Home > REPORTS > M-ONE > 健太、元ラジャダムナン王者に完勝。ヤスユキ、スターボーイの牙城崩せず:6.19 有明

健太、元ラジャダムナン王者に完勝。ヤスユキ、スターボーイの牙城崩せず:6.19 有明

ウィラサクレック・フェアテックス「M-ONE 2016 vol.2」
2016年6月19日(日) ディファ有明
 3月に「STOP THE ゴンナパー」に成功し、5月には大和侑也にリベンジし、7連勝と絶好調の健太。今回は新日本キックの石井宏樹を肘でKOした元ラジャダムナン王者のデッピカーをローで追い詰め、肘で切り裂き完勝した。ヤスユキは梅野源治とも引き分けているスターボーイと対戦したが、圧力をかわしきれず判定負け。8月のREBELSの梅野戦を前に3連敗となってしまった。
  レポート&写真:井原芳徳


第14試合 61kg契約 3分5R
○スターボーイ・クワイトーンジム(タイ/元WPMF世界フェザー&スーパーフェザー級王者/60.15kg)
×ヤスユキ(Dropout/REBELS-MUAYTHAIスーパーフェザー級王者/60.9kg)
判定3-0 (49-48/49-48/49-48)

 ヤスユキは3月のM-ONEのヨードレックペット戦に続き、8月7日のREBELSで対戦する梅野源治がこれまで戦ったタイ人との試合が続く。スターボーイは過去に長嶋大樹、SHIGERUに1R TKO勝ちし、3月のNO KICK, NO LIFEでは梅野から肘でダウンを奪って引き分けている。ヤスユキは5月8日のNJKFで羅紗陀に判定負けしており、強豪相手に厳しい戦いが続く。



 1R、圧力をかけてくるスターボーイに対し、ヤスユキは左のジャブを放ったり左肘を立てたりしながら回って距離を取り続ける。時折スターボーイのミドルをもらうが、ヤスユキもミドルや前蹴りを返し、まだ互角に戦っている印象だ。



 2Rもヤスユキは同様の試合運びで、左ハイやバック肘をもらう場面があるが、ヤスユキはひるむこともステップを止めることもなく、表情を変えずのらりくらりと戦い続ける。その後もスターボーイはハイキックを放って来るが、ヤスユキは反応してスウェーしたり、しゃがんだりしながらうまくかわし続け、観客をどよめかせる。3Rには飛び膝をかわす場面も見られた。
 だがヤスユキは巧さは存分に見せつけているものの、そこからなかなか思うように攻撃を当てることができない。スターボーイは大技だけでなく、右ミドルを随所で的確に当て続け、ヤスユキの脇腹が次第に赤くなる。



 5Rはヤスユキが肘でスターボーイの眉間を切り裂き、相手のお株を奪うようなファイトを見せ、ようやく挽回できたものの、倒す攻撃につなげることはできず試合終了。ヤスユキワールド全開な試合ではあったが、スターボーイに対日本人初黒星をつけることはできなかった。



◆ヤスユキ「今日はちょっとしんどかったですね。途中で疲れちゃいました。相手の圧力が強かったです。なんとか回り込めたらなと思ったんですけど、うまく行かなかったですね。組むしかない状況になりますよね。思った以上にキツかったですね(苦笑)。ミドルを当てられ続けてポイントでは負けてたんで、かといってもうちょっと蹴れたら良かったんですけど、蹴りが出せないぐらい詰められましたね。
 今回は相手が大きく見えましたね。捌けませんでした。梅野選手とスターボーイ選手の試合は映像では見ていたんですけど、これを思うと梅野選手は圧力は相当なもんなんだなと改めて感じました。だから8月に向けて対策も練れますし、ここで一発逆転と行きたいところですけど。
 今回の試合を見たら梅野選手有利が大方の予想でしょうけど、なんとか覆したいですね。致命的なダメージは追わなかったんで、ちょっと休んで、しっかり練習に励みたいと思います」


第13試合 65kg契約 3分5R
○ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックス/WPMF世界スーパーライト級王者/64.7kg)
×UMA(K&K BOXING CLUB/元REBELS 65kg級王者/64.85kg)
判定3-0 (50-46/50-46/50-46)

 UMAは4月のシュートボクシングでタップロン・ハーデスワークアウトにパンチでKO勝ち。タイ人との連戦となった。ゴンナパーは3月に健太に敗れるまで5年間対日本人無敗を続けてきた強豪。今回もその強さを存分に発揮する。
 1R、両者サウスポーに構え、リーチで勝るUMAは右のミドルや前蹴りを狙うが、ゴンナパーも距離が近づけば右ストレート、離れれば左右のミドルを的確に当てる。2Rには左ハイもクリーンヒット。中盤からは左ローのヒットを増やし、これが3R中盤あたりから効き目を発揮するように。



 4Rはゴンナパーが左ローを何発も当て、UMAは後退。ゴンナパーはロープに詰めて右アッパーや左ハイも絡めてUMAを追い詰める。5Rも左ローを当て続け、UMAはダウンは免れ強靭な精神力を見せつけるも、時間いっぱいまで耐えるのがやっと。ゴンナパーの完勝に終わった。




第12試合 66kg契約 3分5R
×デッピカー・ノー・カンブッ(タイ/元ラジャダムナン認定ライト級王者/64.65kg)※エークピカート・モー・クルンテープトンブリー 改め
○健太(E.S.G/WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者/66.0kg)
判定0-3 (47-49/47-49/47-49)

 健太は3月のM-ONEで対日本人10戦全勝のゴンナパーに初めて土をつけ、5月には大和侑也にリベンジし、昨年9月から7連勝と絶好調。試合間隔も短く、28歳の今が一番脂が乗った時期といえよう。対するデッピカーは3年前に新日本キックで石井宏樹に肘でKO勝ちし、ラジャダムナンのベルトを獲得した選手だ。



 デッピカーは首相撲になると左肘を放ち、離れれば左ハイを放って来るが、健太はしっかり反応し、かわしたりブロックを続ける。距離ができれば健太はパンチのフェイントからの右ローを着実に当て続け、時折ロープに詰めては左ボディも効かせる。



 3Rまではほぼ五分の展開だったが、4Rに入ると健太のローをもらったデッピカーが後退するように。健太は足への攻撃だけでなく、右のボディストレートも絡めて下へ意識を向けさせつつ、接近戦で逆にデッピカーの得意とする肘打ちを当て、デッピカーの眉間と額を切り裂き大出血させる。健太は5Rもローを随所で当て、最後はデッピカーもあきらめてステップアウトする展開となり試合終了。健太が持ち前の引き出しの多さを活かしてデッピカーに完勝し、連勝を8に伸ばした。






第11試合 ライト級 3分5R
△SHIGERU(新宿レフティージム/元WPMF世界スーパーフェザー級暫定王者/61.23kg)
△シントンノーイ・ソージン・ジャルンガンチャン(タイ/60.75kg)
判定0-1 (48-49/48-48/48-48)

 SHIGERUは4月のMAXムエタイで引き分けたキティサック・スラシンナットと戦う予定だったが、直前に欠場し、同じくMAXムエタイを主戦場とするシントンノーイと戦うことに(梅野源治と戦った選手とは別人)。
 試合はシントンノーイがロープを背負い、SHIGERUがパンチを狙うが、思うように当てられず、逆にシントンノーイが随所で左ミドル、ハイ、膝を当て続ける展開。僅差ながらもシントンノーイが好印象を残す。



 4R、開始すぐにSHIGERUがパンチを当ててシントンノーイをぐらつかせるが、接近戦になったところでシントンノーイが肘をお返し。SHIGERUが右まぶたを切りドクターチェックを受ける。しかしSHIGERUはここから圧力がより強まり、パンチの連打を当ててシントンノーイを度々ひるませることに。5Rもその流れは変わらず、追い上げで観客を沸かせたものの、逆転はならずドローに終わった。


第10試合 55kg契約 3分3R
×ルークトン・ウォーアランヤー(タイ/57.0kg)
○KOUMA(ウィラサクレック・フェアテックス荒川/WPMF日本スーパーバンタム級王者/54.75kg)
1R 1'49" KO (左ストレート)

 4連勝中のKOUMAが17歳のタイ人と対戦。ルークトンは計量時、スタッフに体を支えられながら体重計に乗る状態で、結局2kgオーバー。KOUMAはルークトンへの減点等のペナルティを拒否し試合が行われた。開始すぐからKOUMAがパンチで圧力をかけ、ルークトンは力なく何度かバランスを崩す状態が続く。最後はKOUMAがルークトンが組んで来たところで左ストレートを当ててあっさりとKOした。


第9試合 52kg契約 3分3R
×岩浪悠弥(橋本道場/INNOVATIONフライ級王者/52.0kg)
○ジョッキーレック・GTジム(タイ/GTジム/51.8kg)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

 ジョッキーレックは1週間前のKrushに鷹大の代役で緊急出場し、パンチや膝蹴りで3ダウンし1R KO負けしているため、多くの団体の安全基準なら欠場となるところだが、予定通りに今回のM-ONEに出場した。
 1Rは岩浪がサウスポーからの左ミドル、ハイ、右ローを的確に当てて優勢だったが、2R中盤からジョッキーレックが得意の首相撲に持ち込むと、膝、肘を当ててじわじわと主導権。3Rはミドルキックの攻防でもジョッキーレックが岩浪を上回り逆転勝ちした。


第8試合 女子ピン級(45.36kg) 2分3R
○Little Tiger(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪/WMC世界女子王者、WBCムエタイ・インターナショナル・女子アトム級王者/45.0kg)
×MARI(ナックルズGYM/J-GIRLSミニフライ級7位/45.0kg)
判定3-0 (30-28/30-27/30-27)

 圧力で勝るMARIのパンチをもらってしまう場面もあったTigerだが、タイミング良く左ミドル、ハイ、膝等を当て続けてタイ人ジャッジに好印象を残し判定勝ちした。


第7試合 60kg契約 3分3R
○津橋雅祥(エスジム/蹴拳ムエタイ・スーパーフェザー級王者/60.0kg)
×琢磨(東京町田金子ジム/NJKFスーパーフェザー級2位/60.0kg)
判定2-0 (29-28/30-28/29-29)

 M-ONEのリングで蹴拳とNJKFの対抗戦。津橋がサウスポーからの左ミドルを当て続け、2Rには左肘で琢磨の右まぶたを切り裂き、3Rも主導権を譲らす完勝した。


第6試合 52kg契約 3分3R
×隼也ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪/元WPMF日本&MA日本フライ級王者/51.9kg)
○大田拓真(新興ムエタイジム/NJKFフライ級2位/52.0kg)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

 隼也がロー、パンチの一発一発の重みで途中まで印象を残していたが、時間が進む連れパワーが落ちてくると、16歳の新鋭・大田のスピードのある左ミドル、右ハイといった蹴りのヒットが増え、3Rは一方的に攻め続け逆転勝ち。5月のNJKFでの片島聡志戦に続きウィラサクレック勢を撃破し、デビュー以来の無敗記録を8に伸ばした。


第5試合 スーパーライト級 3分3R(延長1R)
○夢・センチャイジム(センチャイムエタイジム/ムエタイオープン王者/63.35kg)
×NOBU BRAVELY(BRAVELY GYM/WPMF日本4位/63.15kg)
判定2-1 (30-27/29-28/29-30)

 1RはNOBUのパンチの圧力に押され気味の夢だったが、2Rから首相撲で膝を当てると、少しずつ流れをつかみ、ミドルと膝を的確に当て続けて逆転勝ちした。


第4試合 バンタム級 3分3R
○スーパーボーイ・リバイバルジム(タイ/リバイバルジム/53.52kg)
×片島聡志(ウィラサクレック・フェアテックス池袋/WPMF日本2位、元同スーパーフライ級王者/53.45kg)
1R 2'29" TKO (レフェリーストップ:左肘打ちでダウン後)

 26歳のスーパーボーイはこれが日本デビュー戦。172センチとこの階級では長身で、サウスポーからの左ミドルを軽々と当て続け、左肘で片島の額を切り裂き血だるまにすると、最後はロープ際に詰めてからの左肘で片島をマットに沈め、観客を驚かせた。


第3試合 女子52kg契約 2分3R
×ノンメー・サンラム(タイ/50.4kg)
○トモコSP(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪/元J-GIRLSフライ級王者/52.0kg)
2R 1'15" TKO (レフェリーストップ:パンチ連打でダウン後)

 1R序盤からトモコが左ミドルを効かせつつ、次第にパンチの連打で16歳のノンメーを後退させ、2Rにパンチの連打をもらってトモコが背中を向けたところでレフェリーがストップした。


第2試合 61kg契約 3分3R
×倉科大地(ゴールデングローブ/60.8kg)
○雅King(ウィラサクレック・フェアテックス西川口/60.75kg)
判定0-3 (28-30/28-30/28-30)

第1試合 フェザー級 3分3R
×渡邊秀康(レンジャージム/56.75kg)
○千羽裕樹(スクランブル渋谷/57.15kg)
1R 1'12" TKO

OP第2試合 56.5kg契約 3分3R
○浜川慎司(ウィラサクレック・フェアテックス池袋/56.5kg)
×ケンタ感激(エスジム/55.6kg)
2R 2'33" TKO

OP第1試合 63kg契約 3分3R
○聖也(ウィラサクレック・フェアテックス西川口/62.8kg)
×松本英司(アントジム/63.0kg)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

Home > REPORTS > M-ONE > 健太、元ラジャダムナン王者に完勝。ヤスユキ、スターボーイの牙城崩せず:6.19 有明

 - PR - Martial World presents Gym Village
Gym Village でジムを探そう!
Gym Village おすすめジム

格闘技医学会
有楽町線・副都心線直通 東武東上線「朝霞」南口 徒歩1分
強くなるを、医学する。現場で役立つ格闘技医学を研究/公開/実践中!

さらに詳しく

府中ムエタイクラブ
京王線「東府中」徒歩30秒
元世界チャンピオンが教えるムエタイ、キックボクシングジムです。 見学、無料体験歓迎!

さらに詳しく

おすすめジム欄へのジム広告掲載について

格闘技医学会&ISAMI共同開発 KO養成サンドバッグ