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大和哲也、WBCムエタイ・インターナショナル王座獲得:9.22 後楽園

KICK TO THE FUTURE 6
2012年9月22日(土) 後楽園ホール
 6月にWBCムエタイ日本スーパーライト級王座を獲得した大和哲也は、タイ人以外に獲得資格のあるインター王座の決定戦で英国人選手に完勝。世界王座奪取に弾みをつけた。日本王座戦線では中須賀芳徳、宮元啓介、水落洋祐が激闘を繰り広げ、観客を沸かせた。
  レポート:井原芳徳  写真:久保与志


第2部 WBCムエタイ インターナショナル&日本 タイトルマッチ、王座決定戦


第5試合 メインイベント WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーライト級王座決定戦 3分5R
○大和哲也(大和ジム/WBCムエタイ日本同級王者、WMCインターコンチネンタル・ライト級王者)
×ポール・カルポウィッツ [Paul Karpowicz](イギリス/2テクニカル・ムエタイジム/UKMF61.5kg級英国王者)
判定3-0 (ポアナイン48-47/北尻49-48/松田50-48)
※大和が新王者に



 哲也が1Rから前に出て、ロープやコーナーに詰めて左ボディフックを時折ヒットさせるが、急所を捉えきれず。カルポウィッツは時折構えをスイッチしつつ、コーナーに詰められそうになっても巧みに左に回って距離を取り続ける。カルポウィッツはバックスピンキックやバックブローを当てるが軽く、哲也はひるまず優勢を維持。哲也もなかなか決定打を与えることができず手こずったものの、5R残り1分に右フックでダウンを奪い、ポイント差を広げてインターナショナル王座を獲得した。試合後の哲也は「世界にアピールしたかったけど、壁を感じた。課題の残る試合だった」と内容に反省していた。





第4試合 WBCムエタイ日本スーパーウェルター級タイトルマッチ 3分5R
○宮越宗一郎(拳粋会/王者)
×健太(E.S.G/挑戦者、NJKF同級王者)
3R 2'22" TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる左まぶたのカット)
※宮越が初防衛

 NJKFの中量級を牽引してきた両者が待望の初対決。1R、互いに左回りで動き続け、蹴り主体のやりとり。宗一郎の左ハイは威力があり、ブロックしていても健太が吹き飛ばされそうになる場面も。2Rに入ると健太のローが当たりだし、少し流れを引き寄せたようなムードだったが、3Rに入ると再び宗一郎が左の蹴りを当てて挽回。そして一瞬の隙を突き、右の縦肘で健太の左まぶたを切り裂くことに成功。出血が激しく、2度目のドクターチェックでストップがかかった。




第3試合 WBCムエタイ日本スーパーフェザー級タイトルマッチ 3分5R
○中須賀芳徳(OGUNI GYM/王者)
×町田 光(橋本道場/挑戦者、MA日本同級王者)
判定3-0 (少48-46/北尻49-46/山根50-46)
※中須賀が2度目の防衛

 1Rはお互い静かな立ち上がりだったが、2Rに入るとサウスポーの中須賀が、ワンツーから左ハイか左膝蹴りにつなぐコンビネーションを度々決めて優勢に。3Rも同様のパターンで、中須賀がパンチと膝を先手先手で出して攻勢だったが、中盤以降、町田の右のインローと奥足狙いのローがどちらも度々当たり出し、流れを引き寄せる。
 だが4Rに入ると、中須賀が再び左の膝蹴りとパンチの連打を当てて反撃。5Rには首相撲の攻防で左肘を当てて町田をひるませた後、膝と肘の怒涛のラッシュで町田を追い詰める。終盤にはボディへの左膝蹴りの連打でついにダウンを奪取。最後も肘、膝、パンチの連打で町田をKO寸前まで追い込む。中須賀が久々に爆発力を発揮し完勝。去年の石川戦に続く2度目の防衛を果たした。




第2試合 WBCムエタイ日本スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R
×日下部竜也(OISHI GYM/王者、WPMF日本同級王者)
○宮元啓介(橋本道場/挑戦者、MA日本同級王者)
判定0-3 (山根47-48/少48-49/松田48-50)
※宮元が新王者に



 今年度で二十歳となる、K-1甲子園世代の新鋭同士の対決。1R、日下部は右ロー、宮元は左ストレートのヒットがが目立つが、比較的静かな立ち上がり。2Rも同様だが、日下部が右ローを出す頻度が落ちてくる。3Rに入るとお互い大技が増え、日下部が左ハイ、上段回し蹴りを当てれば、宮元も日下部をコーナーに詰めて右の前蹴りを顔面に叩き込み、見せ場では負けない。
 4Rに入るとお互いパンチで打ち合う場面が増えてくる。中盤、日下部がサウスポーにスイッチして左フックを当てたが、宮元はひるまず前に出ると、ロープに詰めてのパンチラッシュでスタンディングダウンを奪う。その後、激しいパンチの打ち合いを繰り広げるが、互いに肘と膝も随所で絡める高度な攻防で、場内は大歓声に包まれる。



 5R、逆転を狙う日下部はバックハンドブローや左右のハイを当てるが、宮元はブロックして手を振って「来い」と言わんばかりに挑発。その後、逆にバックスピンキックをお返しし、日下部の動きを止める。最後まで激しい打ち合いは続くが、日下部は逆転ならず。宮元が実績で勝る日下部を好勝負の末に下し、2本目のベルトを獲得した。


第1試合 WBCムエタイ日本ライト級王座決定戦 3分5R
×宮越慶二郎(拳粋会/NJKF同級王者)
○水落洋祐(はまっこムエタイジム/WPMF日本同級王者)
判定0-3 (ポアナイン48-49/松田47-50/少45-50)
※水落が新王者に



 1R、慶二郎が右ロー主体、水落が右ローと右ストレート主体の攻防。静かな立ち上がりだったが、2Rに入ると水落が圧力を強め、蹴りやパンチだけでなく、組みついては倒す場面も増える。慶二郎も下がりながら左のパンチを随所でヒットしていたが、3Rには右眉を切られ、左フックをもらってぐらつく。その後も水落は前に出てパンチと肘打ちのラッシュで慶二郎を追い詰める。4R以降も同様に水落がパンチ主体で優位をキープ。5Rにはフラフラの慶二郎を右フックでダウン気味に吹き飛ばすなど圧倒し、判定勝ちで2本目のベルトを獲得した。



大和哲也宮越宗一郎中須賀芳徳
宮元啓介水落洋祐

第1部 NJKF全階級トーナメント「NEW JAPAN WARS 2012」


第6試合 スーパーバンタム級 決勝(NJKF王座挑戦者決定戦) 3分3R(延長1R)
×裕センチャイジム(センチャイムエタイジム/1位)
○波賀宙也(立川KBA/2位)
判定0-2 (29-29/29-30/29-30)



 波賀がサウスポー、裕がオーソドックスに構え、ムエタイ色の濃いミドルと膝蹴り主体の攻防に。2Rに入る次第に波賀の左ミドル、ローのヒットが増え、3Rはハイも絡めて手数で優勢。僅差ながらも勝利し、王者・新人との来年2.17後楽園でのタイトルマッチに駒を進めた。


第5試合 スーパーウェルター級 決勝(NJKF王座挑戦者決定戦) 3分3R(延長1R)
×山本バッファ弘樹(大和ジム/3位)
○白神武央(拳之会/6位)
判定0-3 (28-29/27-30/27-30)



 1R序盤から白神が左ボディストレートを効かせると、膝蹴りの連打でダウンを奪取。その後、バッファも2Rには左右のパンチを当てて巻き返したものの、3Rに白神が終盤にバックハンドブロー、右肘打ちなどを当ててバッファをひるませ判定勝ち。11.25 後楽園での王者・健太への挑戦権を獲得した。


第4試合 スーパーフェザー級 準決勝 3分3R(延長1R)
×鈴木翔也(OGUNI GYM/2位)
○大和大地(大和ジム/3位)
判定0-3 (28-29/28-30/28-30)



 ほぼ五分の状態が続いたが、大地が2R終盤に左フックと右ストレートの連打を効かせて優勢に。3Rも終盤に右ストレートのクリーンヒットで2度鈴木をぐらつかせてポイントを奪い、11.25 後楽園でのKEIとの決勝に駒を進めた。


第3試合 ウェルター級 準決勝 3分3R(延長1R)
×獏センチャイジム(センチャイムエタイジム/2位)
○テヨン(キングジム/4位)
2R 0'35" KO (左肘打ち)

 開始しばらく慎重に様子を見ていたテヨンだが、1R中盤の右ストレートで手応えをつかむと、左も含め、じわじわとパンチのヒットを増やす。2Rは序盤から勝負を仕掛け、右フックでぐらつかせると、組んできた獏を強引に振りほどいて左肘を連打。最後は離れたところから左肘をアゴに叩き込んで獏をマットに沈めた。これで戦績は6戦5勝(4KO)1分に。11.25後楽園で宮越宗一郎と王座挑戦権を争う。


第2試合 スーパーライト級 準決勝 3分3R(延長1R)
○須釜和成(拳粋会/1位)
×宮島教晋(誠至会/4位)
3R 2'30" KO (左膝蹴り)

 お互い蹴り主体の攻防で、均衡状態が続く中、須釜が2Rに右ミドルを効かせると、宮島は首相撲で組みつく場面が少しずつ増えてくる。3R、このまま延長かというムードだったが、終盤に須釜が右ストレートで宮島をぐらつかせると、首相撲で宮島の頭を下げさせて、左の膝をこめかみにクリーンヒットし、豪快にノックアウトした。


第1試合 スーパーライト級 準決勝 3分3R(延長1R)
○マリモー(キングジム/2位)
×AKIRA(誠至会/3位)
判定3-0 (29-27/29-27/30-26)

 マリモーが1R終盤、AKIRAをコーナーに詰めてパンチと膝をまとめて攻勢に。2RはAKIRAも左ボディフックや右アッパーを的確に当てて巻き返したものの、3Rはマリモーが左の膝蹴りで反撃。終盤には左フックでスタンディングダウンを奪い、判定勝ちで11.25後楽園の決勝に駒を進めた。

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