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梅野源治、2R TKO勝ちでWBCムエタイ世界王座2度目の防衛:9.17 後楽園

NJKF 2016 6th ~WBCムエタイ世界タイトルマッチ~
2016年9月17日(土) 後楽園ホール
 梅野源治はWBCムエタイ世界スーパーフェザー級王座の2度目の防衛戦。最近はやや慎重なファイトとなってしまったことを反省していたが、今回は1Rから積極的に攻め、英国人選手を2R開始すぐ、パンチと膝の連打でKO。10月23日のラジャダムナン認定ライト級王座挑戦に向け弾みをつけた。
  レポート&写真:井原芳徳


第11試合 メインイベント WBCムエタイ世界スーパーフェザー級タイトルマッチ 3分5R(インターバル2分)
○梅野源治(PHOENIX/王者/58.97kg)
×キース・マクラクラン [Keith McLachlan](英国/10位、WBCムエタイ・インターナショナル王者/59.60kg→58.42kg)
2R 0'34" TKO (レフェリーストップ:パンチと膝蹴りの連打でダウン後)
※梅野が2度目の防衛

 梅野は昨年7月のペットプーンチュー戦以来となるWBCムエタイ世界王座の防衛戦。以降、昨年12月のヨードレックペット戦、今年3月のスターボーイ戦など、肘をもらってダウンする試合が続いた影響で、最近はやや慎重なファイトとなってしまったことを反省。9月6日の公開練習では「1Rからガンガン行ってKOで勝ちます」と原点回帰を誓っていた。
 梅野は前回の8月7日のREBELSのヤスユキ戦で右目と鼻を負傷した影響で、スパーリングは一切せず試合に臨む。10月23日のREBELSでのヨードレックペットの持つラジャダムナン認定ライト級王座挑戦、12月5日の新大会KNOCK OUTの試合と重要な戦いが続くため、ここで足踏みしているわけにはいかない。
 挑戦者のマクラクランはイギリス・スコットランド出身で、1979年5月5日生まれの37歳。戦績38戦26勝12敗でWBCムエタイ・インター王座のほかIMF世界王座、ESUヨーロッパ王座、WMC m.a.d王座、さらに2015年のイギリス・ムエタイ最優秀選手賞を獲得しているが、タイのトップレベルで戦う梅野との差は明白だった。



 開始すぐから梅野が圧力をかけ、左のローを連続でヒット。その都度マクラクランは蹴り足をすくうが、その先の攻めにはつなげられない。梅野は右ストレートも絡め、首相撲になれば膝蹴りを連打。マクラクランも時折右ミドル等を返すが、手数差は明白で、梅野がポイントを先取する。
 WBCムエタイの世界戦は本場タイのムエタイと同じくインターバルは2分。じっくり息を整えた梅野は、2R開始すぐから勝負に出る。最初から前に出ると、右ストレート一発でマクラクランをのけぞらせ、ロープ際まで下がらせると、右アッパー、左ボディ、膝、肘の怒涛の連打。マクラクランが立ったまま動きが止まったところでレフェリーがダウンを宣告し、カウントが進むが、表情が虚ろなのを見たレフェリーがストップ。梅野が余裕のファイトで防衛に成功した。



 マイクを持った梅野は「今回は相手よりも自分との闘いでした。最近ダウンが多くて、消極的な試合ばかりしていたので、今回はとにかく前に出てKOを狙うことを心がけました。来月、ラジャダムナンスタジアムというタイのベルトに挑戦することが決まりました。KO負けでやられた相手なので、リベンジマッチプラスタイトルマッチです。今日は早く終わったんですが、少しは楽しんでもらえたでしょうか?10月23日のREBELSのタイトルマッチ、12月5日のTDCホールのKNOCK OUTも開催予定なので、また応援にきてください」とアピールした。


第10試合 Wセミファイナル2 66.5kg契約 3分3R
○健太(E.S.G/WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者/66.45kg)
×アローン・ゴンザレス(カンボジア/エスジム/66.05kg)
判定3-0 (和田29-28/篠原30-28/小林30-28)

 健太は8月のREBELSでの鈴木博昭戦が凡戦となってしまい「今回は名誉挽回、汚名返上、褐色のナルシスト・健太の復活祭にします」と前日計量で話した。対するゴンザレスは7月29日のトヨタカップのワンマッチで元NJKFスーパーライト級2位の獅・センチャイジムと対戦し、肘打ちでダウンを奪い判定勝ちしているサウスポーの選手だ。

 1R、健太は多様なフェイントを駆使しつつ右ミドル、ロー、膝を随所でうまく当てるが、ゴンザレスも左ストレート、左ミドルをお返し。観客をどよめかせる。2Rは健太の右ミドルでゴンザレスが時折顔をしかめる場面があったが、ジャッジの中間集計は割れ、20-19/20-19/19-20でゴンザレスも1票獲得する展開に。
 すると3R、健太は距離を詰めて打ち合う展開に持ち込み、左肘でゴンザレスの右まぶたを切り裂き、ゴンザレスはドクターチェックを受ける。その後も激しい打ち合いで観客を沸かせ終了。結局、3Rのポイントを健太が文句なしで取り判定勝ちした。



 健太は「本当はああいうタイプの選手をカウンターで綺麗に倒したかったのですが、僕らしく塩試合から泥仕合に進化して安心しています」と自虐的に話して観客を笑わせた。健太は11月27日大会でWBCムエタイ・インターナショナル王座に挑戦予定だ。


第9試合 Wセミファイナル1 WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級次期挑戦者決定戦 60kg契約 3分5R
○鈴木翔也(OGUNI GYM/NJKF王者/60.0kg)
×鷲尾亮次(レグルス池袋/J-NETWORK王者/66.0kg)
判定2-1 (小林49-48/山根48-49/篠原49-48)
※鈴木が11月27日大会で王者・悠矢に挑戦

 両者は5月のJ-NETで対戦し、鷲尾が肘で3R TKO勝ちしている。1R、蹴り主体の攻防で、サウスポーの鷲尾に鈴木が右ローを当て続けていると、鷲尾の内腿が早くも赤く腫れて来る。鷲尾は膝、ミドル主体で応戦し、3Rは左のテンカオを効かせてから、首相撲の膝、奥足狙いの左ローでも攻めポイントを獲得。3R終了時点での中間集計では29-29/29-30/29-30で鷲尾が2票獲得している。



 4Rも鷲尾が時折左のテンカオやローを当てるが、3Rほどのヒット数にならず、鈴木もロー、ミドルを返し続ける。5Rは再び鷲尾が膝、ローを当てて巻き返し、優位な流れとなったが、中盤過ぎ、鈴木の右肘が鷲尾の左まぶたを切り裂きドクターチェックが入る。続行したものの、鷲尾の追撃を封じ終了。接戦となったため判定は割れたが、鈴木の逆転勝ちとなった。



 勝った鈴木は「最後、気持ちだけで勝ちました」と試合を振り返り、リングに上がった王者・悠矢は「11月27日、ファンもアンチも、僕が負ける試合が見たい方もいると思いますが、最高の試合しますんで楽しみにしてください」とアピールした。


第8試合 67kg契約 3分3R
○大和侑也(大和ジム/元WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者/66.82kg)
×山崎遼太(OGUNI GYM/NJKFウェルター級1位/67.9kg→67.7kg)
3R 0'41" KO (左ボディフック)
※山崎が計量700gオーバーで減点1

 5月、健太に敗れWBCムエタイ日本王座を手放した侑也が再起戦。パンチを振り回す山崎に、侑也が鋭い右ローを当て続けてじわじわと追い詰めると、2R終盤、カウンターの左フックでダウンを奪取。さらにボディ狙いの左の前蹴りでもダウンを重ね、3Rに左ボディフックをクリーンヒットし山崎を沈め、格の違いを見せつけた。




第7試合 ミネルヴァ(女子)53kg契約 2分3R
×麻衣(TEAM武心會/NJKFミネルヴァ(女子)スーパーフライ級王者/52.55kg)
○kaoru(ZERO/52.90kg)
判定0-3 (宮本28-29/和田28-30/山根29-30)

 ミネルヴァルールは2ノックダウン制で、首相撲は3秒以内、顔面への膝蹴りと肘打ちは禁止。20歳の麻衣は今年に入り三宅芳美、難波久美に勝利している。kaoruは5月に空手こまち、7月に杉貴美子に敗れている選手だが、体格差を活かして前に出て右のストレートを当て続け、王者を圧倒した。


第6試合 NJKFミネルヴァ(女子)スーパーバンタム級王座決定戦 3分3R(延長1R)
×小田巻洋子(ウィラサクレック・フェアテックス池袋/UKF女子東アジア・バンタム級王者/55.13kg)
○杉貴美子(TenCloverGym/元J-GIRLSフライ級王者/55.23kg)
判定0-3 (和田28-30/小林28-30/宮本28-30)
※杉が王者に

 かつてグレイシャア亜紀、田島はるらのライバルとして活躍した杉は今年3月、5年ぶりに復帰し、復帰後は2連勝中。小田巻が首相撲からの膝蹴り主体で戦おうとするが、3秒ルールのため寸断され、その間に杉がパンチを的確に当て続けてポイントを重ね勝利した。杉は「かなり対戦相手、首相撲が重かったです。パワー負けしないよう頑張りました」と試合を振り返り「次、下の階級のベルトを取りに行きたいです。2階級欲しいです」とアピールした。




第5試合 フェザー級 3分3R
○新人(E.S.G/NJKF 1位/57.0kg) ※阿羅斗 改め
×小椋光人(拳之会/NJKF 4位/56.62kg)
判定3-0 (30-28/30-28/30-27)


第4試合 スーパーライト級 3分3R
×一輝(OGUNI GYM/NJKF 2位/63.45kg)
○真吾YAMATO(大和ジム/NJKF 3位/63.37kg)
判定0-2 (28-29/29-29/28-29)


第3試合 フェザー級 3分3R
○tatsu魅(TEAM武心會/NJKF 2位/57.92kg→57.60kg)
×関根"gaia"朝之(OGUNI GYM/NJKF 3位/57.15kg)
判定3-0 (29-27/29-27/29-27)
※tatsu魅が計量450gオーバーで減点1

第2試合 55kg契約 3分3R
×雄一(TRASH/NJKFスーパーバンタム級1位/55.0kg)
○日下滉大(OGUNI GYM/NJKFバンタム級4位/54.88kg)
判定0-3 (28-30/28-30/28-30)

第1試合 63.5kg契約 3分3R
○村中克至(ブリザードジム/NJKFライト級3位/62.68kg)
×マリモー(キングジム/NJKFスーパーライト級10位/63.43kg)
1R KO

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