Home > REPORTS > パンクラス > レッツ豪太がウェルター級王者に。近藤有己、石川英司を39秒KO:8.10 有明

レッツ豪太がウェルター級王者に。近藤有己、石川英司を39秒KO:8.10 有明

PANCRASE 260
2014年8月10日(日) ディファ有明
 佐藤豪則が返上したウェルター級王座を巡る争いは、互いに手数が乏しく差のつけにくい試合となったが、コブラ会のレッツ豪太が勝利。同級4位の近藤有己は5位の石川英司をわずか39秒でKOした。ライト級ではパンクラス2戦目の元修斗環太平洋王者・児山佳宏が伊藤崇文に完勝した。
  レポート&写真:井原芳徳


第11試合 メインイベント 第7代ウェルター級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3R
×村山暁洋(GUTSMAN/1位、修斗ミドル級(76kg)環太平洋王者)
○レッツ豪太(総合格闘技道場コブラ会/7位)
判定0-3 (マッキン28-29/松宮28-29/富山28-29)
※レッツが新王者に

 佐藤豪則がUFCと契約中のため返上した王座を巡る一戦。村山は過去に中村K太郎、近藤有己を下し、佐藤と元DEEP王者の白井祐矢とも引き分けた実績がある。3月の横浜大会ではチアゴ・ジャンボとの王座挑戦者決定戦を制していた。村山は2010年4月のケージフォースで高木健太に肘打ちで敗れて以降は負け無しだが、その高木に5月の有明大会で勝利しているのがレッツ。パンクラス7戦5勝1敗1無効試合とまずまずの成績を残している。

 試合は終始、スタンドの攻防となるが、お互いジャブを突いて距離とタイミングを探り合う状態が続き、なかなか目立った攻撃が出ない内容に。1R、サウスポーのレッツに対し、村山が左ジャブを突いて左に周りながら、右のインローやミドルをヒット。終盤になりレッツの右ハイが当たる。どちらも手数が少なく、ジャッジの難しい内容だが、手数で若干上回った村山がポイントを取る。

 2Rも同様の状態が続き、ようやく芹沢レフェリーがレッツに対し消極的だとして注意する。村山も消極的で、両方注意でもいいような状態だったが、この注意を境にレッツの手数が少し上昇。右ローを当てる場面が目立つようになり、ジャッジ3者ともレッツにポイントをつけ、19-19の五分となる。
 3Rも相変わらずジャブを突いての距離の探り合いとなるが、少しパンチが交錯する場面が増える。村山は左ストレート、レッツは右ロー、右フックをヒット。ほとんど差の無い内容で、正確さでは村山が若干上だったが、積極性では上だったレッツが3票を獲得し、新王者となった。
 レッツはベルトを巻いてガッツポーズで喜んだものの「これじゃチャンピオンにふさわしくない実力ですけど、防衛できるよう強くなります」と反省し、今後の成長と成果で王者の証明をしていく決意を示した。




第10試合 セミファイナル ミドル級 3分3R
○一慶(フリー/1位)
×大山峻護(フリー)
2R 1'01" KO (右フック)

 37歳の一慶、40歳の大山のベテラン対決。スタンドの打撃戦で、互いに単発のパンチを交錯させ、一慶の右で大山が左目の下をカットし腫れている。2Rもスタンドの攻防が続くが、タイミングをつかむようになった一慶が、大山の右のタイミングで振り下ろすような右のフックをクリーンヒット。これ一発で大山が伸びるとすぐさま和田レフェリーがストップした。




第9試合 ウェルター級 5分3R
○近藤有己(パンクラスism/4位)
×石川英司(GRABAKA/5位)
1R 0'39" TKO (レフェリーストップ:右フック)

 近藤と石川は2001年に初対決し、近藤がプロデビュー間もない石川を病院送りに。翌02年の再戦も近藤が判定勝ちしている。近藤は公開練習で「2度目戦ったときから、もう1回あるな、って僕の中で凄くありました」といい、「お互い円熟してるんでしょうけど、当時よりもフレッシュな試合をしようと思ってます」と話していた。石川もいつも以上に気合の入った様子の表情でリングイン。二人の12年の思いの詰まった試合となったが、決着は早かった。スタンドで数度パンチを交錯させた後、石川の右のカウンターで近藤が右フックで石川のアゴを打ち抜きKO勝ちした。




 だがバッティングの恐れがあり、うずくまった石川に近藤が、空振りながらもサッカーボールキックを放ったことから、梅木レフェリーの判断で審判団がケージに入り審議に。結局、アゴを撃ち抜いた瞬間を撮影していたカメラマンの写真も参考材料となり、近藤の勝利の裁定は変わらなかった。


第8試合 ライト級 5分3R
○アキラ(久我山ラスカルジム/8位)
×太田駿平(ドン・キホーテ)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

 パンチ力が持ち味の両者の戦いは、終始スタンドでの殴り合い。そんな中、ボディと顔面にうまく散らすアキラがヒット数で終始上回り優勢。太田も打たれ強く最後までパンチを返すがアキラの優位は崩れなかった。




第7試合 フェザー級 5分3R
○ガイ・デルモ(米国/GUTSMAN/2位)
×鹿又智成(パラエストラ八王子/6位)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

 両者ともナンバーシリーズ最後のリングでの大会となった3月の横文大会以来の試合。デルモは馬場勇気に1R TKO負け、鹿又は近野淳平と引分と悔しい結果となっていた。両者ともケージの経験はあるが、レスリング力の高いデルモが適応度では数枚上手。3Rとも組み合ってからの攻防を制してグラウンドに持ち込むと、トップ、バックでコントロールし、チョークを狙ったりパウンドを当てたりと主導権を維持し完勝した。


第6試合 ライト級 3分3R
×伊藤崇文(パンクラスism)
○児山佳宏(パラエストラ松戸/元修斗ウェルター級(70kg)環太平洋王者)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)

 5月11日の有明で勝利した両者が激突。1R開始すぐ、伊藤が左ハイを当てるが、児山は蹴り足をつかんでテイクダウンを奪い、バックからコントロールしてパウンドを当てる。2R以降も同様に、伊藤の突進をかわして倒し、バックからパウンド、チョーク狙いで攻め続け圧勝した。これでパンクラス2連勝。そろそろ上位ランカーとの対戦が見たいところだ。


第5試合 スーパーフライ級 3分3R
×曹 竜也(闘心/5位)
○北郷祐介(和術慧舟會横浜道場)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

 北郷が細かくステップして動いて、サウスポーの曹に左のローを的確にヒット。2Rにはケージに押し込んでからの右肘や左ボディでも巧さを印象付ける。3Rは前に出てきた曹の左ストレートと左ミドルをもらったが、2Rまでのポイントを守り判定勝ち。ランキング入りを確実にした。


第4試合 ライト級 3分3R
○網潤太郎(和術慧舟會AKZA)
×原 昭仁(坂口道場 一族)
3R 2'28" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)


第3試合 フェザー級 3分3R
○松岡嵩志(STB JAPAN)
×TAG(ERUPT)※和術慧舟會G.S.P.がジム名称を変更
判定2-1 (28-29/29-28/29-28)


第2試合 第20回ネオブラッドトーナメント ウェルター級決勝戦 3分3R
×林 源平(HEAT)
○佐藤 天(TRIBE TOKYO M.M.A)
1R 2'51" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
※佐藤が優勝


第1試合 第20回ネオブラッドトーナメント ライト級決勝戦 3分3R
×泰斗(真月流COMBAT)
○アンドリュー・ロバート(米国/総合格闘技津田沼道場)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)
※ロバートが優勝



第15試合 ミドル級 3分3R
×エディ・“ローニン”・ジョシュア(米国/総合格闘技道場DOBUITA)
○荒井勇二(GUTSMAN)
2R 1'21" ギブアップ (チョークスリーパー)
※ジョシュアは計量5.2kgオーバーの89.1kgのため、ルールに従い、対戦相手選手が勝利した場合のみ公式記録とし、それ以外はノーコンテストに。

第14試合 フェザー級 3分3R
×飯嶋貴幸(NATURAL9)
○杉山和史(TURNING POINT MMA/HF)
2R 0'12" KO (パンチ)

第13試合 バンタム級 3分3R
○亮AKB(リバーサルジム川口REDIPS)
×統好(CRAZY ARMAMENT)
判定3-0 (29ー28/30-27/30-27)
※統好はは計量300gオーバーの61.5kgのため、ルールに従い、対戦相手選手が勝利した場合のみ公式記録とし、それ以外はノーコンテストに。

第12試合 スーパーフライ級 3分3R
×鮎田直人(CAVE)
○小川 徹(TRIBE TOKYO M.M.A)
判定1-2 (29-28/28-29/28-29)

Home > REPORTS > パンクラス > レッツ豪太がウェルター級王者に。近藤有己、石川英司を39秒KO:8.10 有明

 - PR - Martial World presents Gym Village
Gym Village でジムを探そう!
Gym Village おすすめジム

センチャイムエタイジム
JR中央線・東京メトロ東西線「中野」徒歩9分
ラジャダムナン&ルンピニーの元ランカーが本物のムエタイを個人指導。親子でムエタイを学べるコースも土曜昼オープン!

さらに詳しく

おすすめジム欄へのジム広告掲載について