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桜木、高橋義生にリベンジ。ショレス、デルモに判定勝ち:8.5 有明

PANCRASE 2012 PROGRESS TOUR
2012年8月5日(日) ディファ有明
 新生パンクラス2度目の有明大会には、パンクラス旗揚げメンバーである43歳のベテラン・高橋義生が7年ぶりに登場。修斗環太平洋ミドル級王者・村山暁洋が初参戦し、ジョン・ショレス×ガイ・デルモの在日アメリカ人対決も組まれる等、バラエティに富んだ顔ぶれとなった。
  レポート&写真:久保与志


第12試合 メインイベント ライトヘビー級 5分2R
×高橋義生(D-ONEジム/元パンクラス・ヘビー級王者)
○桜木裕司(掣圏会館)
1R 4'59" KO(右フック)



 1R、右ジャブを差しながら左ストレートを狙う高橋に対し、桜木はほとんど手を出さず、じりじりと前に出て圧力をかけていく。高橋は右フックをヒットさせると、もっと打ってこいよばかりに手招き。桜木は表情を変えずに前に出て、左フックのヒットを増やし、そこから右フックを放って高橋を脅かし始める。残り時間も僅かのところで桜木が左フックで入っていって打ち合いとなり、桜木のパンチで高橋がダウン。追撃のパウンドを数発入れたところでレフェリーが試合をストップ。殴り合いを公言していた高橋を桜木がKOし、7年前の一本負けの借りを返した。


第11試合 セミファイナル ウェルター級 5分3R
△大類宗次朗(TRIBE TOKYO M.M.A/6位)
△村山暁洋(GUTSMAN/修斗環太平洋ミドル級(76kg)王者・世界1位)
判定0-1(29-30/29-29/29-29)

 1R、ローでの探りあいから、村山が蹴り足を掴んでタックルに行くと、テイクダウンを奪いコーナー際でバックにつく。長い時間バックキープしながら細かいパウンドを入れる村山。大類はアームロックをしかけながら立ち上がりブレイク。大類がパンチから左ハイを放つが、村山がキャッチしてテイクダウンを奪ったところでラウンド終了。記者採点は9-10、オープンスコアも3者9-10で村山。
 
 2R、大類が右アッパーをヒットさせ、左ストレートとローで前に出るが、村山がパンチに脇を差してバックにつく。ここは何とか大類がこらえてブレイクがかかり、左ストレートを当ててプレッシャーをかける大類。村山は下がりながらもタックルでテイクダウンを奪いバックにつくが、展開はなく残り30秒でブレイク。記者採点は10-10、オープンスコアは3者共に10-10のイーブン。



 3R、村山が左フックをかわして、バックに回りながらタックルでテイクダウンに成功。大類はバックを許しながら立ち上がると、向き直って離れる。再びタックルに来た村山に、大類はカウンターで左膝をヒット。下がる村山にさらに膝蹴りで追撃すると、蹴り足を掴んで倒しにきた村山を投げてテイクダウンを奪う。ハーフガードから、立ち上がって踏みつけ、パウンドを狙っていく大類。記者採点は10-9で大類、トータルスコアは29-29でドロー。判定は1名が29-30で村山に入れるも、残り2名は29-29をつけてドローに終わった。


第10試合 ライト級 5分3R
○徳留一樹(パラエストラ八王子/3位)
×URAKEN(Team ura-ken/元ウェルター級王者)
判定3-0(30-29/30-28/30-29)

 1R、いきなりの打ち合いから徳留が左ハイを放ち、URAKENは蹴り足を掴んで倒そうとするが、こらえた徳留が逆に投げてテイクダウンを奪う。ガードから出て、強烈な踏みつけ、サッカーボールキックを狙っていく徳留。URAKENはタックルから立ち上がろうとするが、徳留がガブって潰すと、ハーフガードから肩固めを狙いつつパウンドを落とす。残り30秒を切ると、徳留は立ち上がって再び踏みつけをヒットさせる。記者採点は10-9で徳留、オープンスコアは3者10-9で徳留。
 
 2R、URAKENが距離を詰めて打ち合いに持ち込むと、徳留も応戦。URAKENの右フックがヒットして徳留が下がるが、タックルでテイクダウンを奪い流れを切る。徳留はフルガードからパス、パウンドを狙うも、あまり効果的な攻撃はなくブレイク。右フック、左フックを振るって前に出るURAKEN。徳留もパンチで応戦するが、打ち合いになるとガードが下がり危うい。記者採点は10-10、オープンスコアも3者10-10。



 3R、前に出て左ストレート、膝蹴りを放っていく徳留。URAKENもパンチを返し、右ストレートから返しの左フックをヒット。徳留はタックルに入るが、URAKENがガブって潰しブレイク。口の中をきっているURAKENは呼吸が荒くなり、スタミナが切れたか手数も出なくなる。URAKENの出血でドクターチェックが入り、再開後にURAKENが右ストレートをヒットさせるも、徳留がタックルでテイクダウン。残り30秒のところでURAKENがタックルから立ち上がろうとするが、徳留が潰して試合終了。記者採点は10-10、トータルスコアは30-29で徳留。判定は3-0、1Rに踏みつけ、パウンドでダメージを与えた徳留が勝利した。


第9試合 フェザー級 5分3R
○ジョン・ショレス(米国/ロデオスタイル/1位)
×ガイ・デルモ(米国/GUTSMAN/5位、修斗ライト級(65kg)世界3位)
判定3-0(30-29/30-29/30-29)

 共に強靭なフィジカルを誇りながら、鉄壁のテイクダウンディフェンスとパンチの強打でKOを重ねてきたショレスと、しつこいテイクダウンから相手を立たせずに削っていくデルモという、対照的なファイトスタイルで白星を積み上げてきた両者。



 1R、この試合もスタンドで主導権を握りたいショレスと、テイクダウンを狙うデルモという攻防が展開されるかと思われたが、デルモはタックルには行かず、左イン、右アウトローを軸に攻撃を組み立てていく。ショレスはステップインからの左フックを狙っていくが、これはデルモも警戒しており、バックステップ、アームブロックでディフェンスしてローと着実にヒットさせていく。デルモはローに加えて左リードも出し始め、リーチの差もあってショレスは思うように中に入れない。残り1分を切り、セコンドからゴーサインが出て、デルモが初めてタックルに行きテイクダウンに成功してラウンドを終える。記者採点は10-10も、振り分けるならデルモのラウンド。オープンスコアも3者10-10。パンクラスの酒井正和新代表からはUFCと同様のラウンドマストに近い採点にしていくという発言もあったが、今大会の判定を見る限りでは、今までのパンクラスと同じ10-10の幅が広い採点基準のようだ。

 2R、デルモの右ローで体が流れ出すショレス。ショレスは左フックに加え、強い右クロスも放っていくが、デルモはブロッキングで防ぎ、受け返しで右ストレートをヒットさせる。足も効かされたか追い足も鈍ってきたショレス。残り1分で1R同様にデルモがタックルでテイクダウンを狙い、これはショレスが切って際に左フックを狙うが、デルモが前蹴りで突き放す。再び組みの攻防から、ショレスが上になったところでラウンド終了。記者採点は9-10でデルモ、オープンスコアは3者共に10-10のイーブン。



 3R、打撃で押しきれると見たか、左リード、右ローで圧力をかけていくデルモ。ロープ際に詰めていくが、ショレスがカウンターでタックルを決めてテイクダウン。デルモはラバーガードで固めてパウンドを落とさせず、バックを許しながらも立ち、向き直る。そこからタックルで倒したデルモだが、ショレスはすぐに立ち上がり、タックルに入ってテイクダウンを奪い返す。すぐに立つデルモだが、ショレスはタックルからリフトアップしてグラウンドに戻す。ここも立ち上がったデルモに、ショレスがタックルで4度目のテイクダウンを奪い、サッカーボールキック。この一撃でデルモは額から出血。残り20秒を切るも、ガイはまたも立ち上がり、ショレスをコーナー際に詰めてパンチのラッシュを浴びせたところで試合終了のゴング。記者採点は10-9でショレス、トータルスコアは29-29でドロー。判定は3-0、3Rに4度のタックルを決め、デルモを上回るテイクダウン能力を見せたショレスが、クロスゲームを物にして外国人対決を制した。


第8試合 フライ級王座次期挑戦者決定戦 5分3R
×江泉卓哉 (総合格闘技道場武門會/2位)
○宇津木正和(パラエストラ古河/4位)
1R 3'56" TKO(レフェリーストップ:パンチからのサッカボールキック)



 1R、両者ともに踏み込んでのパンチ&キックを放つが、なかなかヒットを奪えない。サウスポーの宇津木に江泉は右ミドルと右ハイキック、宇津木は左ストレートから右フック。宇津木が入り込んだところに江泉のパンチがカウンターでヒットして宇津木はダウンする。一気に試合を決めようとパウンドを落とすが、宇津木は組み付いて距離を潰し、何とか難を逃れる。スタンドに戻り、宇津木が距離を詰めてパンチの連打を浴びせ、江泉も応戦してショートレンジでの激しい打ち合いに。互いにパンチを当てるが、回転力に勝る宇津木が徐々に有効打を増やして攻勢に転じると、右フックでダウンを奪い、追撃のサッカボールキックを当てたところでレフェリーが試合をストップ。序盤のピンチを凌いだ宇津木が逆転のTKOで江泉を下し、フライ級王者・砂辺光久への挑戦権を手にした。


第7試合 ライト級 5分2R
○高橋“Bancho”良明(パラエストラ八王子)
×網潤太郎(和術慧舟會AKZA)
判定3-0(20-18/20-17/20-18)



 1R、組みに来た網を高橋がカウンター気味に投げてテイクダウンに成功する。網は下からラバーガードで固めてこつこつパンチを入れるが、高橋は立ち上がってガードから出ると、サッカーボールキック、強いパウンドを落としていく。防戦一方の網は何とか立ち上がって組み付こうとするが、高橋は顔面への前蹴り、首相撲からの膝蹴りで攻める。記者採点は10-9で高橋。
 2Rも網が前に出て組み付こうとするが、差し合いでも高橋が一枚上手で、有利な形から首相撲に移行して膝蹴り、そこから投げでテイクダウンを奪う。高橋がマウントポジションを奪い、パウンドを浴びせると、網は足をすくってリバースを試みるが、高橋はバランスを保ちながら、長いリーチを活かしてパンチを落とし続け、終始攻勢をキープしたまま試合終了のゴング。高橋が網を完封して判定勝ちを収めた。


第6試合 ライト級 5分2R
△伊藤崇文(パンクラスism)
△岩見谷智義(高田道場/7位)
判定1-0(20-19/19-19/20-20)

 1Rから互いにミドルを蹴り合いながら、しつこくタックルをしかける伊藤とそれを切り続ける岩見谷という試合展開が続く。2Rも同様で、伊藤は粘り強くタックルをしかけ続けるがテイクダウンには至らない。ラウンドも終盤に差し掛かると、タックルを潰した岩見谷が細かいパンチを落とし始め、スタンドに戻るとパンチと膝蹴りで前に出るが、すぐに伊藤がタックルで組み付いて大きな有効打はなく試合終了。判定は両者決め手に欠きドローに終わった。


第5試合 フェザー級 5分2R
×なおKING(CORE/4位)
○内村洋次郎(イングラム/元ZSTウェルター級王者)
1R 0'56" TKO(レフェリーストップ:タオル投入)

 1R開始すぐ、内村が左ストレートでいきなりフラッシュダウンを奪うと、すぐに立ち上がったなおKINGをパンチのラッシュで追撃。再びダウンしたなおKINGにサッカーボールキック、左アッパーと浴びせ、それでも立ち上がるなおKINGに再びラッシュ。最後は右フックでダウンし、それでもなおKINGが立ち上がろうとしたところでセコンドからタオルが投入され、内村がTKO勝ち。元P's LAB東京所属ながら、パンクラスは初参戦だった内村。フェザー級転向を秒殺KOで飾り、マイクを持つと「次は世界標準ということで、ジョンかガイでお願いします」とフェザー級で猛威を振るう外国人2人との対戦をアピールした。


第4試合 ウェルター級 5分2R
×長岡弘樹(総合格闘技道場DOBUITA/8位)
○窪田幸生(坂口道場一族)   
判定0-2(20-20/19-20/19-20)

第3試合 ウェルター級 5分2R
○山崎昭博 (SUBMIT静岡/7位)
×草・MAX(フリー)
判定2-0(20-18/19-19/20-18)

第2試合 スーパーフライ級 5分2R
○北方大地(パンクラス稲垣組/3位)
×荻窪祐輔(K-PLACE埼玉格闘技道場)
2R 3'26" TKO(レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第1試合 バンタム級 5分2R
○馬場勇気(ロデオスタイル)
×島崎 巧(レッスルウィン)
判定3-0(20-18/20-18/20-18)


◆本戦第1部

第3試合 フェザー級 5分2R
△ハルク大城(ボスジム/2011全日本パンクラスゲートフェザー級優勝&MVP)
△清水ダイキ(アカデミア・アーザ水道橋)
判定0-0(19-19/19-19/19-19)

第2試合 バンタム級 5分2R
×CORO(和術慧舟會TLIVE)
○野中 翔(パンクラス稲垣組)
1R 0'18" 反則(ローブロー)

第1試合 ~ROAD TO 植松直哉~ 長谷川孝司試練の勝負第三戦 キャッチレスリングルール 無差別級 5分2R
○高本裕和(小金井柔術クラブ)
×長谷川孝司(パンクラス稲垣組)
2R 4'52" 腕ひしぎ十字固め

◆パンクラスゲート

第1試合 フェザー級 5分2R
○垣崎貴之(KIBAマーシャルアーツクラブ)
×牛久絢太郎(和術慧舟會TLIVE)
1R 0'36" TKO(レフェリーストップ)

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