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武田一也が防衛。ピンサヤーム、ロバーツ、古田恭人が新王者に:1.19 後楽園

士道館新春興行 MAキック世界、日本4大タイトルマッチ
2014年1月19日(日) 後楽園ホール
  レポート&写真:井原芳徳


第11試合 WMAF世界スーパーウェルター級タイトルマッチ 3分5R
○武田一也(JMC横浜GYM/王者、ラジャダムナン7位)
×マット・アラビアジム(タイ/アラビアジム/挑戦者、元ラジャダムナン・ウェルター級5位)
3R 1'49" KO (左右のボディフック連打)
※武田が2度目の防衛

 武田は昨年11月のカン・ミンソク戦に続く2度目の防衛戦。士道館新春興行といえば海外に多数ある士道館の支部から選手が参戦するのが恒例で、当初、武田の相手にラシッド・ブマラク(モロッコ/士道館ベルギー)が用意されたが、ベルギーの日本大使館より渡航に必要なビザが発行されなかったのが理由で欠場してしまった。
 代わって急きょ用意された挑戦者はマット・アラビアジム。かつてテーチャカリン・チューワッタナ、マット%自演乙%魁塾といったリングネームで新日本キックやDEEP KICKに上がっていたことのある選手だ。



 1R、武田はローをコツコツと当ててリズム良く攻めるが、マットも時折鋭い右ミドルを当て、右肘も振り回して武田を脅かす。2Rも同様の展開が続いたが、武田の左のボディフックでマットの動きが止まり、続けざまに武田がバックハンドブローを空振りさせてマットを後退させると、右のストレートをクリーンヒットさせてマットをひるませる。
 3R、マットも右の肘打ちで武田をダウン気味にぐらつかせる場面を作ったが、武田はすぐ立ち上がると、左ボディフックと右の膝蹴りを連打してダウンを奪取。マットは立ち上がるもダメージは大きく、最後は武田が左右のボディフックを連打して、マットを戦意喪失に追い込んでKO勝ち。2度目の防衛に成功した。




第10試合 第20代MA日本フェザー級王座決定戦 3分5R(延長1R)
○マキ・ピンサヤーム(タイ/真樹ジムAICHI/MA日本1位、元ルンピニー認定バンタム級&スーパーバンタム級王者)
×リョウ・ペガサス(アカデミア・アーザ/MA日本5位、J-NETWORK 3位、RISE 1位)
2R 0'58" TKO (ドクターストップ:左肘打ちによる顔面のカット)



 11月の後楽園大会で組まれていたが、リョウの練習中の負傷(右肋軟骨損傷)により延期となっていた一戦。1R、開始すぐからリョウが左右に細かく動いてローキックを当てるが、ピンサヤームはしばらく様子を見た後、距離を詰めて右肘でリョウの頭部を切り裂く。ドクターチェック後、再開したが、その後もピンサヤームは執拗に肘を放ち続け、2Rには左の縦肘でリョウの顔面を切り裂きドクターストップ。ルンピニー二冠王の怖さを存分に見せつけ完勝し、タイ人初のMA日本王者となった。


第9試合 第7代MA日本ヘビー級王座決定戦 3分5R(延長1R)
×楠ジャイロ(ブラジル/志村道場/MA日本1位、J-NETWORK王者)
○アレックス・ロバーツ(米国/空柔拳会館/MA日本2位、J-NETWORK 1位)
3R 2'13" KO (顔面への左膝蹴り)
※ロバーツが新王者に

 両者は11月の後楽園の王座決定トーナメント準決勝に出場し、楠は大石亨をパンチでKOし、ロバーツは林武重に肘によるカットでTKO勝ちし、決勝に駒を進めた。
 1R、ロバーツが左右に動いて距離をキープしながら左右のローをコツコツ当て続けていたが、中盤に差し掛かり、楠が距離を縮めてボディと顔面に右のパンチを連打。するとロバーツはひるみ、楠がパンチラッシュで追い詰める。ロバーツは首相撲の状態で防御しようとするが、その体勢のまま楠が振り回すパンチを浴び続けているとダメージが溜まり、尻餅をついて少し苦しそうな表情を見せたところでシーナレフェリーからダウンを宣告される。その後も楠はパンチのラッシュを続けて再びダウンを奪取。ロバーツは時間いっぱいまで耐え、3ダウン目はなんとか免れる。
 2Rもロバーツは回ってローを当て続け、楠の時折出すパンチラッシュにも耐え続けると、中盤に左の奥足狙いのローが効き目を発揮。足の止まった楠を首相撲で捕まえてボディに膝を連打し攻勢に転ずる。その後も楠はパンチラッシュを仕掛けるが、1Rのような勢いは無く、ロバーツがローと膝蹴りで攻勢をキープする。



 3Rもロバーツが楠のパンチをもらっても耐えてローを効かせると、首相撲の体勢から今度は顔面狙いで膝蹴りを連打し、楠から逆転のダウンを奪うことに成功。楠はそのまま立ち上がれず、ロバーツの逆転KO勝ちとなった。ベルトを巻いてマイクを持ったロバーツは「甘かった」と反省の第一声を日本語で放つと場内は笑いに包まれ、関係者に感謝を述べると共に「これから強いチャンピオンになります」と宣言した。


第8試合 第18代MA日本フライ級王座決定戦 3分5R(延長1R)
×松崎公則(STRUGGLE/MA日本1位、WPMF日本スーパーフライ級王者)
○古田恭人(はまっこムエタイジム/MA日本4位、WPMF日本2位)
判定1-2 (シーナ48-49/松宮49-48/少48-49)
※古田が新王者に

 松崎がサウスポー、古田がオーソドックスに構え、ミドルキックを打ち合い、松崎がカウンターのストレート、古田が右ローもヒットさせる展開が続く。2R終盤には松崎の左のインローで古田がバランスを崩す場面もあったが、まだ大差は無い。3Rに入ると、松崎が首相撲からの膝蹴りと崩しを多用するように。古田は変わらず右のミドルとローを当て続ける。3R終了時点のジャッジの中間集計は古田に1ポイントが入っている。

 4R以降も松崎の膝、古田の右ミドルの削り合いで、なかなか均衡は崩れず。だが5R終盤になってくると、松崎の手数が落ちてくる。最後まで僅差のラウンドが続き、両陣営とも延長戦に備えてリカバリーに集中した後、読み上げられた採点はスプリットとなったが、古田が2票を獲得し、判定勝ちで初のタイトル獲得に成功。ライト級の高橋幸光に続き、はまっこムエタイジムに2人目のMA日本王者が誕生した。
 





第7試合 65kg契約 3分3R
○恭士朗(士魂村上塾/MA日本スーパーライト級7位)
×Szeto Chun yu(中国/士道館香港)
1R 1'20" KO (3ダウン:左ハイキック)

第6試合 72kg契約 3分3R
○小林 準(JMC横浜GYM/MA日本スーパーウェルター級9位)
×Juan Manuel Castro(メキシコ/士道館メキシコ)
不戦勝 (Castroの欠場)

第5試合 スーパーフェザー級 3分3R
△鋭司(HIMIジム)
△花堂左坤(亀の子道場)
判定1-1 (28-29/30-29/29-29)

第4試合 66kg契約 3分3R
○ベハラノ・ヒデキ(TOP KING)
×竹本雄一(小鉄組)
2R 1'15" TKO (ドクターストップ:肘打ちによる額のカット)

第3試合 63kg契約 2分3R
×河野俊介(士道館)
○Andres Valverde Arias(コスタリカ/士道館コスタリカ)
判定0-3 (28-30/28-30/29-30)

第2試合 68kg契約 2分3R
○SHINGI(士道館飯島)
×竹市一樹(RKS二刃会)
判定3-0 (29-28/30-28/30-28)

第1試合 ヘビー級空手マッチ 3分1R
×新井 誠(士道館飯島)
○大石 亨(士魂村上塾/元MA日本ヘビー級王者)※Bakkioui Khaled(ベルギー)から変更
合わせ一本

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