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大田原虎仁が4R TKO勝ち:9.22 ラジャダムナン

スック・ワンギントーン
2013年9月22日(日) タイ・バンコク・ラジャダムナンスタジアム

  記事提供:早田寛 (シンラパムエタイ


第7試合 メインイベント 115ポンド契約
×メオダム・ギャットアンノン
○トラ・エクシディコンジム [大田原虎仁](B-FAMILY NEO)
4R TKO



 試合は2ラウンドから激しさを増した。メオダムは鋭いミドルキックで襲いかかってきた。大田原はこれにパンチとローを合わせていく。
 この時の大田原の特にボディーへのパンチが歯切れよくメオダムの腹に食い込む。ムエタイでは一見パンチやローキックはポイントの低い技と見られがちだが、大田原の上下に散らした攻撃が多数ヒットし、2ラウンド開始時で賭け率は若干大田原寄りについた。だがメオダムも15歳にして30戦の戦績があるだけに、これしきのことでは引き下がらなかった。距離を詰めて絶妙なタイミングでテンカオ(膝)を合わせてくる。身長が170㎝以上もあるメオダムの足技はとても危険だ。
 3ラウンドに入り、既に大田原が大差で賭け率を得ていた。それまで大田原のローキックのダメージが蓄積してきたのか、メオダムは接近戦を仕掛けてきた。
 あからさまに肘を合わせてくる。この肘打ちのモーションがかなり大きかったが、絶妙なタイミングで放ってくるためとても危険だ。一発食らえば逆転という事態になりかねない。大田原は強引に組んでくるメオダムから距離を取り、ローとパンチでダメージを与えていく。
 4ラウンド、大田原はメオダムの腹が効いている事を悟ると、ミドルキックもおりまぜ、蹴り、パンチのコンビネーションを組んで前に出た。ひたすら前進しメオダムを追い詰めていく攻撃に場内も沸きかえる。後半戦に強い大田原ならではの試合運びだ。ここでメオダムは大田原の回転の速い打撃についていけず、コーナーでローキック、ボディーパンチを食らい続け足元がよろけたところで、レフリーは試合をストップした。大田原は4RTKO勝利を決めた。
 ムエタイの打撃合戦は距離が近いため、相手の攻撃を100パーセントかわすことは無理だろう。どうしても肉弾戦となっていくため、体の強度がモノをいうが、大田原の休む間なく蹴り続けるスタミナが、この試合を制したといえるだろう。
 今回、日曜のメインイベントに圧勝し、試合後に多数の観戦客から記念撮影を求められた。そろそろ平日興行に参戦する時期なのかもしれない。

◆大田原虎仁「はじめてのメインだったので緊張はありましたが、日本人の応援が多かったので力になりました、ありがとうございました。また来月に日本で試合をするので楽しみにしてください。兄貴とは違う戦い方ですが盛り上げますので応援宜しくお願いします」

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