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福田海斗、現王者の双子の弟に惜敗。9月に再戦へ:8.7 ラジャダムナン

ラジャダムナン・インターナショナル・ファイト+ソーソムマイ」
2017年8月7日(月)タイ・ラジャダムナンスタジアム

  記事提供:MuayThai Super Fight




第2試合 114ポンド契約 3分5R
×カイト・ウォーワンチャイ [福田海斗](キング・ムエ/元タイ国プロムエタイ協会フライ級王者)
◯チャットペット・ソープンサワット(タイ)
判定0-2 (48-48/48-49/48-49)

 タイを主戦場として今、本場タイでは日本人選手で最も名前の知られている福田海斗(キング・ムエ)が8月7日(月)のラジャダムナンスタジアム興行「ラジャダムナンインターナショナルファイト+ソーソムマイ」第2試合に登場、チャンピオンと同等クラスの実力を持つチャットペットと対戦、最後まで勝敗の行方が分からない大接戦を演じたものの、惜しくも判定負けを喫した。

 この日の興行は、スタジアムプロモーターではなくラジャダムナンスタジアムが行なう興行で、現在最も勢いのあるソーソムマイプロモーターが実務を担った。福田はラジャダムナンスタジアム支配人・プライ氏より7月5日(水)のKO勝利後、直接出場要請がありこれまでの所属プロモーション「スック ワンキントーン」を飛び出し、初めてソーソムマイ氏が手がける興行に出場することとなった。対戦相手は当初決まっていた選手が直前に変更となり、強豪チャットペット・ソープンサワットとなった。

 チャットペットは双子の兄・チャットプロイ(現ラジャダムナンスタジアム フライ級王者)とともに活躍しており、前フライ級王者・ドークマイデーンに勝利、フライ級ランカーのサオトー、デンサイアム、バンタム級ランカーのゴーンサックなどと対戦、実力は兄・チャットプロイと遜色ないランカー、チャンピオンクラス。当然、試合前賭け率も3-2とチャットペットが有利、この強豪に勝てば福田は115ポンド(スーパーフライ級)のランキング入り間違いなしと言われていたが・・・。

 試合は第2ラウンドから動き、チャットペットの力強いパンチのコンビネーションが福田の顔面をかすめる。ローもまじえ、手数はチャットペットが上回る。福田はジャブで突き放そうとするが、逆にカウンターを合わせられ、チャットペットの左フックでなぎ倒されてしまう。日本であればダウン宣告されたであろう。このラウンドはチャットペットが圧倒し賭け率も7-4とチャットペット有利となった。

 第3ラウンド、追う展開となった福田は素早く前進、チャットペットは前蹴りで突き放そうとするが、福田のワンツーがクリーンヒット!ぐらつくチャットペット。すぐに掴まえて首相撲に持ち込み、福田は良い体勢を作る。下がりながら左ミドルを合わせテクニックの違いを見せるつけるチャットペットだが、蹴り終わりにまたしても福田の右ストレートを受け、後退。福田はこのラウンドは終了時で5-4と賭け率をひっくり返した。

 そして第4ラウンド、福田は前に出てワンツーから左ヒザ、下がってジャブや左ミドルを合わせるチャットペット。組んでも両者細かくヒザを蹴り合い、リードを許さない。だが、キレイにミドルを合わせるチャットペットがギャンブラーに支持され、第4ラウンド終了時で2-1と再びチャットペットがひっくり返した。とはいえ、2-1という賭け率はほぼ拮抗と見られ、最終ラウンドで勝敗が決まる “チンダム” というギャンブラー好みの展開となった。

 最終第5ラウンドも福田は勢いよく前進、下がりながら前蹴りやミドルでカウンターを狙うチャットペットという展開。福田はボディへのパンチから鋭く踏み込んで右ストレート!左ミドルを合わせられるが福田の勢いが勝り、チャットペットの顎が跳ね上がる。立て続けに右フックから左ヒザ、組んでチャットペットの顔を押さえ、福田は良い体勢を作る。ブレイク後もワンツーから入り、組んで押しヒザ!チャットペットの顔が下がり印象が悪い。ここで福田陣営からもチャットペット陣営からも、「ポーレーウ!」(ポイントを奪った選手に対して、これ以上危険な勝負はするな、というサイン)が出て、ここで終了のゴング。試合後も賭けが続き騒然とする場内、レフェリーが赤展開青のどちらのコーナーを指すか一挙手一投足に注目が集まる中、レフェリーははチャットペットの手を挙げ、惜しくも福田の判定負け。もちろん、場内の賭け率と判定はイコールではないが、福田にとっては若干厳しい判定であった。

 とはいえ、ランカー・チャンピオンクラスのチャットペットと大接戦を演じたことで福田の評価はさらに上がり、関係者からは「試合には負けたものの、ランキングに入るのではないか」との声も聞かれた。翌日のムエタイ専門紙「ムエサイアム」にも大きく取り上げられ、注目度の高さが伺えた。
そして、この試合が好勝負だったため、すぐに再戦のオファーがあり9月11日(月)の同スタジアムでのビックマッチ「スック ソーソムマイ」での再戦が決定。再戦のタイ人選手は対策をしっかり練って強いとされている。福田陣営がどのようにこの再戦に挑むか、タイのムエタイファンが多いに注目するであろう。

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