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中嶋平八、復帰戦は判定勝ち。北野克樹・NAOKI・伊織が新王者に:7.2 大阪

誠至会主催「NJKF 2017 WEST 3rd」
2017年7月2日(日) 大阪・アプラたかいし大ホール
  記事提供:NJKF西日本大阪本部(レポート&写真:高崎計三)


 今大会、トリプルメインイベントとして組まれたのはNJKF認定王座の3大タイトルマッチ。後楽園ホールではなく地方会場でこれだけ多くのタイトルマッチが組まれるのは極めて異例だが、それも西日本勢が王座、ランク上位に数多く名を連ねることになった結果。「西日本大阪本部」として大阪や岡山での大会数、試合数を確保し、選手たちのレベルアップに努めてきたことの一つの成果と言えよう。


第19試合トリプルメイン3 NJKFスーパーライト級王座決定戦 3分5R(肘あり)
×真吾YAMATO(NJKF 大和ジム/NJKFスーパーライト級2位)
TKO 1R 0分13秒 ※左ハイキック
○北野克樹(NJKF 誠至会/NJKFスーパーライト級3位)
※北野がスーパーライト級新王者に

 その中でも客席を大歓声に包んだのが、3試合の最後となったNJKFスーパーライト級王座決定戦。同級2位の真吾YAMATOと3位の北野克樹、21歳同士の一戦は、名古屋と大阪の次世代エース同士の激突でもあった。183センチの長身でリーチにも優る真吾に対し、北野はゴングと同時に間合いを詰めてまず左ハイを繰り出すと、すぐさま後ろ回し蹴りをヒット。奇襲で腹を打ち抜かれた真吾が何とか立ち上がったところに北野は狙い澄ました左ハイを直撃! 真吾がバタリと倒れると、レフェリーはすぐに試合をストップ。真吾のアゴを粉砕しての、わずか13秒での衝撃KO劇に場内は騒然。試合を決めた北野はリング、コーナーを駆け回って吠えまくった。
 北野はデビューから圧倒的な攻撃力で連勝を続け、2013にはNJKF新人賞を獲得。すぐにも王座に辿り着くかと期待されたが、その後スランプを経験し、昨年2月には初めてNJKF王座に臨むも鈴木翔也に判定負けを喫し、悔しさを噛み締めた。しかしその後、練習環境の変化によって以前の爆発力を取り戻したことが、今回の戴冠劇につながった。
 試合後の北野は「狙っていたわけではありませんが、後ろ回し蹴りは頭にはありました。向かい合ったらいい距離になったのでとっさに出ましたが、カカトが完全に腹に入った手応えがあったので、立ったらガードが下がると思って左ハイを打ちにいきました。去年はベルトが獲れなくて遠回りもありましたが、それがいい形につながったと思います。今後はチャンピオンとして、どんどん強い相手とやっていきたい」とコメント。関西勢はこの日、ライト級の階勇弥とミネルヴァ・スーパーフライ級の麻衣が続けてベルトを落としたが、北野の王座獲得によってまた勢いづきそうだ。


第18試合トリプルメイン2 NJKFライト級タイトルマッチ 3分5R(肘あり)
×階 勇弥(NJKF 健心塾/NJKFライト級王者)
判定0-3(48-49、48-49、47-49)
○NAOKI(NJKF 立川KBA/NJKFライト級1位・挑戦者)
※NAOKIがライト級新王者に

 NJKFライト級タイトルマッチでは王者・階勇弥が2度目の防衛戦。5月の挑戦者決定戦を制した同級1位のNAOKIと、同会場での初防衛からちょうど1年を経ての再戦となった。
 前回は接戦の中でヒジによる3RTKO勝ちを収めた階だったが、今回も序盤から得意の右ミドル、左ボディなどを繰り出して先手を取り、ヒザで対抗してくるNAOKIに3Rにはテンカオ、ヒジを決めて優勢に。3R終了時点のオープンスコアリングではジャッジ2者が1ポイント差で階を支持した。
 しかしここからNAOKIが反撃。4R、5Rとも組んでのヒザ連打を見せて攻勢を握り、中盤までとは完全にムードが変わった状態で試合終了。判定はやはり終盤2ラウンドのポイントでNAOKIが逆転しており、1年越しのリベンジ&王座奪取に成功した。


第17試合トリプルメイン1 NJKFミネルヴァ スーパーフライ級タイトルマッチ 3分3R
×麻衣(NJKF TEAM武心會/NJKFミネルヴァ スーパーフライ級王者)
TKO 3R 0分08秒 ※膝蹴り
○伊織(T-KIX/NJKFミネルヴァ スーパーフライ級2位・挑戦者)
※伊織がスーパーフライ級新王者に

 3大タイトルマッチ初戦はミネルヴァ・スーパーフライ級王者・麻衣の防衛戦。本来、彼女は4月の倉敷大会でタイトル戦を行う予定だったが、負傷のためこの大会にスライド。王者にとっては欠場明け初戦での王座戦となった。
 挑戦者は、倉敷で挑戦予定だったkaoruが引退したために、5月に組まれた王座決定戦で勝利した伊織。20歳の麻衣に対し伊織は40歳と「年齢差対決」となったが、試合は年齢差以上にリーチ差がものを言う結果となった。身長で優る伊織が序盤から前蹴りを連発して麻衣を近づかせず、2R終盤にラッシュをかけるとパンチ連打でダウンを奪う。続く3R、開始と同時に勝負に出た伊織は麻衣の腹にヒザを突き刺すと、麻衣は前のめりに崩れてダウン。そのまま立ち上がれず、新王者誕生となった。





第20試合 スーパーファイト1 日泰交流戦 63.5kg契約 3分3R(肘あり)
△宮島教晋(NJKF 誠至会/ISKAムエタイインターコンチネンタル ライトウェルター級王者、元NJKFスーパーライト級王者)
判定1-0(30-29、30-30、30-30)
△ペットマハーラート・イミネントエアー(タイ)

 トリプルメインの後に組まれたスーパーファイト2試合では、まずISKAムエタイ・インターコンチネンタル・ライトウェルター級王者の宮島教晋が、タイのペットマハーラート・イミネントエアーと対戦。前に出ず待ちのスタイルのペットマハーラートに対し、宮島は前蹴り、パンチなどで局面の打開を試みるが、最後まで展開を変えることができず、ドローに。


第21試合 スーパーファイト2 中嶋平八復帰試合 60kg契約 3分3R(肘なし)
○中嶋平八(NJKF 誠至会/元ISKA世界ムエタイスーパーフェザー級王者、元WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者、元NJKFフェザー級王者)
判定3-0(30-27、30-27、30-26)
×足利也真登(FightClubRush)

 プロ21試合の大トリを飾ったのは、元ISKAスーパーフェザー級世界&元WBCムエタイ日本統一同級王者の中嶋平八。一昨年秋に引退試合を行って一旦はリングを去ったものの闘いへの思いを断ち切ることができず、復帰戦を迎えることとなった。
 復帰にあたっての目標を「K-1王者になる」と宣言した中嶋は、ヒジ・掴みなしのルールでDEEP KICK60kg級2位の足利也真登と対戦。豪快にパンチを振るってくる足利に冷静な対処を見せる中嶋は、引退前以上のパンチテクニックの冴えを見せ、1R後半に左フックでダウンを奪うと、その後も足利を寄せ付けず判定勝利。しかし試合後は倒しきれなかったことを悔やんでいる様子で、「やるからにはK-1チャンピオンを目指しますが、こんな試合をしていてはダメ。また一からやり直します」と厳しい表情で語った。




第16試合 NJKFミネルヴァ アトム級王座 挑戦者決定戦 2分3R
×佐藤レイナ(teamAKATSUKI/NJKFミネルヴァ アトム級1位)
判定1-2(29-30、29-30、30-29)
○百花(魁塾/NJKFミネルヴァ アトム級2位)
※百花が王者C-CHANへの挑戦権獲得

第15試合 59kg契約 3分3R(肘あり)
○tatsu魅(NJKF TEAM武心會/NJKFフェザー級2位)
判定3-0(30-28、30-28、30-29)
×大輔(NJKF TRASH/NJKFスーパーフェザー級3位)

第14試合 59kg契約 3分3R(肘あり)
○小椋光人(NJKF 拳之会/NJKFフェザー級5位)
判定2-0(30-28、30-28、29-29)
×殿(NJKF 心将塾/NJKFスーパーバンタム級6位)

第13試合 NJKFkg契約スーパーライト級 3分3R(肘あり)
×MA-SHI(NJKF 新日本拳法同志会/NJKFスーパーライト級6位)
KO 2R 1分41秒 ※左ヒジ打ち
○SAMUEL(NJKF 誠至会/NJKFスーパーライト級7位)

第12試合 70kg契約 3分3R(肘あり)
○こうた(NJKF TEAM武心會/NJKFスーパーウェルター級5位)
判定3-0(30-27、30-27、29-27)
×Ryoya(NJKF 勇健塾)

第11試合 NJKFバンタム級 3分3R(肘あり)
×一治(NJKF セブンジム/NJKFバンタム級6位)
TKO 2R 1分08秒 ※パンチ
○俊YAMATO(NJKF 大和ジム/7位)

第10試合 59kg契約 3分3R(肘あり)
○佐藤 亮(NJKF 健心塾/NJKFスーパーフェザー級7位)
判定3-0(30-29、30-29、30-28)
×楠本紘平(M-FACTORY)

第9試合 NJKFバンタム級 3分3R(肘あり)
×西田京介(NJKF 勇健塾/NJKFバンタム級10位)
判定0-3(28-30、28-30、27-30)
○松本龍斗(京都野口ジム)

第8試合 62.5kg契約 3分3R
×二條 司(NJKF 誠至会)
判定0-2(28-29、28-28、27-29)
○敦YAMATO(NJKF 大和ジム)

第7試合 NJKFフライ級 3分3R
×帝士(NJKF 立真ジム)
判定0-2(28-30、28-29、29-29)
○池上侑李(NJKF 岩崎道場)

第6試合 59kg契約 3分3R
○山畑雄摩(NJKF 心将塾)
判定3-0(30-29、30-28、30-27)
×勇哉(Warrior Osaka)

第5試合 65kg契約 3分3R
○龍威地(NJKF ARENA)
判定3-0(30-28、30-28、30-27)
×MASATO(NJKF 新日本拳法同志会)

第4試合 58kg契約 3分3R
△谷元聖也(NJKF セブンジム)
判定0-1(29-29、29-30、29-29)
△東野 巧(直心会)

第3試合 52kg契約 3分3R
○林 祐哉(空修会館)
判定3-0(29-28、29-28、30-29)
×鷹介(Warrior Osaka)

第2試合 NJKFスーパーバンタム級 3分3R
○小田武司(NJKF拳之会)
TKO 1R 1分54秒 ※3ノックダウン
×前渕智司(真門ジム)

第1試合 54kg契約 3分3R
×和田真佳(NJKF 闘拳塾)
判定0-3(28-29、28-29、27-30)
○HΛL(T-BEAST)


〈オープニングファイト NEXT☆LEVEL提供試合〉

OP第3試合 NEXT☆LEVEL 45kg級王座決定戦 2分3R(延長1R)
×濱田祐生(山口道場/1位)
判定0-3(27-30、27-29、28-29)
○野口優心(京都野口ジム/3位)
※野口が45kg級新王者に

OP第2試合 NEXT☆LEVEL 35kg級王座決定戦 2分3R(延長1R)
○南端寅之介(隆拳塾/1位)
判定3-0(30-27、30-27、30-26)
×原田翔貴(拳心會舘/2位)
※南端が35kg級新王者に

OP第1試合 NEXT☆LEVEL 52kg契約 1分3R(インターバル30秒)
×中村郁依斗(NJKF健心塾)
判定0-3(28-29、28-29、28-30)
○前里優斗(道場絆)

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