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志朗、タイ南部王者と首相撲争いの末判定負け:9.16 ルンピニー

スック・ムエタイ・ルンピニー・TKO/ギャットペット・スーパーファイト
2017年9月16日(土) タイ・バンコク・ルンピニースタジアム

  記事提供:早田寛(Photo & Text by Hiroshi Soda)


第3試合 
〇リアムタック・シンビームエタイジム
×シロー・ペットギャットペット [志朗](Bewell)
判定3-0 (49-47/49-47/49-47)

 志朗がギャットペットジム移籍後4戦目を闘った。前回同様にルンピニースタジアムでのテレビマッチだが今回はタイ地上波9chで生放映された。相手の変更もあったが、試合一週間前にタイ南部王者リアムタックとの対戦が決まる。
 ただ、今回はこれまで志朗が闘ってきた122ポンド(55.3kg)よりも若干体重の重い相手のため、リアムタック124ポンド(56.2kg)、志朗125ポンド(56.7kg)での契約体重となる。志朗にとっては上の階級で闘う事となるが、プロモーターからの「志朗をタイ南部王者と闘わせたい」という意向に応えた。

 試合前レートはイーブンでスタート。志朗は初回からローをコツコツ当ててゆく。このローが角度良く入ると、リアムタックは志朗に対し「もっと蹴ってこい」と言わんばかりの微笑みを見せた。タイ選手がこういう表情を見せる場合は、たいてい効いている証拠だ。
 2ラウンドに入り、志朗はパンチを当てに出た。ワンツーからのアッパーやフックも豪快に決まると観客席から喝采が沸く。ギャンブラーも志朗が破壊力のあるパンチを持っている事を知っているからだろう。この志朗のパンチの猛打に期待が集まり、ここで勝敗賭け率も5-4で志朗有利に傾く。
 3ラウンド、ここにきてリアムタックは一気に距離を詰め組んできた。この組んだ状態での膝合戦が始まるが、双方、徹底的な膝の有効打はないものの、体勢のやり取りで、リアムタックの方が若干良い位置につけていたか。首相撲の攻防では、首を取って膝蹴りで相手にダメージを与えてゆくことも大事だが、こうした体勢の取り合いで、自身の体勢の優位ぶりをアピールすることでも、充分な判定素材として評価される。

 4ラウンドからも、リアムタップは組んだ攻防を好んできた。最終ラウンドに入るころにギャンブラーから志朗へ20万バーツの勝利ボーナス金の懸賞が告げられる。勝てばギャンブラーが得た賭け金の中から20万バーツがチップとしてもらえるわけだ。志朗は最後まで一発逆転のパンチを当てに出るが、リアムタップはクリンチに持ち込み勝ち逃げする作戦だ。
 終了ゴングが鳴り、ジャッジはリアムタックを勝者とした(三者49-47)。志朗はたくさんのギャンブラーから期待を集めながらも判定負けしてしまう。今回は普段より2ポンド重い相手との対戦だったが、殴る蹴る以外にも、組んだ要素も大きいムエタイの試合では、この少しの体重の差が大きく影響することを思い知った。
 ただこの試合で志朗にも大きな収穫があったようだ。志朗選手から試合後の声が届いている。
『今回も日本から沢山の応援をありがとうございました。今回は首相撲の力の差で完敗でした。自分の首相撲の実力がどれくらいなのか分かったので、更に強くなれるように努力します。これからも本物を目指して本場タイで認められるよう頑張るので、応援よろしくお願いします!』

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