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伊藤紗弥、WBCムエタイ世界王座獲得。宮越慶二郎はTKO負け:11.26 後楽園

NJKF 2017 4th
2017年11月26日(日) 後楽園ホール

  レポート&写真:井原芳徳


第10試合 メインイベント(2) 63kg契約 3分5R
×宮越慶二郎(拳粋会/WBCムエタイ・インターナショナル・ライト級王者)
〇テーパブット・シッオブン(タイ/元タイ7chスーパーフェザー級王者)
2R 1'56" TKO (レフェリーストップ:左肘打ちによる眉間のカット)

 宮越兄弟の弟・慶二郎は9月にシュートボクシングに初参戦し、現SB日本スーパーライト級王者の海人に肘で切られ5R TKO負けを喫して以来の試合。対するテーパブットは28歳。9月のNJKFでウェルター級の健太に判定負けしたが、健太をサウスポーからのミドルキックで苦しめ、健太に「タイなら完敗」と言わしめた実力者だ。
 1R、慶二郎は開始すぐから、テーパブットの前足に左右のローを集中する。だが次第にテーパブットも慶次郎の動きのパターンを把握し、左ミドル、左膝、前蹴りのヒットを増やす。



 2R開始すぐ、テーパブットは左の縦肘をヒットし、慶二郎の眉間をカットし、ドクターチェックが入る。再開後、慶二郎はガムシャラにパンチを振り回すが、テーパブットは落ち着いてさばいて膝をボディに突き刺し、左肘、左ミドルも当て続ける。再びドクターチェックが入り、それでも再開したが、1分ほどで竹村レフェリーがストップし、慶二郎の負けとなった。


第9試合 メインイベント(1) WBCムエタイ女子世界ミニフライ級(47.6kg)王座決定戦 2分5R(インターバル2分)
〇伊藤紗弥(尚武会/WMC女子世界王者、元WPMF女子世界ピン級(45.4kg)王者)
×ヨッテイング・シット・ナブカブアン [Yodying Sit.namkabuan](タイ/WPMF世界女子王者)※ヨージン・シット・ムエサヤームから表記変更
判定3-0 (竹村49-47/君塚50-46/神谷50-46)

 伊藤は今年春に高校を卒業した18歳。8月のムエロークでWMC世界王座を獲得し、同じ階級のWBCムエタイ世界王座を今回は狙う。対するヨッテイングはWPMF世界王者で、13年6月のウィラサクレックの主催大会での同暫定王座の防衛戦でLittle Tigerに判定勝ちしている。現在27歳だ、
 1R、伊藤はオーソドックス、ヨッテイングはサウスポーに構え、距離を取って蹴りを時折打ち合い、伊藤は右ハイ、ローを当てる。首相撲で互いに膝を当てる場面もあるが、まだどちらも慎重な様子だ。
 2R、お互いミドルを放ち、ヨッテイングは空振りが多いが、伊藤はヒットが多い。当てた後にヨッテイングに足を捕まれる場面もあるが、伊藤は倒されずに対処する。若干伊藤が好印象を残す。
 3R、伊藤が右のインローを当てていると、ヨッテイングはバランスを崩すように。ヨッテイングは首相撲につなげようとするが、伊藤はしっかり防御。ヨッテイングの左ミドルをつかんで倒す場面もあり、全般に好印象だ。



 4R、伊藤は右ミドルを度々ヒット。ヨッテイングは終盤になると顔をしかめるように。ヨッテイングも左ミドルを放つが、これも伊藤がつかんで倒す。ヨッテイングはバックハンドブローも多用するようになるが、当たりは浅い。伊藤が優勢を維持する。
 5Rも伊藤が右ミドル、右ローを当て続け、ヨッテイングの左ミドルをつかんで倒す場面を序盤と終盤に作り、終始好印象を残し終了。文句無しの判定勝ちで伊藤がWBCムエタイ世界のベルトを巻いた。
 伊藤は「パンチの練習をしていたのに、いつものように蹴りばっかりになったんですけど、勝てて良かったです」と笑顔で話した。




第8試合 ダブルセミファイナル(2) WBCムエタイ日本統一フェザー級王座決定戦 3分5R
×駿太(谷山ジム/1位、Bigbangスーパーフェザー級王者)
〇新人(E.S.G/2位、NJKF王者)
判定0-3 (竹村48-49/君塚47-49/神谷47-49)
※新人が王者に

 両者は6月の後楽園大会で対戦し、3R判定2-1で駿太が勝利。ベルトを賭け、5Rでの再戦となる。
 1R、お互いミドル、ローを出すが、まだ慎重。2Rから新人が圧力をかけ、駿太がロープを背負う状況が増え、新人の右ローをもらい続けると、少し駿太の足が流れる。3R、新人は左ミドル、右ローをうまく当てるが、駿太が左ストレート、左肘、膝蹴りを終盤にまとめ、若干好印象だ。
 どのラウンドも大差の無い状態で、その後も変わらず。駿太も随所で膝、ミドル、肘を当て、巧さは発揮するものの、なかなか連打でまとまらない。逆に新人は度々コーナーに詰め、ストレートの連打をまとめ、空振りも少なくないものの、アグレッシブさで好印象を残す。ジャッジもそこを評価したようで、新人の判定勝ちとなった。




第7試合 ダブルセミファイナル(1) WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王座決定戦 3分5R
〇琢磨(東京町田金子ジム/1位、NJKF王者)
×浅川大立(ダイケンジム/3位、INNOVATION 1位)
判定2-0 (君塚47-47/神谷48-46/中山49-47)
※琢磨が王者に

 1R、浅川が左のインローを連打した後、琢磨が右フックを放つと、軽い当たりながらも浅川はダウンを喫してしまう。浅川のダメージは小さく、その後はパンチ、ローを返し、五分に戻すが、ダウンの失点2が大きい。2R以降、互いにパンチ主体で、琢磨は右ロー、浅川は右肘も使うが、ほぼ五分で採点のつけにくい攻防が続き終了。ポイントはバラついたが、結局1Rで2点差をつけた琢磨が順当に判定勝ちした。




第6試合 70kg契約 3分3R
〇YETI達朗(キングジム/NJKFスーパーウェルター級王者)
×真樹・親太郎(真樹ジムAICHI/MA日本スーパーウェルター級王者)
1R 2'43" KO (3ダウン:右ストレート)

 YETIは9月のWBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王座挑戦者決定戦でINNOVATION王者の門田哲博に判定勝ち。今回も他団体の王者との試合になり、序盤から左ミドル、首相撲からの膝を効かせると、左フックをきっかけとしたパンチラッシュでダウンを奪取。その後もパンチでダウンを重ね完勝した。来年2月25日(日)の後楽園大会でのWBCムエタイ日本統一王者・白神武央への挑戦に向け弾みをつけた。


第5試合 NJKFウェルター級タイトルマッチ 3分5R
×浅瀬石真司(東京町田金子ジム/王者)
〇TETSURO(GRABS/NJKF 2位)
5R 0'25" KO (右フック)
※TETSUROが王者に

 1R、浅瀬石が右ローを連打して先手を取ったが、2RにTETSUROが右肘で浅瀬石の左まぶたを切り裂くと流れが変わる。浅瀬石はパンチ戦に切り替えるが、TETSUROが右フックを当ててダウンを奪う。3RにもTETSUROが右フック、左膝蹴りで2ダウンを奪い、4R序盤にも右ストレートでダウンを奪取。こここで終わらせてもいいぐらいだったが、5R序盤にTETSUROが右フックで通算5度目のダウンを奪ったところでようやくレフェリーがKOを宣告した。




第4試合 65kg契約 3分3R
〇畠山隼人(E.S.G/NJKFスーパーライト級1位)
×山崎遼太(OGUNI GYM/NJKFウェルター級3位)
判定3-0 (30-29/30-29/29-28)


第3試合 バンタム級 3分3R
×淳士(OGUNI GYM/NJKF 7位)
〇古村匡平(立川KBA/NJKF 10位)
2R 2'01" TKO (タオル投入:右肘打ちでダウン後)


第2試合 フライ級 3分3R
×松岡宏宜(闘神塾/J-NETWORK 9位、DEEP☆KICK 53kg級1位)
〇一航(新興ムエタイジム/NJFK 6位)
1R 2'49" KO (パンチ連打)

 1R、20歳の松岡がパンチ、ミドルを随所で当て、先手を取りかけたが、16歳の一航がボディ狙いの膝、パンチを効かせると、終盤にロープに詰めて右フックを当てダウンを奪取。松岡は立ち上がるがダメージが残り、一航がコーナーに詰めてパンチと肘を連打しKO。一航はこれで3月のプロデビューからの連勝が6に。初のKO勝ちで、来年への弾みとなりそうだ。


第1試合 スーパーライト級(肘無し) 3分3R
〇野津良太(E.S.G)
×木村弘志(OGUNI GYM)
2R 2'16" KO (右ストレート)

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