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山崎秀晃、3度目の防衛。-55kg準決勝は堀尾×戸邊、匠×結城に:6.12 後楽園

Krush.55
2015年6月12日(金)後楽園ホール
 昨年11月のK-1でのゲーオ戦で額の陥没と眼窩底骨折の重傷を負った山崎秀晃が復帰戦。4冠王のコロンビア人・カナベラルを迎え、-63kg級王座の3度目の防衛戦を行い、随所で攻撃を当て続け判定勝ちを果たした。-55kg王座決定トーナメント一回戦では戸邊隆馬がKO勝ちし、堀尾竜司、匠、結城将人も苦しみながらも勝利した。
  レポート&写真:井原芳徳


第9試合 メインイベント Krush -63kg級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
○山崎秀晃(チームドラゴン/王者/62.9kg)
×ジョアン・カナベラル [Joan Canaveral] (コロンビア/チーム・アパッチ・フランクフルト/挑戦者、WKA・ISKA(K-1ルール)・WKU・IKBO世界スーパーライト級王者/62.8kg)
判定3-0 (豊永30-29/千葉30-28/勝本30-28)
※山崎が3度目の防衛

 山崎は昨年11月のK-1 WORLD GPの65kgトーナメント一回戦のゲーオ戦以来の試合。防衛戦は昨年6月12日のモハメド・ブールフ戦以来1年ぶりとなる。山崎はゲーオ戦で額の陥没と眼窩底骨折の怪我を負い、顔面に攻撃をもらう練習ができない状態が続いたが、その間に下半身を強化したことでパンチ力が上がったといい、公開練習でも「今までで一番強い山崎秀晃を派手に見せられる」と完全復活に自信を示していた。
 3度目の防衛戦で迎える相手は、4団体の世界王座を持つジョアン・カナベラル。コロンビア出身でドイツ在住の27歳で、公開練習ではゲーオを彷彿とさせる左右のミドルを連打。構えのスイッチもでき、山崎も「あなどれない選手で、Krushも容赦なく強い選手を持ってきたなって感じです」と印象を語っていた。



 試合でもカナベラルはその曲者ぶりを発揮し、距離を取って回って何度も構えをスイッチし山崎をかく乱。山崎はバックスピンキック、バックハンドブローを放つが、距離が遠くかすめる程度。山崎が右ミドルを当てるとカナベラルは腕を振って効いていないとアピールするが、逆に悪印象を残してしまう。
 2R、序盤の打ち合いでカナベラルが左フックをヒット。ダメージは小さく、山崎がリングの真ん中に立ち攻撃をうかがう状態に戻るが、距離が遠い状態が続き、パンチも蹴りも大振りとなり、なかなか当てられない。ラウンド終了ゴング直後に放った左フックが命中し、カナベラルが膝をつくが、ダウンとは認められない。



 3Rも同様で、山崎は攻め切れない状態が続くが、終盤に右ミドル、左の顔面狙いの前蹴りをヒットし好印象を残す。
 結局、はっきりとダメージは与えられないものの、リング中央で戦い、随所で攻撃を当て、主導権を維持した山崎がポイントを重ねて判定勝ちに。復帰戦をクリアはしたものの、メインイベンターとしての期待には応えられず、山崎は不満げな表情だった。
 


◆山崎
[マイクアピール]
11月に怪我してしまい、長期戦線離脱していたんですが、皆さんの声援があって戻って来れました。心が折れそうになりましたが、みなさんに感謝しています。復帰したからには、ゴールデンフィスト、山崎が強い試合を見せたかったんですが、判定勝ちになってしまいましたが、これからも応援してもらえればと思います。ありがとうございました。

[バックステージでのインタビュー]
 勝ったとしても、一つの試合としては0点ですね。あんな試合ではダメですね。(7か月空いたことは?)あんま関係ないですね。
(相手と戦った印象は?)結構活きのいい選手で、穴は結構あったんですけど、力んでしまって。しっかり仕留めたかったですね。まだ100パーセント復活と言えないですね。チケット買ってくださった皆さんに復活という形を見せれたのは良かったですけど、内容としては合格点とは言えないです。
(動きが硬かった?)そうですね。倒しに行ってやろうと力んじゃいましたね。今までやってきた中で体力面は余裕があったんですけど、仕留めるポイントがズレたのかなという。相手も頭ズラして攻撃してくるタイプやったんで、自分とよく似たスタイルやったんかな、と。まだまだでしたね。しっかり練習積んで戻って来たいです。


第8試合 セミファイナル 第4代Krush -55kg級王座決定トーナメント一回戦Aブロック 3分3R(延長1R)
○堀尾竜司(TRY HARD GYM/55.0kg)
×石田圭祐(チームドラゴン/55.0kg)
4R 判定2-1 (千葉10-9/朝武9-10/勝本10-9)
3R 判定1-0 (千葉29-28/朝武29-29/勝本29-29)

 大雅が左拳負傷で返上した-55kg級ベルトを賭けたトーナメントが開幕。今回は一回戦4試合を行い、準決勝、決勝はKrush.56(8月14日(金) 後楽園ホール)で行われる。
 一回戦でも特に実力者同士の争いとなるのは堀尾×石田。両者は13年10月の新宿大会のYOUTH GP 2013 -55kg Tournament一回戦で戦い、石田が左目尻を切り2Rにドクターストップがかかり、今一つすっきりしない決着となっていた。その後お互いに大きく成長し、後楽園のセミという重要なポジションを任された。堀尾のセコンドには同門の元王者・大雅がつく。



 1R、石田が右の顔面狙いの前蹴りやハイをうまく当て、堀尾がバックハンドブローの奇襲を仕掛ければ一気に詰めてパンチラッシュ。ボディと顔面に左膝も連打し、先手を取る。
 2Rに入ると堀尾のバックハンドも命中し、左フックや飛び膝も当たり出し挽回。バッティングで右眉を切られてしまうと、左ハイ、膝蹴りをもらい再び劣勢となるが、中盤までの好印象でポイント獲得か?
 3Rは接近戦が続き、お互い膝、パンチを当てるが、なかなか均衡が崩れず。両者ともスピードもパワーも落ちず、激しい打ち合いが続き、場内は沸きあがる。
 結局判定は1者のみ堀尾につけ、延長に突入。序盤から石田が右ハイをクリーンヒットするが、ひるまず堀尾はパンチの打ち合いを展開。接戦となるが、若干ヒット数で堀尾が上回り判定勝ち。準決勝に駒を進めた。




第7試合 第4代Krush -55kg級王座決定トーナメント一回戦Aブロック 3分3R(延長1R)
○戸邊隆馬(シルバーウルフ/55.0kg)
×隆聖(ドージョー☆シャカリキ/55.0kg)
3R 0'55" KO (右ハイキック)

 1R、しばらく隆聖がスピードのある右のフックを当てていたが、パワー差がある感は否めず、中盤から戸邊が左ミドルを強打すると流れをつかみ、左右のロー、ボディへの左膝を効かせて、終了間際に左ハイでダウンを奪う。



 2Rも戸邊がロー、膝、ボディフックを当て続け、左ボディの連打でスタンディングダウンを奪取。3Rは隆聖もパンチで反撃し、戸邊に鼻血を出させて一矢報いたものの、足のふんばりが効かず、不用意にパンチを振り回して前に出たところで戸邊が右ハイを合わせて、隆聖はうつぶせにダウン。KO宣告と同時にタオルも投入され、戸邊の完勝に終わった。準決勝では1月のK-1で敗れた相手である堀尾と対戦する。


第6試合 第4代Krush -55kg級王座決定トーナメント一回戦Bブロック 3分3R(延長1R)
○匠(チームドラゴン/55.0kg)
×kazyosi(シルバーウルフ/54.8kg)
4R 判定3-0 (10-9/10-9/10-9)
3R 判定0-0 (29-29/29-29/29-29)

 両者は13年8月に-55kg WILDRUSH Leagueで対戦し匠が判定3-0で勝利している。1R、kazyosiがプレッシャーをかけ、左右のミドル、ロー、左ストレートをヒット。匠が消極的なファイトで受けに回り続けてしまう。
 2Rも中盤まで同様の流れだったが、打ち合いで匠が左フックを返すと手ごたえを得たか?そこからパンチの手数を上げて反撃。だがkazyosiの奥足狙いの左ローをもらうとバランスを崩し、印象を悪くする。
 3Rはkazyosiの左ジャブで匠は鼻血を出すが、接近戦で左フックを当ててkazyosiをのけぞらせると、終盤は右フックを何発もヒット。kazyosiはアゴを引いて表情を変えないが、受けに回って印象が悪い。
 結局、3Rに匠がポイント差を埋め延長へ。すると匠ペースが続き、パンチを何発もヒット。kazyosiは中盤までなかなか手が出ず、終盤になってようやく返すようになるが、匠もパンチを当て続け試合終了。匠がヒット数で好印象を残し、激戦を制した。


第5試合 第4代Krush -55kg級王座決定トーナメント一回戦Bブロック 3分3R(延長1R)
○結城将人(チャモアペットムエタイアカデミー/55.0kg)
×貴章(Gwinds/KDN/54.8kg)
判定3-0 (29-28/29-28/30-28)

 両者は12年4月の新宿大会で対戦し、結城が3Rに左フックでダウンを奪って判定勝ちしている。1R、長身の貴章がガードを下げつつ、伸びのある右のストレートやボディを当てて、若干優位に試合を運ぶ。
 2Rは互いになかなか手の出ない状態が続くが、3Rにコーナー付近で打ち合いになると、結城の右をもらった貴章の動きが落ち後退。結城がパンチのラッシュを仕掛け、貴章は前のめりにダウンする。結局これが決め手となり結城が逆転勝ちした。


第4試合 -58kg Fight 3分3R(延長1R)
○大滝裕太(ネクサスジム/57.9kg)
×大岩龍矢(チームドラゴン/57.8kg)
判定3-0 (29-28/29-28/29-27)

 2月の後楽園で武尊の王座に挑戦して判定負けに終わった大滝が再起戦。4月の後楽園で王座挑戦経験者の鈴木雄三を2R KOした大岩と対戦する。
 1Rは大岩がパワーを生かして押し込みながらパンチを当て、右のローやテンカオも当てて先手を取ったが、2Rになると失速。クリンチが増え、大滝の右フックをもらって表情が曇る。3Rも大滝が左ボディからの左フック、左のテンカオを巧く当て、大岩はクリンチを繰り返し減点1。結局この減点が勝敗を分ける形となり、大滝が勝利した。


第3試合 -65kg Fight 3分3R(延長1R)
○中澤 純(ワイルドシーサー群馬/元INNOVATIONウェルター級王者/65.0kg)
×東本央貴(MAD MAX GYM/65.0kg)
3R 1'16" KO (右フック)


第2試合 -60kg Fight 3分3R(延長1R)
○平塚大士(チームドラゴン/59.7kg)
×加藤 港(チャモアペットムエタイアカデミー/60.0kg)
判定3-0 (30-28/30-28/30-27)


第1試合 -63kg Fight 3分3R(延長1R)
○眞暢(TEAM ONE LINK/62.8kg) ※後藤眞暢 改め。所属をtriple-yから変更
×原田ヨシキ(マッハ道場/63.0kg)
判定3-0 (30-29/30-29/30-29)


オープニングファイト第3試合 -63kg Fight 3分3R
○南野卓幸(チームペガサス/62.8kg)
×夢・センチャイジム(センチャイムエタイジム/62.7kg)
判定3-0 (30-27/30-26/30-27)
※1R右フックで夢に1ダウン

オープニングファイト第2試合 -55kg Fight 3分3R
×良輝(晴山塾/55.0kg)
○亀本勇翔(チームドラゴン/54.8kg)
判定0-2 (30-30/29-30/28-30)

オープニングファイト第1試合 -70kg Fight 3分3R
○神保克哉(K-1GYM目黒TEAM TIGER/第4回K-1チャレンジAクラス-70kg優勝/70.0kg)
×小泉 竜(池袋BLUE DOG GYM/69.6kg)
判定3-0 (30-29/30-28/29-28)

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