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ジョームトーン、ゲーオとのタイ頂上対決制す

M.I.D Japan プレゼンツ M-1 FAIRTEX SINGHA BEER ムエタイチャレンジ2009 Yod Nak Suu vol.2
2009年6月21日(日) 東京・ディファ有明
  レポート&写真:久保与志  [→第9〜11試合のM-1 4階級王座戦の記事]


第8試合 60kg契約 3分5R
×ゲーオ・フェアテックス(タイ/フェアテックスジム/WBCムエタイ世界Sフェザー級王者、元ルンピニー・フェザー級王者、元タイ国プロムエタイ協会2階級王者)
○ジョームトーン・チューワッタナ(タイ/チューワッタナージム/WBCムエタイ世界フェザー級王者・元ラジャダムナン同級王者)
判定0-2 (48-49/50-50/49-50)

 互いにサウスポーに構える両者。ローの蹴り合いから、ジョームトーンはリーチ差を活かして槍のような右ジャブを突いていく。ゲーオは右をリードブローにして鋭い左ストレート。ジョームトーンは左ローをゲーオのふくらはぎにピンポイントでヒットさせていく。パンチ、キックともに互いに戻しが速く、カウンターの機会を与えない息をのむような緊迫した攻防が続く。ジャッジも3名とも10-10のイーブン。この日はこの試合とタイトルマッチで採点がラウンド毎に発表された。

 2R、ゲーオは左ストレートを狙いながら、ジョームトーンの右ジャブをかわして引っかけるような右フックを合わせ始める。ゲーオが左肘打ちでジョームトーンの頬をカット。ゲーオはジャブをかいくぐりながら左ストレートを打ち込むが、ジョームトーンもスウェー、ヘッドスリップで避けてクリーンヒットを許さない。ジョームトーンは左ローでゲーオのバランスを崩すと肘打ちを強振。自らが負った傷よりも大きくゲーオの額を切り裂く。このラウンドは肘打ちが評価されたか2名が10-9でジョームトーンを支持し、ポイントでリードする。

 3R、互いにミドルを蹴りあう中、ゲーオが右ロングフックをヒットさせてジョームトーンを後退させる。ゲーオはさらに左ミドルを叩き込み、左ローでジョームトーンの軸足を払い転倒させる。ゲーオは左ミドル、変則的な横前蹴りも見せるなど手数でジョームトーンを圧倒するが、ジョームトーンはゲーオの左ストレートを紙一重でかわし決定打は被弾しない。3Rは1名が10-9でゲーオを支持。ゲーオがポイントでも盛り返し、拮抗した試合展開が続く。

 4R、ゲーオはジョームトーンの右ジャブをスウェーでかわして左ストレートを放つが、ジョームトーンもこれをかわして互いに笑顔を見せる。互いに手数を増やし激しく打ち合いながらも、ビッグヒットは決して被弾しない。ゲーオがプレッシャーをかけて左ミドル、左ストレートで攻め立てれば、ジョームトーンも左ロー、組んでから強烈な左肘打ちを振るい反撃する。このラウンドも3名ともに10-10のイーブン。4Rまでの採点は40-39、40-40、39-39とジョームトーンが僅かにリードしているものの、5Rがイーブンならばドローとなる。

 だが5R、ポイントとしては僅かながら劣勢のはずのゲーオが、大きく距離を取って時折右拳を上げるなど、勝利を確信した様子を見せて明らかに試合を流し始める。ポイントでリードしているジョームトーンも無理にゲーオを追わず、ジョームトーンが首相撲から組み勝ってコツコツと膝を入れていく展開で試合終了。
 判定は2-0でジョームトンの勝利。ラウンド毎に読み上げられる採点は日本語のみだったため、ゲーオ陣営は4R終了時のスコアを把握してなかったのかもしれない(ジョームトーン陣営が把握していたかどうかは定かではないが、城戸康裕といった谷山ジムの面々もセコンドに付いていた)。4Rまでは大会名「Yod Nak Suu」(最高峰で戦う選手)にふさわしいハイレベルな攻防が繰り広げられただけに、最後の5Rの攻防だけ悔やまれる試合となった。

第7試合 女子フライ級 2分3R(延長1R)
×岡田敦子(RAPTURE KING/M-1女子ミニフライ級王者)
○☆MIKA☆(ワイルドシーサー)
判定0-2 (29-30/29-29/29-30)

 サウスポーからテンポ良く左ミドルを蹴っていくMIKAに対し、岡田は回りながら左ジャブを突き、距離が出来ると前蹴りで突き放そうとする。2R、MIKAが左ミドルから細かいワンツーをヒットさせて岡田を後退させる。岡田も左ミドルに右ストレートを合わせるなどして反撃を試みるが一歩及ばず、MIKAが僅差の判定をものにしてM-1王者の岡田を下す大金星を挙げた。



第6試合 55㎏契約 3分3R(延長1R)
○ワンロップ・ウィラサクレック(タイ/WSRフェアテックスジム/WPMF世界Sバンタム
級王者)
×チェ・ジンソン [崔 鎭善] (韓国/韓国4冠王者)
1R 2'36" TKO (ドクターストップ:左肘打ちによる目尻のカット)

 開始直後、ワンロップは細かいフェイントを交えながらチェをコーナーに追い込むと右フックをクリーンヒットさせ、はやくもダウンを奪ってみせる。ワンロップはさらに、左ロー、左ミドル、左ストレートと矢継ぎ早に攻撃を仕掛けていく。終了間際には、再びコーナーに追い込んで十八番の左肘打ちを一閃。この一撃でチェの目尻を切り裂き、圧倒的な強さを見せ付けてのTKO勝利を飾った。

第5試合 ミドル級 3分3R(延長1R)
○ゲンナロン・ウィラサクレック(タイ/WSRフェアテックスジム/M-1ウェルター級王者)
×チェ・ヨンソン [崔 榮善](韓国/韓国格闘技連盟Sウェルター級王者)
判定3-0 (30-27/30-26/30-27)
※3R蹴りでチェに1ダウン

 1Rからゲンナロンが左ボディなどでチェを下がらせると、何度も強烈な右ストレートを痛打してチェを圧倒する。2R以降は右ストレートが読まれ始め、有効打が減ってしまうが、3R終了間際に組みの攻防から倒れながら放った蹴りでチェからダウンを奪い、判定で韓国王者を下した。

第4試合 76kg契約 3分3R(延長1R)
×寒川・バンゲリングベイ(バンゲリングベイ/M-1ライトヘビー級王者)
○貴之・ウィラサクレック(WSRフェアテックスジム/J-NETミドル級4位・全日本Sウェルター級3位)
2R 0'52" TKO (ドクターストップ:肘打ちによる頭部のカット)
※貴之の希望により8オンスグローブ着用の特別ルール採用

 貴之の肘を警戒するように右のガードを上げて、左ジャブ、右インローを散らしていく寒川だったが、2Rに左フックで後退した貴之を追撃しようと距離を詰めたところを肘で切り裂かれ無念のドクターストップ。貴之が3月の後藤龍治戦に続き、2戦連続でタイトルホルダーからTKO勝ちをもぎ取った。

第3試合 M-1ヘビー級王座次期挑戦決定戦 3分3R(延長1R)
×百瀬竜徳(TARGET/RISE G-BAZOOKAトーナメント'05優勝)
○悠羽輝(和術慧舟會DUROジム/J-NETWORKヘビー級4位)
判定0-3 (28-29/28-30/28-30)
※2R右アッパーで百瀬に1ダウン

第2試合 スーパーウェルター級 3分3R
○橋本健一(谷山ジム)
×竹本雄一(小鉄組)
判定3-0 (30-27/30-28/30-27)
※1Rパンチ連打で竹本にスタンディングダウン

第1試合 女子55㎏契約 2分3R
×千佳子(WSRフェアテックスジム)
○難波久美子(契明ジム)
判定0-3 (28-30/29-30/28-30)

[→第9〜11試合のM-1 4階級王座戦の記事]


M.I.D Japan プレゼンツ M-1フレッシュマンズ Vol.2



第12試合 メインイベント ライト級 3分3R
○久世秀樹(WSRフェアテックスジム)
×宮野和幸(ゴールドライフジム)
判定3-0 (30-26/30-27/29-27)

第11試合 セミファイナル 女子47kg契約 2分3R
○ちはる(WSRフェアテックスジム)
×美・YUKI(HOSOKAWAジム)
判定3-0 (30-26/30-26/30-26)

第10試合 70㎏契約 3分3R
×カズ・ウィラサクレック(WSRフェアテックスジム)
○しのKRSジム(KRSジム)
2R 2'17" TKO

第9試合 60kg契約 3分3R
○TOMOHIKO(レンジャー品川ジム)
×BOB (MAG)
判定2-0 (30-28/29-29/30-29)

第8試合 バンタム級 3分3R
×赤田 潤(WSRフェアテックスジム)
○保土田恭平(ゴールドライフジム)
判定3-0 (28-30/28-30/29-30)

第7試合 60㎏契約 3分3R
×山崎浩司(WSRフェアテックスジム)
○石井振一朗(チャモアペットムエタイアカデミー)
判定3-0 (28-30/28-30/28-29)

第6試合 59㎏契約 3分3R
○DAISUKE(WSRフェアテックスジム)
×早乙女おさむ(真闘術)
判定2-0 (30-29/30-29/29-29)

第5試合 女子50㎏契約 2分3R
○トモコSP(WSRフェアテックスジム)
×戸張 薫(OGUNI-GYM)
判定3-0 (30-28/30-27/30-28)

第4試合 68kg契約 3分3R
○JYO(大誠塾)
×睦樹・チャモアペット・谷田部(チャモアペットムエタイアカデミー)
1R 0'42" TKO

第3試合 ライト級 3分3R
○増田卓仁(町田金子ジム)
×森實恭平(士魂村上塾)
判定3-0 (30-29/30-29/29-28)

第2試合 62.5kg契約 3分3R
△加藤剛士(WSRフェアテックスジム)
△WATARU AKG(アブレイズキックジム)
判定1-0 (28-27/28-28/28-28)

第1試合 フェザー級 3分3R
○田中 弾(WSRフェアテックスジム)
×菊池洋次朗(WSRフェアテックスジム)
2R 0'43" TKO

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