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佐藤豪則&清水清隆防衛。金原正徳TKO勝ち:6.5 有明

PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR
2011年6月5日(日) ディファ有明
 ウェルター級王者・佐藤豪則は3Rに腕十字で大類宗次朗を追い詰め、判定勝ちで初防衛に成功。スーパーフライ級王者・清水清隆は宿敵・砂辺光久との決着戦にケリをつけ、他団体との王座統一戦を熱望した。元SRC王者の金原正徳は勝利後「タイトルマッチをやらせて下さい。俺じゃない、(先輩の)鹿又さんに」と異例のアピールをした。
  レポート&写真:久保与志


第11試合 ウェルター級 キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分3R
○佐藤豪則(Laughter 7/王者)
×大類宗次朗(SKアブソリュート/10位)
判定3-0(千葉30-28/福田29-28/小菅29-28)
※1Rローブローの反則で大類に減点1
※佐藤が初防衛

 1R、佐藤が低空タックルでテイクダウンを試みるが、大類はこれを切って上になると、ガードから立ち上がりブレイクがかかる。佐藤は右フックから片足タックルにいくが、大類がこれを切って放った膝蹴りがローブローに。再開後、今度は大類の右インローが再びローブローになっていまい、イエローカードで減点1が課される。大類は距離を取りながら、佐藤が入ってくるところに左ストレートを合わせる。佐藤が首投げでテイクダウンを奪い、バックからアームロックをしかけるが、大類は向き直って上を取り返しスタンドに戻す。記者採点はローブローの減点1で10-9佐藤。



 2R、佐藤が片足タックルでテイクダウンを狙うが、大類はこれを切ると、足をかけて倒しながら、強い左のパンチを一発入れる。佐藤は下からアームロック、腕十字をしかけていくが、大類はこれを潰しながら左のパウンドを落としていく。大類が体を起こすと、佐藤は蹴り上げを狙うが、大類は足を捌きながら再びガードに入りパウンド。終了間際には、立ち上がろうとした佐藤の顔面に膝蹴りを入れる。記者採点は9-10で大類。トータルスコア19-19のイーブン。



 3R、佐藤が右フックから片足タックルに入るが、大類はこれを切って、佐藤をコーナーに押し込む。佐藤は体を入れ替え、右フック。大類が右フックを振るうと、カウンターでタックルに入りテイクダウン。すぐにバックにつくと、亀になって大類に腕十字をしかけ、大類のクラッチを切って腕を伸ばす。完全に伸びていたように見えたが、大類は体を反転させて何とか腕を抜き、トップをキープ。スタンドに戻り、大類の左ストレートにタックルを合わせ、佐藤がテイクダウン。バックについてアームロックを狙うが、大類が立ち上がりながら強引に腕を抜く。スタンドに戻り、両者打ち合いながら試合終了のゴング。記者採点は10-9で佐藤。トータルスコア29-28で佐藤。



 ジャッジの判定も3-0で佐藤。3Rに腕十字であわやという場面を作って初防衛に成功し、今大会のベストバウト賞も受賞した。


第10試合 スーパーフライ級 キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分3R
○清水清隆(SKアブソリュート/王者)
×砂辺光久(TEAM reversaL/1位)
判定2-0(小菅30-29/大藪30-30/千葉30-29)
※清水が3度目の防衛

 1R、清水が砂辺の左ミドルをキャッチしてテイクダウンに成功。砂辺は下から細かいパンチ、耳のあたりに掌底を入れるが、清水は体を起こさずに、頭をつけたまま左手でコツコツとパンチを落としていく。ブレイクでスタンドに戻り、清水は左ジャブとインローで牽制しながら、右フックで飛び込み、左フックで応戦した砂辺からカウンターのタックルで再びテイクダウンを奪う。清水はここも頭をつけたまま右のパウンドを落としラウンド終了。記者採点は2度のテイクダウンと細かいパウンドを評価して10-9で清水。



 2R、清水が左ミドルで牽制すると、砂辺が距離を詰めて右ストレートを放つが、清水はカウンターでタックルに入る。砂辺はロープに押し込まれるも、タックルを切ってボディに膝蹴り。清水がしつこくタックルにいくが、砂辺はテイクダウンは許さずにブレイクがかかる。再開後、清水がスーパーマンパンチから組み付くも、砂辺が突き放して距離を取る。砂辺はプレッシャーをかけながら右ストレートを振るっていくが、これにタックルを合わされ、テイクダウンは許さないものの、単発で流れを切られてしまう。組みの攻防から、離れ際に砂辺が膝蹴りをヒットさせるが、清水がリフトアップしてテイクダウンを奪う。砂辺は背中をつけずコーナーを背にして立ち上がろうとするが、清水は砂辺をコーナーに押し付けたマウントのような体勢になり右フックをヒット。砂辺が立ち上がっても、しつこくタックルをしかけ続ける。記者採点は10-10のイーブン。トータルは20-19で清水。



 3R、砂辺のセコンドからはポイントで不利と見たか、KOしろとの指示。清水がタックルをしかけると、砂辺はアームロックで切り返す。清水は腕を取られながらも、リフトアップして叩きつけてテイクダウンを奪うが、砂辺がすぐに立ち上がりスタンドに戻す。やや疲れてきたか、清水は真正面から入るタックルが多くなり、砂辺はこれを切ってバックに回ると、顔面に膝蹴りを入れていく。清水は向き直ってしつこくタックル。砂辺がタックルを潰して鉄槌を入れていく展開が続き、試合終了のゴング。記者採点は10-10のイーブン。トータルスコア30-29で清水。



 ジャッジの判定は2-0、僅差ながらタフファイトを制して砂辺との決着戦にケリをつけ、試合後には「他団体の強い選手とやって、パンクラスのチャンピオンは強えって言ってもらえたらパンクラスファンの皆さんも喜ぶし、俺を応援してくれる人達も喜んでくれると思う」と試合前にも言っていた他団体との統一戦に、改めて意欲を見せた。


第9試合 ミドル級 5分2R
△川村 亮(パンクラスism/元パンクラス・ライトヘビー級王者)
△一慶(チームクラウド)
判定0-1(19-20/20-20/20-20)

 1R、左ジャブ、右ローで牽制する一慶に対し、川村はダッキングでジャブを外しながら、右のパンチを振るっていく。共にクリーンヒットは奪えずにラウンドが進むが、中盤あたりに川村が右のフェイントから左ボディフックをヒット。これで一慶を下がらせ、右オーバーハンドも軽くヒットさせ、左ミドルで追撃する。一慶は左ジャブで距離を取り直し、右ストレート。終了間際に一慶がタックルをしかけるが、これは川村が切ってテイクダウンは許さず。
 2R、一慶がタックルでテイクダウンを奪う。川村がすぐに立ち上がると、一慶はバックにつこうとするが、川村はこれを振り解いて向き直り左右のフックをまとめる。川村が圧力をかけ、パンチから両足タックルへ。一慶が脇を差して防ぐと、川村は強引にリフトアップしてテイクダウンしようとするが、一慶がめくって上になり、マウントポジションに。川村がすぐにリバースして上を取り返すが、一慶は下から三角絞めをしかけるなど、ほとんどパウンドは打たせずに試合終了のゴング。ジャッジ1名が19-20で一慶を支持するも、残りの2名は20-20のイーブンとしてドローに終わった。




第8試合 フェザー級 5分2R
○金原正徳(パラエストラ八王子/元SRCフェザー級王者)
×宮路智之(和術慧舟會TLIVE/2010年ネオブラッドトーナメント同級優勝)
2R 0'09" TKO(レフェリーストップ:左フック→グラウンドパンチ)

 1R、ファーストコンタクトで放った金原のローがローブローになってしまいいきなりの中断。再開後、サウスポーの宮路は距離を取りながら左ミドルを蹴っていく。金原は蹴りを捌きながら、宮路が左フックを放ったところを、前蹴りで突き放そうとするが、これが再び急所に入ってしまいローブローに。金原にはイエローカードが出される。
 慎重に距離を保って左ミドルを蹴っていく宮路に対し、金原は左フックを合わせ始める。さらに蹴り足をキャッチしての右ストレートも見せ、徐々にプレッシャーを強めていくと、宮路のインローに左フックを合わせてダウン奪う。金原は試合を決めようとパウンドで追撃するが、宮路は長いリーチを活かしてラバーガードで金原の上体を固め、1Rを凌ぎきる。
 2R開始直後、宮路の左ミドルに、金原がカウンターで再び左フックをクリーンヒット。仰向けに倒れた宮路に止めのパウンドを入れたところでレフェリーが試合をストップした。



 見事なKO勝利を飾った金原はマイクを持つと「戦極に出る前にこのリングに上がらせてもらって、チャンピオンになって、またパンクラスのリングに上がれて本当に嬉しいです。このリングを選んだのには理由があります。コミッショナーの皆さんはじめ、パンクラス関係者にお願いがあります。タイトルマッチをやらせて下さい。俺じゃない、鹿又さんに。いつになったらやらせてくれるんだよ!」と、同門の先輩でランキング1位をキープしている鹿又智成のタイトルマッチを要求した。フェザー級のタイトルマッチは、08年10月にベルトを獲得したマルロン・サンドロが、長らくSRC(戦極)に参戦していたため防衛戦は行われておらず、ベルトの返上もされていない。


第7試合 バンタム級 5分2R
×滝田J太郎(和術慧舟會東京本部/5位)
○内山“ピット”シゲオ(GRABAKAジム/’09NBT同級優勝)※内山重行 改め
判定0-2(20-20/19-20/19-20)

 昨年7月、内山の右耳がちぎれ落ちてしまうという前代未聞の事態でノーコンテストに終わった両者の再戦。
 1R、滝田が遠い間合いからタックルに入ったところを、内山がダースチョークに捕らえるも、ここは滝田が頭を抜いてしのぎブレイクがかかる。再開後、滝田のタックルを切ると、内山が豪快な首投げでテイックダウンを奪う。内山は袈裟固めの体勢から、滝田がエビやブリッジで立ち上がろうとしても、しっかりと制して左手でコツコツとパウンドを入れ、ようやく立ち上がろうとしたところに膝蹴りを合わせる。スタンドに戻っても、右ストレートをヒットさせるなど内山が有効打を重ねていく。



 2R、内山は滝田の右フックにタックルを合わせてテイクダウンを奪うが、滝田は背中をつけず、すぐに立ち上がる。滝田は前に出て左フック、ミドルを放っていくが、距離が合わずにヒットはせず。内山の左ジャブの方が的確に顔面を捉えている。内山が滝田のミドルをキャッチし、足をかけてテイクダウンに成功。残り時間僅かのところで滝田が立ち上がり、逆転を狙ってパンチを振るっていくがヒットは奪えず。スタンド、テイクダウンの攻防ともに優勢だった内山が2-0の判定で勝利した。


第6試合 ウェルター級 5分2R
△鈴木槙吾(ALLIANCE/5位)
△窪田幸生(坂口道場 一族/8位)
判定1-1(20-19/19-20/20-20)

 1R、パンチの応酬から、鈴木が片足タックルで先にテイクダウンをしかけるも、窪田が潰して上になる。鈴木は下から足関節で煽って立ち上がると、スタンドでバックをキープしてブレイク。
 2R、窪田の右フックがヒットして、鈴木が目尻をカット。スタンドでの圧力は鈴木がやや上か、ワンツーでロープ際まで押し込むが、そこからタックルにいって逆に潰れることが多く、フロントチョークに捕まる場面も。判定は割れ、20-19、19-20、20-20と三者三様のドローに終わった。


第5試合 スーパーフライ級 5分2R
△廣瀬 勲(ストライプル/2位)
△小塚誠司(FREEDOM@OZ)
判定0-1(19-20/19-19/20-20)

 廣瀬が組みにいこうとパンチで入ってくるところを、小塚が上手く右ストレートを合わせて組み付かせず。廣瀬の左フックで小塚が尻餅をつくが、すぐに立ち上がって体勢を入れ替えて膝蹴りで反撃。これがローブローになってしまうが、再開後も廣瀬の出入りに右ストレートを合わせ、そこから膝蹴りで追撃して試合をコントロールしていく。
 2Rも小塚が上手く距離を支配し、廣瀬は片足タックルなどで組みにいこうとするが、中々グラウンドへ持ち込めず。逆に足を抜いた小塚がパンチをまとめるなど、若干有利な印象を残して試合を終えるが、3名のジャッジからポイントを得るには至らず、判定0-1のドローに終わった。


第4試合 フェザー級 5分2R
△川那子祐輔(秋本道場jungle junction)
△中村謙作(吉田道場)
判定0-0(20-20/20-20/20-20)

 1Rは川那子が右のリードパンチからタックルでテイクダウンを奪うも、中村もすぐに立ち上がりスタンドに戻す。中村は飛び込んで左フックを放っていくが、振りが大きく空振りが目立つ。2Rに入ると、川那子の左ジャブがヒットし始めるが、中村は左フックから返しの右をボディに集めて反撃。川那子はタックルでテイクダウンを狙うも、ギロチンで切り返されるなど、グラウンドで良い形に持っていけず。共に明確なラウンドを作れず、ドローに終わった。


第3試合 バンタム級 5分2R
○吉武伸洋(パンクラス稲垣組)
×斉藤 良(和術慧舟會TLIVE)
2R 1'14" TKO(レフェリーストップ:タオル投入)

 吉武が右ストレートをヒットさせると、斉藤は引き込むように下に。グラウンドでも吉武が強いパウンドを入れ、優勢に試合を進め1Rを終える。インターバルで、斉藤は肩を脱臼したことをセコンドに伝えるも、試合続行の意思を見せる。2Rもスタンドの打撃で吉武が有効打を重ね、右フックでダウン気味に倒れたところでセコンドがタオルを投入してレフェリーストップとなり、吉武がTKO勝利を収めた。


第2試合 ライト級 5分2R
○太田純一(GOKITAジム)
×宮崎直人(パラエストラ千葉)
1R 1'58" 反則(大田がローブローによるダメージで試合続行不可能なため)

 サウスポーで両手を降ろした独特の構えから左の突きを放っていく宮崎。太田はやや戦いにくそうにしながらも、組み付いてテイクダウンを狙っていくが、宮崎がフロントチョークに捕らえて放った膝蹴りが急所を直撃。太田のダメージはかなり重く、体を起こすことも出来ず。試合続行不可能となり、反則裁定で太田の勝ちとなった。


第1試合 フェザー級 5分2R
○市川ランデルマン(FREEDOM@OZ)
×伊禮真也(和術慧舟會HEARTS)
2R 2'39" TKO(レフェリーストップ:スタンドパンチ)

 序盤は伊禮が右の蹴りで上手く距離を取っていたが、市川の飛び込んでの右が当たり始めると、次第に手数が減っていく。市川は右フックから左ストレートもヒットさせ、伊禮が鼻から激しい出血。2Rに入ると、市川がパンチで前に出る伊禮をバックステップで冷静にかわしながらパンチをヒットさせ、出血がひどくなったところでレフェリーが試合をストップした。


パンクラス・アテナ



第2試合 キャッチレスリング スーパーストロー級 5分1R
×亀田聡子(P's LAB横浜)
○MIYOKO(GRABAKAジム)
判定0-3

第1試合 キャッチレスリング スーパーストロー級 5分1R
×ナナチャンチン(フリー)
○山崎佳代子(パラエストラ柏)
1'49" 腕ひしぎ十字固め

第17回ネオブラッドトーナメント準決勝



ウェルター級 5分2R
○小野明洋(チームタイゴン)
×北田 有(和術慧舟會富山S.P.O.)
1R 1'59" KO(スタンドパンチ)

ウェルター級 5分2R
○草MAX(チームタックラー)
×大橋省吾(吉田道場)
不戦勝

ライト級 5分2R
○咲田ケイジ(パラエストラ千葉)
×中村晃司(パンクラス稲垣組)
判定2-1

ライト級 5分2R
×冨樫良介(ALLIANCE)
○松本崇寿(パラエストラ八王子)
判定0-3

フェザー級 5分2R
×田島直樹(CORE)
○JON SHORES(ロデオスタイル)
1R 1'26" TKO(レフェリーストップ:スタンドパンチ)

フェザー級 5分2R
○斉藤洋二(和術慧舟會TLIVE)
×藤井伸樹(Laughter7)
判定3-0

バンタム級 5分2R
×青山祐大(ALLIANCE)
○沼倉雄太(TRIAL)
判定1-2

バンタム級 5分2R
×石川良如(パンクラスP's LAB東京)
○土佐健市(KIBAマーシャルアーツクラブ)
2R 4'18" TKO(レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

スーパーフライ級 5分2R
×北方大地(パンクラス稲垣組)
○安永有希(東京イエローマンズ)
判定0-3

スーパーフライ級 5分2R
○宇津木正和(パラエストラ古河)
×島袋 力(CORE)
1R 3'36" TKO(レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

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