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オロノー&ノラシン、ヨードムエ王者杯決勝進出

MUAY 2010 2nd ムエロークプレステージ
2010年4月25日(日) 東京・ディファ有明
  レポート&写真:久保与志

第2部



第6試合 ヨードムエ・チャンピオンズカップ60kg級一回戦 3分5R
○オロノー・ウォー・ペットプーン(タイ/元ルンピニー&タイ国プロムエタイ協会スーパーフェザー級王者)
×トライジャック・シットジョームトライ(タイ/元タイ国プロムエタイ協会フェザー級王者)
判定3-0 (石川49-48/シーナ49-48/少49-48)

 1R、両者ともにサウスポーに構え、トライジャックが時折強い左ローを見せる。オロノーは距離を詰めて左フックを振るうが、トライジャックは前蹴りで上手く蹴り放してかわす。トライジャックがバックブローを見せるも、これはオロノーがしっかりとディフェンス。オロノーが左フックから一度組みついたのみで、首相撲の攻防はほとんどなく1Rが終了。



 2R開始直後、トライジャックの左ストレートがヒットして一瞬オロノーがグラつく。好機が訪れたトライジャックだが、オロノーはここから真骨頂を発揮。自分から前に出てプレッシャーをかけると、右ミドル、左フックで距離を潰して組みついていく。トライジャックは首相撲に苦戦しながらも距離が空くと左ローを蹴っていくが、オロノーの圧力で距離を潰されて下がってしまい、得意のパンチを活かす展開に持っていけない。



 3R、圧力を強めるオロノーは、前手でパンチを殺しながら徹底的に組み膝に持ち込む。トライジャックが組みの攻防を嫌がって真っ直ぐ下がったところにオロノーの左フックがヒット。オロノーは右ミドル、左フックで距離を詰めて組み膝。さらに首相撲から隙間を作って左肘を振るっていく。トライジャックはオロノーの圧力に押され防戦一方で、下がりながら右フックには力が感じられない。

 4Rもオロノーが首相撲でトライジャックを圧倒。完全にポイントでリードした5Rは流し気味に試合を進めるが、2Rからの膝地獄とオロノーのプレッシャーでスタミナを奪われたかトライジャックも前に出ることが出来ずに試合終了のゴング。判定はジャッジ3名とも49-48でオロノー。強烈なプレッシャーでトライジャックのパンチを殺し、組みの攻防で圧倒したオロノーが判定勝ちを収めた。




第5試合 ヨードムエ・チャンピオンズカップ51kg級一回戦 3分5R
○ノラシン・ルークバンヤイ(タイ/2007年ムエタイ最優秀選手、元ルンピニー・ライトフライ級&フライ級王者、元ラジャダムナン・ライトフライ級王者)
×ヨードトンタイ・ポーテラクン(タイ/ラジャダムナン・ライトフライ級王者)
3R 2'43" KO (左フック)

 1R、互いに軽い前蹴り、ジャブを突きながら相手の出方を伺う。ノラシンが左フックで飛び込んで右ストレート。ノラシンは徐々にペースを上げ、距離を詰めてパワフルな連打振るっていく。ヨードトンタイは中に入ってくるノラシンに肘を合わせ、ノラシンのパンチをもらってもニヤリと笑う余裕を見せる。

 2R、ノラシンは左フックから右ミドル。ヨードトンタイはパンチで入ってくるノラシンを肘打ちで迎え打ち、さらに組み付こうとするが、ノラシンが回転の速いパンチで突き放す。ノラシンの左ミドルをキャッチし始めたヨードトンタイは蹴り足を掴んで右ロー。ノラシンのパンチが何発かヨードトンタイの顔面を捉えるが、決定打には至らない。ヨードトンタイは盛んに右ローを蹴り始め、ノラシンもローを蹴り返す。




 2Rまでややノラシン優勢で試合が運んだが、3Rに入ると流れが一変。ヨードトンタイが右ローから右肘をヒットさせてノラシンの動きが鈍くなる。ヨードトンタイは好機と見て右ローから右肘、右ストレートを振るってプレッシャーをかける。ノラシンも右フックを振るって応戦するが、右ローで両足を効かされたか、足が止まり始め軸足を蹴られて転倒する場面も。このままヨードトンタイのペースで進むかと思われたが、ヨードトンタイが組んで膝を入れようとしたところ、ノラシンのコンパクトな右ショートフックが見事に顎を打ち抜きヨードトンタイがダウン。何とか立ち上がったがダメージは重く、ノラシンはすぐにコーナーに詰めると強烈な右ストレート。さらに右肘から連打を浴びせ、最後は右フックから返しの左フックでヨードトンタイが前のめりにダウンして、ヨードトンタイは体を起こすことも出来ず。

 豪快なKOでヨードトンタイを下したノラシン。1月のムエロークでポンサワンを下して既に一回戦を勝ち上がっているクンスックとの決勝は、アグレッシブな両者の激しい戦いが展開されそうだ。




第4試合 55kg契約 3分3R
○清水雄介(尚武会/J-NETWORKバンタム級王者)
×エッガラート(タイ/立川KBA)
判定3-0 (28-27/28-27/28-27)
※1R右ストレートでエッガラートに1ダウン。2R右肘打ちで清水に1ダウン

 1R、清水は長いリーチを活かして左ジャブ、右ローでエッガラートをロープ際に追い込むと右ストレートを当てて攻勢に出る。そのまま清水ペースでラウンドが進み、終了間際には左ジャブから右ストレートをヒットさせてダウンを奪う。
 2R、清水は試合を決めようと開始後すぐにラッシュをかけるが、ガードが甘くなったところにカウンターの右肘をもらってしまい、まさかのダウン。清水は頭部をカットしてドクターチェックが入るがストップは免れる。ダウンのダメージはさほど感じられず、逆ワンツーをヒットさせるなどして反撃。清水の左ジャブでエッガラートの左目は塞がってしまうが、ダメージを心配してか清水のセコンドからは一旦距離を取れと指示が飛ぶ。



 3R開始すぐに左目が塞がったエッガラートにドクターチェック。清水はプレッシャーを強め、右ストレート、右肘とエッガラートの左側を集中して攻撃する。エッガラートも必死に左ミドルで応戦するが、清水の圧力は止まらず。残り時間1分足らず、清水はサウスポーにスイッチして左テンカオを突き刺し、下がったエッガラートをコーナーに追い込みパンチをまとめたところで試合終了。3Rを明確に取った清水が判定勝ちを収めた。


第3試合 バンタム級 3分3R
×一戸総太(WSRフェアテックスジム)
○勇児(HOSOKAWAジム/MA日本フライ級6位)
判定0-3(27-30/27-30/27-30)
※一戸は計量で規定体重の1.3kgオーバーで1R減点1。10オンスのグローブハンディ有り

 計量オーバーで減点1、グローブハンディ有りの一戸だが、ファイトスタイル的にグローブハンディはあまり意味がないか。試合は勇児が1Rから積極的に手数を出し、上下にパンチと蹴りを振り分けてペースを握る。一戸は左右のミドルを散らしながら、2Rに入るとカットを狙って右肘を多用。勇児も肘を警戒してか手数が減るが、ラウンド終盤にコーナーに詰めて細かいパンチ、肘をまとめる。3Rも勇児が飛び膝を繰り出すなど積極的に攻め続け、3-0の判定で一戸を下した。


第2試合 スーパーライト級 3分3R
○K・ルークプラバーツ(タイ/センチャイムエタイジム/元ラジャダムナン・フェザー級10位)
×細野岳範(チームドラゴン)
3R 2'52" TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる頭部のカット)

 1Rはほぼ互角の展開が続き、2RはKが細野の左ミドルをキャッチして、倒しながら左膝蹴りをボディに突き刺し、首相撲からの膝蹴りを入れていきポイントを取った印象でラウンドを終える。
 3R、Kがフェイントでタイミングを外して右のスーパーマンパンチをヒット。細野も前に出て打ち合い、細野の左肘打ちがKの右目付近にヒット。Kは目を気にしながらも打ち合いに応じるが、細野の左のパンチを被弾してしまう。残り時間僅かとなり、細野がラウンドをものにしようと左ストレートで前に出るが、Kはスウェーでかわしてカウンターの右肘を一閃。これが細野の左目上を切り裂きドクターストップ。3Rは盛り返していただけに、細野にとっては無念のTKO負けとなってしまった。


第1試合 スーパーウェルター級 3分3R
○クンタップ・ウィラサクレック(タイ/M-1スーパーウェルター級王者)
×ジョバーニ・コンバット(イタリア/元イタリアムエタイウェルター級王者)
2R 2'54" TKO (レフェリーストップ:パンチ連打)

 1Rは左ジャブ、フックから鋭い右ストレートを見せたジョバーニだが2Rに入ると失速。クンタップのミドルを浴びて動きが止まったところに左フックから右ストレートを痛打される。これを完全に効かされ、ガード一辺倒にジョバーニにクンタップはアッパーを交えた連打をまとめてスタンディングダウンを奪うと、再開後もすぐにラッシュをかけたところでレフェリーが試合をストップした。


第1部



第10試合 スーパーフライ級 3分3R
△飛燕野嶋(契明ジム/MA日本フライ級1位)
△薩摩サザ波(TARGET/J-NETWORKスーパーフライ級6位)
判定1-0 (29-29/30-29/29-29)

第9試合 ヘビー級 3分3R
○小澤和樹(アストラルジャパン)
×Edo Ryoma(バンゲリングベイ・スピリット)
判定2-0 (29-28/30-29/29-29)

第8試合 フェザー級 3分3R
△玲央(フォルティス渋谷)
△マシアス・コンバット(イタリア/WMFアマチュアムエタイ・フェザー級金メダル)
判定1-1 (30-29/29-29/29-30)

第7試合 68kg契約 3分3R
×メリケン雄人(契明ジム)
○クンスック・アラビアジム(アラビアムエタイジム)
3R 0'48" TKO (肘によるカット)

第6試合 75kg契約 3分3R
○入月健一(S.V.G.)
×影・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
判定2-0 (30-29/30-29/29-29)

第5試合 63kg契約 3分3R
×川井りん太郎(Kインター柏)
○SHOWYA(チームバークス)
判定0-3 (29-30/28-30/28-30)

第4試合 ウェルター級 3分3R
○左 禅丸(レグルス池袋)
×杉内 勇(チームROKEN)
判定2-0 (30-29/29-29/29-28)

第3試合 60.5kg契約 3分3R
×川崎 亮(尚武会)
○田口真也(名古屋JKファクトリー)
判定0-3 (25-28/25-28/25-28)

第2試合 ウェルター級 3分3R
△セバスチャン中村(レグルス池袋)※中村貴之 改め
△三縄良太(尚武会/超人クラブ)
判定1-1 (29-29/30-29/29-30)

第1試合 63.5kg契約 3分3R
×GOEMON(新宿ジム)
○青木宏樹(GTジム)
1R 2'33" KO (右膝蹴り)

ムエロークジュニアトーナメント
○伊藤紗弥(尚武会/M-1ジュニア35kg級王者)
×齋藤絋也(ドラゴンジム)
判定3-0 (20-18/20-18/20-18)

ムエロークジュニアトーナメント
○那須川天心(K-RIVER)
×名倉彗吾(堀切KMC桜/元M-1ジュニア30kg級王者)
2R 1'40" KO

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