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石渡伸太郎、バンタム級王座2度目の防衛。佐々木憂流迦が試合後挑発:2.2 有明

PANCRASE 256
2014年2月2日(日) ディファ有明
 バンタム級王者・石渡伸太郎は齊藤曜の得意のギロチンを封じ、パウンド、サッカーボールキックで痛めつけて文句なしの判定勝ち。2度目の防衛を果たすと、元修斗フェザー級(60kg)環太平洋王者の佐々木憂流迦がリングに上がり「俺の喧嘩を買ってください」と石渡を挑発した。五味隆典の弟子・アキラはアンディ・メインとドロー。近藤有己はおそらく最後となるリングでの試合で1R KO勝ちを果たした。
  レポート&写真:久保与志


本戦2部


第14試合 メインイベント バンタム級キング・オブ・パンクラスタイトルマッチ 5分3R
○石渡伸太郎(CAVE/王者/61.2kg)
×齊藤 曜(和術慧舟會トイカツ道場/8位/61.1kg)
判定3-0(芹沢30-28/梅木30-28/大藪30-27)
※石渡が2度目の防衛

 1R、齊藤がパンチから組み付いて石渡をコーナーに押し込むと、足をかけてテイクダウンを狙うが、両者ロープの外に出てしまいブレイクになる。再開後、齊藤が右フックを当てて石渡を再度コーナーに押し込むと、石渡がバックに回りこむが、齊藤は上手くアームロックで切り替えしてテイクダウンを奪い、フロントチョークに持ち込もうとするが、石渡がすぐに立ち上がってスタンドに戻す。齊藤はその後も徹底して右フックから組み付いていき、石渡は右フックで応戦しながら齊藤のテイクダウンを防ぐ。記者採点は10-10、オープンスコアも3名共に10-10だが、ゲームプラン通りに試合を進めているのは斉藤の方か。



 2R、齊藤が前に出て右フックをヒットさせるが、そこから齊藤が組みにいくと、石渡が巧みに体を入れ替えてバックにつく。石渡がバックから揺さぶってテイクダウンを伺うが、齊藤がこらえると石渡は距離を取り直して左ハイ、左ストレート。石渡が齊藤のタックルを切ると、逆にテイクダウンをしかけて齊藤を倒し、この日初めて明確にトップをキープする。石渡は体を起こして強いパウンドを打ち込み、齊藤がこれを嫌ってバックを見せると、すかさず立ち上がり強烈なサッカーボールキックをヒット。立ち上がろうとした齊藤に左フックを当ててグラつかせると、パンチの連打と膝蹴りで齊藤を強引にグラウンドに引き戻し、そこからパウンドとサッカーボールキックを連打する苛烈な攻めで齊藤を防戦一方に追い込み、ラウンド終了間際にはチョークも狙う。記者採点は10-8、オープンスコアは1名が10-8、2名が10-9で石渡を支持する。



 3R、ポイントで劣勢となった齊藤がパンチで前進するが、石渡は齊藤のボディにカウンターでテンカオをヒット。それでもタックルに入ろうとする齊藤を潰して上になると、パスガードを狙いながらパウンド。齊藤が立ち上がろうとしたころこに右フックをヒットさせてバックにつくと、左のパンチを落としながら、機を見てサッカーボールキックを浴びせて斉藤に反撃の機会を与えず。記者採点は10-9、トータルスコア30-27で石渡。判定は3-0、KOこそならなかったものの、石渡が王者らしい強さを見せて2度目の防衛に成功した。



 試合後、修斗、VTJを主戦場に活躍する 佐々木憂流迦(和術慧舟會駿河道場/元修斗フェザー級(60kg)環太平洋王者)がリングに上がり「2月23日のVTJ、5月25日の(師匠である)芹沢さんの自主興行(DEEP富士山祭り)が終わったら、俺の喧嘩を買ってください」と石渡との対戦をアピール。これに対し石渡は「喧嘩とか言われたら大人と相談します」と受け流したが、ベルト授与後のマイクでは「これからもっともっと強いチャンピオンになって、ああいう舐めた奴が挑発しに来ないようになります」と王者としてのプライドをのぞかせた。
 なお、石渡には王者が勝利した場合の「WIN100&40ボーナス」として、70万円が支給されることもパンクラスから発表された。



第13試合 セミファイナル ライト級 5分3R
△アンディ・メイン(米国/チーム・ナム・ファン/5位/69.0kg)
△アキラ(久我山ラスカルジム/10位/69.5kg)
判定0-1(芹沢28-29/梅木29-29/大藪29-29)

 1R、アキラがパンチで詰めて組み付きテイクダウンを狙うと、メインはほとんど抵抗することなく引き込んで下になる。メインはすぐさま三角絞めをしかけるが、アキラは何とか頭を抜いてハーフガードに。メインはすぐにフルガードに戻すと、三角、十字と下から次々と関節技をしかけていく。アキラはしかけを潰すのが精一杯でほとんど攻撃に出られず、終了間際にようやくガードから出て数発パウンドを落とす。記者採点は10-9でメイン、オープンスコアは2名が10-10、1名は10-9でメインにつける。



 2R、アキラが左フックを当ててメインを下がらせると、そこから片手でメインの頭をクラッチしてクリンチアッパーを連打。メインも首相撲からの膝蹴りで応戦しようとするが、クリンチアッパーを連打されると、これを嫌って下がったところにアキラが何度も右フックをヒット。メインはスタンドの攻防を嫌って引き込むが、アキラが体を起こしての強いパウンドを入れると、マウントからパンチと鉄槌を連打してメインをKO寸前に追い込む。記者採点は8-10でアキラ、オープンスコアは1名が8-10、残り2名も9-10でアキラを支持。



 3R、アキラが前に出て右フックを当てると、メインが右ハイを蹴ってところでバランスを崩してアキラが上になる。アキラは体を起こしてパウンドを入れようとするが、メインがハイガードから三角絞めをしかけ、アキラがこれに捕まってしまう。アキラは三角の体勢から抜け出すことが出来ず、メインが極めを狙い続けるも、アキラが耐え続けてタイムアップ。記者採点は10-9でメイン、トータルスコアは28-28でドロー。判定は1名がアキラにつけるも、3Rの劣勢が響いてドローに終わった。


第12試合 ウェルター級 5分2R
○近藤有己(パンクラスism/5位/76.9kg)
×KAZZ(GRABAKA/6位、2013年ネオブラッドトーナメント同級優勝・MVP/76.7kg)
1R 1'15" KO(左ハイキック→パンチ連打)



 1R開始すぐ、体格で大きく上回るKAZZが圧力をかけて前に出るが、KAZZが左フックで詰めてきたところに近藤が左ハイを一閃。この一撃で鮮やかにダウンを奪うと、立ち上がろうとしたKAZZに追撃のパンチを浴びせて会心のKO勝ちを収めた。
 近藤はマイクを渡されると「おそらくリングで戦うのは最後です」と一瞬引退ともとれる発言でファンの肝を冷やすが「これからはケージで頑張りますので応援よろしくお願いします」と4月以降に完全移行するケージでの戦いに意欲を見せ、「今日はずっと憧れて、お世話になってきたリングに良い恩返しが出来たと思います」と慣れ親しんだリングに笑顔で別れを告げた。


第11試合 フェザー級 5分2R
△川那子祐輔(秋本道場jungle junction/Legend FC王者/65.8kg)
△ハルク大城(ボスジム/2013年ネオブラッドトーナメント同級優勝/65.4kg)
判定1-0(19-18/19-19/19-19)
※2Rローブローによるイエローカードでハルクに減点1

 1R、川那子がいきなり右ハイを見せると、左右のフックで前進してくるハルクを右ストレートと膝蹴りで迎え撃って逆にハルクを後退させる。ハルクは一度距離を取り直すと、再び左右のフックで前進し、川那子の頭が下がったところに右ハイを合わせてバランスを崩させ、ロープに詰めて回転の速い左右のフック、アッパーでラッシュをかける。川那子はハルクの連打をブロッキングで凌ぐと、距離を取り直して懐の深さを活かした右ストレートで応戦する。記者採点は10-10のイーブン。



 2R、プレッシャーをかけて右ストレートを放っていく川那子に、ハルクも左右のフックで応戦して激しい打ち合いに。ハルクのインローがローブローになって中断後、川那子が右ストレートを当ててハルクをグラつかせるが、追撃に来た川那子にハルクも左フックをヒットさせて反撃。ここでハルクのインローがまたもローブローになってしまい、ハルクにはイエローカードで減点1が課される。再開後、ポイントを失ったハルクが猛然と前に出て右クロス、アッパーをヒット。川那子はハルクの猛攻を凌ぐと、攻め疲れて手数の止んだハルクにカウンターのテンカオで反撃。その後は両者譲らず激しく打ち合って試合終了のゴング。記者採点は9-9、トータルスコア19-19でドロー。判定は1名が川那子を支持したが、残り2名はイーブンにつけてドローに終わった。


第10試合 ライト級 5分2R
○伊藤崇文(パンクラスism/1995年(第1回)ネオブラッドトーナメント優勝/69.9kg)
×原 昭仁(坂口道場 一族/2013年ネオブラッドトーナメント同級優勝/69.9kg)
判定2-0(20-20/20-18/20-19)

 1R、伊藤が右ミドルから片足タックルに入ると、こらえる原をコーナーに押し込んでしつこくタックルにいってテイクダウンを奪う。原が下から三角をしかけるが、伊藤は外してハーフガードの体勢になると、頭を押し付けながら密着して左のパンチをこつこつと入れていく。記者採点は10-9で伊藤。
 2Rも伊藤が原のパンチにタックルを合わせてテイクダウンに成功。原を立たせずにトップキープして細かいパンチを入れ続けると、最後までグラウンドで有利な体勢を保ちタイムアップ。記者採点は10-9、トータルスコア20-18で伊藤。判定は2-0で伊藤に軍配が上がった。



 マイクを要求した伊藤は原のセコンドについていたISAOに「チャンピオン、3月の横浜、最後のリング、俺とタイトルマッチはどうだ? もう相手はチャンピオンしかいないんだよ。パンクラスismの選手が出てないと、そんなのパンクラスでも何でもねえ。今ここで返事をくれよ」と3月30日の横浜大会での対戦をアピール。これに対し、ISAOは「自分ははっきり言って、(伊藤は)そのレベルに達してないと思います」とバッサリ。伊藤が再度マイクを握って対戦要求すると、「皆さんは俺と伊藤さんの戦いを見たいですか?」と客席に呼びかけて観客も拍手で答えるが、「とりあえず自分は待ってます。後はどうなるかわかりません」と伊藤との対戦を受諾することなくリングを降りた。


第9試合 スーパーフライ級 5分2R
○古賀靖隆 (Lotus世田谷/2位/56.7kg)
×曹 竜也(闘心/5位/56.5kg)
判定2-0(20-20/20-19/20-19)

第8試合 フライ級 5分2R
○江泉卓哉(総合格闘技道場武門會/2位/53.6kg)
×三谷敏生(総合格闘技道場コブラ会/54.0kg)
判定3-0(20-18/20-19/20-18)

第7試合 ライト級 5分2R
○AB(和術慧舟會 駿河道場/9位/70.3kg)
×クリスMAN(パラエストラ八王子/70.1kg)
判定2-0(20-19/19-19/20-19)

第6試合 フライ級 5分2R
×宇都木正和(パラエストラ古河/4位/54.4kg)
○下川雄生(ドラゴンテイルジム/54.1kg)
判定0-3(19-20/18-20/19-20)

第5試合 ライト級 5分2R
○網潤太郎(和術慧舟會AKZA/69.9kg)
×小林 裕(U-FILE CAMP/70.2kg)
判定2-0(19-19/20-19/20-19)

第4試合 バンタム級 5分2R
△富田浩司(パンクラス大阪稲垣組/61.0kg)
△合島大樹(GUTSMAN/61.0kg)
判定0-0(19-19/19-19/19-19)

第3試合 フェザー級 5分2R
○稲葉 聡(秋本道場jungle junction/65.6kg)
×阿仁鬼(パラエストラ札幌チーム道志/65.5kg)
判定3-0(20-19/20-18/20-18)

第2試合 フライ級 5分2R
×金内“サイダー”雄哉(グレイシーバッハ東京/54.1kg)
○増田“BULL”徹平(総合格闘技道場コブラ会/54.3kg)
判定0-3(18-20/17-20/19-20)
※ローブローによるイエローカードで金内に減点1

第1試合 ライト級 5分2R
×西川純矢(GRABAKA/69.2kg)
○林 源平(HEAT/70.1kg)
1R 1'55" KO(サッカーボールキック)

本戦1部


第5試合 バンタム級 5分2R
○ライダーHIRO(宇留野道場/ハイブリッドファイター)
×村田康大(ドラゴンテイルジム)
1R 2'39" ギブアップ (変形コブラツイスト)

第4試合 スーパーフライ級 5分2R
○荻窪祐輔(K-PLACE埼玉格闘技道場)
×桑原 悠(PUREBRED大宮)
判定3-0 (20-18/20-18/20-19)

第3試合 バンタム級 5分2R
△若菜千明(RANGER品川GYM)
△井関 遼(GRABAKA)
判定1-1 (19-20/20-19/20-20)

第2試合 バンタム級 5分2R
○阪中カツヒロ(LOTUS世田谷)
×福山晄久(総合格闘技津田沼道場)
判定3-0 (20-18/20-18/20-18)

第1試合 フェザー級 5分2R
○近藤孝太(ハイブリッドレスリング山田道場)
×飯嶋貴幸(NATURAL9)
1R 3'00" ギブアップ (チョークスリーパー)

2014ネオブラ予選トーナメント優勝者


スーパーフライ級 伊福正寛(和術慧舟會トイカツ道場)
バンタム級 コンボイ升水(マルワジム横浜)
フェザー級 深澤 駿(和術慧舟會富士山道場)
ライト級 平山 学
ウェルター級 佐野哲也(和術慧舟會駿河道場)
ミドル級 鈴木増し増し(西日暮里ストライキング)

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