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北岡悟、ウィットソンに判定勝ち。才賀紀左衛門、総合デビュー戦で勝利:10.5 有明

PANCRASE 261
2014年10月5日(日) ディファ有明
 北岡悟は米国の名門・AKAの選手を終始グラウンドで攻め続け判定勝ち。ワールドスラム・ライト級決勝進出を果たすと、近く発表の噂される大晦日の大会への参戦を表明した。総合デビュー戦の才賀紀左衛門はライダーHIROの寝技を封じ判定勝ち。元UFC選手のナム・ファンはフェザー級1位の馬場勇気を仕留め、タクミの持つ王座挑戦に名乗りを上げた。
  レポート&写真:井原芳徳


第10試合 メインイベント ワールドスラム・ライト級準決勝 5分3R
○北岡 悟(ロータス世田谷/4位、DEEP王者)
×リッチー・ウィットソン(米国/アメリカン・キックボクシング・アカデミー/6位)
判定3-0 (植松30-27/マッキン30-27/松宮30-27)

 北岡の古巣パンクラス参戦は昨年9月の横浜でのパンクラス20周年大会以来1年ぶり。その時の勝利で一回戦を突破したまま休止していたワールドスラム・ライト級準決勝のウィットソン戦を行う。ウィットソンは一回戦で長岡弘樹をギロチンで下している28歳で、MMA戦績12勝(4KO/4一本)5敗。最近では5月にカナダのHavoc FCに参戦し、メインでRyan Machanに1Rアームロックで一本負けしている。長岡戦以前の3試合も腕十字で2回、チョークで1回敗れている。

 1R開始すぐ、北岡が胴タックルを仕掛ける。ウィットソンに逆に金網に押し込まれるが、金網を背にしながら飛びついてギロチンを仕掛ける。だがウィットソンは対処し外してブレイク。その後も北岡がタックルに行き、今度はテイクダウンに成功するものの、ウィットソンも長岡を仕留めたカウンターのギロチンを仕掛ける。だが北岡は落ち着いて外すと、その後は数度立たれながらも上をキープし、金網に押し込みながらギロチンを狙うなど攻勢をキープする。



 2Rはタックルからの足関の奇襲を仕掛け、その後も何度も金網に押し込んでは倒しギロチンを狙う展開の繰り返し。ウィットソンにチャンスを与えない一方的な攻めだが、逆にウィットソンにもパターンを読まれ、なかなかキャッチの状態に持ち込むことができない。3Rも結局同じ展開の繰り返しで、極めることはできなかったものの、ウィットソンを寝技で完封し文句なしの判定勝ちを果たした。
 
 試合後マイクを持った北岡は「3度目ならぬ4度目の正直で、大晦日、戦います。勝って(ワールドスラムの)決勝に戻ってきます」とアピール。近く発表の噂される大晦日大会への参戦をフライング気味ながらも表明した。




第9試合 セミファイナル フェザー級 5分3R
×馬場勇気(ロデオスタイル/1位)
○ナム・ファン(米国/パラエストラ八王子)
1R 4'05" チョークスリーパー

 ナムは今年3月までUFCに参戦しUFC戦績は2勝6敗。今年からパラエストラ八王子に所属し、7月13日のGRANDSLAMでは伊藤健一に1R TKO勝ちし、フェザー級王者・タクミへの挑戦を目指しパンクラスへ初参戦する。馬場は3月の横浜大会でガイ・デルモにわずか30秒でTKO勝ちしており、その勢いでナムも撃破したいところだ。



 1R開始すぐ、馬場がサウスポーからの右ローを強打した後、右のショートフックをクリーンヒット。これで手ごたえを得ると、左右のパンチの連打でナムを金網まで追い詰めテイクダウンを奪う。ナムに下から腕を取られそうになり脱出し、再びスタンドに戻るが、左のインローを効かせつつ、再び押し込んでテイクダウン。鉄槌を連打し仕留めにかかる。
 だがナムは耐え、立ち上がって馬場に押し込まれた状態で休み、少しずつ息を吹き返すと、片足タックルを仕掛けてテイクダウンに成功。トップキープせず、すぐさまチョークを狙いに行き、そのままバックコントロールしながら極めてタップを奪い、見事逆転勝ちを果たした。
 マイクを持ったナムは日本語で「チャンピオンになりたいです。タクミさん、試合しましょう」とアピール。王座挑戦を熱望した。




第8試合 バンタム級 3分3R
○才賀紀左衛門(Me,We)
×ライダーHIRO(宇留野道場/ハイブリッドファイター)
判定3-0 (大藪29-28/高本30-27/マッキン29-28)

 空手をベースとし、かつてK-1 63kgトーナメントにも参戦した才賀が総合デビュー戦。タレントのあびる優さんとの結婚でも話題を呼び、最近のパンクラスには珍しくスポーツ新聞の記者やカメラマンも多数取材に訪れる。
 ライダーはUFC参戦経験もある清水俊一の弟でパンクラス戦績3勝4敗1分。寝技を得意とする選手で、才賀の打撃を嫌って距離を取って回り続ける試合運び。リングで戦い続けた才賀も、広いケージの中で、なおかつライダーに組まれることを警戒し、今一歩近づくことができない。それでも左のローキック、膝蹴り、ミドルを随所でヒット。1R、2Rとも終盤に倒され、1Rはバックを取られるが、時間いっぱいまで防御する。
 3Rも同様だが、回って逃げ続けるライダーは消極的だとしてレフェリーから注意を受ける。終盤、ライダーはタックルを切られ、スタンドのアームロックを仕掛けるが、才賀が守りきり試合終了。打撃で好印象を残した才賀の判定勝ちとなった。
 試合後の才賀は、セコンドについた山崎剛と大沢ケンジ、「怖かった」という総合デビュー戦で心の支えになった優さんに感謝の言葉を述べ、「まだまだ強い選手がいるんで、1、2年後に誰にも負けない選手になります」と今後の躍進を誓った。




第7試合 フライ級 5分3R
×阿部博之(ドラゴンテイルジム/2位)
○武蔵幸孝(K-PLACE埼玉格闘技道場/5位)
2R 終了時 TKO (ドクターストップ:パンチによる左まぶたの負傷)

 1R、武蔵が脇を挿して阿部を倒してテイクダウンに成功しサイドに。スタンドに戻されるが、パンチの攻防でもヒットで上回り優勢で、ジャッジのポイントを取る。
 2R、タックルを仕掛けて金網に押し込むと、右の鉄槌を連打しチャンス。その後の投げの勢いがつきすぎて下になり、阿部にバックコントロールされるが、しっかり防御すると、少し休んでから一気に動いてリバース、バックと反撃。上をキープし時折パウンドを落とし、このラウンドのポイントも取る。



 そして2Rインターバル中、ドクターチェックが入り、2R序盤の武蔵の鉄槌で腫れた阿部の左目が悪化しドクターストップ。武蔵の勝利となった。マイクを持った武蔵は「修斗のフライ級選手がちょっかい出して来てますけど、その前にパンクラスの最強を決めさせてほしいです。砂辺選手とタイトルマッチやらせてください」とアピールした。


第6試合 ウェルター級 3分3R
○高木健太(リバーサルジム川口REDIPS/HEAT総合ルール王者)
×KEI山宮(GRABAKA)
2R 0'37" KO (右フック)

 両者サウスポーに構え、いつものように大きく回って距離を取る山宮に対し、高木は左ロー、右インローを効かせ、山宮のステップを止める。
 2Rも同様にローを効かせた後、中央でパンチの打ち合いに誘い込むと、ガードの低い山宮に右フックをクリーンヒット。山宮から腰から崩れるように倒れる衝撃KO決着だった。
 マイクを持った高木は「(元)チャンピオンだけどたいしたことなかったです。自分もチャンピオンなんで、DEEPでも何でも、チャンピオンとつく選手を倒します」と吼えた。
 なお、高木戦後、DEEPから奥野“轟天”泰舗(CAVE)が12月6日のディファ有明大会に参戦することが発表された。同大会ではレッツ豪太×近藤有己のタイトルマッチも行われるため、ウェルター級が熱い大会となりそうだ。




第5試合 スーパーフライ級 3分3R
×清水俊一 (宇留野道場/ハイブリッドファイター)
○獅庵 (パラエストラ大阪)
2R 2'59" KO (左ストレート)

 1R、清水が蹴りを散らしてからタックルを仕掛け、オンブからバックコントロールしてチョークを狙い攻勢。だが2R、獅庵は清水のタックルを切って潰して上になると、右のパウンドをうまくヒット。清水は左目を腫らす。スタンドに戻ると獅庵は左ボディ、左ジャブなどを的確に当てて流れをつかむと、残り10秒を切り一気に前に出て左右のストレートを連打。不意を突かれた清水は真っ直ぐに金網まで下がって前のめりにダウンし、すぐさま植松レフェリーがストップ。獅庵がUFC帰りの清水を下し、パンクラス戦績4連勝にした。




第4試合 スーパーフライ級 3分3R
○上田将竜(緒方道場/6位)
×井島裕彰(GUTSMAN)
3R 2'29" TKO (ドクターストップ:肘打ちによる額のカット)

第3試合 バンタム級 3分3R
○藤井伸樹(ALLIANCE/2013年ネオブラッドトーナメント同級優勝)
×合島大樹(GUTSMAN)
3R 1'01" チョークスリーパー

第2試合 バンタム級 3分3R
○なおKING(CORE/フェザー級7位)
×CORO(和術慧舟會TLIVE)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

第1試合 フェザー級 3分3R
○阿仁鬼(パラエストラ札幌 チーム道志)
×横山恭典(KRAZY BEE)
1R 1'59" KO (左フック)


第16試合 ウェルター級 3分3R
○マンモス谷部(NATURAL 9) ※谷部翔太郎 改め
×ロン“ザ・ケイブマン”スローター [Ron schroter](米国/ALIVE)
判定3-0 (30-27/29-28/30-27)

第15試合 スーパーフライ級 3分3R
×小林 優(P's LAB吉祥寺)
○松場貴志(ALIVE)
判定0-3 (28-29/28-29/27-30)

第14試合 第20回ネオブラッドトーナメント決勝戦 フェザー級 3分3R
×清水ダイキ(アカデミア・アーザ水道橋)
○牛久絢太郎(和術慧舟會TLIVE)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)

第13試合 第20回ネオブラッドトーナメント決勝戦 バンタム級 3分3R
×井関 遼(GRABAKA)
○コンボイ升水(マルワジム横浜)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)

第12試合 第20回ネオブラッドトーナメント決勝戦 スーパーフライ級 3分3R
○荻窪祐輔(K-PLACE埼玉格闘技道場)
×小宮稔大(パラエストラ八王子)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

第11試合 第20回ネオブラッドトーナメント決勝戦 フライ級 /3分3R
×早坂優瑠(CORE)
○神部建斗(ALLIANCE)
1R 2'58" 腕ひしぎ十字固め


パンクラスゲート第3試合 プロ昇格トーナメント2014 フェザー級決勝戦 3分2R
○河村康博(和術慧舟會AKZA)
×桂 爽淳(東京イエローマンズ)
判定2-1 (20-18/18-20/○19-19)

パンクラスゲート第2試合 プロ昇格トーナメント2014 バンタム級決勝戦 3分2R
○小野隆史(GRABAKA)
×松下祐介(パラエストラ葛西)
判定3-0 (20-18/20-18/20-18)

パンクラスゲート第1試合 フェザー級 3分2R
△齋藤拓矢(ALLIANCE)
△ピータン(坂口道場)
時間切れ

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