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北岡悟、アキラを完封。UFC帰りの徳留一樹、児山佳宏を1R KO:3.15 有明

PANCRASE 265
2015年3月15日(日) ディファ有明
 DEEPライト級王者にしてパンクラス同級1位の北岡悟が、五味隆典の弟子で2位のアキラを寝技でコントロールし続け判定勝ち。4月から始まるテレビ東京での中継を意識し「俺が今のパンクラスだ」とアピールした。UFC帰りの徳留一樹は3位の児山佳宏を下し北岡のライバルに浮上。近藤有己から改名の有己空は1R KO負けに終わった。
  レポート&写真:井原芳徳


本戦


第14試合 メインイベント ワールドスラムトーナメント・ライト級決勝戦 5分3R
○北岡 悟(ロータス世田谷/1位、DEEP王者)
×アキラ(久我山ラスカルジム/2位)
判定3-0 (福田30-27/大薮30-27/富山29-26)
※北岡がトーナメント優勝

 ワールドスラムトーナメントは2013年9月の横浜文体大会から始まり、出場者の大幅変更を経てようやくフィナーレ。DREAM、DEEPでの活躍を経て古巣に戻ってきた北岡は、一回戦から勝ち進み、10月大会の準決勝でリッチー・ウィットソンに完勝。大晦日のDEEPでも吉田善行を下し、安定した強さを見せつけている。準決勝から参加のアキラは12月の有明大会で奥野“轟天”泰舗に不完全燃焼ながらも勝利し決勝に駒を進めた。五味隆典譲りの強力はパンチが持ち味で、北岡も「五味以上」とそのトータルの実力を高く評価する。パンクラスのライト級王座はISAOが返上して空位で、優勝者が次期タイトル戦の権利を得る一戦にもなっている。



 1R、北岡が序盤からタックルで押し込んでテイクダウンを奪うと、ハーフ、サイドと移行し、時折上四方にもなりながら、ボディパンチを当てたりギロチンを狙ったりとアキラを攻め続ける。終盤、アキラが上になるも、下から北岡がギロチンを極めチャンス。アキラは時計に救われ、ジャッジ1者は北岡に2ポイントをつける。
 2Rも同様に、北岡がアキラを押し込んで抱え上げて上になると、ギロチンを狙いコントロール。中盤、アキラが脱出し、後退する北岡に右フックをヒット。それでも前に出るアキラを嫌い、北岡は引き込んで下になる。終盤スタンドに戻るが、目立つ攻防は無くゴング。ジャッジは2者が北岡、1者がアキラを支持と割れる。



 3Rも序盤から北岡が上になると、ハーフ、サイドからコントロール。アキラが立つと、北岡は金網に押し込み続け、テイクダウンを狙う。アキラは北岡の首を抱えようとするが、深追いすると倒されるため、為す術の無い状況のまま終了のゴングを聞き、結局、北岡が得意パターンで完勝した。



 マイクを持った北岡は「テレビ東京、帰って来たぜ。パンクラス、復活しました。DEEPも最高の団体ですけど、パンクラスも最高です。パンクラス、メジャーです。戻ってこれて本当にうれしいです。俺が今のパンクラスだ」と、今大会が4月19日の深夜にテレビ東京で「パンクラス これが2015年メジャー格闘技だ」の番組名で放映されることを強く意識したアピール。
 さらに「セミで徳留が勝ったみたいだけど、まだ早い。もっと潰し合ってからにしてください。僕とやれるのは一人だけです」と、王座決定戦ですぐ徳留と戦うことには消極的な姿勢を示し、最後は「DEEPでも似たようなことやってるんで遊びに来てください」とアピールした。


第13試合 セミファイナル ライト級 5分3R
×児山佳宏(パラエストラ松戸/3位、元修斗ウェルター級(70kg)環太平洋王者)
○徳留一樹(パラエストラ八王子/元2位)
1R 1'38" TKO (レフェリーストップ:左ストレート→グラウンドパンチ)

 UFCに参戦していた徳留が2年半ぶりにパンクラスに参戦する。パンクラス時代の徳留は7勝1敗で、唯一の黒星は前ライト級王者のISAO相手に喫したもの。その試合の後に2連するとUFCと契約し、13年3月の埼玉大会でクリスチアーノ・マルセロに判定勝ちしたが、その後は3連敗し契約解除。本場のケージで得た経験を古巣でどう生かし、再浮上のきっかけをつかむか?
 対する児山は修斗環太平洋王者の実績を引っ提げ、昨年5月のケージ&統一ルール移行後初の大会でパンクラスに初参戦。中村晃司、伊藤崇文、太田駿平を相手にいずれも判定勝ちし、安定した実力を印象付け、着々と2本目のベルトに近づいている。



 開始すぐから、徳留はサウスポーに構えて自分の距離を作り、長いリーチを活かして右ジャブ、左ストレートをヒットし続け、左ストレートをクリーンヒット。ダウンした児山にパウンドを連打したところでレフェリーストップ。児山は担架で運ばれた。
 徳留は「UFCからリリースされたんでけど、(シルバーウルフの)大宮司(進)さんの元で磨いてきた結果が出ました。ベルトをあと何試合かしたら取れたらなと思います」とマイクを持つと話した。


第12試合 ウェルター級 5分3R
×有己空 [ゆうきそら] (パンクラスism/3位)※近藤有己 改め
○鈴木槙吾(ALLIANCE/6位)
1R 4'56" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 近藤は12月の有明大会でレッツ豪太の持つウェルター級王座に挑戦したが判定負け。今年7月に40歳になるが、その前にデビューから18年間使い続けたリングネームを有己空に変え(本名は近藤有 [たもつ])、今回がその初戦だ。



 有己空はいつものようにサウスポーに構え、左ミドル、ローを当てるが、鈴木もスタンドの展開で応戦し、左フック、右ハイなどをお返し。緊張感のある攻防が続き、なかなか均衡が崩れなかったが、鈴木がじわじわとプレッシャーを強めると、残り30秒で右フックをヒット。有己空がケージまで後退すると、このチャンスを逃さずパンチラッシュを仕掛けてダウンさせ、パウンドで追い討ちをかけたところでレフェリーがストップ。有己空の改名初戦は苦い結果となった。


第11試合 フェザー級 5分3R
○アンディ・メイン(米国/ピュアMMA/Hybrid Fighter/3位)
×ハルク大城(ボスジム/4位)
1R 0'57" 三角絞め

 背の低い大城が、出入りしながら左フックを叩き込むと、メインは打撃戦を嫌ってケージに大城を押し込む。大城は差し替えて逆に押し込むと、メインを持ち上げて豪快にテイクダウンを奪ったが、メインはすぐさま三角絞めを仕掛けて絞め上げタップアウト。マイクを持つと「前回は3位の選手(田村彰敏)、今回は4位の選手に勝ったんだからキング・オブ・パンクラスに挑戦させて欲しい。チャンピオンのナム・ファンは友人だが、これはビジネスだ」とアピールした。




第10試合 フライ級(54.4kg)(ノンタイトル戦) 5分3R
○砂辺光久(reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE/王者)
×小塚誠司(FREEDOM@OZ/6位)
2R 2'39" TKO (レフェリーストップ:右ハイキック→グラウンドパンチ)

 1R、スタンドの攻防で、砂辺の右ミドルをつかんで小塚がテイクダウンを奪うが、マウントを取ろうとした際に不安定になり、砂辺はすぐ立ち上がる。打撃の手数でやや上だった砂辺が2ポイント、小塚が1ポイントを取る。2Rもスタンドの攻防が続くが、小塚の動きを見切った砂辺は、一瞬小塚が頭を下げたタイミングを逃さず右ハイをクリーンヒットし、ダウンした小塚にパウンドを連打して試合を終わらせた。



 マイクを持った砂辺は「今、ライトフライ級でトーナメントやってて、その優勝者と推薦選手で頂点を決める見たいだけど、俺、52.2kgまで落ちるんで、3つ目、初代のベルトを、もう1個宝物を奪いに、デカゴンに戻ってくるんで」と、ライトフライ級王座挑戦を熱望。
 さらに砂辺は「もう一つ、俺の中で宝物が欲しくて。第4試合やった伊藤(崇文)さん。パンクラスのバッテンマークの前で言いたいことがあるんだ」と話し、伊藤をケージに呼び寄せると、「パンクラス愛をぶつけ合おう。無差別級でやろう」と対戦アピール。伊藤も承諾し、時期は未定だが両者の対戦が組まれる見込みとなった。


第9試合 スーパーフライ級(56.7kg) 5分3R
×獅庵(パラエストラ大阪/5位)
○荻窪祐輔(K-PLACE埼玉格闘技道場/8位、ネオブラッドトーナメント2014年優勝)
判定1-2 (大薮28-29/マッキン29-28/荒牧27-30)

 獅庵は大阪大会で3連勝した後、昨年10月の有明大会で清水俊一を2R KOし、荻窪も6連勝中と、注目株同士の戦い。1R、いきなり右フックで獅庵が荻窪をダウンさせるが、荻窪はパウンドラッシュをかわし、中盤にはスタンドからバックを取ってグラウンドに持ち込みコントロールし続けポイントを奪う。



 2Rも獅庵が左フック、右ミドルを当て、1ポイントを取るが、荻窪が大半の時間をバックコントロールし続け2ポイントを奪取。3Rは獅庵が右フックで荻窪の左まぶたを腫れ上がらせ、ドクターストップか?という場面を作ったが、その他の時間帯は荻窪がバックコントロール。打撃と寝技の評価でジャッジが割れたが、荻窪が接戦をものにした。


第8試合 フェザー級 5分3R
×馬場勇気(ロデオスタイル/5位)
○レニー・ウィーラー [Lenny Wheeler](カナダ/ウルフランMMA)
1R 0'18" TKO (レフェリーストップ:右ハイキック→グラウンドパンチ)

 カナダのリアリティ番組「ファイト・エクスチェンジ(格闘技交換留学)」から4選手が参戦。ウィーラーはそのうちの大将格で、MMA戦績11戦7勝(4KO/3一本)3敗1無効試合の28歳。ライト級並みの体格で、普段はタイでトレーニングしているといい、そのムエタイスキルをいきなり発揮する。長い足から右ミドルを放った後、右ハイをクリーンヒット。金網際でダウンした馬場に、追い討ちのパウンドを連打したところでレフェリーがストップした。


第7試合 フェザー級 5分3R
○牛久絢太郎(和術慧舟會TLIVE/8位、ネオブラッドトーナメント2014年優勝)
×松岡嵩志(フリー/9位)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)


第6試合 ライト級 3分3R
○山崎悠輝(パンクラス大阪稲垣組/9位)
×太田駿平(ドン・キホーテ)
1R 2'22" 腕ひしぎ十字固め


第5試合 バンタム級 3分3R
○CORO(和術慧舟會TLIVE)
×山内慎人(GUTSMAN)
判定2-1 (29-28/28-29/29-28)


第4試合 ライト級 3分3R
○伊藤崇文(パンクラスism)
×竹内幸司(HLC)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)


第3試合 ウェルター級 5分3R
○佐藤 天(TRIBE TOKYO M.M.A/ネオブラッドトーナメント2014年優勝)
×バイロン・フィリップス [Vyron Phillips](カナダ/ミネソタ・マーシャルアーツ・アカデミー)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

 フィリップスはカレッジバスケットボールで全米オールスターに選ばれたこともあるトップアスリート。1R、伸びのある左ジャブで佐藤を脅かすが、佐藤もサウスポーからの左ボディストレートを返すと、組み付いてケージに押し込みテイクダウンを奪取。立たれた後もすぐ倒し、サイド、バックと移行するが、フィリップスはブリッジで返す。その後も佐藤はテイクダウンを奪い、1Rのポイントを奪う。



 だが2Rはテイクダウンに対処されるようになり、離れての打撃戦でフィリップスの右ストレート、左ジャブ、右ミドルを浴びてしまい劣勢に。最後に1テイクダウンを奪うが、ジャッジは2票がフィリップスに入る。3Rの佐藤は打撃戦を避け、序盤にテイクダウンを奪ってサイドをキープし、立たれた後もフィリップスを押し込み続け、苦しみながらもかろうじて判定勝ちを果たした。


第2試合 女子スーパーフライ級(56.7kg) 5分3R
×堀 詩織(K-STYLE)
○リンゼイ・ガーバット [Lindsay Garbatt](カナダ/ブルックマン・マーシャルアーツ)
1R 1'01" TKO (レフェリーストップ:マウントパンチ)

 ガーバットはプロボクシングのWIBAで2階級制覇の実績もある選手で、MMAは2戦目。ジュエルスが送り込む堀も2戦目の選手だったが、ガーバットがフィジカル差を発揮。堀のタックルを潰してバックに回りこむと、不完全な体勢からもチョークを狙い、マウントに移行するとパウンドを連打し試合を終わらせた。


第1試合 フェザー級 5分3R
×小畑公史(U-SPIRIT JAPAN町田)
○TJララミー [TJ Laramie](カナダ/マキシマム・トレーニング・センター)
1R 2'33" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 ララミーはカナダ勢4人では最年少の17歳で今回がプロデビュー戦。左ジャブの連打で前に出ながら組み付いてテイクダウンを奪うと、小畑が下からアームロックを狙うが、ララミーは落ち着いて対処して立ち上がると、オンブになってチョークを仕掛け、そのままグラウンドへ。チョークに固執せず、パワフルなパウンドを正確に連打し続けレフェリーストップ。トータルのバランスの良さをデビュー戦から見せつけ、“GSP2世”の売り文句が伊達では無いことを示した。


パンクラスゲート フェザー級 3分2R
△伊藤理夫(PUREBRED大宮)
△十河卓児(秋本道場junglejunction)
時間切れ



第21回ネオブラッドトーナメント一回戦


第26試合 フェザー級 3分3R
×飯嶋貴幸(NATURAL9)
○平山 学(フリー)
判定0-3 (27-30/27-30/28-29)

第25試合 フェザー級 3分3R
○横山恭典(KRAZY BEE)
×出田貴大(パラエストラ北九州)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

第24試合 フェザー級 3分3R
○三苫“キングコング”亮人(パラエストラ八王子)
×河村泰博(和術慧舟會AKZA)
判定3-0 (29-28/29-28/30-27)

第23試合 フェザー級 3分3R
○中原由貴(マッハ道場)
×渡辺謙明(パラエストラ東京)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

第22試合 バンタム級 3分3R
×村田康大(パラエストラTB)
○神田T800周一(T-BLOOD)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

第21試合 バンタム級 3分3R
×高野敦大(湘南格闘クラブ)
○竹本啓哉(ALIVE)
判定0-3 (27-30/28-29/27-30)

第20試合 バンタム級 3分3R
×深澤 駿(和術慧舟會富士山道場)
○山本哲也(SUBMIT MMA)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

第19試合 バンタム級 3分3R
○川原玲郁(P's LAB横浜)
×田中千久(パラエストラ八王子)
1R 1'09" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第18試合 スーパーフライ級(56.7kg) 3分3R
○鮎田直人(CAVE)
×中村龍之(LOTUS世田谷)
1R 1'24" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第17試合 スーパーフライ級(56.7kg) 3分3R
×宮城友一(フィット&キックボクシングDrop!!)
○田中智也(CURA)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)

第16試合 スーパーフライ級(56.7kg) 3分3R
○小川 徹(TRIBE TOKYO M.M.A)
×小林 優(P's LAB吉祥寺)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

第15試合 スーパーフライ級(56.7kg) 3分3R
×NavE(Grand-Square)
○桑原 悠(PUREBRED大宮)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

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