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牧平圭太が-67kg王座初防衛。卜部功也・渡部太基が勝利:10.5 後楽園

Krush.46
2014年10月5日(日) 後楽園ホール
 4月に-67kg王者となった牧平圭太が初防衛戦。モロッコのアブデラ・エズビリを挑戦者に迎えたが、サウスポーからの蹴りで終始圧倒し完勝。試合後はフィアンセとの入籍を発表した。同級に新たに参戦した渡部太基は2ダウンを喫するも逆転KO勝ち。11月22日のフランスでのカリム・ベノーイ戦を控えた卜部功也は中国の選手に判定勝ちした。
  レポート&写真:井原芳徳


第9試合 メインイベント Krush -67kg級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
○牧平圭太(HALEO TOP TEAM/王者/67.0kg)
×アブデラ・エズビリ(モロッコ/挑戦者、初代王座決定トーナメント準優勝/67.0kg)
判定3-0 (和田29-28/豊永29-28/勝本30-29)
※牧平が初防衛

 牧平は4月の後楽園大会での王座決定戦で山本優弥との延長戦を制し判定勝ち。エズビリは13年1月の初代王座決定トーナメントで名城裕司、山本優弥を下し、決勝では久保優太に敗れるも再延長戦にまで及ぶ接戦を繰り広げている実力者だ。
 8月9日の後楽園大会で挑戦者が発表され、牧平は「エズビリ選手は世界のトップ選手なので楽しみです。エズビリ選手に勝つことで本物のチャンピオンになれると思います」と抱負。大会前のインタビューでは「気持ちも折りますけど、僕の蹴りで(エズビリの)骨も折ります」と豪語していた。



 1R開始すぐ、サウスポーの牧平が左インローを放つが、エズビリにブロックされた後に後方にバランスを崩してしまい応援団をヒヤリとさせるが、エズビリの右の蹴りとパンチのラッシュをしのいで立て直すと、左ハイをお返し。中盤以降は左の奥足狙いのローを主体に、左ミドル、左膝を手数多く当てて主導権を握る。
 2Rも牧平が左のミドル、ローを手数多く当てる展開。左ローから左ハイにつなぐパターンも冴える。エズビリもパンチとミドルを返すが、牧平を苦しめるような当たりは無い。3Rも牧平が執拗に左の蹴りを当て続け、エズビリの足取りが次第にぎこちなくなる。終盤にはハイキックや飛び膝もまとめて試合終了。タフなエズビリを倒せなかったが、危なげなく勝利し初防衛に成功した。



 牧平は「このベルトは憧れている山本優弥さんから取ったベルトなので、絶対守らないといけないと思いました」と話し、さらにセコンドの山内佑太郎、三崎和雄らに感謝の言葉を述べ、「自分のずっと支えになってくれた彼女。僕のメンタルの弱さを鍛えてくれてありがとう。11月23日に入籍をします」と公開プロポーズ。フィアンセをリングに上げて記念撮影した。


第8試合 セミファイナル 61.5kg契約 3分3R(延長1R)
○卜部功也(チームドラゴン/ISKA世界ライト級王者/61.5kg)
×ヤン・グィシャン [Yang Gui Shan](中国/長沙戈鋭搏撃ジム/CFP/59.8kg)
判定3-0 (30-28/30-26/30-26)

 功也は8月の後楽園大会で翔・センチャイジムを左ハイでKO。-60kg級王者・大月晴明への挑戦権は、山本真弘を下した兄・弘嵩に譲る形となったが、11月22日(現地時間)のフランス・マルセイユでのカリム・ベノーイ(元IT'S SHOWTIME -61kg級世界王者)との大一番が用意され、その前の調整試合として今回の試合を志願した。対するヤンは初来日。中国サイカップキックボクシング争霸戦-57kg級と中国岳陽擂台大会-60kgの王座を獲得し、今年に入ってからはムエタイやミャンマー・ラウェイにも挑戦している23歳だ。 

 開始すぐから、功也がサウスポーに構えて右ジャブを突きつつ、左ミドル、左膝蹴り、左ストレートを当て続けて攻勢。2Rも同様の展開で、ロープに詰めて右ハイもヒットさせる。ヤンは-58kg級ぐらいの体型ながら打たれ強く、右ミドルは威力十分で、功也の脇腹が赤く腫れるが、功也はペースを崩すことなく左の蹴りで3Rもヤンを圧倒。なかなかダウンを奪えなかったものの、終了間際に右ハイでダウンを奪ってポイントをさらに突き離し完勝した。
 試合後の功也はKOできなかったことと反省し、ベノーイ戦について「Krushは世界最高峰の舞台だと証明してきたいです」と話し、必勝を誓った。




第7試合 68kg契約 3分3R(延長1R)
○渡部太基(藤原ジム/RISEウェルター級(67.5kg)2位、元WPMF日本ウェルター級王者/68.0kg)
×平山 迅(TEAM JIN/68.0kg)
2R 0'30" KO (パンチ連打)

 渡部はKrushの前身の全日本キックでプロデビューし、Krush出場は2010年1月以来4年9か月ぶり。その後、田中秀弥を破りWPMF日本王座を獲得し、中澤純、小宮由紀博にも勝利している。昨年11月にRISEウェルター級(67.5kg)初代王座決定戦でダニロ・ザノリニに判定負け、今年2月には為房厚志に2R TKO負けと不振だが、古巣に戻り復活を目指す。
 渡部は8月の後楽園大会でリングイン。「67kgのタイトルを獲りにKrushに帰ってきました。67kg級はパッとしないんで、俺が入ってガッツリ盛り上げたいです」と意気込みを語っていた。当初、西川康平と対戦予定だったが、西川の怪我で大会8日前に平山に変更。平山はKrush初参戦。兵庫出身、伝統派空手をベースとし、13戦10勝(3KO)2敗1分の24歳だ。入場曲には恐れ多くも魔裟斗と同じ曲を使い、コスチュームも魔裟斗そっくりだ。



 1R、サウスポーから渡部がローを軽く放って慎重な幕開けだったが、平山はお構いなしで距離を詰め左のフックをヒット。序盤から手ごたえをつかむと、パンチラッシュで渡部を追い詰め、ラウンド終盤に左ストレートでダウンを奪取。コーナーに詰めての連打でもダウンを奪い、最後もパンチの連打で3ダウン寸前まで追い詰める。
 まさかの窮地に立った渡部だが、2R開始すぐ、積極策に出るとこれが成功。平山に打たれる前に先に左ストレートを当ててひるませると、さらに連打をまとめてダウンを奪い返す。平山は立ち上がるもフラフラで、渡部がパンチの連打で2ダウン目を奪ったところで平山が立ち上がれなくなり試合終了。場内は大歓声に包まれたが、コーナーに戻る渡部をセコンドの小林聡氏は軽く張り手をして迎えた。試合後マイクを持った渡部は「これからKrushのベルトを取りたいんで、次は最初から凄い試合をします」と話し、今回の内容を反省しつつも王座への意欲を改めて示した。





第6試合 尾崎圭司ファイナルマッチ -65kg Fight 3分3R(延長1R)
○尾崎圭司(チームドラゴン/65.0kg)
×栗原圭佑(Fighting Kairos/66.6kg)
判定3-0 (28-27/28-26/28-26)

 9月に引退表明した尾崎の引退戦。「自分を変えたい」と相手に名乗り出た栗原だったが、前日計量で1.6kgオーバーしてしまい、ファイトマネー半分没収、減点2、グローブハンデのペナルティが課された。
 試合は右ローの応酬からスタート。両者じっくり削りあう幕開けだったが、1R終盤の足を止めて打ち合う展開で、栗原の右フックが炸裂し尾崎がダウン。2点のハンデが埋まる形となる。



 だが尾崎のダメージは小さく、2Rのローの打ち合いでも次第に優勢に。終盤には愛称の「トルネードスター」通り、バックスピン、バックハンドブローといった回転技も出して観客を沸かせる。3Rも右ローを連打し栗原をぐらつかせ、最後は回転技のオンパレードで終了。攻勢を印象付け、尾崎が有終の美を飾った。
 最後に大歓声を浴びた尾崎は「今まで本当にありがとうございました。Krushで戦って来たことを心より誇りに思っています。これからも格闘技に携わって行きたいと思いますので、尾崎圭司をよろしくお願いします」と話した。引退式は今後の大会で行われる。 




第5試合 Krush -60kg WILDRUSH League 2014公式戦 3分3R
○島野浩太朗(菅原道場/勝ち点8→11/60.0kg)
×北井智大(チームドラゴン/勝ち点5/59.9kg)
1R 0'28" KO
※島野が優勝

 1月4日の後楽園大会からスタートした恒例のリーグ戦は、初戦の大沢文也戦を落としながらも以降は4連勝3KOと快進撃を続けた島野が優勝。「1年間必死でやりました。優勝を予想した人はいなかったと思いますけど、菅原会長が1年間マンツーマンでやってくれてここまで来れました。来年もう一発、勝負があるので、応援よろしくお願いします」と表彰式で話した。島野には-60kg級王座への挑戦権が与えられる。なお、闘士はこのリーグ戦をもって引退すると表明した。


第4試合 Krush -60kg WILDRUSH League 2014公式戦 3分3R
×闘士(池袋BLUE DOG GYM/勝ち点6/60.0kg)
○レオナ・ペタス(バンゲリングベイ・スピリット/勝ち点5→8/60.0kg)
1R 2'21" KO

第3試合 Krush -60kg WILDRUSH League 2014公式戦 3分3R
○大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/勝ち点3→5/60.0kg)
×渡辺 武(Booch Beat/勝ち点1/59.9kg)
判定3-0 (30-28/30-28/30-27)

第2試合 -60kg Fight 3分3R(延長1R)
×中村圭佑(チームドラゴン/60.0kg)
○加藤 港(チャモアペットムエタイアカデミー/60.0kg)
判定0-3 (28-30/29-30/29-30)

第1試合 -55kg Fight 3分3R
○石田圭祐(チームドラゴン/55.0kg)
×隆聖(ドージョー☆シャカリキ/54.7kg)
1R 1'23" KO

オープニングファイト -55kg Fight 3分3R
△飛翔(チームペガサス/54.7kg)
△江川優生(POWER OF DREAM/54.7kg)
判定1-0 (28-28/28-28/29-28)

中継


ニコニコ生放送
GAORA SPORTS 初回放送10/22 (水)18:00~21:00


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