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ワンロップ、肘で山本元気を下す

M-1 FAIRTEX SINGHA BEER ムエタイチャレンジ Legend of Elbows 2008〜YOD MUAY〜
2008年8月10日(日) 東京・ディファ有明
 山本元気は2年前引き分けたワンロップと再戦。復調ぶりを見せるも、最後は肘の餌食に。小宮由紀博はクンタップを延長の末下し、70kg戦線での躍進を予感させた。
第10試合 メインイベント 58kg契約 3分5R(インターバル90秒)
○ワンロップ・ウィラサクレック(タイ/WSR/M-1フェザー級王者)
×山本元気(DTS GYM/全日本スーパーフェザー級1位)
2R 2'04" TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる額のカット)

 1R、元気はサウスポーのワンロップに対し、左ジャブでプレッシャーをかけつつ、前に詰めてパンチを上下に連打。重みのある攻撃にワンロップは後退する。元気は右のミドルやローも駆使。4月の石川との復帰戦のときよりも、明らかに攻撃のつながりが良くなっている。



 しかし2R、石川戦と同じ罠が元気には待っていた。ワンロップは次第に元気のパターンを読むようになり、左ハイのヒットを増やす。終盤に差し掛かったところ、左ハイを首筋にもらった元気は、「フォーッ」と驚きと興奮の入り交じった声をあげる。するとロープを背にしたワンロップに対し、左ジャブで前に出て右を放とうとするが、ワンロップは元気の左手をはたくようにして右肘打ち。これ一発で元気の額を切り裂き、見事逆転勝利を果たした。



 元気の傷の出血は医務室に入った時には止まり、石川戦ほどの深さは無かったが、それでも内側と外側で計8針を縫うもので、ストップはやむをえないところだろう。元気は敗れたものの、自信はつかんだ様子。全日本キックの宮田充興行部長は、K-1挑戦を表明しながらも肘で勝ったワンロップに不満を述べつつ、「3度目は納得行く形でやらせたい」と話し、リベンジへのバックアップを約束した。



◆元気「あの肘だけ見えなかった。ボディとローを効かせて、大月さんの作戦通り動けてて、相手が凄く疲れてるのがわかってたんですよ。負けて言うのもあれですけど、全然強くないっすよ、アイツ。前やったときよりも圧力は感じなかったですね。試合の組み立ても向こうは雑でした。これから楽しくなるところだったのに、もうちょっとやらせて欲しかったですね。
 アゴを骨折して、この前の復帰戦は動きが最悪だったけど、今はだいぶ良くなってる。次、もっといけますよ。すぐやりたいぐらい。またM-1にも出たいっすね」


第9試合 セミファイナル ライト級 3分5R(インターバル90秒)
○カノンスック・ウィラサクレック(タイ/WSR/M-1フェザー級王者)
×海戸 淳(S.V.G/全日本ライト級1位)
3R 1'42" TKO (タオル投入:肘打ちによる鼻の負傷)



 1R、サウスポーのカノンスックに対し、海戸は時計回りで動き、サイドキック気味の左の前蹴りと右ミドルをヒット。時折飛び込んで距離を詰め、右フックも当てる等、リズム良く攻める。
 だが2Rに入ると、カノンスックはトリッキーなジャンピングの左ハイキックを多用し、海戸のステップワークを崩すように。クリーンヒットこそ無いものの、次第に自分のペースをつかむ。さらに首相撲も駆使し、離れ際に肘。2Rから度々この攻撃を出し、海戸も警戒していたはずだが、3Rに左肘を鼻柱にもらった海戸は、腰から崩れるようにダウン。なんとか10カウント以内に立ち上がったが、海戸の敗戦は時間の問題というムード。海戸が曲がった鼻のドクターチェックを拒否したところで、セコンドからタオルが投入された。
 カノンスックは昨年9月のTURBO戦以降、なんと対日本人6戦連続KO勝ち。ウィラサクレック軍団でも21歳と若手のカノンスックは、今が絶好調期といえそう。海戸もその餌食となったが、権利を得ている全日本ライト級タイトルマッチに向け、大きな糧を得る試合だったのではないだろうか。


第8試合 57kg契約 3分5R(インターバル90秒)
○コムパヤック・ウィラサクレック(タイ/WSR/M-1スーパーバンタム級王者)
×牧 裕三(アクティブJ/J-NETWORKバンタム級王者)
判定2-0 (50-48/48-48/50-49)



 コムパヤックが左ジャブを的確に当てつつ、得意のハイを放つが、牧は反応しブロック。右のローとミドルを随所でお返しし、試合前の予告通り肘打ちも放ってみせ、ムエタイでコムヤパックと渡り合う。コムパヤックは4-5Rに左ミドルのヒットを増やし、判定勝ちをもぎ取ったものの、山本元気や藤原あらしを粉砕した頃のような勢いや技の切れは感じられなかった。


第7試合 69kg契約 3分3R(延長1R)
×クンタップ・ウィラサクレック(タイ/WSR/M-1スーパーウェルター級王者)
○小宮由紀博(フォルティス渋谷/J-NETWORKスーパーライト級1位)
4R 判定0-3 (9-10/9-10/9-10)
3R 判定0-0 (29-29/30-30/29-29)
※4Rバッティングの反則によりクンタップに減点1



 1R、小宮は右ローを当てつつ、クンタップの左ミドルに合わせて右フックを当てたり、飛び膝蹴りのフェイントで距離を詰めながらパンチを連打する等、自分のペースで戦えている様子。
 2Rに入ると、右足を効かされた様子のクンタップは構えをオーソドックスに戻す場面も。小宮のパンチ連打をもらうと、組み付いて膝を当ててごまかすように。だが小宮も組まれたらアッパーを返し、クンタップをじわじわ苦しめる。
 3Rも同様の展開だが、クンタップは右まぶたを切りドクターチェックを受ける場面も。延長にもつれ込むと、小宮のパンチで苦しんだ様子のクンタップは、バッティングで小宮の額にコブを作ってしまい、減点1が宣告される。
 残り時間、クンタップも必死の膝蹴りで反撃を試みるが、失点分を埋めるほどの攻撃はできず。日本人キラーのクンタップがまさかの2連敗を喫するとともに、小宮が70kg戦線での躍進を予感させる勝利をものにした。


第6試合 55kg契約 3分5R(インターバル90秒)
×ルーンロム・シックローム(タイ/バンタム級)
○寺戸伸近(青春塾/全日本バンタム級1位)
2R 1'11" TKO (3ダウン:右ローキック)

 ルーンロムは54戦36勝(6KO)12敗6分の29歳。寺戸は開始すぐから前に出て右ローを何発も当て、2R序盤から右ローで立て続けにダウンを奪って圧勝した。


第5試合 ヘビー級 3分3R
○サリチャイ・クレイジービー(タイ/KRAZY BEE/84.0kg)
×色増幸作(二丁目G/118.0kg)
2R 2'52" TKO (3ダウン:右ハイキック)

第4試合 ヘビー級 3分3R
○悠羽輝(和術慧舟會DUROジム/J-NETヘビー級4位/103.0kg)
×古田太一(アイアンアックス/90.0kg)
判定3-0 (30-29/30-28/30-29)

第3試合 ライト級 3分3R
×小磯哲史(小鉄組)
○翔太(S.V.G/全日本ライト級9位)
1R 1'54" TKO (3ダウン:パンチと膝の連打)

第2試合 女子ライトフライ級 2分3R
○ちはる(WSR)
×田中佑季(青春塾/J-GIRLフライ級3位)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)

第1試合 ヘビー級 3分3R
×イ・ソンチョン[李 成天](韓国/ワイルドシーサー/98.0kg)
○濱田敦史(チームドラゴン/J-NETWORKヘビー級10位/86.0kg)
1R 2'36" TKO (3ダウン:右ハイキック)

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