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中澤純、-65kg王者に。左右田泰臣が次期挑戦者に名乗り:4.2 後楽園

Krush.75
2017年4月2日(日) 後楽園ホール
 K-1ファイターの左右田泰臣がKrushに初参戦し、新鋭・松下大紀を1R KO。メインイベントで中澤純が小宮由紀博に判定勝ちしKrush -65kg王座を獲得すると、リングに上がった左右田は中澤の王座への挑戦を希望した。女子王者のメロニー・ヘウヘスは紅絹に判定勝ちし初防衛。-60kg王座決定トーナメント準決勝が行われ、レオナ・ペタスと安保璃紅が5月28日の決勝に進んだ。
  レポート&写真:井原芳徳


第9試合 ダブルメインイベント(2) 第5代Krush -65kg王座決定トーナメント決勝 3分3R(延長1R)
×小宮由紀博(HEAVY CLASS/J-NETWORKウェルター級4位、RKA同級王者/65.0kg)
〇中澤 純(TEAM Aimhight/元INNOVATION&MA日本ウェルター級王者/65.0kg)
判定1-2 (和田30-29/豊永28-29/勝本29-30)
※中澤が王者に

 山崎秀晃の王座返上により4選手参加の第5代-65kg王座決定トーナメントが2月18日のKrush.73で開幕。小宮は松下大紀に判定勝ち、中澤は篠原悠人に2R KO勝ちと、他団体での経験豊富な両者がKrush育ちの新鋭を潰して這い上がって来た。



 1R、中澤が前に詰め、小宮が回ってかわす構図。小宮はスピードのある左ジャブを当て、右ローも織り交ぜるが、まだ手数は少なく、中澤も小宮を捕まえきれない。
 2Rに入ると小宮の右ボディ、右ローのヒット数が少し増加。中澤の左フック、右ローも当たるが、手数で差をつけられ、若干印象は悪い。



 だが3R、中澤が2Rから引き続いて右ローを当てていると、これが効き目を発揮。小宮のバランスが悪くなってきた。偶発的なバッティングで中澤は左まぶたをカットしドクターチェックが入る。再開後も血が止まらず視界がふさがってしまうが、小宮とほぼ五分に打ち合いながら終了する。
 どのラウンドも僅差のため判定はバラついたが、3Rに右ローでチャンスを作った中澤に軍配。ベルトを巻くと嬉し涙を流した。 

 マイクを持った中澤は「2013年にKrushに初めて出た時『Krushのチャンピオンになる』と言ったらみんなにバカにされました。継続していたら夢が目標になり、今ベルトを巻くことになりました。Krushも今、通過点です。K-1で勝ち上がります。また新しい夢を目指します」とアピールした。



 すると第6試合で松下大紀を1R KOした左右田泰臣がロープ際に上がりマイクを持つと「王座獲得おめでとうございます。僕がKrushに今回上がったのも、K-1のベルトを巻くためです。その近道として、まずは中澤選手が巻いているKrush -65kgのベルト、僕がいただきます」と発言。すると中澤も「やりましょう」と答え、左右田のベルト挑戦を許可した。もちろん最終的に認めるのは主催者だが、小宮が判定勝ちした松下を左右田は1R KOしており、過去の実績も中澤より明らかに上のため、次期挑戦者となるのは確実だろう。




第8試合 ダブルメインイベント(1) Krush女子タイトルマッチ -50kg契約 3分3R(延長1R)
〇メロニー・ヘウヘス(オランダ/マイクスジム/王者/50.5kg→50.0kg)
×紅絹(NEXT LEVEL渋谷/挑戦者、元J-GIRLSミニフライ級王者/50.0kg)
判定3-0 (豊永29-28/和田29-28/長瀬29-28)
※ヘウヘスが初防衛

 紅絹は昨年4月のKANAとの第2代Krush女子王座決定戦で判定負け。ヘウヘスは今年1月のKrushで初来日し、KANAの王座に挑戦。1Rに左ジャブでダウンを奪って判定勝ちし、KANAにプロ7戦目で初黒星をつけ、今回が初防衛戦だ。
 1R、ヘウヘスはKANA戦同様に開始すぐから前に詰めてラッシュを仕掛けるが、紅絹は持ち前の細かいステップとヘッドワークを駆使してかわす。それでもヘウヘスが時折右ミドルを強打し好印象。紅絹も前に出る場面があり、オーバーハンドブックを放つが、まだヒットは少ない。
 2Rもヘウヘスが右ミドル、右ストレートを放って紅絹を脅かすが、紅絹は耐えていると、次第に左右のフックのヒットが増える。ヘウヘスが蹴り、紅絹がパンチ主体の構図は1Rとは同じだが、紅絹が巻き返してきた。



 だが3R、ヘウヘスが序盤から勢いよく攻め、左右のミドルを当てていると、紅絹は少し顔をしかめ印象を悪くする。それでもすぐに持ち直して左右のフックや左ボディを当て返すが、下がってしまう時間が長く、若干劣勢の印象になってしまう。
 どのラウンドも僅差ではあったが、ヘウヘスが3者から支持され判定勝ちし初防衛に成功。紅絹はあと一歩及ばなかった。




第7試合 セミファイナル -67kg Fight 3分3R(延長1R)
×渡部太基(ゴールデングローブ/元Krush -67kg王者/67.0kg)
〇山際和希(谷山ジム/Bigbangウェルター級王者/67.0kg)
判定0-2 (勝本28-30/豊永29-29/長瀬29-30)

 渡部が昨年10月に塚越仁志に敗れ-67kg王座から陥落してから6か月ぶりに復帰。山際とは13年7月のRISE後楽園大会で対戦したことがあり、3Rに渡部が左ストレートで2ダウンを奪って判定勝ちしている。山際は2月12日のBigbangでNJKFの強豪・大和侑也に2R KO負けし、連勝が11でストップしている。

 1R、渡部がサウスポーに構えて圧力をかけ、山際は左回りでかわし続ける展開。お互いミドルを当てるがヒットは少ない。2Rも同じ構図で、渡部はなかなか山際を捕まえられず、終盤、山際が右ミドルだけでなく左ストレートも当てて、若干ながら好印象を残す。
 3Rも同様で、渡部が前に出続け、山際が回り続ける。山際はクリンチで2度注意を受けるが、終盤に右ミドルの連打をまとめ、手数で好印象を残そうとする。渡部はひるむことなく前に出続けたものの、最後まで山際を捕まえられず終了。ジャッジの評価はまちまちだったが、山際が2票獲得し、リベンジに成功した。





第6試合 -65kg Fight 3分3R(延長1R)
〇左右田泰臣(K-1ジム・シルバーウルフ/元RISEスーパーライト級(65kg)王者/65.0kg)
×松下大紀(NPO JEFA/65.0kg)
1R 2'18" KO (右ストレート)

 左右田は11月のK-1のファワド・セディッキ戦で判定勝ちして以来の試合。Krush初参戦だが「元々4月ぐらいに試合がしたかったので、Krushでオファーをいただいて、戦うリングが違うだけ」「あくまで目標はK-1の65kg(スーパー・ライト級)のベルトなので、それまでの過程で必要ならKrushのベルト取りに行きます」というスタンスだ。
 左右田はセディッキ戦から会見等の公の場に登場する時は、必ずマスクを着用。大会前の会見で松下は左右田に勝ったら「その変なマスクを没収する」と挑発していた。今回の試合直前のレフェリーのルール説明でも、松下は頭をつけてにらみつける。



 ゴングが鳴ってからも松下は前に詰めて強気の姿勢を崩さずにいるが、左右田は落ち着いてさばくと右ボディ、左ジャブを当て続けてひるませ、パンチの連打でダウンを奪う。うつぶせで倒れた松下は、立ち上がるがダメージはあり、左右田が右ローからの右ストレートで2ダウン目を奪取。松下が腰から崩れたところでレフェリーがストップした。



 完勝の左右田は、すぐに自軍コーナーに戻るとセコンドにタオルをかぶせられ、マスクを着用し、まだ立てないでいる松下をマスク姿でなだめる。そしてマイクを持つと、花道から下がる松下に対し、「松下選手、K-1ファイター強いだろ。もっと練習してK-1まで這い上がってこい」と呼びかけ、松下は涙ながらに頭を下げた。




第5試合 -58kg Fight 3分3R(延長1R)
×エリアス・マムーディ(フランス/マムーディジム/K-1 WORLD GP初代フェザー級(57.5kg)王座決定トーナメント3位/57.8kg)
〇西京春馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1甲子園2015 -55kg優勝/57.8kg)
判定0-2 (和田29-29/長瀬29-30/豊永28-29)

 マムーディーは11月のK-1フェザー級王座決定トーナメントで初来日し、準決勝で小澤海斗に判定負け。西京とは去年3月のKrushで試合が組まれていたが、マムーディーの負傷で中止となっており、今回は仕切り直しのマッチメイクだ。
 武尊の後輩・西京は昨年12月に中国の武林風に参戦しチェン・チーツォンに判定勝ちし国際戦はこれが2度目。武林風では-58kgに体重を上げての初戦で、今回が-58kg 2戦目となる。マムーディーも西京も19歳というフレッシュな顔合わせ。小澤の次期挑戦者争いとしても注目される。



 1R、開始すぐからマムーディーが前回来日時同様に膝、ミドル、パンチのラッシュ。西京は耐えると、サウスポーからの左ロー、ミドル、ボディをコツコツと当てて反撃する。2Rも西京が圧力をかけ左の攻撃を当て続け、手数でやや上だ。
 3R開始すぐ、マムーディーは右ハイを当てて西京をぐらつかせるが、ダウンとはならず。以降、マムーディーは西京の左の蹴りを嫌ってか?サウスポーにスイッチ。すると突然の変化に対応しきれない西京に左のミドルを当て続けて反撃し、パンチの打ち合いでもヒットで上回り挽回する。マムーディーが3Rのポイントを取ったかに思えたが、ジャッジ1者は評価せず、西京の勝利に。マムーディーは不満げにリングを降りた。


第4試合 第5代Krush -60kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
〇レオナ・ペタス(バンゲリングベイ・スピリット/英雄伝説アジア-60kgトーナメント'16優勝/60.0kg)
×朝久泰央(朝久道場/59.7kg)
判定3-0 (長瀬29-27/勝本29-27/豊永30-27)

 -60kg王座決定トーナメントは16選手がエントリーし、10月15日の大会12月18日の大会で一回戦4試合ずつ、2月18日のKrush.73で準々決勝が行われた。
 1R、優勝候補のレオナが右のテンカオ、朝久兄弟の弟・泰央が右の顔面狙いの前蹴りを当て、スピードのある蹴り主体の展開がしばらく続いていたが、終盤にレオナが右フックを効かせると、すぐさま右を当て、泰央の腰が沈んだところでダウンが宣告される。
 2Rはパンチの打ち合いが時折繰り広げられ、泰央のヒット数も増加。3Rは泰央の左インローが当たりだすと、レオナのステップが少しぎこちなくなる。だが終盤、パンチの打ち合いで泰央はマウスピースを吐き出してしまい、残り8秒で中断。再開後も打ち合いとなると、レオナがまたも右フックをクリーンヒットし、泰央の腰がまたも落ち、その直後に試合終了。このラウンドも最終的にレオナが有効打でポイントを取り、決勝に駒を進めた。




第3試合 第5代Krush -60kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
×郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス/60.0kg)
〇安保璃紅(TRY HARD GYM/59.8kg)
判定0-3 (勝本28-29/朝武28-29/豊永29-30)

 安保兄弟の弟・璃紅は準々決勝で山本真弘とのダウンの応酬を制し1R KO勝ちし準決勝へ。1R、郷州がいつものように圧力をかけると、安保は回って距離を取るが、中盤以降のパンチの打ち合いではうまく当て、膝蹴りも絡めて若干好印象に。



 2R、3Rは郷州が圧力をかけ続け、中盤以降にボディにパンチと膝を効かせ、顔面へのパンチもうまく当てて、優勢にも見えたが、ジャッジからは評価されず、安保の勝ちとなった。これで5月28日のKrush.76のトーナメント決勝はレオナ×安保に決まった。


第2試合 -63kg Fight 3分3R(延長1R)
×泰斗(チーム泰斗/63.0kg)※GETOVERから所属変更
〇青津潤平(K-1ジムEBISU小比類巻道場/63.0kg)
4R 判定0-3 (三浦9-10/勝本9-10/和田9-10)
3R 判定0-1 (三浦28-30/勝本28-28/和田28-28)
※1R左フックで泰斗が1ダウン


第1試合 -55kg Fight 3分3R
〇良星(平井道場/Bigbangスーパーバンタム級王者/55.0kg)
×貴章(Gwinds/KDN/54.8kg)
判定3-0 (29-28/30-29/30-29)





プレリミナリーファイト第3試合 -60kg Fight 3分3R
×三輪裕樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/59.8kg)※Madness Cherryから所属変更
〇山本直樹(優弥道場/59.8kg)※Booch Beatから所属変更
1R 終了時 TKO (ドクターストップ:右前蹴りによる下唇付近のカット)


プレリミナリーファイト第2試合 -53kg Fight 3分3R
〇金子晃大(K-1ジム・シルバーウルフ/52.9kg)
×小只直弥(K-1ジム総本部チームペガサス/54.0kg→53.6kg→53.0kg)
判定3-0 (30-29/30-29/30-29)

プレリミナリーファイト第1試合 -65kg Fight 3分3R
〇蔵人(名古屋JKファクトリー/64.9kg)
×高下由暉(Fighting Kairos/64.9kg)
3R 2'29" KO

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