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北岡、凱旋試合は完勝。砂辺がフライ級王者に

PANCRASE 2009 CHANGING TOUR
2009年6月7日(日) ディファ有明
 戦極の「キモ強」キャラのフューチャーですっかり認知度のアップした北岡が、ホームリングでも「キモ」と「強」の両面で持ち味を発揮。久々に超満員となったディファ有明の観衆を魅了した。
  レポート&写真:井原芳徳


第11試合 メインイベント ライト級 5分3R
×坂口征夫(TEAM坂口道場/2位)
○北岡 悟(パンクラスism/戦極ライト級王者)
1R 1'26" ギブアップ (アキレス腱固め)



 花道で北岡が目を見開きながら四方を眺めると大きな歓声。ゴングが鳴る前のリング上でも、独特の動きを続ける北岡に観客が反応する。ゴングが鳴ると勝負は早かった。ファーストコンタクトのタックルをしっかりと決めると、ハーフの状態からギロチンを仕掛け、いきなりチャンスを作る。坂口がセコンドの声を聞きながら動き続けて立ち上がると、北岡はギロチンに固執せず、タックルに切り替えて再び上をキープ。今度は腰を浮かせてアキレス腱固めを仕掛けると、坂口も北岡の鎖骨を蹴って逃げようと足をバタつかせるが、北岡のロックが一層深くなり最後はタップ。北岡が無傷で8月の戦極でのタイトル戦へとつなげた。



◆北岡「(久々のパンクラスマットの感触は?)なんか新しいところに来た感じですね。ディファでの試合は初めてだし、お客さんがいっぱいいるパンクラスで試合するのも初めてだし。モンテイロのときも満員でしたけど、あれはDEEPでしたね(笑)。入場から周りを見渡しただけで、お客さんが喜んでくれたんでうれしかったです。
(試合展開を振り返って)今、チームでも意識している、際への対処が思ったよりも研鑽できてました。坂口選手のギロチンでのアゴの引き方がうまかったです。マニアックな話になるけど、今回の内容でも反省点があります。(タイトル戦に向け)気合を入れ直さないと。
(試合後、リング上で坂口に話しかけていたが?)坂口道場の選手も育ってきているので、どんな形であれ、格闘技なりパンクラスなりに携わってくださいと言いました。ネオブラで勝ち上がった選手(※ライト級のISAO)も強かったですよね。
(マイクアピールでは「また勝ちつづけて(パンクラスに)戻ってきます」と話していたが、いつになりそう?)来年の春ぐらいですかね。パンクラスのタイトルは(同門の)大石も今日強かったので、もういっちょ行ってほしい。(パンクラス王者で天敵の)井上選手とやってほしいってニーズは聞くし、色々思うところはあるけど、使命感・責任感の話ですね。今日は初仕事をした感じ。チャンピオンなる前はそういう感じは無かった。今日はお客さんも入って、ようやくプロになれたって感じです。
(マイクでは「ショートスパッツでも足関節は決まりまーす」とアピールしていたが?)一個ノイズを消そうと。それだけでみんなの話題になるでしょ?ちなみに青木はシャオリン戦ではロングスパッツで行くと言ってます(笑)。僕はショートで行きますよ」

◆坂口「まずパンクラスさんにお願いですが、大晦日に続けて今回も負けたので、自分をパンクラスのランキングから外して、北岡さんを2位に入れてください。引退する気は全くありません。また一から精進してランキングに入れるよう頑張ります。今日は何もできませんでした。北岡選手は二段、三段も次元が上の人でした。間合いを詰められたら、あっという間で対応できませんでした。仕掛けの過程のパターンがもの凄く色々ある感じで、奥の深さを感じました。股の締めも想像以上に強かったですね。鎖骨を踏みつけて逃げる作戦でしたができませんでした」


第10試合 セミファイナル 初代フライ級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3R
○砂辺光久(フリー/1位)
×江泉卓哉(総合格闘技道場武門會/2位)
1R 4'35" KO (左フック)
※砂辺が初代王者に

 砂辺がパンチラッシュで距離を詰めると、タックルで豪快に持ち上げてテイクダウン。江泉のカウンターのギロチンを落ち着いて外すと、腰を浮かして的確にパウンドを落とし、江泉を折りたたんでサイドを奪う等、優位に試合を運ぶ。膠着ブレイクがかかると、パンチの打ち合いで一瞬バランスを崩すが、すぐさまカウンターの左フックをクリーンヒットさせて江泉を一撃KO。セコンドについたパンクラスOBの石井大輔、ミノワマンらとともに大喜びした。念願のベルトを巻いた直後の挨拶では、フェザー級時代のライバル・前田吉朗に解説席から「いつまで泣いとんのや」と愛情たっぷりに野次られる一幕も。砂辺は「自分の前にフライ級の選手が何か言ってたけど、そいつをぶっ飛ばします」とアピール。この日勝利した3位の廣瀬勲との防衛戦が濃厚となった。



第9試合 日韓対抗戦3対3 ライト級 5分2R
○大石幸史(パンクラスism/1位)
×キム・ヒュンクワン(韓国/パンクラスコリア / チームタックル)
判定2-0 (大藪20-19/和田20-20/松宮20-19)

 スタンドでは激しいパンチの打ち合いを繰り広げる場面もあったが、大半の時間は大石が上になって攻めあぐねる展開に。主導権を維持したことでジャッジの評価を得たものの、苦しい内容となってしまった。


第8試合 日韓対抗戦3対3 ミドル級 5分3R
○佐藤豪則(Laughter7/1位)
×キム・フン(韓国/パンクラスコリア / チームタックル)
1R 4'26" ギブアップ (腕ひしぎ十字固め)

 佐藤は片足タックルで上になると、フンの三角絞めを防御して上四方に回り込んで腕十字の体勢へ。コーナー際の動きにくい位置だったものの、頭をマットにつけた動きを駆使して、きっちり一本。これでパンクラス4連勝とし「次、8月にタイトルマッチができる気がしますので、その時は応援よろしくお願いします」とアピールした。


第7試合 日韓対抗戦3対3 ヘビー級 5分2R
○チェ・ムベ(韓国/チームタックル)
×藤井勝久(フリー)※藤井克久から本名に戻す
判定3-0 (梅木20-19/大藪20-18/松宮20-19)

 2年半ぶりのパンクラス参戦となった38歳のベテラン・ムベが、藤井をコーナーに詰めてから強力なアッパーを当て続けて優勢。藤井も離れ際にパンチを当てるなど健闘したが、あと一歩及ばなかった。試合後のムベは、長いマイクパフォーマンスの後、「ずっと格闘技を続けている理由は一つです。アナタガ、スキダカラ!」と絶叫。いつもの決めセリフで観客を楽しませた。


第6試合 バンタム級 5分2R
○川原誠也(パンクラスP's LAB横浜/1位)    
×曹 竜也(闘心)
判定3-0 (松宮20-19/大藪20-19/小菅20-19)

 1R、曹はリングの中を大きく回って川原のパンチを防御。終盤には不意打ちの右ストレートで川原を一瞬ぐらつかせるが、川原はすぐ組み付いて難を逃れる。2Rに入ると、少しスピードの落ちた曹に川原のパンチが当たり出すように。曹のタックルを切りつづけると、残り1分には逆にタックルで上になり、パウンド、踏みつけ、サッカーボールキック等でラッシュ。クリーンヒットは無かったものの好印象を残し、昨年8月以来の白星をもぎ取った。


第5試合 ミドル級 5分2R
○KEI山宮(GRABAKA/ライトヘビー級1位)
×大堀竜二(TRIAL)
1R 1'01" KO (左フック)

 サウスポーの構えで山宮がプレッシャーをかけ続け、大堀をコーナーに詰めると、左フック一撃だけで見事KO。ダメ押しのサッカーボールキックもヒットさせた。試合後はグレート・ムタのコスプレで毒霧パフォーマンスも披露した。



第4試合 フライ級 5分2R
○廣瀬 勲(ストライプル/3位)
×中村圭志(TEAM坂口道場)
判定3-0 (和田20-18/小菅20-19/梅木20-19)

 開始すぐ、中村が右ストレートで廣瀬を真後ろに吹き飛ばし、秒殺決着かと思われたが、廣瀬はすぐに立ち上がってタックルを決めると、バックマウントを奪ってチョークを狙いつづける、2Rも右ストレート一辺倒の中村をタックルで倒し続け、チョークを狙う等優勢をキープし、パンクラス参戦以来の連勝を6に伸ばした。試合後のマイクでは「成績だけ見ればフライ級では俺が一番。フライ級のチャンピオンはどっちになってもいいんで、防衛戦の相手をやらせてください。まだ俺、ネオブラ優勝のご褒美をもらってません!」とアピールした。


第3試合 フェザー級 5分2R
○赤井太志朗(ノヴァ・ウニオン・ジャパン)
×村田卓実(和術慧舟會A-3)
判定2-0 (和田20-19/小菅20-20/梅木20-19)

 赤井はサウスポーで左手を低くした独特の構えでプレッシャーをかける。1Rは膠着状態が続いたものの、得意の寝技に持ち込みたい村田のタックルを赤井が切りつづけると、2R中盤に左ストレートで村田をぐらつかせ優勢に。最後も村田のタックルを潰して鉄槌を落としつづけて好印象を残し、接戦を制した。


第2試合 ウェルター級 5分2R
△窪田幸生(TEAM坂口道場)
△鈴木槙吾(ALLIANCE)
判定0-0 (大藪20-20/松宮19-19/和田20-20)

 鈴木は開始すぐからの鼻血に始まり、偶然のローブローにバッティングと、苦難続きの展開となったが、右のミドルやタックル等で果敢に戦い続ける。ベテラン窪田もギロチンやパウンドでチャンスを作ったが、1年ぶりの勝利とはならなかった。


第1試合 ライトヘビー級 5分3R
○川村 亮(パンクラスism/王者)            
×内藤征弥(和術慧舟會A-3)
判定3-0 (松宮30-29/大藪30-28/和田29-28)

 1Rから川村がフェイントとコンビネーションを駆使しながら右のフックやアッパーを当てて主導権。内藤も打撃戦で右ストレートを当てて川村をぐらつかせ、スリリングな展開を作る。2R中盤、寝技を得意とする内藤が、オンブの体勢からグラウンドに引き込もうとするが、川村は前方に落として脱出。3Rは両者疲れが激しく、手数が落ちたものの、終盤に川村がパンチをまとめ、勝利を決定づけた。


ネオブラッド・トーナメント準決勝戦



第8試合 ライト級 5分2R
×中村晃司(パンクラス稲垣組)
○ISAO(TEAM坂口道場)
2R 1'03" KO (スタンドパンチ)

第7試合 ライト級 5分2R
×平山敬悟(パラエストラ八王子 / チームZST/予選優勝)
○富山浩宇(パンクラスP'sLAB横浜)    
判定0-3 (梅木20-20○/松宮20-20○/小菅20-20○)

第6試合 フェザー級 5分2R
×田中康友(SKアブソリュート)
○齊藤 曜(パラエストラ仙台)    
1R 1'29" TKO (レフェリーストップ:フロントチョーク)

第5試合 フェザー級 5分2R
○内山重行(GRABAKAジム/予選優勝)
×富田浩司(パンクラス稲垣組)
1R 1'27" TKO (タオル投入:ネックロック)

第4試合 バンタム級 5分2R
○吉武伸洋(パンクラス稲垣組)
×川名蘭輝(ロデオスタイル / チームZST)
判定2-1 (大藪○20-20/和田20-20○/梅木○20-20)

第3試合 バンタム級 5分2R
×島崎太郎(U-FILE CAMP.com/予選優勝)
○佐々木亮太(BAD ASS 13)
1R 4'23" TKO (レフェリーストップ:チョークスリーパー)

第2試合 フライ級 5分2R
×石井拓麻(ALLIANCE)
○清水清隆(SKアブソリュート)
1R 4'00" ギブアップ (チョークスリーパー)

第1試合 フライ級 5分2R
×辻田大祐(秋本道場Revo龍tion/予選優勝)
○矢島雄一郎(禅道会総本部 / チームZST)
1R 2'24" TKO (レフェリーストップ:アームロック)

パンクラスゲート



第4試合 ミドル級 5分2R
△成田健ニ(和術慧舟會東京本部)
△高い山登(フリー)
時間切れ

第3試合 ライト級 5分2R
△小畑公史(U-FILE CAMP町田)
△原 昭仁(坂口道場)
時間切れ

第2試合 フェザー級 5分2R
×中村謙作(吉田道場)
○木山和慶(ALLIANCE)
2R 1'10" TKO (レフェリーストップ:ミドルキック)

第1試合 バンタム級 5分2R
×林 紘之(和術慧舟會H・T・W)
○沼倉雄太(TRIAL)
2R 1'34" KO (スタンドパンチ)

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