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森井洋介、正王者に。梅野源治戦を熱望:4.10 有明

M-1 FAIRTEX ムエタイチャレンジ がんばれニッポン! RAORAK MUAY vol.1
2011年4月10日(日) 東京・ディファ有明
  レポート&写真:井原芳徳


第12試合 トリプルメイン(3) WPMF日本フェザー級タイトルマッチ 3分5R
○森井洋介(藤原ジム/暫定王者)
×長嶋大樹(ONE'GOAL/1位)
5R 2'02" TKO (ドクターストップ:肘打ちによる顔面のカット)
※森井が正王者に

 森井は通算戦績17戦15勝(5KO)1敗1分の22歳の新鋭。昨年12月の藤原祭りで玲央を1R KOし暫定王者となった。元々藤原祭りでは、今回の相手・長嶋と王座決定戦を行う予定だったが、長嶋は10月のNAGOYA KICKでの石橋真幸との王座挑戦者決定戦で負傷。今回仕切りなおしのタイトルマッチが組まれた。
 全日本キック時代から成長株として期待されていた森井に比べ、知名度の低い長嶋だが、8月のJ-NETWORKフェザー級タイトルマッチで、王者・佐藤政人相手に判定1-1の接戦を繰り広げた実力者。NAGOYA KICKでの挑戦者決定戦では、石橋のセコンドについた佐藤嘉洋が、試合後長嶋のもとを訪れ、「今日の試合は本当に勉強になりました」「次の試合(11月のK-1 MAX世界一決定トーナメント)の参考にします」と声をかけたというエピソードもあるほど。そして今回の森井戦も、敗れたものの大きなインパクトを観客に残すこととなる。



 1R、静かなローの打ち合いから幕を開けるが、やや優勢なのは森井。藤原ジムの選手特有の細かく素早い動きで長嶋をかく乱し、終盤には左の縦肘一発でダウンを奪う。森井はさらにパンチと肘の猛ラッシュ。長嶋は左目下の出血が激しく、ラウンド終了と同時にドクターチェックを受ける。
 2Rも序盤、森井が左右の肘を当てて主導権。長嶋は再び血だるまになるが、前に出て右のフックとローをお返し。ジャッジ1者は森井にポイントをつけたが、2者はドローと、ほぼ五分の展開に持ち込む。
 



 3Rも長嶋は出血が激しくなり、再びドクターチェックを受けたが、2R同様休まず前に出て、右のフックとロー、左ボディをヒット。ジャッジは3者とも10-10。長嶋は尻上がりで勢いを増すのに対し、森井の手数が落ち、4Rに入るとジャッジは3者三様。いくら肘とパンチをもらいながらも前に出る長嶋に、場内からも驚きの声が起こる。最終ラウンドになると、ポイントで優勢の森井も残りの力を振り絞り、真っ向からパンチと肘の打ち合い。一進一退の展開となるが、長嶋は出血がよりいっそう激しくなり、通算3度目のドクターチェック。本人は続行を強く希望したが、惜しくもドクターストップとなってしまった。




 死闘の末、正式な王者となった森井は「長嶋選手、ほんと強かったです」と挑戦者を称えた後、「世界の強い選手とも戦いたいけど、他に日本人にも強い選手がいます。PHOENIXの梅野選手、僕は絶対負けないんで、面白い試合になると思うんで、ぜひ試合を組んでください」と、M-1同級王者の梅野源治との対戦を熱望。最後に「今、地震や原発の問題で日本に元気が無いですけど、みんなに勇気を与える試合を俺がやります」とアピールした。




第11試合 トリプルメイン(2) WPMF日本スーパーバンタム級王座決定戦 3分5R
○清水雄介(尚武会/1位、元J-NETWORKバンタム級王者)
×梅原タカユキ(TARGET/2位)
判定3-0 (シーナ50-46/チャンデー50-46/北尻50-45)
※清水が新王者に



 リーチで勝る清水が、1Rから左のボディ、前蹴り、右のローを多く当てて優勢。2Rは右肘や左フックも当ててポイントを重ねる。3Rに入ると、梅原も右ローをお返しし、ジャッジ2者がドローにする展開に。4R、清水の攻撃の空振りが増えてきたが、肘打ちで梅原の右まぶたを腫れ上がらせ、ジャッジ3者からポイントを得る。最終ラウンド、ややローが効いている様子の清水は、時折構えをスイッチし、バックステップを多用するようになるものの、時折パンチを連打して印象を良くし、さらにポイントを突き放す形で判定勝ちを果たした。ベルトを巻きマイクを持った清水は「やっと2本目のベルトを取れました。取れるベルトは全部取りたいです」と語った。




第10試合 トリプルメイン(1) WPMF日本バンタム級王座決定戦 3分5R
○一戸総太(WSRフェアテックスジム/3位)
×野呂裕貴(エスジム/2位、元NKBバンタム級王者)
1R 2"44" KO (右フック)
※一戸が新王者に



 サウスポーに構えた野呂に対し、一戸は慎重に右ミドルを当て続けた後、得意の右ハイをクリーンヒット。ぐらついた野呂はすぐに右フックに前に出るが、一戸は相打ちになりながらも右フックをヒット。野呂は真後ろに倒れたまま立ち上がれず、そのままKO負けとなった。青森出身の一戸は「地震の影響で応援に来られなかった人たち、地元の人たちに勇気を与えられたかな?」とベルトを巻いて笑顔で語った。




第9試合 日本VSタイ 大将戦 63kg契約 3分5R
○カノンスック・ウィラサクレック(タイ/WSRフェアテックスジム/WPMF世界ライト級王者)
×高橋誠治(東京町田金子ジム/WBCムエタイ日本スーパーライト級王者)
1R 2'52" TKO (ドクターストップ:左肘打ちによる右目下のカット)

 両者サウスポーに構え、テコンドーがベースの高橋は右ハイやバックスピンキックを放つが、やや距離が近い。だが終盤、右の前蹴りで突き放して距離を作った直後、右ハイをクリーンヒット。少しひるんだカノンスックに、右のカカト落としも当てる。だが、カノンスックはすぐ組み付くと、左肘一発で高橋の目の下をカット。出血は少なかったが傷が深くドクターストップ。カノンスックがムエタイの怖さを見せつけ、日本VSタイ対抗戦をタイ人の勝ち越しで締めくくった。




第8試合 日本VSタイ 副将戦 バンタム級 3分5R
×ナロンチャイ・ドラゴンテイルジム(タイ/ドラゴンテイルジム/元ラジャダムナン・フライ級8位)
○藤原あらし(バンゲリングベイ・スピリット/WBCムエタイ日本バンタム級王者・WPMF日本Sフライ級1位)
3R 0'42" KO (左ローキック)

 両者サウスポーに構え、ナロンチャイは時折左のミドルや肘を当てるが、あらしは落ち着いて対処し、着実に前足に左右のローをヒット。2Rには長時間ナロンチャイをコーナーに追い詰め、接近すれば膝、離れれば左ローを当て、じわじわとナロンチャイを痛めつける。そして3R、左ロー一発でダウンを奪うと、ナロンチャイは苦痛の表情を浮かべてそのまま立ち上がれずノックアウト。あらしが難なく勝利をおさめた。



第7試合 日本VSタイ 中堅戦 70kg契約 3分3R(延長1R)
○スウィレック・ラジャサクレック(タイ/ラジャサクレックジム)
×清水 武(藤原ジム/WPMF日本スーパーウェルター級1位)
4R 0'39" TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる額のカット)

 1Rからスウィレックが、下がりながらも右ミドルを度々ヒットさせて主導権。3R、清水もパンチで必死に前に出るが、クリンチで防御されてしまう。試合は延長にもつれこんだが、前に出てきた清水を突き放したスウィレックが右肘を清水の額にクリーンヒットし、あっさりと試合を終わらせた。



第6試合 日本VSタイ 次鋒戦 フェザー級 3分3R(延長1R)
○コムパヤック・ウィラサクレック(タイ/WSRフェアテックスジム/M-1スーパーバンタム級王者)
×梅原ユウジ(STRUGGLE/WPMF日本4位)
判定3-0 (30-28/30-28/30-27)

 1Rこそ右のストレートやアッパーを当てていた梅原だが、コムパヤックの重みのある左フックや左ミドルをもらい、2Rに入るとほとんど攻撃を出せない状態に。3R序盤にはコムパヤックの右肘で左まぶたが腫れる。その後、偶然のバッティングでその箇所から出血。結局最後まで流れは変わらず、コムパヤックの判定勝ちとなった。



第5試合 日本VSタイ 先鋒戦 ライト級 3分3R(延長1R)
×パッカシー・ウィラサクレック(タイ/WSRフェアテックスジム)
○塚原光斗(クロスポイント古河/WPMF日本5位)
2R 1'37" KO (右フック)

 パッカシーの左の膝蹴り、右ミドル、肘打ちに苦しめられた塚原だが、前蹴りを駆使しつつ、1Rにはストレートの連打を決める場面も。2Rにはローブローにも苦しめられたが、再開後、右フック一撃で見事パッカシーをKO。対抗戦で日本側に幸先良い勝利をもたらした。



第4試合 チャリティーマッチ交流戦 47㎏契約 2分3R(延長1R)
○ちはる(WSRフェアテックス/M-1女子ミニフライ級王者)
×山田純琴(y-park/NJKF BONITA BOXEOアトム級1位)
判定3-0 (30-27/30-28/30-28)


第3試合 WPMF日本ライト級王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
×Masaru(MONKEY☆MAGIC/WPMF日本2位)
○金澤元気(新宿レフティージム/WPMF日本6位)
判定0-3 (28-30/27-30/26-30)

第2試合 スーパーバンタム級 3分3R(延長1R)
×出貝泰佑(バンゲリングベイ・スピリット/WPMF日本6位)
○鷹大(WSRフェアテックスジム/WPMF日本9位)
判定0-3 (29-30/27-30/27-30)

第1試合 スーパーバンタム級 3分3R(延長1R)
×キム・ギフン(韓国/バンゲリングベイ・スピリット/WPMF日本8位)
○波賀宙也(立川KBA/NJKF10位)
4R 判定0-3 (9-10/9-10/9-10)



 休憩時間にリング上で、東日本大震災のチャリティイベント「メッタ蹴り!」が行われ、20人近くが参加。M-1ジュニア王者の那須川天心らも参加し、蹴りの連打で観客を盛り上げた。(イベント概要説明記事)



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