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レッツ豪太、近藤有己を判定で下し初防衛。大山峻護、引退戦はTKO負け:12.6 有明

PANCRASE 263
2014年12月6日(土) ディファ有明
 コブラ会の25歳・レッツ豪太の持つウェルター級王座に、4階級制覇を目指す39歳のベテラン・近藤有己が挑んだが、レッツのステップワークとテイクダウンに攻め手を阻まれ判定負けに終わった。PRIDE等で活躍した40歳の大山峻護は、桜木裕司を相手に引退戦。TKO負けに終わるも「幸せな格闘技人生でした」と総括した。
  レポート&写真:井原芳徳


第10試合 メインイベント 大山峻護ラストマッチ 無差別級 3分3R
×大山峻護(フリー)
○桜木裕司(掣圏会館)
2R 1'03" TKO (タオル投入:グラウンドパンチ)

 2001年にMMAデビューし、PRIDE、HERO'S、DREAMで活躍し、40歳となった大山が、3年前から参戦しているパンクラスで引退戦。完全燃焼できる相手として、桜木を選んだ。
 1R、大山はサウスポー、桜木はオーソドックスに構え、パンチを狙う状況が続くが、打撃テクニックでは桜木が何枚も上手。右のパンチに大山は反応できず、立て続けにもらうと後退したり腰が沈んだりし劣勢となる。それでも耐えて大山は「来い」と手を振ってアピールすると、多数かけつけた応援団の歓声に場内が包まれる。大山は額を数箇所切りドクターチェック。再開後もパンチをもらい続け苦しむが、なんとか耐える。



 そして2R開始まもなく、大山が左のフックで飛び込もうとしたところ、桜木の突き出した左の拳が大山のアゴにクリーンヒット。腰から崩れ落ちた大山に、桜木が鉄槌を連打したところで、セコンドからタオルが投入され、大山の最後の試合が幕を閉じた。



 引退セレモニーで大山は桜木、パンクラスの酒井正和代表、マッチメイカーの坂本靖氏、ファン、そして妻でタレントの河田純子さんに感謝の言葉を述べ「こんなに負けて期待を裏切った選手はいないと思うんですけど、皆さんの暖かい応援のおかげでここまで戦うことができました。もがき続けた格闘技人生でしたが、幸せな格闘技人生でした。次の人生でも、全てを力に変えて、頑張ります。ありがとうございました」と話し、10カウントゴングを聞いた。MMA通算戦績は33戦14勝(3KO/9一本)19敗。




第9試合 セミファイナル ウェルター級キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチ 5分3R
○レッツ豪太(総合格闘技道場コブラ会/王者)
×近藤有己(パンクラスism/1位)
判定3-0 (大薮29-28/高本30-27/マッキンス29-28)
※レッツが初防衛

 佐藤豪則が長らく王座に君臨していたウェルター級だが、UFC参戦に伴い返上。レッツは8月大会での王者決定戦で村山暁洋に判定勝ちして王者になった。近藤はレッツと同じ8月大会で石川英司を右フックでわずか39秒でKOし、1位に浮上。無差別・ライトヘビー・ミドルに続く4階級制覇を目指す。
 1R、両者サウスポーに構え、レッツは右のガードを下げ、近藤は両手を上げ、スタンドの攻防を続ける。手数は少ないが、レッツは右ハイ、左ジャブ、近藤は左ロー、ミドルのヒットが主体。終盤に近藤が右のフックの連打をまとめ、ジャッジ2者から支持される。



 だが2R、しばらく打撃戦が続いた後、レッツがタックルでテイクダウンを奪い、いったん立たれたあともそのまま背後に回りこみコントロールを続ける。打撃戦に戻ると、近藤も左のローを当てるが、レッツも右ジャブ、左ストレートをお返し。相変わらずお互い手数は乏しいが、テイクダウンを取ったレッツにポイントが入る
 3Rはポイントを取り返そうと前に出る近藤を、レッツがケージの中を左回りでステップしてかわし続ける展開。残り1分を切り、近藤の左のローがローブローとなり一時中断。再開後、レッツがタックルでテイクダウンを奪い、しっかり好印象を残し、最後はスタンドに戻るも近藤の反撃を封じて試合終了。堅実な試合運びでレッツが初防衛に成功した。



 レッツは「前回の試合の後、次はチャンピオンとしてふさわしい試合すると言ったんですけど、まだ足りないですね。でも近藤選手に『チャンピオンにふさわしい器だ』と言ってもらえたので、もっと頑張りたいです。まだ25なんで、これからもベルトを守って行きます」と、今後の成長と躍進を誓った。


第8試合 ワールドスラム・ライト級準決勝 5分3R
○アキラ(久我山ラスカルジム/2位)
×奥野“轟天”泰舗(CAVE)
2R 0'34" テクニカル判定2-1 (マッキンス19-19○/富山20-18/高本20-18)

 1R、サウスポーのアキラが、前に出てきた奥野に右フックを合わせてダウン気味にスリップさせる。すぐスタンドに戻ると、アキラは胴タックルを織り交ぜながら、左ストレート、左ミドルを度々当てて主導権。残り30秒にはタックルでテイクダウンを奪い、すぐスタンドに戻ってからも左のフックをヒットする。
 なぜかジャッジ1者だけ奥野にポイントをつけるが、2Rもアキラ優勢の流れは変わらず、左ストレートを同じようにヒットさせる。だが奥野が接近した際に、アキラが右手を前に出したところサミングとなってしまう。ドクターチェックで奥野の左目の角膜に傷が達していることが判明しストップ。審判団がビデオ映像を見ながら協議し、反則ではなく偶然の事故によるものとみなされ、ここまでの内容で採点され、アキラが勝利。不完全燃焼ながらも、北岡悟との決勝に進んだ。




第7試合 ウェルター級 5分3R
○村山暁洋(GUTSMAN/3位)
×鈴木槙吾 (ALLIANCE/5位)
3R 0'27" TKO (レフェリーストップ:右フック→グラウンドパンチ)

 1R、村山が随所で左ジャブを当て、自分の距離をうまく作りつつ、テイクダウンを奪ってパウンドもヒット。ジャッジ3者からポイントを得る。2R、鈴木のパンチラッシュを耐えて村山が組み付いて、バックの状態でグラウンドに引きずり込む。だが中盤以降は上になった鈴木が、2分近く膠着しながらもトップキープ。ジャッジ2者からポイントを獲得し、ほぼ五分に持ち込む。
 ところが3R開始まもなく、鈴木の左ストレートのタイミングで村山が右のフックをクリーンヒット。腰から崩れ落ちた鈴木にパウンドを数発叩きこんだところで芹沢レフェリーがストップ。王座再挑戦に村山が前進した。




第6試合 スーパーフライ級(56.7kg) 5分3R
○古賀靖隆(Lotus世田谷/2位)
×北郷祐介(和術慧舟會横浜道場/7位)
判定3-0 (29-28/29-28/30-27)

 1R、古賀がタックルでテイクダウンを先取するが、脱出した北郷がバックへ。だが終盤は再び古賀が上に。主導権を握る時間の長かった古賀がジャッジ2者のポイントを獲得する。だが2Rは、古賀が2度テイクダウンを奪い、終盤にはバックマウント、マウントを奪うなど終始優勢。3Rは北郷の蹴り足をすくって上になりバックも取り、以降もケージに押し込み続けるなど主導権を維持し判定勝ちした。


第5試合 ライト級 3分3R
○児山佳宏(パラエストラ松戸/5位)
×太田駿平(ドン・キホーテ)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

 元修斗環太平洋王者の児山が、1Rから得意のタックルを先に出してペースを作り、切られても左の膝を太田のボディに効かせ、2Rには1テイクダウンを奪い優勢。3Rは序盤に太田の左フックをもらって鼻血を出したが、中盤以降はタックルで上になるとトップをキープ。実績差を考えればもう少し勝ち方にインパクトが欲しかったが、これでパンクラスでの連勝を3に伸ばし、ISAOが返上して空位になったライト級王座にまた一歩近づいた。


第4試合 フェザー級 3分3R
×原田惟紘(パラエストラ北九州)
○牛久絢太郎(和術慧舟會TLIVE/10位、2014年ネオブラッドトーナメント同級優勝)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)


第3試合 フライ級(54.4kg) 3分3R
○小塚誠司(FREEDOM@OZ)
×須田 悠(キングダムエルガイツ)
2R 1'54" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)


第2試合 スーパーフライ級(56.7kg) 3分3R
×廣瀬 勲(ストライプル)
○井島裕彰(GUTSMAN)
判定1-2 (28-29/29-28/28-29)


第1試合 バンタム級 3分3R
○CORO(和術慧舟會TLIVE)
×佐々木郁矢(T-Pleasure)
3R 1'53" チョークスリーパー



第16試合 フェザー級 3分3R
○杉山和史(TURNING POINT MMA/HF)
×三苫“キングコング”亮人(パラエストラ八王子/2014年プロ昇格トーナメント優勝)
判定3-0 (29-28/30-27/30-27)

第15試合 フェザー級 3分3R
○蓮實 光(パラエストラ栃木)
×飯嶋貴幸(NATURAL 9)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

第14試合 バンタム級 3分3R
○阪中カツヒロ(Lotus世田谷)
×亮AKB(リバーサルジム川口REDIPS)
判定3-0 (29-28/30-27/30-27)

第13試合 バンタム級 3分3R
×工藤修久(禅道会小金井道場)
○統好(CRAZY ARMAMENT)
2R 0'09" TKO

第12試合 スーパーフライ級(56.7kg) 3分3R
○宮城友一(ファイト&キックボクシングDrop!!)
×鮎田直人(CAVE)
判定3-0 (29-28/29-8/30-27)

第11試合 スーパーフライ級(56.7kg) 3分3R
×小野隆史(GRABAKA/2014年プロ昇格トーナメント優勝)
○田中智也(CURA)
1R 1'12" アームバー

パンクラスゲート第1試合 フェザー級 3分2R
△小畑公史(U-SPIRIT JAPAN町田)
△柳井康作(リバーサルジム東京スタンドアウト)
時間切れ

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