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世界軽量級王者・小沼隆一が先輩・塩島修とワンマッチで激闘:3.16 千葉

国際空手道連盟 極真会館 下総支部「2014千葉県空手道選手権大会」
2014年3月16日(日)千葉・野田市総合公園体育館
  記事提供:国際空手道連盟 極真会館 下総支部


スペシャルワンマッチ 3分2分2分
△小沼隆一(極真会館下総支部/2013第45回全日本大会4位、2013第5回世界ウェイト制軽量級優勝)
△塩島修(極真会館下総支部/2005第37回全日本大会2位、2002第19回&2003第20回全日本ウェイト制軽量級優勝)
引き分け
※両者に技有り以上のポイントがなく引き分け。

昨年11月に行われた第45回全日本大会で4位に入賞し、4月の第5回世界ウェイト制大会では軽量級で優勝した小沼隆一が、所属する下総支部主催の今年の千葉県大会で同門の先輩・塩島修と“スペシャルワンマッチ”で対戦した。
同門同士の異例のワンマッチだが、元々は2007年の第10回世界大会以来、現役を離れていた塩島が「もう一度試合をしたい」という熱い思いを所属する下総支部・瀬戸口雅昭支部長に申し入れたところ、やるならば支部主催の今大会、そして39歳という年齢的な部分を考慮してトーナメントではなくワンマッチという形式を提案されたという。相手についても様々な選択がなされたが、塩島の「勝っても負けても、思い切り打ち合いのできる相手と戦いたい」という希望を汲み、スタイルのかみ合う同門の小沼に白羽の矢が立てられた。小沼164cm・70kg、塩島164cm・72kg(現役時)。この試合が決まってから約2カ月間、塩島は急ピッチで体を仕上げこの試合に臨んだ。
試合形式は3分-2分-2分の3ラウンド、3ラウンドを通して技有り以上のポイントが無ければ引き分けになるという特別ルール。



1R、序盤は探り合いからスタート。中間距離から両者ともに強弱の効いた下段廻し蹴りを放つ。身長、リーチもほぼ同じで、得意とする間合いも同じ。中盤から激しい突きの応酬が展開されるが、互いに一歩も退くことはない。静まり返った会場に二人の気合いと攻撃を打ち付ける鈍い音が響き渡る。
2R、小沼は左の突きを連打して右の下段廻し蹴り、左中段廻し蹴りを決めるが、塩島も左の突きから正道会館・加藤達哉らを圧倒した“魂の内股蹴り”を繰り出す。ただし、直線的な攻撃が主の塩島に対し、小沼は横に動いてヒットポイントをずらすなど随所で“機動力”を活かした動きを見せてペースを譲らない。この“機動力”こそ、塩島が第一線を退いた後に日本代表監督に就任した木山仁師範が掲げた「打倒世界!」への最も重要なテーマだ。小沼の攻撃が的確に相手を捕えていくが、打たれ強さには定評のある塩島は全く効いた素振りは見せない。
3R、これまで小沼優勢で進んだ試合だったが、塩島は強引に前に出て右ストレート、そして渾身の右の下段廻し蹴りを放って小沼の体を揺さぶった。しかし、小沼にも現役としての意地がある。力いっぱいの下段廻し蹴りを右、左と返してあくまで主導権を渡さない。


この試合、お互い足を使ったラッシュ攻撃を得意としないこともあり、ラウンド終盤になっても“攻撃をまとめる”ことは一切眼中にない。ひたすら自分の強い攻撃を相手に当てて、あくまで効かせて倒すことにこだわりを見せる。体重別の全日本を制し、無差別世界大会を経験している両者だけに、この日行われたトーナメント選手権とはひと味違った熱く激しい7分間の攻防を見せてタイムアップ。結局、どちらも技有り以上のポイントを取ることができずに結果は引き分けになったが、会場からは大きな声援が送られ、二人の熱い思いは観客それぞれのハートに確かに届いたようだった。
試合後、小沼は「塩島先輩の攻撃は相変わらず厳しいですね。技術云々よりも気持ちの強さを改めて感じ、自分も勉強になりました。先輩の気持ちを受け止めて、11月の全日本大会(日本代表選抜)、来年の世界大会につなげていきたいと思います」と収穫を語った。一方の塩島は「判定なら自分の負けです。彼は後輩で久々に真剣に組手をしましたが、技の一発一発が重くなっていました。今の自分の全てをぶつけましたが、小沼は相手の攻撃をかわす技術を磨いていて、成長の跡が見えました。今後は謙虚に自分の目指す空手の追及に励みます」と静かに前を向いた。



2014千葉県大会 決勝戦
○加賀健弘(東京城西支部/2012第44回全日本大会新人賞)
×福井裕樹(本部直轄柏道場)
再々延長戦 判定4-1
※本戦0-0、延長1-0(加賀)、再延長0-0、体重69.5kg(加賀)-69.0kg(福井)

この日に行われた千葉県大会には30名が出場。一昨年第44回全日本大会新人賞の19歳・加賀健弘が、決勝で過去3度全日本ウェイト制大会軽量級優勝の実績を持つ38歳のベテラン福井裕樹と再々延長を争うサバイバルマッチを繰り広げ、若さと勢いを味方につけた“スピードスター”加賀が最後まで衰えぬ動きを見せて判定4-1で優勝し、6月に東京・墨田区総合体育館で開催される第31回全日本ウェイト制大会に弾みをつけた。



■2014千葉県大会入賞者
優勝/加賀健弘(東京城西支部)
準優勝/福井裕樹(本部直轄柏道場)
3位/風見 将(下総支部)
4位/名久井啓(茨城県常総支部)

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