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中島弘貴、山内佑太郎にリベンジし-70kg王座初防衛:10.4 後楽園

Krush.59
2015年10月4日(日) 後楽園ホール
 -70kg王者の中島弘貴は2年前にKOされた相手である山内佑太郎を相手に初防衛戦。右ローで追い詰め判定勝ちすると「今の目標は世界で、外人70kgで一杯強い奴がいるんですけど、日本人でKrushのベルト持ってる自分が世界一になります」とアピールした。-58kg WILDRUSH Leagueは1位の小澤海斗が4戦目で初黒星。朝久裕貴、翔也にも優勝の可能性が残される状況となった。
  レポート&写真:井原芳徳 (GAORA 初回放送 10月20日(火)19:00~22:00)


第9試合 メインイベント Krush -70kgタイトルマッチ 3分3R(延長1R)
○中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/王者/70.0kg)
×山内佑太郎(HALEO TOP TEAM/挑戦者/69.7kg)
判定3-0 (和田30-28/豊永30-28/勝本30-28)
※中島が初防衛

 中島は4月の第3代王者決定戦で山崎陽一に判定勝ちし自身初のタイトル獲得に成功。だが続く7月のK-1 WORLD GPの-70kg初代王座決定トーナメントでは一回戦でサニー・ダルベックの左ストレートで沈み、世界の壁にぶつかった。今回の挑戦者の山内には09年に一度勝っているが、2年前の再戦でKOされており、中島は公開練習で「ちゃんと(山内を)倒して、胸を張ってKrushのチャンピオンと言えるようになりたい」「日本人相手にしっかり差を見せて次のステージに行きたい」と話した。
 対する山内は全日本キック(2階級)、WBCムエタイ日本王座を獲得してきたベテラン。8月の小鉄との挑戦者決定戦で勝利し、11年7月の健太戦、13年8月の城戸康裕戦に続く3度目のKrush王座挑戦にたどり着いた。悲願のKrushのベルト取りを目指し、37歳、キャリア13年ながら闘志は衰えず、公開練習前日計量でも「練習に来るのがワクワクする」「緊張感も心地よくて、明日は自分の力が出せそうなイメージが強いです」と充実ぶりをアピールしていた。



 試合は1R、両者とも右ロー、左右のミドルといった蹴りの応酬を繰り広げ、互角の状態が続いたが、終盤に差し掛かり、中島が右ローを連打すると、山内の左膝がガクンと落ち、効いた様子を見せる。山内は右足のアンクルサポーターにテーピングをしており、ローをもらっていない右足も良好とは言えない状態のようだ
 2Rに入ると中島の右ローのヒットがさらに増え、山内は度々動きが止まる。中島は左のインローやパンチも絡めてじわじわ山内を追い詰め、山内は鼻血を出す。
 3Rには中島が右ローで山内をぐらつかせた後に、右フックも当ててダウン気味にスリップさせチャンス。中盤、山内も左のテンカオを当てて一瞬中島の動きを止めたものの、後が続かず、息を吹き返した中島が右ローを当て続け、何度か山内をスリップさせて試合終了。結局、中島が1R終盤からの主導権を維持し、判定勝ちで王座防衛に成功した。



 中島は「ジムのみんなのサポートと応援してくれるみんなのおかげで勝てました。山内さんと3度目の戦いで、気持ちも伝わったし、選手としても尊敬しているので、ありがとうございました。(試合内容は)倒せなかったし、納得してないんですけど、今の目標は世界で、外人で70kgでいっぱい強い奴がいるんですけど、日本人でKrushのベルト持ってる自分が世界一になるんで応援お願いします」とマイクでアピールした。




第8試合 セミファイナル -65kg Fight 3分3R(延長1R)
×寺崎直樹(Booch Beat/元王者/64.9kg)
○佐々木大蔵(チームドラゴン/65.0kg)
判定0-3 (勝本28-30/芹沢28-30/朝武27-30)

 寺崎は今年1月にNOMANを相手に-65kg王座防衛に失敗して以来の試合。ベルトを失い「気持ちが揺らぎかけた」というが、日本体育協会などが主催する「スポーツ笑顔の教室」で東北の震災被災地の子供たちとふれあい、逆に子供たちに勇気づけられ復帰の後押しになったことをインタビューで明かしていた。
 対する佐々木は-63kgの選手で、今年に入って2連敗。今回は-65kgの元王者の寺崎の相手という好オファーということで対戦を受けたものの、狙うは-63kgのベルト。「ずっとドラゴンの先輩の秀さん(山崎秀晃)が-63kgのベルトを守ってきて、秀さんの次には僕がいるという思いでやってきたので、-63kgのベルトは僕が巻きます」と前日会見で語っていた。



 セコンドにその山崎がついた佐々木は、1R序盤から左ジャブを突きながら回って、右のストレートもヒット。手数は乏しい状況が続くが主導権は握っている。
 2R、序盤に寺崎にロープ際まで詰められるが、打ち合いで左のフックをしっかり当てるのは佐々木のほう。中盤以降、ミドル、ローも絡めつつ、左のジャブ、フックを当て続ける。
 そして3R、佐々木の左のパンチで寺崎の右まぶたが切れると、佐々木の左ジャブのヒットがさらに増え、寺崎の動きが止まったチャンスを逃さず、右のフックを連打してダウンを奪う。ピンチに強い寺崎も打ち合いで右フックを当てて一瞬佐々木の動きを止めるが後が続かず。佐々木は踏みとどまるとパンチだけでなく左ハイ等の蹴りも当て続けて主導権をキープ。文句無しの判定勝ちを果たした。


第7試合 -77kg契約 3分3R
○阿佐美ザウルス(TANG TANG FIGHT CLUB/76.4kg)
×藤田智也(K-1ジムEBISU小比類巻道場/76.4kg)
判定3-0 (豊永30-28/芹沢30-28/朝武30-27)

 阿佐美が左ボディ、左フック、右ハイ、藤田が左膝、右ロー等を当て、均衡状態が崩れなかったが、2R終了間際、前に詰めて来てガードが甘くなった藤田に対し、阿佐美が回ってかわしながら右フックを当ててダウンを奪取。3Rも随所で阿佐美が右のパンチを当てる等しながら藤田の反撃を封じ判定勝ちした。


第6試合 -58kg WILDRUSH League 2015公式戦 3分3R
×小澤海斗(K-1ジムEBISU小比類巻道場/勝ち点8/58.0kg)
○朝久裕貴(朝久道場/勝ち点4→6/57.3kg)
判定0-2 (朝武29-29/和田29-30/豊永29-30)

 6選手が1年かけて王座挑戦権を争うリーグ戦「-58kg WILDRUSH League 2015」も全5試合のうち今回が4試合目と佳境。現在、1位の小澤が勝ち点8、2位の翔也が勝ち点5。KO勝ち3点、判定勝ち・不戦勝2点、ドロー1点というシステムで、今日の結果次第では小澤の優勝が決まるところだったが、足元をすくわれることに。
 1R、両者サウスポーに構え、小澤が右ハイを連打して先手を取るが、朝久兄弟の兄・裕貴がパンチラッシュからの左フックで小澤をぐらつかせる。その後も裕貴が左ミドル、ハイを連打して主導権をキープする。
 2Rも同様に裕貴が蹴りを当て、小澤はロープを背負う時間が長い。後の無い小澤は3R、接近戦での打ち合いに誘うが、裕貴もパンチをお返しし一歩も引かない状態。合間に裕貴は左のローも連打して効かせ、終盤のパンチの打ち合いでは連打を当てて若干優位な状態で試合が終わる。
 結局、ジャッジ2者から評価され裕貴が勝利し、小澤の優勝を阻止すると共に2位に浮上した。小澤はプロ8戦目で初黒星。12月4日のリーグ最終戦で8点の小澤は5点の伊藤と、6点の裕貴は1点の林と対戦する。


第5試合 -58kg WILDRUSH League 2015公式戦 3分3R
×翔也(チームドラゴン/勝ち点5/58.0kg)
○伊藤健人(K-1ジム目黒TEAM TIGER/勝ち点3→5/58.0kg)
判定0-2 (朝武30-30/和田28-30/豊永29-30)

 接近戦で翔也が左ボディ、左右のフック、不意打ちの右ハイ、伊藤が膝蹴りとミドルを当てる展開が続く。2Rに入ると、前に出る翔也の肩に伊藤が両手を置いたまま膝を連打する状態が続く。伊藤は翔也の首に手を回す状態にならないため、ホールディングと芹沢レフェリーはみなさず、3Rに入り一度注意を出すものの、この攻撃を容認する。その評価の差がジャッジの採点にも表れ、ばらつきが生じたが、伊藤が勝利し3位に食い込んできた。
 最終戦で5点の翔也は3点の藤橋と、5点の伊藤は8点の小澤と対戦。もし同点でリーグ戦が終わった場合、(1)KO勝ちの多い方、(2)KO勝利の試合タイムのトータルが短い方が上位となる。今のところ1位で8点の小澤が2KO勝ち(3R40秒と1R1分48秒) 、3位で5点の翔也が1KO勝ち(1R1分56秒)という状態だ。同じく3位で5点の伊藤はKO勝ちが無いため、小澤をKOして3点獲得して小澤に追いついたとしても2位以下で終わる。そのため優勝争いは小澤、裕貴、翔也に絞られたことになり、翔也は藤橋を3R32秒以内にKOすれば今の小澤より上位となる。


第4試合 -58kg WILDRUSH League 2015公式戦 3分3R
×林 京平(JTクラブジム/勝ち点1/58.0kg)
○藤橋 光(シルバーウルフ/勝ち点0→3/58.0kg)
1R 1'14" KO (左ストレート)

 リーグ戦未勝利同士の戦いは、サウスポーの藤橋が左ミドル等を当て続け先手を取った後、左ストレート一発で林をKO。林は担架で運ばれた。林はリーグ戦3度目の1R KO負けで、朝久との最終戦を戦えるかが心配だ。朝久は不戦勝の場合は2点獲得し、8点で1位の小澤に追いつくが、KO勝ちが無いため2位以下が確定する。


第3試合 -55kg Fight 3分3R(延長1R)
○石田圭祐(チームドラゴン/55.0kg)
×朝久泰央(朝久道場/54.7kg)
判定3-0 (30-28/30-28/29-28)

 20歳の石田は戦績15戦11勝(6KO)4敗で、4月のK-1 WORLD GPの-55kgトーナメントのリザーブファイトでは元Bigbang王者の出貝泰佑との接戦を制している。6月のKrushの-55kg王座決定トーナメント一回戦では、優勝者となる堀尾竜司を相手に延長判定2-1の接戦を繰り広げている。
 対する泰央はWILDRUSH -58kgリーグ戦参戦中の裕貴の弟。現在17歳、高校3年生で、1月の後楽園では石田と同門の伊澤波人に延長戦の末に敗れたものの、サウスポーからの多彩な蹴りで苦しめ、観客にインパクトを残した。
 1R、泰央がそのサウスポーからの左ミドルの連打で先手を取るが、終盤になると石田のパンチと左ミドルも当たり出し、2Rに入ると右ローが効き目を発揮し、パンチで泰央が鼻血を出すように。3Rも石田が左右の膝蹴り、左ミドルを効かせつつ、パンチでも泰央を苦しめ完勝。王座挑戦に一歩近づいた。


第2試合 -55kg Fight 3分3R(延長1R)
×kazyosi(シルバーウルフ/55.0kg)
○貴章(Gwinds/KDN/55.0kg)
判定0-3 (28-29/28-29/27-30)

 1R、kazyosiのロー、ミドル、パンチを受ける側に回り続けた貴章だったが、2Rにリーチを生かした右フックでダウンを奪い試合の流れを変えると、以降も右のテンカオと右のパンチを当て続け勝利した。


第1試合 -53kg Fight 3分3R
×亀本勇翔(チームドラゴン/53.0kg)
○武居由樹(POWER OF DREAM/WINDY KICKスーパーフライ級王者/53.0kg)
判定0-3 (29-30/28-30/28-30)

 亀本は20歳、武居は19歳。新設の-53kgで浮上したのは武居だ。サウスポーの蹴りの打ち合いで、左ミドルを起点としつつ、左ロー、左膝、右ボディフック等を効かせ、1R中盤にはロープに詰めての連打でダウン寸前まで追い詰める。途中から亀本のローが効き目を発揮し、武居はステップして回って手数が落ちたものの、亀本に追撃を許さず判定勝ちした。


オープニングファイト第3試合 -63kg Fight 3分3R
○KAZUHIRO(BTC GYM/63.0kg)
×並木義弘(TEAM OJ/62.8kg)
判定3-0 (28-27/28-27/28-26)
※1Rパンチ連打でKAZUHIROに1ダウン、右ストレートで並木に1ダウン

オープニングファイト第2試合 -65kg Fight 3分3R
△ユウキ・旬(FADT/65.0kg)
△野口陽平(87キックフィットネスクラブ/64.8kg)
判定1-0 (30-29/29-29/29-28)

オープニングファイト第1試合 -60kg Fight 3分3R
○飛翔(チームペガサス/59.6kg)
×本村謙太(朝久道場/59.8kg)
判定3-0 (30-27/30-28/30-28)

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