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キッズ8階級王座戦。那須川&名倉が防衛:4.3 西川口

M-1 FAIRTEX SINGHA BEER ムエタイチャレンジ
第41回M-1ムエタイアマチュア大会 ~M-1 Kid's CHAMPION CARNIVAL 2011 1st~

2011年4月3日(日)埼玉・ウィラサクレック西川口ジム
 3月11日(金)に起きた東日本大震災の影響を受け、会場となった西川口ジムの照明をリング付近のみ照らし、節電の中での開催となった。開催に先立ち、被災者の一日も早い復興を祈りつつ、10カウントと共に被災者への黙祷を捧げられた。いつもの賑わいが陰を潜め、静かな雰囲気の中で大会の幕が開いた。
  レポート&写真提供:鈴木雄一郎



M-1 25kg級王座決定戦
東原享介(同級1位/WSR池袋)
松土龍冴(同級2位/WSR天王台)
勝者:東原 ※東原が新王者となる。

優音(藤原)が成長に伴い王座を返上、2月11日に次期挑戦者決定戦の決勝戦で激突した東原と松土の間で空位となった王座を争うことになった。両者共に勝てば王座初戴冠となる。
ゴングと同時に勢いよく飛び出し、真っ向から打ち合いとなる両者。すぐさま首相撲からヒザの応酬が続き、中盤以降は互いにパンチ主体の攻防へ。終盤には東原がやや押し気味で試合を運び、右ミドル、首相撲からヒザ。松戸はやや押されながらも、パンチを出しながら前に出て応戦していく。
手数が多かった東原に凱歌が上がり、盟友であり前王者でもある優音(藤原)からベルトを引き継ぐことに成功した。


M-1 30kg級王座決定戦
服部柊斗(同級1位/WSR蕨)
辻龍也(同級2位/WSR三ノ輪)
勝者:辻 ※辻が新王者となる。

溝口達也(尚武会)が成長に伴い王座を返上、上位に位置づけている服部と辻との間で空位となった王座を争うこととなった。服部が勝てば2階級制覇達成、辻が勝てば王座初戴冠となる。
キャリアでは服部有利の感があるが、成長著しい辻の勢いも侮れない。
辻が左ローで牽制すると、服部はすかさず首相撲へ持ちかけていく。そのまま組み合いの展開が続き、距離を置いて服部は右ミドルからワンツーと、基本に忠実なスタイルを取っていく。中盤以降、右ミドルを多用していく辻に、服部はワンツーで応戦。終盤になっていくと、辻のペースとなり、手数で押し切った辻が新王者となった。


M-1 35kg級王座決定戦
黒木翔太(同級1位/尚武会)
榊原雅也(同級2位/チームSK)
勝者:黒木 ※黒木が新王者となる。

名倉彗悟(堀切KMC桜)が成長に伴い王座を返上、上位に位置づけている黒木と榊原との間で空位となった王座を争うこととなった。持ち前のスピードで回転の早いコンビネーションを繰り出す榊原が王座を速攻で奪取するか?それとも黒木が得意の左ミドルで榊原のスピードを抑えて王座奪取となるか?
スピードがありながらも、キレのある動きを見せる榊原。回転の速いパンチから右ミドルと、スピードを活かしたコンビネーションを繰り出していく。一方の黒木は榊原の突進を首相撲で捕まえて勢いを抑えたところで左ミドル。中盤には激しいパンチの打ち合いがなされ、ロープ付近で首相撲からヒザの応酬が続く。その後は組み合いが多い展開となり、そのまま判定へ。勝者を告げられたのは黒木。これには榊原陣営は猛反発。榊原本人も納得が行かない様子でリングを後にすることとなった。一方の黒木は王者となった実感が沸かなかったのか、表情を変えることなくベルトを腰に巻き、リングを後にした。


M-1 40kg級タイトルマッチ
那須川天心(同級王者/チームTEPPEN)
佐々木輝夜(挑戦者/同級1位/尚武会)
勝者:那須川 ※那須川が2度目の防衛に成功。

ジュニア最強王者の那須川が2度目の防衛戦に挑戦。前日にはムエロークに出場、福田海斗(キングムエ)を相手に勝利を収めている。連日参戦となる那須川に、急成長を遂げている佐々木がベルト獲りに打って出る。
ジャブを突きながら、自分の距離を保つ那須川。佐々木は右ローやワンツー、首相撲で那須川に応戦。佐々木のローブローを受け、一時中断となるも、これで火がついたかのように、左ミドルから左ストレート、怒涛のパンチのラッシュを仕掛けて手数で圧倒していく。終始那須川のペースで試合が進み、那須川が判定で勝利し、2度目の防衛に成功した。


M-1女子40kg級王座決定トーナメント

準決勝
佐々木蝶里(尚武会)
大嶋理沙(小島道場)
勝者:佐々木 
※山本帆香がシード権を獲得しているため、佐々木と決勝で王座を争うこととなった。

決勝戦
山本帆香(鍛錬会)
佐々木蝶里(尚武会)
勝者:佐々木 佐々木が初代王者となる。

伊藤紗弥が成長に伴い王座を返上、空位となった王座をトーナメント形式で争うことになった。伊藤と同門にして、M-1ジュニアの常連選手の名を連ねつつある佐々木蝶里(尚武会)がエントリー。
ここに、山本帆香(鍛錬会)と大嶋理沙(小島道場)が加わり、トーナメントがスタート。山本がシード権を獲得し、佐々木vs大嶋の勝者が山本と決勝で空位となった王座を争うことになった。トーナメント初戦は佐々木が勝ち上がり、山本とベルトを賭けて激突することとなった。
序盤から蹴り合いとなり、佐々木が首相撲を仕掛け、崩したところへワンツーをつなげていく。吉良は右ローと右前蹴りを中心に佐々木に応戦。2Rになると佐々木は左右のミドルを連打しながら前に出て積極的に蹴っていく。これにはたまらず吉良は下がってしまう。それでも首相撲で佐々木の勢いを止めにかかろうとする吉良。最後まで蹴り続けた佐々木が判定で勝利し、伊藤が巻いたベルトを、同門である佐々木が引き継ぐことに成功した。



M-1 45kg級王座決定戦
内野隼也(同級1位/WSR三ノ輪)
末永勇一(同級2位/フリー)
勝者:内野 内野が新王者となる。

認定王者となった平本蓮(フリー)が成長に伴い王座を返上、上位に位置づけている内野と末永との間で空位の王座を争うこととなった。内野は強打のパンチを、末永は一撃必殺のヒザをそれぞれ武器としており、”ムエマッド”vs”ムエカウ”というムエタイ特有の図式が成立する。末永は前日にムエロークへ参戦し、連日連戦となる。
序盤から首相撲からヒザの応酬が目立ち、ブレイク後も同様の展開が続いていく。末永が得意の首相撲からヒザへと持ちかけると、内野はこれに付き合い、首相撲からヒザの展開に。互いにほとんどパンチを出すことなく、ミドルや首相撲からヒザの展開が続いていき、そのまま判定へ。内野が判定で末永を下して新王者となった。


M-1女子50kg級初代王座決定トーナメント

準決勝戦
山田愛美(小島道場)
新垣聖羅(WSR蕨)
勝者:新垣 ※新垣が決勝戦進出

準決勝戦
千吉良鮎季(小島道場)
吉良優輝(魁塾)
勝者:吉良 ※吉良が決勝戦進出

勝戦
新垣聖羅(第3代M-1 40kg級王者/WSR蕨)
吉良優輝(魁塾)
勝者:新垣 ※新垣が初代王者になると共に2階級制覇に成功

ジュニアクラスの女子も男子に負けない成長を遂げていることもあり、50kg級女子王座が新設された。ここにはジュニアクラス女子の最強ファイター新垣聖羅(WSR蕨)が満を持して参戦。新垣は過去にM-1 40kg級王座とJ-Girls U-15ミニフライ級王座を保持していたこともあり、名実共にジュニアクラス女子最強を欲しいままにしている。同トーナメントには吉良優輝(魁塾)、千吉良鮎季(小島道場)、山田愛美(小島道場)の関西陣営が参戦。準決勝のカードは山田vs新垣、千吉良vs吉良となり、新垣と吉良が揃って1RKOで決勝へと駒を進めた。

ムチのようにしなるミドルを中心に試合を組み立てていく新垣に対して、組んでパンチを出していく吉良。前に出てくる吉良に、新垣はお構いなしにミドルをバンバン蹴っていく。2Rに入ると、首相撲からヒザの応酬が続いていく。ここでも新垣が完全に主導権を握り、最初から最後まで新垣ペースとなり、判定で新垣が勝利。ぶっちぎりで初代王座を獲得すると共に、40kg級に続いて2階級制覇に成功した。


M-1 55kg級タイトルマッチ
名倉拓海(同級王者/堀切KMC桜)
小賀龍二(挑戦者/同級1位/萬田道場)
勝者:名倉 ※名倉が初防衛に成功

名倉が初防衛戦に挑戦。過去に40kg級と50kg級の王座を獲得、M-1ジュニア初の3階級制覇の偉業を成し遂げている。その名倉の持つ王座に挑戦するのは、次期挑戦者決定戦で勝ち上がった小賀。2月11日の次期挑戦者決定戦で九州陣営が相次いで敗退する中で唯一勝ち残った、いわば九州陣営の最後の砦。名倉が3階級制覇を成し遂げた実力を余すことなく発揮して防衛を果たすか?それとも小賀が最後の砦を死守して王座初戴冠となるか?

開始早々、小賀はパンチのラッシュを仕掛け、首相撲からヒザへと持ちかけていく。名倉もこれに応戦する形で首相撲からヒザ。やがてミドルとパンチの打ち合いがなされ、両者一歩も引かず。小賀は前に出る姿勢を貫き、右ローと右ストレートを打っていく。名倉は右ミドルから首相撲とヒザ。終盤は名倉が首相撲で主導権を握り、判定で勝利。初防衛に成功し、3階級制覇たる実力を見せ付けた。


◆ワンマッチ

安本晴翔(士道館橋本道場)、平本蓮(WSR池袋)、優音(藤原)、溝口達也(尚武会)、須永大護(WSR蕨)、名倉彗悟(堀切KMC桜)、伊藤紗弥(尚武会)のM-1ジュニア王者クラスが大挙参戦。試合後は自分が巻いたベルトの行方を見守っていった。

WPMF&WMC世界ミニフライ級王者の神村エリカ(TARGET)が手塩にかけて育てているという、須方星(TARGET)がワンマッチを2試合消化し、いずれも勝利。試合の合間に神村がリングへ上がり「子供達にはもっともっと頑張ってほしい。自分も負けないくらい強くなるので、一緒に頑張りましょう」とジュニア達に向けてエールを送った。M-1 女子ミニフライ級王者のちはる(WSRフェアテックス)も神村と共にリングへ上がり、神村同様のコメントを残し、その後「もう一回、よろしくお願いしまーす」とさりげなく再戦をアピールする場面も。

試合後、ジュニア達による記念撮影が行われ、無邪気にはしゃぐ姿がリング上で見られた。リング上で対峙するときは敵同士でも、リングを下りればノーサイド。対戦した者同士、リングに駆け寄った親や友人達がが構えるカメラに仲良く写る光景が多々見受けられた。無邪気に見せる笑顔には、応援に駆けつけた親であったり友人であったり、その光景を前に肩を撫で下ろした気持ちになったはず。勝った選手、惜しくも敗れた選手共々、更なる飛躍が遂げられるよう、頑張ってほしいものである。

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