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アヌワット、心・センチャイジムに5R KO勝ち:7.11 有明

Muay Thai Open 12
2010年7月11日(日) 東京・ディファ有明
 元タイ国ムエタイ10冠王の強豪・アヌワット・ゲオサムリットの持つWPMF世界フェザー級王座に、NJKFの新鋭・心・センチャイジムが挑戦したが、死闘の末KO負け。パンチを得意とするアヌワットは、K-1 63kg参戦にも意欲を示した。
  レポート:井原芳徳  写真:久保与志


第14試合 メインイベント WPMF世界フェザー級タイトルマッチ 3分5R(インターバル2分)
○アヌワット・ゲオサムリット(タイ/王者・WMCライト級王者・元タイ国ムエタイ10冠王)
×心・センチャイジム(センチャイムエタイジム/世界3位・WBCムエタイルール日本同級王者・NJKF同級3位)
5R 0'33" KO (右ストレート)
※アヌワットが防衛

 試合開始前、先ごろGRABAKAから独立し、センチャイムエタイジムで練習しているという郷野聡寛が両選手に激励の花束を贈呈。大月晴明、山本元気、“狂拳”竹内裕二ら、アヌワットと体重の近い選手たちも客席に見える。アヌワットのセコンドには魔裟斗のトレーナーだったヌアトラニー氏がつく。



 試合は1Rからアヌワットが持ち前の剛腕を振り回す展開。高速の左フック、左ボディ、左ジャブが、まさに突き刺さるといった表現が的確な感じで命中する。その流れで肘も当たった模様で、心は額をカットしドクターチェックを受ける。再開後、心は左ミドルの連打とパンチで反撃。するとアヌワットはこれまで封印していた膝やローキックも出すように。ラウンド終盤にも心は額の出血でドクターチェックを受けるが、無事再開する。

 2Rも心の攻勢は変わらず。左はもちろん、右のパンチも強烈だ。しかし心はひるむことなく耐え続ける。3Rに入るとアヌワットは肘の比率を高めるように。すると心も負けじと肘で応戦。パンチと肘が絡み合い、攻防はより激しさを増す。少しでも危なくなると、アヌワットはクリンチを使って防御。老獪な試合運びを見せる。



 3R終盤にも額の出血でドクターチェックを受けた心。1Rとは別の箇所もカットした様子。もういつ止められても不思議では無い状況なため、4Rは最初からパンチラッシュを仕掛けて勝負に出る。しかしこれを耐えたアヌワットが、右肘を心のこめかみにヒットさせると、心は失速。顔は大量の血で染まり、目も虚ろな状態だ。それでも心は前に出るが、アヌワットはガードを下げて距離を取りながらジャブを的確にヒットさせ続け、心を翻弄する。

 最終ラウンドも心は開始のゴングが鳴るとすぐさまパンチのラッシュで突進。しかしそれもアヌワットは見透かした様子で、バックステップでしのぐと、左ボディをヒットさせ、続けて右ストレートを心にクリーンヒット。これ一発で心は操り人形の糸が切れたように足元から崩れノックアウト。ここまでの心の健闘を全て打ち消すような一瞬での決着で、場内は悲鳴と歓声に包まれた。



 試合後のアヌワットは「打ち合えて凄く楽しかった。今日みたいな試合がこれからもできれば、彼はもっと強くなれるよ」と心の健闘を讃えた。体重差はあるが、K-1 63kg参戦にもアヌワットは前向きで「オファーがあれば出たい。僕はパンチ主体だから問題ない。普段の体重が63kgだからちょうどいい」と話した。




第13試合 60kg契約 3分5R
△セーンアティット・サシプラパージム(タイ/元ラジャダムナン・バンタム級王者)
△大野信一朗(藤本ジム/元日本フェザー級王者・WPMF日本スーパーフェザー級7位)
判定0-1 (松田49-49/中村49-50/シーナ49-49)

 1R、慎重な攻めを見せていたセーンアティットだが、2Rに入ると攻撃のペースを上げ、右フック、右肘などで攻める。だが大野も2R終盤から、右ミドルと右のショートフックのコンビネーションを決めるように。3Rにこのコンビのヒットが増え、セーンアティットがクリンチで防御する場面が目立つようになる。さすがの大野も4Rからは攻めのペースが落ちたが、5R中盤からは再び右ミドルと右フックのコンビなどが当たりだし、43歳とは思えないタフさを見せ付けたが、あと一歩及ばなかった。


第12試合 61.5kg契約 3分5R
○デンサイアム・ルークプラバーツ(タイ/センチャイムエタイジム/元ルンピニー・バンタム級王者、元WMCバンタム級王者)
×宇都宮城(u.f.c)
4R 2'49" TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる左目尻のカット)

 1Rからデンサイアムが、左右のミドルや首相撲からの投げで宇都宮を圧倒。4Rに右肘で切り裂き、決着をつけた。


第11試合 55kg契約 3分3R
○デェダムロン・KBA(タイ/立川KBA/元ルンピニー・ミニフライ級&ライトフライ級王者)
×王子(横須賀大賀ジム/日本バンタム級8位)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)

第10試合 75kg契約 3分3R
×ヌンポントーン・バンコクストア(タイ/新宿レフティー/元ルンピニー・ライト級3位)
○入月健一(S.V.G.)
判定0-3 (28-29/28-29/28-30)
※3R右飛び膝蹴りでヌンポントーンに1ダウン

第9試合 70kg契約 3分3R
×太陽照明(インスパイヤード・モーション/スーパーウェルター級3位)
○山崎陽一(シルバーウルフ)
1R 2'42" KO (右ストレート)

 山崎は右回りで距離を保ちながら、時折カウンターの左ストレートを当てる等、序盤から主導権。終盤になると、右ストレートで太陽の動きを止めると、さらに右ストレートをクリーンヒットさせ、これで太陽をKO。NJKFタイトル挑戦経験もある実力者から、価値ある勝利をもぎ取った。


第8試合 スーパーフェザー級 3分3R
○勇鷹(インスパイヤード・モーション/フェザー級6位)
×KEI(E.S.G./スーパーフェザー級10位)
2R 負傷判定3-0 (20-16/20-16/20-16)

第7試合 55kg契約 3分3R
○凱・センチャイジム(センチャイムエタイジム/バンタム級8位)
×星 雄晴(町田金子ジム/バンタム級7位)
判定3-0 (30-29/30-29/30-28)

第6試合 ウェルター級 3分3R
△カズ宮澤(PITジム)
△GORI(菅原道場)
判定1-1 (30-29/39-30/29-29)

第5試合 スーパーライト級 3分3R
×宮島教普(誠至会/7位)
○マリモー(キングジム)
1R 0'24" KO

第4試合 ライト級 3分3R
△凌太(OGUNI-GYM/14位)
△浅瀬石真司(町田金子ジム/9位)
判定1-0 (29-29/30-29/29-29)

第3試合 スーパーフェザー級 3分3R
×田辺睦翔(はまっこムエタイジム)
○アッキー☆(町田金子ジム)
判定0-3 (29-30/29-30/29-30)

第2試合 スーパーウェルター級 3分3R
×木村将司(はまっこムエタイジム)
○YETI達朗(キングジム)
1R 2'27" KO

第1試合 ライト級 3分3R
×湊 一成(バリー道場)
○浅野タクミノカミ(誠至会)
2R 1'58" KO

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