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4階級で初代の日本統一王者が決定

アサヒカルピスビバレッジ(株) PRESENTS WBCムエタイルール日本統一王座決定戦
2009年9月23日(水/祝) 後楽園ホール
 スーパーバンタム級では国崇が前田浩喜へのリベンジに成功し、初代王者に。フェザー級の心センチャイジムはMAのベテラン・アトム山田との接戦を制し、赤十字竜とTOMONORIは順当にKO勝ちして王座を獲得した
  レポート:久保与志  写真:ひっとまん大場。


第10試合 WBCムエタイルール日本統一王座決定トーナメント決勝 スーパーフェザー級 3分5R
○赤十字竜(キングジム/NJKFスーパーフェザー級王者)
×末広智明(大道塾吉祥寺支部/2007年大道塾北斗旗軽量級王者)
2R 2'07" KO (左肘打ち)
※赤十字が初代王者に

末広の蹴りに合わせ赤十字がパンチ末広のまぶたが塞がる

 1R、末広は様子見といった感じで出した赤十字の左ミドルをキャッチすると、右ストレートで追撃する。赤十字は足払いで末広をきれいに転がすと、余裕を見せつけるかのように両手を掲げる。左右のロー、右ハイと巧みに蹴り分ける赤十字に対し、末広はしっかりとローをカットしながら右ストレートのタイミングを伺う。

 2R、赤十字は左前蹴りで突き放すと、右アッパーから左ローのコンビネーションを見せる。末広も前蹴りを掴んで、左フックから右ストレートで反撃。末広は赤十字の蹴りに合わせて距離を詰めると、左のショートフックを出していく。徐々に互いのパンチが交錯し始め試合が動き出した刹那、ステップインしてきた末広に赤十字のカウンターの左肘打ちが直撃。末広は目を押さえながら倒れこみ、そのまま立ち上がれず。末広の左目は完全に塞がっており、目の下もカット。赤十字が「いつも肘で切られてばかりだったので、いつか切ってやろうと思っていた」という狙い通りの肘打ちで鮮やかなKO劇を見せつけた。

盤石の強さで王座を奪った赤十字

島んちゅがノックアウト
第9試合 WBCムエタイルール日本統一王座決定トーナメント決勝 バンタム級 3分5R
○TOMONORI(OGUNIジム/WMCインターコンチネンタルSフライ級王者)
×島んちゅ泰(真樹ジムオキナワ/MA日本バンタム級2位)
3R 2'16" KO (右ストレート)
※TOMONORIが初代王者に

 1R、TOMONORIは左フックから右ローのコンビネーション。島んちゅはしっかりとガードを固めて距離を詰めると、組みついて膝を入れていく。島んちゅが組みついたところで頭が当たりバッティングで中断。TOMONORIはスピードを活かして左フックから右ローを当てていくが、島んちゅの徹底した組みつきに苦しみ連打につなげられない。

 2R、島んちゅはTOMONORIの右ローに合わせて右フックを出しながら組みつく。TOMONORIも突き放して右アッパーをヒットさせるが、島んちゅのリーチ差を活かした右フックからの組みつきに捕まってしまう。

 3R、島んちゅの右フックでTOMONORIは度々ロープ際まで詰められる。島んちゅが首相撲から顔面に膝蹴りをヒットさせると、TOMONORIが後退。島んちゅは一気に距離を詰めて攻勢に出ようとするが、TOMONORIは上手く回ってロープ際から脱出すると、追ってきた島んちゅにカウンターの右ストレートを一閃。島んちゅは前のめりに倒れそのまま立ち上がれなかった。
 試合後のTOMONORIは「俺が欲しいのはもっと上のベルト。これは通行手形みたいなものだと思っている。(上のベルトを目指すならば)スーパーフライかフライ級でやります」と、本来の階級でのWBCムエタイ世界王座のベルト獲得に意欲を示した。

「通行手形」と話すTOMONORI

第8試合 WBCムエタイルール日本統一王座決定トーナメント決勝 スーパーバンタム級 3分5R
○国崇(拳之会/NJKFフェザー級王者)
×前田浩喜(インスパイヤード・モーション/NJKFバンタム級王者)
2R 2'38" TKO (ドクターストップ:肘打ちによる額のカット)
※国崇が初代王者に

 1R、距離を取りながら左ミドルで牽制する前田に対し、国崇は細かくステップを刻みながら左リードパンチから蹴りにつなげていく。さらに国崇は右ストレートから右ハイのコンビネーションを見せるなど、軽快な動きを見せてコンディションの良さを伺わせる。前田も左ストレート、左ミドルで反撃を試みるが、国崇の前進は止まらず。国崇は距離を詰めて左ボディから右肘打ちをヒットさせると、後退した前田にパンチの連打と肘をまとめる。

国崇の左が炸裂肘でダウンした前田


 2R、国崇は前田の左の蹴りをバックステップで巧みに外しながら、距離を詰めてコンパクトなパンチの連打をまとめる。国崇はサイドに回って左アッパー、さらに右ストレートで前田をロープ際まで後退させると肘打ちを強振。この一撃でダウンを奪うとともに、前田の額を大きく切り裂いてドクターストップを呼び込んだ。
 2年前の前田とのバンタム級タイトルマッチでの敗戦以降、フェザー級転向やKrushでのK-1ルールの挑戦と試行錯誤を重ねている感のあった国崇だが、本領を発揮できる階級に戻し会心のパフォーマンスで前戦のリベンジを達成した。

笑顔の国崇

第7試合 WBCムエタイルール日本統一王座決定トーナメント決勝 フェザー級 3分5R
○心センチャイジム(センチャイムエタイジム/NJKFフェザー級3位)
×アトム山田(武勇会/MA日本フェザー級1位)
判定3-0 (49-48/49-48/50-47)
※心が初代王者に

心の膝蹴りベルトを巻いた心。左端がセンチャイ会長

 1R、アトムは頻繁にスイッチを繰り返しながらカウンターの機会を伺う。心は左ジャブストレートで距離を詰めて組みつくと、ボディに膝蹴り。これを嫌って背を向けるアトムの尻にも膝を入れつつ、アトムの顔面に右肘を打ちつける。2、3Rもカウンターの左フックを狙うアトムと、徹底的に組みついて膝を入れていく心という一進一退の攻防が続く。

 4R、心の徹底した首相撲にスタミナを削り取られたか、アトムは組まれると防戦一方になってくる。アトムもバックブローで反撃を試みるが、心はかまわず組みつくと、ボディだけでなく顔面にも膝蹴りを打ち込んでいく。5Rも心は首相撲から膝、肘を当ててペースを握ったままタイムアップ。
 判定3-0で勝利した心はマイクを渡されると「センチャイジムに入って3年になりますが、センチャイジムで初代のチャンピオン、WBCムエタイの初代チャンピオンになれました。センチャイ会長、僕にムエタイを教えてくれて本当にありがとうございます」と感謝の意を述べた後、センチャイ会長と熱い抱擁をかわした。


左ボディを放つ大和哲也
第5試合 WBCムエタイルール日本統一王座決定トーナメント準決勝 ライト級 3分5R
○大和哲也(大和ジム/WMCインターコンチネンタル&NJKFライト級王者)
×大江和也(HIMI-GYM/MA日本ライト級2位)
2R 2'15" KO (左ボディブロー)

 1R、哲也は様子見といった感じでローを飛ばしながら大江の出方を伺う。大江が右ハイを盛んに放ちながら飛び込んで左フックを出すと、哲也は鋭い右ストレートで迎え撃つ。哲也は手数こそ少ないものの、右のパンチからは一撃必倒の威力を感じさせ、ラウンド終盤には強烈な左ボディも見せる。

 2R、哲也はより一層プレッシャーを強めると、左ボディから右のテンカオを突き刺して大江の動きを止めると、再び左ボディから今度は大江の顔面に左フックをクリーンヒットさせる。これで腰が落ちた大江に、哲也はパンチの連打から右肘でダウンを奪う。
カットによるドクターチェックが入ったものの哲也の猛攻は止まず、パンチと右肘のラッシュから左ボディを叩き込むと、悶絶の表情とともにうずくまる大江を見てレフェリーが試合をストップ。圧倒的な強さを見せつけて4連続KO勝利を飾った哲也。テクニシャン揃いのNJKF王者勢の中にあって、技術もさることながらその破壊力はより一層存在感を際立たせている。

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