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蓮實光は時間切れドロー。渡慶次幸平と晴矢は1R TKO負け:9.28 後楽園

ILFJ主催「ラウェイ in ジャパン 5 NEXURISE」
2017年9月28日(木) 後楽園ホール
  レポート&写真:井原芳徳


◆ラウェイルール概要(一般的なキックボクシングルールと異なる点)
・グローブは装着せず、バンデージのみで試合を行う
・頭突き、投げ技も認められる。
・故意ではなく流れの中で蹴りが金的に当たった場合は有効打となり試合は続行される。
・1Rで3回ダウン、または、試合を通し合計4回のダウンでTKO負け。
・ダウンカウントは1カウント2秒で計測
・判定決着無し。時間切れの場合は引き分け。ダウン数やダメージは無関係。
・インターバルは2分
・試合中に1度だけ、選手又はセコンドがレフェリーに「タイム」を要請すれば、2分間の休息が許される。最終Rはタイムを行使できない。タイムは1ダウンとカウントされる。



第6試合 65kg契約 3分5R
△ウィン・トゥン(ミャンマー/64.85kg)
△蓮實 光(パラエストラ栃木/64.80kg)
時間切れ

 アウトサイダー、パンクラス等に参戦しているMMA選手の蓮實は、4月6月の大会でラウェイに挑んだが、いずれもター・テ・タプイン(ミャンマー)にTKO負け。夏には渡慶次幸平と共に本場ミャンマーに渡り、現地のジムで技術や心得を吸収した。
 対戦相手のウィン・トゥンは37歳。2000年代に活躍し、4年前に引退したが、これまで日本大会に3度コーチとして来日するうちに、日本で戦ってみたいと思い復帰を決めたという。かつてラウェイのトップ戦線で活躍したウィンの復帰はミャンマーでも大きなニュースになっているといい、今大会はILFJ主催大会では初めてミャンマーのテレビ局でも放送されることが決まっている(10月7日に2時間半枠)。



 1R、ウィンは開始すぐからスピードのある右ストレート、右ハイを放ち、蓮實は守りに入らざるをえない展開。組み付いて足をかけて倒して抵抗する。終盤、ウィンのスピードは少し落ち、さすがに年齢の影響はあるように見える。
 2R、蓮實はタックルでのテイクダウンを多用してスタミナを削ろうとしている様子。左ミドル、右ローも効かせるが、右フックで突っ込んだ直後、右ストレートをもらってダウンを喫してしまう。
 3R、ウィンはパンチを多用し、ミドルも効かせていると、少しずつ蓮實はダメージが溜まり、右ストレートでまたもダウン。その後もパンチをもらってスリップを繰り返す。
 4R、ウィンも攻め疲れが激しくなり、パンチを振るって自らスリップする場面が増える。蓮實もしんどいが、組み付いて度々倒し応戦。終盤、蓮實が頭突きを放てば、ウィンは頭突きで応戦しようとする場面もあり、場内は沸く。



 5R、ウィンがパンチを連打し、蓮實はもらわないが防御しようとしてバランスを崩すと、ウィンは顔面に膝を当て、蓮實は倒れそうになるが、間一髪で立ち上がってダウンを免れる。蓮實は踏ん張りが効かず、度々スリップするが、最後まで耐え、パンチも振るって逆転のチャンスを狙い続け試合終了。ゴングと同時に両者ともマットに倒れ込んだ。時間切れ引き分けに終わったが、最後まで戦い抜いた両者に、観客からは暖かい拍手が起こった。両者には自民党幹事長杯が贈呈された。




第5試合 70kg契約 3分5R
〇ヤン・ナイ・アウン(ミャンマー/69.0kg)
×渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺/69.95kg)
1R TKO (ドクターストップ:左まぶたのカット)

 パンクラスを主戦場にするMMA選手の渡慶次(とけし)は、前回6月大会でピャン・トゥエに4RドクターストップTKO負け。蓮實同様にミャンマー修行の成果を発揮したいところだったが、試合は短時間で終わることに。



 1R、ヤンは開始すぐから圧力をかけ、渡慶次はサウスポーに構えて回っているが、度々コーナーに詰められる。パンチの打ち合いとなり、スリリングな展開となる中で、ヤンは頭突きも駆使する。どの攻撃によるものかは明確にはわからなかったが、渡慶次は左まぶたをカットしドクターチェックが入りストップ。長期戦に持ち込みたかったが、その前に終わってしまった。


第4試合 70kg契約 3分5R
〇ピャン・トゥエ(ミャンマー/68.4kg)
×晴矢(G-STORY/元RISEミドル級(-70kg)7位/69.85kg)
1R 0'34" TKO (ドクターストップ)

 RISEで激闘派で知られた晴矢がラウェイ初挑戦。対するピャンは3度目の来日。昨年のミャンマーでのラウェイ最優秀選手で、前回は渡慶次にTKO勝ちしている。
 試合は短時間決着に。1R、晴矢がパンチを振って積極的に最初から行くが、左ミドルを放った直後、ピャンは左のパンチを振りながら距離を詰め、さらに右フックを振るとクリーンヒットし、晴矢はダウン。晴矢が立ち上がれずにいると、陣営がタイムを要求する。コーナーに戻るが、呆然とした様子の表情で、ドクターチェックが入りストップ。トゥエがグローブ無しの一撃の怖さを印象付けた。



 なお、タイムの直後、右の写真のように、ミャンマー人レフェリーは回復を促すようなマッサージを晴矢に施していた。ローブローの時に背中をさする光景はよく見られるが、有効打の時にレフェリーが選手を手助けするのは他の競技ではまず無いことだろう。


第3試合 65kg契約 3分5R
△ター・テ・タプイン(ミャンマー/63.30kg)
△プラウィット・サックムアンタラン [Prawit Sakmuangtalang](タイ/61.85kg)
時間切れ

 蓮實に2連勝しているターは、ムエタイの元ラジャダムナン王者のプラウィットと対戦。プラウィットはラウェイ経験があり戦いなれた様子。時折スイッチを織り交ぜつつ、左ミドル、右ハイを当て、頭突きのフェイントも時折使いこなす。
 2Rプラウィットが前蹴りのフェイントも駆使しつつ、蹴り技主体で攻勢。ターがパンチを振り回せば軽々とかわし、防御面でも巧さを印象付ける。ムエタイスキルの高さでターを翻弄する。3Rも同様にプラウィットのペースだが、ターのパンチのヒットも増え、ハイで脅かす場面も時折作る。
 だが4R以降はお互い決め手に欠ける展開。プラウィットはムエタイ的な試合運びとなり、時間切れとなった。


第2試合 100kg契約 3分4R
〇YABU(心武館/元シュートボクシング日本ヘビー級2位/97.90kg)
×ハートリー・ジャクソン(オーストラリア/プロレスリングZERO1/99.80kg)
3R TKO (3ダウン:右ローキック)

 ミャンマーでも滅多に無いというヘビー級同士のラウェイ。ジャクソンは開始すぐからパンチ連打で先手を取り、YABUは右目の下を切り、ドクターチェックを受ける。再開後はジャクソンは頭突きも多用して、YABUは左まぶたも腫らし、苦しい状況となる。
 だが、YABUは頭突きで応戦しつつ、右ローを効かせて後退させると、2R中盤過ぎにジャクソンはロープ際で背中を向け、YABUのパンチを浴び続け、レフェリーからダウンを宣告される。3Rに入ると、YABUは左の奥ローを効かせてからの右ローでダウンを奪取。さらに右ローでダウンを重ねて逆転勝ち。空手とSBで培ったローと持ち前の根性で勝利をもぎ取った。




第1試合 60kg契約 3分4R
△ハン・ターワディ・ター(ミャンマー/58.9kg)
△真虎斗 a.k.a BASTA(TEAM BASTA/59.95kg)
時間切れ



 真虎斗(まこと)はラウェイ初挑戦。組んでからの膝、頭突きを多用するハンに対し、真虎斗は密着して防御を続けると、サウスポーのハンに右ローを効かせ主導権。頭突きのフェイントからのパンチも駆使しつつ、3Rには股間への右膝蹴りからのパンチの連打でダウンを奪う。ハンは故意の金的とアピールしたが聞き入れられず、ハン陣営はタイムを要請。その後も真虎斗がパンチとローで何度もハンを追い詰めるが、ハンは最後まで耐えて終了。白星を奪えなかった真虎斗は「クソー」と何度もつぶやいていたが、観客には好印象を残す戦いぶりだった。

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