目で上位入りを狙う戦いに。対する安永は3年前に清水清隆のベルトに挑戦しKO負けした後も、白星から遠ざかっていたが、ここ3試合は接戦でも競り勝つ力を見せ連勝しており、今回は王座再挑戦に向けて正念場となる。
 1R、安永が細かく左右に動き、中盤にテイクダウンを奪うが、マモルはすぐ立つ。マモルも右肘、左ミドルを返すが、安永は終盤にタックルで押し込んでから左フックをヒット。僅差で判定は割れるが、2票を安永が獲得する。



 2Rも接戦が続くが、安永に押し込まれた際にマモルがこじ開けて右肘をクリーンヒットし、安永がダウン。その後もマモルが右肘、膝蹴りで安永を追い詰め、終盤には安永のバックハンドブローのタイミングでタックルを仕掛けてテイクダウンを奪い、このラウンドのポイントを取る。
 3Rもマモルは金網際での差し合いの展開で度々右の肘をヒット。だが安永も、いずれもすぐに立たれるが、タックルで2度テイクダウンを奪い、終盤には右フックを当てる場面も。打撃の有効打ではマモルが上だったが、ジャッジは2者が安永を支持し、安永の勝利になった。


第9試合 ミドル級 3分3R
×ジバゴ・フランシスコ(ブラジル/CMシステム/1位/83.2kg)
○川村 亮(パンクラスism/元ミドル級&ライトヘビー級王者/83.8kg)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)

 川村は14年6月に安西信昌に敗れミドル級王座を失って以来の試合。3位の新村優貴が1か月前に負傷し、急きょ復帰することになった。対するフランシスコは7月大会で一慶を1R KOしたハードパンチャーだ。前回の来日後、CMシステムに移籍。ここはかつてのシュートボクセ黄金時代に柔術のコーチ兼選手だったクリスチャーノ・マルセロ氏のジムで、住み込みで鍛え再来日してきた。

 1R、フランシスコが組み付いて膝を当ててきたが、川村がうまく崩して上に。しばらくしてスタンドに戻り、金網に押し込み合う状態が続く。接戦の状態だが、ポイントはテイクダウンを奪った川村に。
 2Rに入ると、フランシスコは早くも疲れた様子を見せ、サウスポーの川村が左ボディストレートのフェイントを仕掛けるとフランシスコは後退。左ハイ、パンチで前に出て押し込み、フランシスコのテイクダウン狙いの動きを潰して上になる。フランシスコも返して袈裟固めからの鉄槌、バックからの肘で攻め込むが、最終的に川村がマウントを取ってパウンドを連打。セコンドの北岡悟のアドバイスを聞きながら冷静に対処し、このラウンドもポイントを取る。

 3Rは序盤からフランシスコを下がらせ、右ローと右ストレートと左ボディのラッシュで苦しめテイクダウン。下からの腕十字狙いの動きを北岡のアドバイス通りに潰し、雄叫びをあげながらパウンドと鉄槌を落とし続け試合終了。見事復帰戦を白星で飾ると、「川村亮がパンクラス、Pancrase is 川村亮」と、UFCファイトパスの場でアピールし、北岡が持参したパンクラスの旗をかかげ、ismのOBらと記念撮影した。


第8試合 ライト級 5分3R
○長岡弘樹(総合格闘技道場DOBUITA/5位/70.3kg)
×ガブリエル・ミランダ [Gabriel Miranda](ブラジル/CMシステム/70.2kg)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

 ミランダは1990年3月25日生まれの25歳、MMA戦績11戦9勝(8一本)2敗。シャードッグのデータを見ると7試合連続一本勝ちで、うち6試合は2分以内の勝利。1R、オンブからチョークを狙う展開を繰り返し、その極めの強さの片りんを見せつけ、ポイントを先取する。
 だが2Rから長旅の影響かパワーダウン。逆にスタミナに定評のある長岡が、ギロチンで引き込んできたミランダを上から押さえ続け挽回する。3Rも終盤にトップキープし、その先の目立った攻撃は出せなかったが、ポイントを奪い逆転勝ちした。


第7試合 フェザー級 3分3R
○稲葉 聡(秋本道場jungle junction/元9位/65.9kg)
×渡慶次幸平(P's LAB吉祥寺/66.6kg→66.2kg)
判定3-0 (29-28/29-28/30-27)

 1R、サウスポーの渡慶次に、稲葉が右フックを的確に当て続け主導権。2Rは中盤にタックルでテイクダウンを奪い、パウンドを落とす。左フックをもらって右まぶたを腫らし、3R開始直後にドクターチェックを受けるが、3Rはテイクダウンを2度奪いパウンドを落とす等主導権をキープし判定勝ちした。


第6試合 フライ級 5分3R
×山本あつし(フリー/4位/56.9kg)
○仙三(FREEDOM@OZ/8位/56.6kg)
1R 2'51" TKO (レフェリーストップ:チョークスリーパー)

 山本は安永に7月大会で判定1-2で惜敗して以来の試合。開始1分ほどでタックルでテイクダウンを奪うが、十分対策をしてきた様子の仙三は、背中をつけずにすぐ立ち上がると、長い足でバックスピンキックを山本のレバーにクリーンヒット。動きの止まった山本を倒して背後からパウンドをラッシュして弱らせると、チョークを極めて絞め落とした。


第5試合 ミドル級 5分3R
×一慶(フリー/2位/83.5kg)
○ボブ・アームストロング(米国/ALIVE/4位、2015年ネオブラッドトーナメント同級優勝&MVP/84.2kg)
1R 3'38" TKO (レフェリーストップ:右ストレート→グラウンドパンチ)

 1R、スタンドの展開が続き、一慶が右ローを随所に当て、まずまずの滑り出しかに見えたが、回って距離を取り続けていたアームストロングが、一気に前に出て右ストレートを連続でヒットして一慶を倒すと、パウンドのラッシュで試合を終わらせた。


第4試合 ウェルター級 3分3R
○佐藤 天(TRIBE TOKYO M.M.A/6位/77.0kg)
×エリック・マイケル・フォート(米国/ノヴァ・ウニオン/76.6kg)
判定2-1 (松宮29-28/太田28-29/梅木29-28)

 1Rは佐藤がサウスポーからの左フックを当て優勢。2Rは終盤にテイクダウンを奪うが、フォートのパンチで右まぶたを腫らし印象が悪い側面も。3Rはテイクダウンを狙い組み付くが倒せず、膝の打ち合いで終盤はフォートが上に。評価の難しいRが2、3と続き、ポイントは割れたが佐藤が勝利した。


第3試合 フライ級 3分3R
○荻窪祐輔(K-PLACE埼玉格闘技道場/6位/56.9kg)
×上嶋佑紀(Brave/56.9kg)
判定2-1 (松宮29-28/大藪28-29/マッキンス30-27)

第2試合 ストロー級 3分3R
×松永義弘(禅道会新宿道場/51.3kg)
○潤鎮魂歌(HARVEST/52.3kg)
判定0-3 (27-39/27-30/28-29)

第1試合 ライト級 3分3R
×伊藤崇文(パンクラスism/70.2kg)
○松岡嵩志(フリー/70.0kg)
1R 2'39" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

本戦1部 第3試合 フェザー級 3分3R
×工藤修久(禅道会小金井道場/65.2kg)
○佐藤ヒデキ(リバーサルジム横浜グランドスラム/63.8kg)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

本戦1部 第2試合 バンタム級 3分3R
×大橋悠一(P's LAB大泉/61.4kg)
○前野辰一(グレイシーバッハ東京/2015年マーシャルワールド杯JMMAF優勝/61.1kg)
判定1-2 (松宮28-29/大藪29-28/太田28-29)

本戦1部 第1試合 フライ級 3分3R
○中村龍之(LOTUS世田谷/56.9kg)
×渋谷和樹(NEXUSENSE/56.5kg)
判定2-1 (松宮28-29/大藪30-27/鶴和30-27)

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